2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期・中間)からの修正は無し。第1四半期業績は市場想定との比較は明記なしだが、通期に対する進捗は売上はほぼ計画ペース、利益は大きく遅れ(上振れ/下振れの表記は会社から無し)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比4.5%減、営業利益は同51.8%減で減益幅が大きい)。
  • 注目すべき変化:営業利益・経常利益・四半期純利益がいずれも約半分に低下(営業利益145百万円:前年同期301百万円、▲51.8%)。特に検査機事業でセグメント損失が拡大している点が重要。
  • 今後の見通し:会社は第2四半期(売上は9月に集中すると想定)および通期予想を据え置き。第1四半期の利益進捗が遅れているため、第2四半期での受注→売上変換と費用管理が鍵。
  • 投資家への示唆:財務は自己資本比率が高く安全性は良好(86.5%、安定水準)。ただし利益面の進捗が遅れているため、受注残高の売上化(特に検査機・オプティクスの回復)と第2四半期の実績を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ニレコ
    • 主要事業分野:画像処理・センシング・光学を中核とした装置・部品の開発・製造・販売(制御機器事業、検査機事業、オプティクス事業、その他)
    • 代表者名:代表取締役社長 中杉 真一
    • 上場取引所・コード:東証 6863
    • URL:https://www.nireco.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月8日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)
    • 決算説明会:無し(決算補足説明資料は作成有)
  • セグメント:
    • 制御機器事業:産業向け制御機器、鉄鋼や機能性フィルム向け装置等
    • 検査機事業:無地検査装置、食品検査装置等
    • オプティクス事業:光学部品、レーザ装置等
    • その他:機械部品製作、電子機器組立など
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:7,750,159株(自己株式含む)
    • 期末自己株式数:344,477株
    • 期中平均株式数(四半期累計):7,409,302株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • IRイベント:決算説明会は無し。決算補足説明資料は同社HP掲載予定。

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期・中間を公表、当第1四半期は予想値の提示無し)
    • 売上高:2,283百万円(前年同期比▲4.5%)。通期予想11,000百万円に対する進捗率 = 2,283 / 11,000 = 20.8%。
    • 営業利益:145百万円(前年同期比▲51.8%)。通期予想1,850百万円に対する進捗率 = 145 / 1,850 = 7.8%。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:105.6百万円(前年同期比▲48.9%)。通期予想1,390百万円に対する進捗率 = 105.6 / 1,390 = 7.6%。
  • サプライズの要因:
    • 売上はセグメントにより差があり、制御機器は増収(+7.1%)だったが、検査機(▲16.9%)とオプティクス(▲17.4%)の落ち込みで全体は減収。
    • 営業利益悪化は主に検査機事業の販売の谷間による売上減と、オプティクスでレーザ装置の売上一巡が影響。
  • 通期への影響:
    • 会社は第1四半期時点で通期・中間の業績予想を修正せず。第1四半期の利益進捗は遅れているため、第2四半期(同社は9月に売上集中を見込む)が重要。進捗回復がなければ通期達成はリスクとなる可能性あり。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 損益(第1四半期累計):
    • 売上高:2,283百万円(▲4.5%)
    • 売上原価:1,473百万円(前期比略)
    • 売上総利益:810百万円
    • 販管費:665百万円
    • 営業利益:145百万円(▲51.8%)、営業利益率 6.36%(前年同期 12.62%)
    • 経常利益:178百万円(▲50.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:105.6百万円(▲48.9%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):14.26円(前年同期28.04円、▲49.1%)
  • 財政状態(当第1四半期末:2025年6月30日)
    • 総資産:18,677百万円(前期末比▲675百万円)
    • 純資産:16,247百万円(前期末比▲425百万円)
    • 自己資本比率:86.5%(安定水準。前期 85.7%)
    • 現金及び預金:4,557.8百万円(前期末 4,815.2百万円、減少)
    • 受取手形・売掛金・契約資産:3,253.6百万円(減少)
    • 棚卸資産合計(商品・仕掛・原材料等):約4,096百万円(商品1,601.9 + 仕掛1,439.9 + 原材料1,054.5)
    • 負債合計:2,429百万円(前期末比▲250百万円)
    • 有利子負債(参考):短期・長期借入金合計 約127.8百万円(短期14.0、長期113.9)→レバレッジは低い
  • 収益性指標(第1四半期を年率換算した目安)
    • ROE(年率換算目安):約2.6%(簡易年率化による推計、目安として8%未満)
    • ROA(年率換算目安):約2.2%(目安として5%未満)
    • 営業利益率:6.36%(前年同期 12.62%。業種水準は分野によるが低下は顕著)
  • 進捗率分析(通期目標に対する第1四半期実績)
    • 売上高進捗率:20.8%(通期11,000百万円に対して)
    • 営業利益進捗率:7.8%(通期1,850百万円に対して)
    • 純利益進捗率:7.6%(通期1,390百万円に対して)
    • コメント:売上の進捗自体は通期に対して概ね標準~やや前倒しだが、利益進捗が大きく遅れている。第2四半期での利益回復が必要。
  • キャッシュフロー:
    • 第1四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。したがって営業CF・投資CF・財務CFの詳細数字は無し。
    • 現金同等物残高は4,557.8百万円(前期末から減少、支払配当等が影響)。
    • 減価償却費(第1四半期):59,729千円
    • 営業CF/純利益比率:–(CF未作成のため算出不可)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 86.5%(安定水準)
    • 流動負債 1,705百万円に対し流動資産 12,651百万円 → 流動比率良好
    • 有利子負債小さいため負債比率は低位
  • セグメント別(第1四半期、百万円・前年同期比)
    • 制御機器事業:売上 1,281百万円(+7.1%)/セグメント利益 237百万円(▲5.9%)/受注残高 2,880百万円(前期末比+6.5%)
    • 検査機事業:売上 309百万円(▲16.9%)/セグメント損失▲83百万円(前年は▲41百万円)/受注残高 726百万円(前期末比+22.3%)
    • オプティクス事業:売上 592百万円(▲17.4%)/セグメント利益 170百万円(▲36.1%)/受注残高 1,701百万円(前期末比▲3.8%)
    • 受注残高合計:5,462百万円(前期末比+5.8%)
  • 四半期推移(QoQ):第1四半期単独の前四半期比較データは開示なし。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益・特別損失:該当事項なし(決算短信に特別損益の計上は記載無し)。
  • 一時的要因の影響:特別損益による業績変動は特記なし。業績悪化は事業収益(売上構成・販売の谷間等)によるもの。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2025年3月期(実績):第2四半期末 24.00円、期末 71.00円、年間合計 95.00円
    • 2026年3月期(予想):第2四半期(中間) 35.00円、期末 50.00円、年間合計 85.00円
    • 直近で公表されている配当予想からの修正:無し
  • 配当性向・利回り:配当性向の記載は資料に無し。配当利回りは株価に依存するため資料内記載は無し。
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の追加施策の記載無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:当第1四半期の明示的な設備投資額は記載無し。貸借対照表上の建設仮勘定 6,447千円あり。
  • 減価償却費:59,729千円(第1四半期)
  • 研究開発費:個別のR&D費用は決算短信抜粋には記載無し(–)。

