2025年12月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 第2四半期時点で売上・利益は順調に拡大しており、BRO-ZEROを軸としたフロー収益の拡大とストック収益の強化(M&A、サブリース、宿泊運営等)で中期目標(FY2026 経常利益10億円)へ向けて加速する旨を表明。ストックオプションを用いた利益重視のインセンティブ付与で経営コミットを明示。
- 業績ハイライト: 売上高3,033百万円(前年同期比+42.8%:良い)、営業利益440百万円(+31.4%:良い)、経常利益408百万円(+85.7%:良い)、当期純利益260百万円(+80.5%:良い)。第2四半期時点の売上進捗は通期想定の50.6%と順調。
- 戦略の方向性: ①BRO-ZERO(ファイナンススキーム)を軸に商材・提案先拡大、②AIによるリード獲得・収益シミュレーションで営業効率化、③民泊事業(Broom Stay)等の新規事業展開、④M&Aでストック収益強化とリフォーム内製化によるフロー利益増加。
- 注目材料: ①2025年7月31日実施の債権流動化(約21億円)実行、②民泊事業「Broom Stay」事業開始リリース(大阪事例あり。フロー売上計上:約4,158万円、想定ストック売上200〜250万円/月の試算)、③AIシステム(長期空室リスト/収益シミュレーション)9月リリース予定、④セミナー等で新規リード獲得(例:16件、イベントで短期に6件の有効リード獲得)。
- 一言評価: フロー収益が加速しつつストック収益の拡大施策(M&A・サブリース・宿泊運営)を明確に示した成長シナリオ。債権流動化等の資金施策が評価ポイント。
基本情報
- 企業概要: 株式会社ブロードエンタープライズ(東証グロース:4415)。主要事業は賃貸向けインターネット・設備提供とBRO-ZERO等のファイナンススキームを軸とした不動産価値向上サービス、民泊運用・サブリース等(主商材:B-CUBIC/B-CUBIC Next/BRO-LOCK/BRO-ROOM/BRO-WALL)。
- 代表者名: 代表取締役 中西良祐
- 説明会情報: 開催日時:2025年8月7日(資料表題)。説明会形式:–、参加対象:–(資料からは不明。IR資料配布)。
- 説明者: (資料上の主要名)代表取締役 中西良祐、常務取締役 畑江 (発言概要)第2四半期の業績説明、事業トピックス(民泊事業開始、AI開発、債権流動化等)、中期経営計画の進捗と株主還元方針。
- セグメント: 大分類は「ストック売上(B-CUBIC等)」と「フロー売上(BRO-ZERO関連:BRO-ROOM、BRO-WALL、BRO-LOCK 等)」。詳細は製品毎(B-CUBIC / B-CUBIC Next / BRO-LOCK / BRO-ROOM / BRO-WALL / その他)。
業績サマリー
- 主要指標(累計:第2四半期)
- 売上高:3,033百万円(前年同期比 +42.8% → 良い)
- 営業利益:440百万円(前年同期比 +31.4%、営業利益率 = 440/3,033 ≒ 14.5% → 良い)
- 経常利益:408百万円(前年同期比 +85.7% → 良い)
- 当期純利益:260百万円(前年同期比 +80.5% → 良い)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に記載なし)
- 予想との比較
- 会社通期予想(FY2025):売上高 6,000百万円、営業利益 905百万円、経常利益 655百万円、当期純利益 400百万円。
- 第2四半期終了時点の達成率:売上進捗 3,033/6,000 = 50.6%、営業利益 440/905 = 48.6%、経常利益 408/655 = 62.3%、当期純利益 260/400 = 65.0%。概ね順調(目安:通期進捗50%で順調)。
- サプライズ:第2四半期の実績自体は上振れ。債権流動化を当初計画より早めて7月(3Q)に実施した点が会計上の影響を注目点とする(資料では、もし2Qに実施していれば約130百万円の流動化費用が経常利益以下に影響する試算を提示)。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率(売上:50.6%、営業利益:約48.6%、純利益:約65.0%)はおおむね良好。
- 中期経営計画(FY2026 経常利益10億円目標)に向けた進捗:FY2024実績は経常利益5.6億(資料内数値)→ FY2025見込み6.5億→ FY2026目標10億。現状は加速の途上。
- 過去同時期比較:前年同期比で大幅増収増益(売上+42.8%、営業利益+31.4%等)。
- セグメント別状況(累計 第2四半期)
- 売上高合計:3,033百万円(+42.8%)
- ストック売上合計:920百万円(前年同期929百万円、△0.9% → 横ばい)
- B-CUBIC/B-CUBIC Next 合算で推移(累計導入棟数9,725棟へ拡大)
- フロー売上合計:2,112百万円(前年同期1,195百万円、+76.8% → 良い)
- B-CUBIC Next:526百万円(+18.5%)
- BRO-LOCK:213百万円(△31.2%)
- BRO-ROOM:875百万円(+154.3% → 主力成長)
- BRO-WALL:382百万円(新規計上)
- その他:115百万円(+19.7%)
