2025年12月期 第3四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: BRO-ZEROを軸にBRO-ROOM/BRO-WALLのフロー売上拡大を優先しつつ、AI・M&A・地方連携で成長とストック売上拡大を両立する方針。資金調達(Funds)や有償ストックオプションで組織・資本面の強化を図る。
  • 業績ハイライト: 売上高4,715百万円(前年同期比+50.0%:非常に好調)、営業利益650百万円(+46.1%:好調)、経常利益469百万円(+46.4%)、当期純利益289百万円(+38.7%)。通期計画に対する売上進捗は78.6%(概ね順調)。
  • 戦略の方向性: BRO-ZEROの債権流動化スキームを活用した「初期導入費用ゼロ」提案でフロー拡大→M&Aでリフォーム・宿泊運営等を取り込みフロー/ストック両面の利益率改善を目指す。AIによるリード獲得・収益シミュレーション導入で受注効率化。
  • 注目材料: ①Fundsで1億円調達(募集開始即日満額)、②第2回有償ストックオプション発行(業績・株価条件で行使)、③収益シミュレーション等のAIシステム運用開始(11月運用開始見込み)、④分譲マンション向けBRO-WALL提供開始。これらは成長のカタリスト。
  • 一言評価: BRO-ZEROベースのフロー拡大が実績に直結しており、成長筋は明確。ただし債権流動化依存による資金コスト・債権回収リスクと有利子負債増が注意点。

基本情報

  • 企業概要: 株式会社ブロードエンタープライズ(証券コード:4415)
    • 主要事業分野: マンション向け無料インターネット提供(B-CUBIC)、IoTインターフォン(BRO-LOCK)、内装リノベーション(BRO-ROOM)・大規模修繕(BRO-WALL)のファイナンス提供、宿泊/サブリース関連事業等。
    • 代表者名: 中西 良祐(代表取締役社長)
  • 説明者: 代表取締役社長 中西 良祐(プレゼンの主唱)ほか(常務取締役 畑江・IR担当が情報発信)。発言概要は上記「経営陣のメッセージ」に準拠。
  • 報告期間: 2025年12月期 第3四半期(累計3Q、資料日付 2025年11月10日)
  • セグメント: 事業は製品ベースで示され、主な「セグメント的」区分は以下(社内資料ベース)
    • ストック売上: B-CUBIC(入居者無料Wi‑Fi)
    • フロー売上: B-CUBIC Next、BRO-LOCK、BRO-ROOM、BRO-WALL、その他(サブリース・宿泊運営はストック化予定)

業績サマリー

  • 主要指標(累計3Q、単位:百万円、前年同期比は必ず%)
    • 営業収益(売上高): 4,715 百万円、前年同期比 +50.0%(非常に良好)
    • 営業利益: 650 百万円、前年同期比 +46.1%(良好)
    • 営業利益率: 650 / 4,715 = 13.8%(良好な水準)
    • 経常利益: 469 百万円、前年同期比 +46.4%(良好)
    • 純利益(当期純利益): 289 百万円、前年同期比 +38.7%(良好)
    • 1株当たり利益(EPS): –(資料未提示)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率(累計3Q → 通期会社予想)
    • 売上高: 4,715 / 6,000 = 78.6%(進捗:高め→良)
    • 営業利益: 650 / 905 = 71.8%(進捗:概ね順調)
    • 経常利益: 469 / 655 = 71.6%(進捗:概ね順調)
    • 当期純利益: 289 / 400 = 72.3%(進捗:概ね順調)
    • サプライズの有無: 売上・利益ともに前年同期比で大幅増(+50%等)でポジティブサプライズ相当。特記事項として7月に実施した債権流動化費用を3Q計上。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率は上記(売上78.6%等)。前年同期比を上回る進捗で推移。
    • 中期経営計画(3か年)に対する達成率(FY2024実績→計画比較): FY2024 売上実績46.9億円は計画48.0億円に対し97.9%達成、営業利益7.3億円は計画7.8億円に対し93.7%達成、経常利益は112.8%達成(中期計画の初期フェーズは概ね順調)。
    • 過去同時期(3Q)との進捗比較: FY2025はFY2024比で大きく上回る進捗。
  • セグメント別状況(累計3Q、単位:百万円)
    • ストック売上合計(B-CUBIC含む): 1,384 百万円、前年同期比 △0.7%(横ばい) → ストックは安定だが伸び悩み。
    • フロー売上合計: 3,331 百万円、前年同期比 +90.5%(大幅増) → BRO-ROOM/BRO-WALL拡大が牽引。内訳:
    • B-CUBIC Next: 779 百万円、+21.1%(増)
    • BRO-LOCK: 277 百万円、△28.9%(減)
    • BRO-ROOM: 1,579 百万円、+175.3%(大幅増)
    • BRO-WALL: 525 百万円(新規計上)
    • その他: 168 百万円、+19.7%
    • 工事完了数(累計3Q): B-CUBIC導入棟 800棟(累計10,008棟到達・1万棟突破)、BRO-LOCK 124棟、BRO-ROOM 390室、BRO-WALL 80棟。良好な導入ペース。

