2026年5月期第1四半期決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: AIを起点とした「共同開発型(JI)コンサルティング」とプロダクト化(AIエージェント/クラウド)で、コンサル事業の高収益性を維持しつつ非連続成長を目指す。人材投資(報酬引上げ、RS導入)と共同開発による外販を加速する。
- 業績ハイライト: 26年5月期1Qは売上高26.6億円(YoY +54.6%)、営業利益9.7億円(営業利益率36.7%、YoY +60.2%)で四半期ベースの過去最高額を更新。
- 戦略の方向性: JI比率の拡大(1Q:52%)、AI関連売上比率の拡大(1Q:41%)を軸に、AIエージェント(グロービングくん)、AI議事録エージェント、スペンドインテリジェンス等を共同開発→横展開しストック化を図る。海外展開・方法論(動的平衡マネジメント)発信も推進。
- 注目材料: 通期業績予想(10/15修正)で営業利益を6.0%、当期純利益を12.9%上方修正。JI型共同開発の進捗でプロダクト化・外販フェーズへ移行(特定顧客で試用開始/一部部門でのリリース予定)。
- 一言評価: AI共同開発を中心に「高成長×高利益率」を示した決算で、プロダクト化の実行と外販化が次の評価ポイント。
基本情報
- 企業概要: グロービング株式会社(Globe-ing Inc.)、主な事業:従来型コンサルティング、Joint Initiative(ハンズオン)コンサルティング、AIエージェント/クラウドプロダクト事業(AIを軸にコンサルノウハウをプロダクト化)。
- 代表者名: 代表取締役社長 田中耕平(資料掲載)。
- 証券コード/市場: 東証グロース(証券コード: 277A)
- 説明会情報: 開催日時 2025年10月15日、形式:オンライン(決算説明会スライドと併せたIR活動)、参加対象:機関投資家・アナリスト・個人投資家等。
- 説明者: 主に代表取締役社長(CEO)がスピーカー。発言概要:1Q業績の好調、通期見直し、AI/JI戦略とプロダクト化・人材戦略の詳細説明。
- セグメント: 明確な数値別セグメント表は非掲載。事業区分としては
- 従来型コンサルティング(戦略/構想)
- JI型(Joint Initiative)コンサルティング(ハンズオン/出向等)
- AIエージェント/クラウドプロダクト事業(グロービングくん、AI議事コン、Octagon 等)
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円または注記)
- 売上高: 2,660 百万円(26.6億円)、前年同期比 +54.6%(良い:高成長)
- 営業利益: 977 百万円(9.7億円)、前年同期比 +60.2%、営業利益率 36.7%(良い:高収益率)
- 経常利益: –(明示なし。—)
- 純利益(親会社株主に帰属): 679 百万円(6.79億円)、前年同期比 +70.2%(良い)
- 1株当たり利益(EPS): 約 23.6円(計算値:679百万円 ÷ 発行済株式数28,728,000株、前年同期は約13.9円)、前年同期比 約 +70%(参考・概算)
- 予想との比較
- 会社予想に対する達成率(通期修正後)
- 通期売上予想 11,555 百万円に対する進捗:2,660 / 11,555 = 23.0%(四半期比:やや低めだが季節変動あり)
- 通期営業利益予想 3,750 百万円に対する進捗:977 / 3,750 = 26.1%(やや早い進捗)
- 通期当期純利益予想 2,557 百万円に対する進捗:679 / 2,557 = 26.5%(やや早い進捗)
- サプライズの有無: 通期で営業利益・当期純利益を上方修正(10/15)。Q1の高い利益率・利益額が寄与しておりポジティブサプライズ。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗(上記):売上は四半期比でやや下回るが、利益は通期想定に対して先行。
- 中期経営計画(数値目標)は公表の成長イメージを提示(AI/クラウドの拡大で中長期的に非連続成長目標)。進捗は「JI比率上昇」「AI関連売上の急拡大」で良好との言及。
- 過去同時期比較: YoY売上+54.6%、営業利益+60.2%と大幅改善。
- セグメント別状況(入手可能な主要KPI)
- Joint Initiative(JI)売上比率: 52%(26年5月期1Q、実額 13.8億円) — 売上の主柱化(良い)
- AI関連売上比率: 41%(26年5月期1Q、実額 10.8億円) — 収益構成の柱化(良い)
- その他の細かいセグメント別売上・利益は開示なし(–)
業績の背景分析
