2026年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に変更はなく、Q1実績は概ね想定内だが、一時的な特別利益(固定資産売却益等)が計上され利益を押し上げたため「やや上振れ感」。(通期予想の修正:無)
- 業績の方向性:増収増益(売上高2,603百万円:前年同期比+1.8%、営業利益42百万円:同+70.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益104百万円:同+168.7%)
- 注目すべき変化:営業利益・純利益が大幅増(特に純利益は一時項目を含めて大幅上振れ)。セグメントでは「施工サービス事業」が売上・利益ともに伸長。海外は連結子会社化の影響で売上は減少したが利益率は改善。
- 今後の見通し:会社は通期(売上11,500百万円、営業利益420百万円、当期純利益330百万円)予想を据え置き。Q1の通期進捗は売上22.6%、営業利益10.1%、純利益31.7%と、売上は順調だが営業利益は通期計画に対する進捗は低め。特別利益の影響を除いた実質業績の動きに注目。
- 投資家への示唆:Q1は営業の改善に加え一時的な特別利益が利益を押し上げている点に留意。中長期では住宅着工減少など外部環境の影響が大きいため、受注動向・施工シェアの推移・一時要因を除いた本業の営業利益推移を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ダイサン
- 主要事業分野:施工サービス事業(ハウスメーカー向け施工等)、製商品販売事業(資材販売・レンタル等)、海外事業(現地サービス・保守等)、その他(業務受託料・保険代理店収入等)
- 代表者名:代表取締役社長 藤田 武敏
- 上場:東証(コード 4750)
- URL:https://www.daisan-g.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年9月2日
- 対象会計期間:2026年4月期 第1四半期(2025年4月21日~2025年7月20日、連結)
- 決算補足資料:作成あり、決算説明会:開催なし
- セグメント:
- 施工サービス事業:ハウスメーカー向け施工等
- 製商品販売事業:建築資材の販売・レンタル
- 海外事業:海外(主にシンガポール等)でのプラントメンテ等
- その他:業務受託料、保険代理店収入 等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):7,618,000株
- 期末自己株式数:1,205,162株
- 期中平均株式数(四半期累計):6,412,838株
- 今後の予定:
- 決算発表:通期予想は既に公表(2025年6月3日)で修正なし
- IRイベント:決算説明会は実施なし(補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期ベース。以下はQ1実績)
- 売上高:2,603百万円(前年同期比+1.8%)。通期11,500百万円に対する進捗率:22.6%(通常は四半期×4=25%目安に対しやや前倒し)
- 営業利益:42百万円(前年同期比+70.3%)。通期420百万円に対する進捗率:10.1%(通期達成には上期での巻き返しが必要)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:104百万円(前年同期比+168.7%)。通期330百万円に対する進捗率:31.7%
- サプライズの要因:
- 営業面:施工サービス事業で既存顧客シェア拡大や適正価格受注により売上・利益が伸長(施工売上1,790百万円、+5.8%)。
- 非経常的要因:固定資産売却益(59.463百万円)や受取保険金(28.174百万円)などの特別利益が大きく計上され、税引前利益・純利益を押し上げた。営業外収益合計が52.760百万円(前年26.182百万円)と増加。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を修正していない。Q1は一時利益による純利益押し上げが大きく、通期予想の達成可否は今後の本業営業利益の推移と受注/着工動向に依存する。
財務指標(要点)
- 貸借対照表(主要項目、当第1四半期末:2025年7月20日)
- 総資産:9,890百万円(前期末比-301百万円)
- 総負債:4,335百万円(前期末比-291百万円)
- 純資産:5,556百万円(前期末比-10百万円)
- 自己資本比率:56.2%(安定水準)
- 現金及び預金:1,967百万円(前期末比-252百万円)
- 短期借入金:1,590百万円(同-136百万円)、長期借入金:331百万円(同-52百万円)
- 流動資産合計:6,321百万円、流動負債合計:3,652百万円 → 流動比率(流動資産/流動負債):約1.73(良好)
- ネット・キャッシュ(短長借入合計と現金の概算差):借入計1,920.7百万円-現金1,967.1百万円 ≈ +46.4百万円(概算で純手元はほぼ中立〜ややプラス)
- 損益計算書(Q1)
- 売上高:2,603百万円(前年同期比+1.8%/+47百万円)
- 売上総利益:761.1百万円(前年同期比+8.1%)
- 販管費等:718.6百万円
- 営業利益:42.5百万円(前年同期比+70.3%)
- 経常利益:69.3百万円(前年同期比+88.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:104.5百万円(前年同期比+168.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):16.30円(前年同期6.07円)
- 収益性指標(Q1ベース/注:四半期実績の年率換算あり)
- 売上高総利益率(Gross margin):761.1 / 2,603.5 = 29.2%