- 工事完了数(累計):B-CUBIC 517棟(やや減少)、BRO-ROOM 254室(増)、BRO-WALL 56棟(新規計上)、BRO-LOCK 93棟(減少)。
業績の背景分析
- 業績概要: BRO-ZEROの不動産・民泊業界への浸透、BRO-ROOM・BRO-WALLの好調な販売が売上・営業利益を牽引。フロー売上の大幅増(+76.8%)が主因。
- 増減要因:
- 増収要因:BRO-ROOM(+155百万円粗利改善)、BRO-WALL(+124百万円)、B-CUBICの粗利増(+66百万円)等による増収・粗利改善の寄与合計 +295百万円。
- 減収要因:BRO-LOCKの粗利減少(△71百万円)。販管費増加(△190百万円)が営業利益の増加幅を圧縮。
- 特別要因:債権流動化の費用計上タイミング(7月実施→費用は3Q計上予定)。資料想定では2Qに流動化していた場合、経常利益以下に約130百万円の影響。
- 競争環境: 市場では空き家増加・賃貸供給増で既存物件の競争激化。民泊市場はインバウンド回復で需要拡大も宿泊施設の供給は横ばい。金融面で民泊開業への融資ハードルが高く、BRO-ZEROのファイナンススキームは差別化要素。
- リスク要因: 債権流動化コスト・資金調達条件、M&Aの実行・統合リスク、AI導入効果の実現確度、マクロ(為替・金利・インバウンド動向)、施工リソースや提携先の獲得状況、会計基準(修正ストック売上の影響)。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- フロー収益強化:BRO-ZEROを中核にBRO-ROOM/BRO-WALL等の販売拡大、販売代理店拡大、マーケティング強化。
- ストック収益強化:M&Aによる宿泊運営会社・インターネット会社の取り込み、子会社によるサブリース事業推進。
- IT投資:AIシステムで長期空室リストと収益シミュレーションを整備し、リード獲得と受注率向上。
- 進行中の施策:
- 民泊事業「Broom Stay」開始・運用(大阪事例)。リフォーム+備品でフロー収入計上、将来の宿泊売上をストック収入として想定。
- AIシステム第二弾:収益シミュレーションを9月リリース予定。運用開始2週間で6件の有効リード獲得の報告あり。
- 自社開催セミナー(民泊関連)で新規リード16件獲得。
- 債権流動化(約21億円)実行による資金・BS改善(自己資本比率向上の試算提示)。
- セグメント別施策:
- フロー(BRO-ROOM/BRO-WALL):販売代理店経由の拡大、リフォームの内製化(M&A)で利幅改善を狙う。
- ストック(B-CUBIC):サブリース・宿泊運営会社の取り込みでストック収益比率を高める。
- 新たな取り組み: 民泊向けのフルサービス(リノベ〜運用〜集客)提供、AIによるターゲティング営業、M&A方針を明確化(設備・不動産運用・内外装工事業界が対象)。
将来予測と見通し
- 業績予想(提示された中期・将来予想)
- FY2025(通期予想):売上 6,000百万円、営業利益 905百万円、経常利益 655百万円、当期純利益 400百万円。
- FY2026(会社提示の計画目標):売上 7,480百万円(※資料表記は74.8億円=7480百万円)、営業利益 1,480百万円(14.8億)、経常利益 1,000百万円(10億円)、当期純利益 600百万円(6億円)——(資料上の単位に注意。スライドは億円表示、要確認)。
- 予想の前提条件:BRO-ZERO等既存商材の拡大、AI・マーケティング投資の効果、M&A実行と統合の成功、インバウンド回復継続等。
- 経営陣の自信度:中期目標達成へ強気な姿勢(ストックオプション付与で経営陣のコミットを表明)。ただし達成条件(例:FY2027までに2期合計経常利益25億円等)には厳格な条件あり。
- 予想修正
- 通期予想の修正有無(この資料時点):通期予想は据え置き(資料内に修正発表はなし)。ただし債権流動化の実施時期変更により会計上の費用計上タイミングが変動。
- 修正がある場合の理由と影響:資料では「もし2Qに流動化していた場合は経常利益以下に約130百万円の影響」との試算を提示(参考情報)。
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期経営計画の要点:3か年で最終年度(FY2026)経常利益10億円を目指す。FY2024〜FY2025の進捗は概ね計画寄りだが、FY2026の大幅拡大が鍵。
- KPI:累計導入棟数(B-CUBIC系)1万棟を目標カウントダウン中(9,725棟へ拡大)、取引管理会社数累計989社(市場未提携数約7,909社→開拓余地大)。
- 達成可能性:フローの大幅成長・M&Aの成否・AI効果が鍵。現時点で進捗は良好だが、FY2026の大幅拡大には外部環境と実行力が重要。
- 予想の信頼性: 会社は過去実績を踏まえた計画を提示。将来見通しは不確実性を含む旨の注記あり。
- マクロ経済の影響: 訪日外国人(インバウンド)動向、住宅供給・空き家動向、金融環境(金利・融資姿勢)、建築資材・人件費等が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 税引後当期純利益5億円達成で配当性向20%での実施を予定(方針)。中長期で配当実施を想定。
- 配当実績・予想:
- FY2026予想(提示):税引後当期純利益6億円を想定し、1株当たり配当予想は16円35銭(※2024/12/31時点発行済株式数6,115,500株で計算した想定値。あくまで予想)。