受注・在庫状況

  • 受注状況:
    • 受注残高:5,462百万円(前期末比+5.8%)
    • セグメント別受注残高:制御機器2,880(+6.5%)、検査機726(+22.3%)、オプティクス1,701(▲3.8%)
    • コメント:受注残高は増加しており、売上化の鍵は受注のタイミング(第2四半期に集中見込みの案件がある)。
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品+仕掛品+原材料):合計約4,096百万円(前期比で内訳増減あり:商品の増加、原材料の減少等)

セグメント別情報(要点)

  • 制御機器事業:売上増(+7.1%)だが利益は微減。鉄鋼向けや一部分野で設備投資回復が寄与。受注は高水準。
  • 検査機事業:販売の谷間で売上・利益減、期初の受注残低水準が影響。受注は回復基調で受注残は増加。
  • オプティクス事業:光学部品は堅調だがレーザ装置の売上一巡で前年同期比減収減益。受注は光学部品中心に堅調だがレーザ装置の受注が先送り。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:決算短信抜粋内に詳細な中期計画数値は記載無し。事業方針として「画像処理・センシング・光学技術の強化」「グループ内シナジー強化」を継続。
  • KPI達成状況:該当数値の開示無し(–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:半導体、電子部品、鉄鋼、化学、食品等の設備投資は業種により強弱あるが回復基調。米国の通商政策等による下振れリスクを会社も言及。
  • 競合比較:決算短信抜粋では同業比較は無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 第2四半期(累計)予想:売上 5,200百万円(+5.9%)、営業利益 770百万円(▲2.3%)
    • 通期予想:売上 11,000百万円(+2.3%)、営業利益 1,850百万円(▲3.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,390百万円(▲11.0%)
    • 直近公表の業績予想からの修正:無し(会社は第1四半期の進捗遅れを認めつつ、9月集中の売上見込みと受注残を根拠に据え置き)
  • 予想の信頼性:第1四半期の利益進捗が鈍い点はリスク要因。会社側は第2四半期の売上集中を説明しており、9月の実績で信頼性が確認されるかが焦点。
  • 主なリスク要因:米国の通商政策等の外部要因、半導体・電子機器分野の設備投資動向、製品別の受注集中タイミング(売上化遅延)、原材料・為替変動等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用は通期見積実効税率による按分等、詳細は添付資料参照)
  • 監査:当第1四半期に対する公認会計士・監査法人によるレビューは無し(注記あり)
  • その他:決算補足説明資料は同社ホームページに掲載予定

(注)資料に記載のない項目は「–」としています。この記事は投資助言を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6863
企業名 ニレコ
URL http://www.nireco.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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