業績の背景分析

  • 業績概要: フロー売上(特にBRO-ROOMと新規BRO-WALL)が業績の拡大を牽引。BRO-ZERO(初期費用ゼロのファイナンス)を通じた債権流動化スキームが受注拡大に寄与。
  • 増減要因:
    • 増収要因: BRO-ROOMの契約増加(リノベ需要取り込み)およびBRO-WALL導入開始によるフロー売上拡大。販売代理店・取引管理会社との提携拡大(取引管理会社累計1,001社、販売代理店累計225社)も寄与。
    • 減収要因: BRO-LOCKは前年同期比で減少(需要シフト等)。
    • 増益要因: BRO-ROOM・BRO-WALLの粗利増加により営業利益は前年同期比+205百万円。
    • 減益要因: 販管費増加(△301百万円)が利益増幅を抑制。7月の債権流動化費用を3Qに計上。
  • 競争環境: 各製品領域に競合は存在するが、同社は「入居者無料Wi‑Fi/IoT/リノベ/大規模修繕」を一気通貫で提供し、初期費用ゼロのBRO-ZEROスキームで差別化を図ると主張。
  • リスク要因:
    • 債権流動化・BRO-ZERO依存による資金コスト増・流動化手数料・資金調達リスク。
    • 売掛金の増加(売掛金 5,024 百万円、前期比 +912)と有利子負債増加(4,922 百万円、+1,278)による財務リスク。
    • 建設資材・人件費高騰、施工業者の確保、修繕積立金の不足等(BRO-WALLの潜在需要はあるが実行上の制約あり)。
    • 規制・融資環境(民泊等への融資条件)、マクロ景気の影響。

戦略と施策

  • 現在の戦略: BRO-ZEROを軸にフロー売上拡大を優先しつつ、ストック売上の拡大(サブリース・宿泊運営等)やM&Aで収益構造の強化を図る。AIでリード獲得と受注率向上。販売代理店の拡大とマーケティング強化。
  • 進行中の施策:
    • Fundsによる1億円の貸付投資調達(事業認知と資金多様化)。募集開始即日で満額応募。
    • 第2回有償ストックオプション発行(行使条件に経常利益目標や株価条件を設定、行使インセンティブで役員・従業員モチベーション向上)。
    • AIシステム(長期空室物件リスト抽出、収益シミュレーション)を本格運用(11月運用開始予定)。運用開始で20件の有効リード獲得。
  • セグメント別施策:
    • BRO-ROOM/BRO-WALL(フロー): 施工・提案強化、長期空室向けダイレクト営業、収益シミュレーションで契約率向上。
    • B-CUBIC(ストック): 継続導入・維持で安定収益を確保。
    • 宿泊/サブリース(ストック化): M&Aや自治体との連携でストック売上化を狙う。
  • 新たな取り組み: 分譲マンション向けBRO-WALL提供開始、地方自治体と連携した空き家利活用・宿泊施設増(鳥取 北栄町、北海道 浜中町等)、M&A積極展開(内装・外装工事、不動産運用系)。

将来予測と見通し

  • 業績予想(FY2026 会社予想):
    • 売上高: 74.8 億円(7,480 百万円)
    • 営業利益: 14.8 億円(1,480 百万円)
    • 経常利益: 10.0 億円(1,000 百万円)
    • 当期純利益: 6.0 億円(600 百万円)
    • 予想の前提条件: 明確な為替・金利前提は資料に明記なし(事業拡大、AI・M&A効果、BRO-ZERO継続を前提)。
    • 経営陣の自信度: 中期経営計画に沿った数値目標を明示し、ストックオプションに業績条件を紐付けるなど高いコミットメントを示している(やや強気)。
  • 予想修正: 通期予想の修正は資料に記載なし(FY2025通期目標は売上6,000百万円等で、3Q時点進捗は上記)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期経営計画(3年)目標: 最終年度(FY2026)経常利益10億円達成を目標。FY2024実績は経常5.6億円で112.8%の項目あり。
    • 第1回ストックオプション行使条件: FY2027までに2期合計経常利益25億円を達成(未達の場合は当該分無効)。貸借対照表の改善や有利子負債管理が鍵。
    • 売上目標: FY2026 74.8億円、現状FY2025進捗は良好だがM&AやAI効果の実行が重要。
    • 利益目標: FY2026 営業利益14.8億、経常利益10億の達成は成長投資と粗利改善(M&Aによる内製化等)に依存。
  • 予想の信頼性: 過去の通期予想達成度は概ね高く、FY2024は中期計画に近い実績。だがBRO-ZEROの資金化コストやM&Aの実行次第で変動する要素あり。
  • マクロ経済の影響: 建材・人件費、融資環境(民泊関連の融資制約)、景況感が需要や施工コストに影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 税引後当期純利益5億円以上で配当性向20%を目安に配当を実施予定。
  • 配当実績/予想: FY2026予想税引後当期純利益6億円を前提に、1株当たり19.62円(資料の試算値、発行済株式数6,115,500株を基準)を示唆(ただし確定的な配当決議ではない)。
  • 特別配当: なし(資料記載なし)。
  • その他株主還元: 株主優待制度を継続(保有1年以上を条件)
    • 100株以上200株未満: オリジナルQUOカード 1,500円相当
    • 200株以上400株未満: オリジナルQUOカード 2,000円相当
    • 400株以上: オリジナルQUOカード 3,000円相当
    • 自社株買い/株式分割: 記載なし。