- FY2025の確定配当は未決定(資料上は「予想としての計算」であり、決議済みではない)。
- 株主優待: 継続実施。保有株式数に応じてオリジナルQUOカード等(保有1年以上の継続保有を条件)。
- 特別配当: なし(資料に言及なし)。
- その他還元策: 株主優待継続、自社IR(YouTube等)活用、将来的な自社株買い等の記載はなし。
製品やサービス
- 主要製品/サービス:
- B-CUBIC / B-CUBIC Next:ストック収入源のインターネット設備等(累計導入棟数約9,725棟)。
- BRO-ZERO(ファイナンススキーム):初期導入費用実質ゼロでリフォーム等を行うスキーム(主軸)。
- BRO-ROOM:宿泊向け(民泊)向け商品。第2四半期で大幅成長(売上875百万円)。
- BRO-WALL:外装・改修系商品(第2四半期で382百万円計上)。
- BRO-LOCK:集合住宅向け施工(第2四半期で減少)。
- 新製品/新サービス: 民泊ブランド「Broom Stay」(シリーズ事業)を開始。大阪テナントビルワンフロア事例ではリノベ費用等を自社計上(フロー売上 4,158万円を計上)、民泊運用開始後の想定ストック(民泊売上)200〜250万円/月の試算あり。
- 協業・提携: 不動産管理会社・販売代理店との提携拡大(取引管理会社累計989社、販売代理店累計178社)でチャネル拡大。
- 成長ドライバー: BRO-ZEROスキームの市場拡大、民泊需要の取込み、AIによるターゲティングと収益シミュレーションでの営業効率化、M&Aによるストック収益確保。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢(資料から読み取れる点): 成長施策(民泊/AI/M&A/債権流動化)について前向きかつ具体的に説明。利益重視の経営スタンスを明確化(ストックオプション付与)。
- 未回答事項: 財務面の詳細(債権流動化の費用内訳、M&A予算・ターゲット候補の詳細、FY2026の単年度計画の明細等)は資料では限定的のため要確認。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜強気。売上・利益の進捗を強調し、中期目標(経常利益10億)達成へ向けた実行策を列挙。ストックオプションで経営のコミットを示す点は強気。
- 表現の変化: 前回資料との直接比較は不可だが、本資料は成長施策(民泊、AI、M&A)に多くのページを割き、攻めの姿勢を強調。
- 重視している話題: フロー収益の拡大(BRO-ZERO系製品)、ストック収益の将来強化(M&A、サブリース、宿泊運営)、資金施策(債権流動化)。
- 回避している話題: Q&A相当の突っ込んだ財務リスクや、M&Aの具体的ターゲット・条件の開示は限定的。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 第2四半期で大幅増収増益(売上+42.8% 等)。
- フロー売上の急拡大(BRO-ROOM/BRO-WALLが寄与)。
- AI・セミナー等マーケティング施策でのリード獲得効果の報告。
- 債権流動化実行により資金調達・BS改善を図れる点。
- 中期目標が明確(経常利益10億、FY2026)で経営のコミットが見える。
- ネガティブ要因:
- フロー寄与増加に伴う収益変動リスク(一次性の計上や施工遅延等)。
- BRO-LOCKの減速や販管費増が営業増益を圧迫。
- M&Aや新事業(民泊)の実行・統合リスク。
- 債権流動化の費用計上タイミングやコストが利益に影響。
- 不確実性:
- インバウンド回復の継続性、建設資材・人件費の動向、金融市場の変化(借入コスト)。
- AIシステムの実運用効果(受注率向上やリード品質)。
- M&Aの実現・効果。
- 注目すべきカタリスト:
- AI収益シミュレーションの9月リリースとその効果(リード量・受注率)。
- 民泊「Broom Stay」の運用開始と実績(収益化の進捗)。
- 債権流動化の会計影響(実施済み:7月31日)および今後の資金施策。
- M&A発表やサブリース事業の拡大動向。
- FY2026の四半期推移・中期計画KPI達成状況。
重要な注記
- 会計方針: 2021年以前の契約に係る「修正ストック売上」(新収益認識基準の影響)により一部ストック売上が減少。ストック売上は新規契約増分と修正分の相殺で一定推移との説明あり。
- リスク要因: 資金調達・債権流動化コスト、M&Aの実行・統合、マクロ(観光需要・住宅市場)変動等を注記。
- その他: 本資料に含まれる将来見通しは不確実性を含む旨の免責が明記。詳細はIRサイトの補足資料参照。
(不明な項目は「–」と記載しています。追加の詳細資料や質疑録があれば、さらに精緻な数値検証・リスク評価を提供できます。)
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企業情報
| 銘柄コード | 4415 |
| 企業名 | ブロードエンタープライズ |
| URL | https://www.broad-e.co.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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