- 業績概要: DX/AI需要堅調の追い風の下、AI事業を軸とした共同開発型JIコンサル案件の拡大で売上スパイク(資料では売上スパイク約2.5億円、利益影響約1.1億円)を計上し、高利益率化を実現。
- 増減要因:
- 増収の主要因: JI型案件の増加、AI関連プロジェクトの受注拡大、既存顧客の長期案件拡大。
- 増益の主要因: 高マージンのプロジェクト構成(AIエンジニアとコンサルの共同アサイン)、R&D費用が共同開発により販管費に計上・抑制されたこと、税負担の軽減(留保金課税の影響除外)。
- コスト構造: 売上総利益率は70.7%→67.2%へ低下したが(単価構成の変化等)、販管費率低下で営業利益率は上昇。
- 競争環境: 大手総合系/デジタルファームとの競合想定。差別化要因は「コンサルノウハウのAI化(プロダクト化)」「ハンズオンでの実行支援(JI)」。
- リスク要因: プロダクト化・外販の早期実現性、特定顧客への依存度、優秀人材の採用・リテンション、共同開発先でのPoC→量産化・外販化の実行リスク、マクロ(景気・企業投資)・為替等(資料では為替等の前提は特記なし)。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- JI型へ事業をシフトし収益の柱化(高単価・高利益を維持)。
- コンサルノウハウをAIエージェント(グロービングくん等)・クラウド(Octagon)へ実装し、プロダクト化→外販でストック収益化。
- 人材投資(給与引上げ、RS導入、育成プログラム)で優秀層採用・定着を図る。
- 「動的平衡マネジメント」を起点とした方法論発信とコンソーシアムによるネットワーク強化。
- 進行中の施策:
- 共同開発プロジェクト(例:超大手電機の調達子会社とのスペンドインテリジェンス):要件定義完了、基本設計・開発→共同開発先へのリリース予定。限定ユーザーで試用開始→段階的に部門内展開予定。
- AI議事コン:限定メンバーで利用開始、10月に1部門でリリース→年度内複数部門へ拡大予定。
- 採用・報酬施策:25年12月以降 平均3.4%の給与アップ、ハイパフォーマーは30–40%昇給例、RS導入。
- セグメント別施策:
- コンサル事業(JI):ハンズオン支援強化、実行/オペレーション領域への展開。
- AI/クラウド事業:共同開発→プロダクト化→横展開・外販(ストック化)を推進。
- 新たな取り組み: 動的平衡マネジメントの刊行、経営合宿、コンソーシアム案による次世代経営者育成と顧客ネットワーク拡大。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期・10/15修正)
- 次期(2026年5月期)通期予想(修正後)
- 売上高: 11,555 百万円(11.555億円)、対前期比 +40.0%
- 営業利益: 3,750 百万円、対前期比 +33.9%
- 営業利益率: 32.5%(前年33.9%→-1.5pt)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,557 百万円、対前期比 +44.6%
- 当期純利益率: 22.1%(+0.7pt)
- 予想の前提条件: AI共同開発の進捗と外販化、既存案件の継続受注、留保金課税の影響剥落等。ただし資料上の為替・マクロ前提は詳細開示なし(–)。
- 経営陣の自信度: Q1の高利益達成を受けた上方修正・積極施策の開示から概ね強気〜中立のトーン。
- 予想修正
- 通期売上は据え置き(11,555百万円)、営業利益は期初予想3,539→修正3,750百万円(+6.0%)、当期純利益は2,265→2,557百万円(+12.9%)に上方修正。
- 修正の主要ドライバー:Q1の高収益(高利益率案件)と共同開発による利益寄与、R&D投資配分の考え方等。
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期イメージではAI/クラウド事業の急拡大で非連続成長を目指す(スライド上でFY26以降にAI事業比率拡大を想定)。
- 主要KPI進捗:調整後コンサルタント数 194名、JI売上比率 52%、AI関連売上比率 41%(1Q時点)。
- 予想の信頼性: Q1で高い進捗を示しており、短期的には予想修正の根拠(受注・案件進捗)が示されている。中長期はプロダクトの外販実績が鍵となるため不確定要素あり(実行リスクに注意)。
- マクロ経済の影響: 企業投資環境や景気、労働需給、規制等が影響。為替などの定量前提は不明(–)。
配当と株主還元
- 配当方針: 株主還元の重要性を認識し、市場環境や株価動向を踏まえて今後検討すると明示。現時点で具体的配当金額や実施時期は未定(–)。