製品やサービス

  • 製品:
    • B-CUBIC / B-CUBIC Next: マンション向け入居者無料Wi‑Fi、累計導入棟数10,008棟(1万棟突破)→ストック収益の核(ストック売上約1,384百万円)。
    • BRO-LOCK: IoTインターフォンシステム(スマホ応答)、導入800棟超、3Qは減少(124棟累計)。
    • BRO-ROOM: 内装リノベーションのファイナンス。累計390室、3Q売上1,579百万円(+175.3%)。
    • BRO-WALL: 大規模修繕のファイナンス(分譲マンション向け提供を開始)。累計80棟、3Q売上525百万円(新計上)。
  • サービス: 初期導入費用ゼロのファイナンス「BRO-ZERO」(債権流動化で立替→金融機関へ債権売却)、宿泊運営・サブリース(ストック化目標)。提供エリアは全国(拠点:東京・大阪・広島・福岡)。
  • 協業・提携: 不動産管理会社との提携(取引管理会社累計1,001社、未提携管理会社7,897社あり開拓余地)、販売代理店累計225社(3Qで+47社)、Funds等金融機関との連携。
  • 成長ドライバー: BRO-ZEROスキーム、BRO-ROOM/BRO-WALLの拡大、AIによるリード抽出と収益シミュレーション、M&Aによる内製化・宿泊運営取り込み。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 成長戦略(BRO-ZERO軸、AI、M&A)と資本施策(Funds、ストックオプション)を明示しており「強気〜中立」寄りのトーン。業績の数値目標にコミットしている。
  • 重視している話題: BRO-ZERO/フロー売上拡大、BRO-ROOM/BRO-WALLの成長、AI導入、M&A、株主還元(優待・配当方針)。
  • 回避している話題: 債権流動化の詳細リスク(コスト・条件)、個別M&Aのターゲット・時期、為替・金利などの外的前提の詳細は深掘りされていない。

投資判断のポイント(助言ではなく材料整理)

  • ポジティブ要因: フロー売上の急拡大(BRO-ROOM/BRO-WALL)、B-CUBICの導入棟数拡大(1万棟突破)、AI導入による受注効率化とリード獲得、資金調達の多様化(Funds満額)。
  • ネガティブ要因: 債権流動化(BRO-ZERO)に伴う資金コスト・流動化費用、売掛金・有利子負債の増加(財務レバレッジ上昇)、販管費増加による利益率圧迫、BRO-LOCKの減少。
  • 不確実性: M&Aの実行と統合効果(利益改善の寄与度)、債権売却コストの推移、建設費高騰や金融状況の変化、自治体連携の実効性。
  • 注目すべきカタリスト: AI収益シミュレーション運用開始(リード→受注の効果確認)、M&A発表・実行、BRO-WALLの分譲向け採用拡大、ストックオプションの条件達成状況、四半期ごとの債権流動化コスト開示。

重要な注記

  • 会計方針: 新収益認識基準の影響でFY2021以前の契約に起因する「修正ストック売上」が減少している旨の記載あり(ストック売上の計上に影響)。
  • リスク要因(特記事項): 債権流動化に関わるコスト、債権売却条件、施工体制の確保、規制や融資環境の変更等。
  • その他: IR補足資料やYouTubeチャンネルで追加情報を提供(リンク・QR記載)。問い合わせ先・IR窓口あり。資料末尾に将来見通しに関する注意喚起が明示。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4415
企業名 ブロードエンタープライズ
URL https://www.broad-e.co.jp
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。