- 配当実績: 中間配当・期末配当・年間配当の今回公表なし(–)。
- 特別配当: なし(明示なし)。
- その他株主還元: 自社株取得の可能性、M&Aや役職員向け株式報酬のための自己株式取得の検討を示唆。RS(譲渡制限付株式)を導入済みで従業員インセンティブを強化。
製品やサービス
- 主要製品・サービス
- AIエージェント(グロービングくん): 戦略/企画立案支援を想定、思考支援・作業自動化で工数削減を狙う。
- AI議事録/会議高度化エージェント(AI議事コン): 会議の効率化・議事録自動化→一部顧客で限定利用→部門展開予定。
- スペンドインテリジェンススイート: 調達コスト最適化向けプロダクト(超大手電機関連の共同開発で進行)。
- Octagon(Cloud Product): データ抽出・データドリブンの業務推進基盤。
- 協業・提携: 大手電機グループ等との共同開発が進行中(要件定義、基本設計、限定試用→リリース段階)。
- 成長ドライバー: JI型案件拡大、共同開発プロダクトの横展開/外販、AI関連売上比率の拡大、人的資本強化。
Q&Aハイライト
- 投資家との議題(資料記載の対話テーマ):
- 中長期の成長イメージ、営業利益率持続性、コンサルタント採用の継続性、顧客ポートフォリオ、JI型の優位性、AI事業の進捗、キャッシュアロケーション等。
- 注目の質問と回答(詳細記載なしのため要約):
- 「高利益率の持続性」「AIプロダクトの外販進捗」「人材採用施策の実効性」が主な関心事項。経営は積極施策で対応する姿勢を示す。
- 未回答事項/不足情報:
- セグメント別の詳細な売上・利益(プロダクト別外販収益)、R&D投資の金額内訳、配当・自社株買いの具体数値、海外展開の時期詳細などは未提示(–)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 強気寄り〜中立。Q1の高成績を受け、通期利益の上方修正や積極投資(人材・共同開発)を打ち出している。
- 表現の変化: 前回までの「成長イメージ提示」から、今回「共同開発→プロダクト化→外販」という実行フェーズへの移行を明確化している点が目立つ。
- 重視している話題: AI共同開発の実務的進捗、JI化による顧客定着、人材報酬・育成、プロダクトの市場化。
- 回避している話題: 細かな会計前提(為替等)、個別プロダクトの詳細収益予測、配当具体化。
- ポジティブ要因:
- 高い売上成長率(+54.6% YoY)と高収益性(営業利益率36.7%)。
- JI比率52%、AI関連売上比率41%により事業構造が高付加価値化。
- 通期利益上方修正(営業利益・当期純利益)。
- 財務面:自己資本比率77.7%、ROE 48.2%(高収益の表れ)。
- 共同開発→プロダクト化の明確なGTM(外販でストック化の狙い)。
- ネガティブ要因/リスク:
- プロダクト外販の実行リスク(PoC→横展開の成否)。
- 収益の一部が特定大口顧客・大型案件に依存する可能性。
- 人材確保コスト増(報酬引上げ)と将来の採用競争。
- 開発投資(R&D)拡大に伴う短期的なキャッシュ負担。
- 競合(大手コンサル/デジタルファーム)の追随。
- 不確実性:
- 市場受容度(顧客企業の導入速度)、プロダクトのPMF実現時期、海外展開の速度。
- 注目すべきカタリスト:
- 各プロダクト(AI議事コン、スペンドインテリジェンス等)の正式リリースと外販初の有償契約(顧客拡大)。
- 次四半期以降の受注・売上進捗、通期進捗の変化。
- M&Aや大口顧客との長期契約締結、R&D投資の発表。
- 自社株取得や配当方針の具体化。
重要な注記
- 会計方針: 資料上、特段の会計方針変更の明示なし(–)。
- リスク要因: 資料で明示された留意点として、共同開発の実行リスク、採用費用・報酬制度の強化に伴う人件費動向等。
- その他: 主要株主の持分整理(2025年8月に大株主の持分売却で留保金課税の影響が剥がれた旨の言及あり)。26年5月期1Qは現金及び現金同等物が前期比で減少(増減額 -1,767 百万円)がある点に留意。
(注)
- 未記載項目は「–」としています。
- 数値は資料に基づく。EPS等一部は簡易計算により概算値を示しています。
- 本文は情報整理を目的とした要約であり、投資助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 277A |
| 企業名 | グロービング |
| URL | https://globe-ing.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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