- 営業利益率:42.5 / 2,603.5 = 1.63%
- 経常利益率:69.3 / 2,603.5 = 2.66%
- 純利益率:104.5 / 2,603.5 = 4.01%
- ROE(Q1単期):104.5 / 5,555.6 = 1.88%(四半期ベース)。年率換算ROE ≒7.5%(目安:8%未満で改善余地あり)
- ROA(Q1単期):104.5 / 9,890.5 = 1.06%(四半期)。年率換算ROA ≒4.2%(目安:5%未満)
- 進捗率分析(通期予想に対するQ1進捗)
- 売上高進捗率:22.6%(通期11,500百万円に対し)
- 営業利益進捗率:10.1%(通期420百万円に対し)
- 純利益進捗率:31.7%(通期330百万円に対し)
- コメント:売上はやや前倒し、営業利益は通期計画に対する進捗が低く、Q1は販管費等で利益化が限定的。一方で純利益は特別利益で上振れ。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:56.2%(安定水準)
- 流動比率:約173%(健全)
- 負債比率(負債/純資産):約78%(許容範囲)
- 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率の改善余地あり(営業利益率は1〜2%台で、業種平均と比較検討が必要)。
特別損益・一時的要因
- 主な特別利益:
- 固定資産売却益:59.463百万円(当期、大幅計上)
- 受取保険金:28.174百万円(営業外収益項目として計上)
- 助成金収入:13.406百万円(営業外収益)
- 主な特別損失:該当小額(37千円)
- 一時的要因の影響:
- 税引前四半期利益(128.701百万円)のうち、固定資産売却益等が大きく寄与しており、これらは再現性が低いため、特別利益を除いた実質的な収益力(営業利益の動き)を見る必要あり。
- 継続性の判断:固定資産売却益・受取保険金は一時項目で継続性は低いと判断される。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年4月期(実績):中間0円、第2四半期(期中)11.00円、期末13.00円、年間合計24.00円(期末に記念配当2円を含む)
- 2026年4月期(予想):中間11.00円、期末11.00円、年間22.00円(予想に修正なし)
- 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は公表値から算出すると約–(純利益予想330百万円、配当総額は年間22円×発行済株式数で算出可能だが、自己株式等を考慮すると厳密値は–)
- 特別配当の有無:2026年予想に特別配当はなし(前期は記念配当2円あり)
- 株主還元方針:自社株買い等の記載はなし
設備投資・研究開発
- 設備投資額:当四半期の設備投資の詳細は開示なし(注記:固定資産の減少等はあり。有形固定資産その他(純額)減少)
- 減価償却費:当第1四半期の減価償却費(のれん除く):71,284千円(=71.284百万円)
- 研究開発費:開示なし(–)
- 主な投資内容:特記なし(新規連結子会社対応等)
受注・在庫状況
- 受注状況:開示なし(受注高・受注残高の開示は無し)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:844.8百万円(前期末913.5百万円→前年同期比:-7.5%)
- 賃貸用仮設材(在庫に近い資産):1,188.5百万円(前期1,256.4百万円→減少)
- 在庫回転日数等:未開示
セグメント別情報
(当第1四半期:2025/4/21~2025/7/20)
- 施工サービス事業:
- 売上高:1,790.7百万円(前年同期比+5.8%)
- 売上総利益(セグメント利益):500.6百万円(同+9.5%)
- 売上総利益率:約28.0%
- コメント:主要取引先(大手ハウスメーカー)向けの受注は概ね前年並みだが、シェア拡大・適正価格受注で伸長。
- 製商品販売事業:
- 売上高:284.1百万円(前年同期比-8.0%)
- 売上総利益:83.0百万円(同+1.8%)
- 売上総利益率:約29.2%
- コメント:市況で購買抑制が続く中、商品別では「ビケ部材」が堅調。利益は微増。
- 海外事業:
- 売上高:513.5百万円(前年同期比-4.9%)
- 売上総利益:163.9百万円(同+6.2%)
- 売上総利益率:約31.9%
- コメント:当期よりシンガポールの子会社(Golden Light House Engineering Pte. Ltd.)を連結。売上は下回るが採算性の高い事業へシフトし利益率改善。
- のれん:4.527百万円が発生したが重要性乏しく当期に一括償却され残高なし。
- その他:
- 売上高:15百万円(前年同期比-3.4%)、売上総利益:13.5百万円(同+19.6%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(第4次中期経営計画)の重点戦略:
- 「コア事業領域の深化」、「新たな収益事業の創造」、「経営基盤の強靭化」
- 進捗状況:
- Q1は施工サービスで成果が出ている一方、住宅市場全体の着工減少がマクロリスク。中期計画の下で収益構造強化を進めている旨の説明あり。KPI(受注高やシェア等)の開示は限定的。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内住宅着工戸数は建築資材高止まり、人手不足、建築基準法改正の影響等で前年同期比大幅減少(持家-23.4%、賃家-24.3%、分譲-31.0%)と報告。
- 建材のレンタル需要や施工人員不足が継続。
- 競合・ポジショニング:
- 主要顧客である大手ハウスメーカー向けの施工シェア拡大が奏功。個別競合比較データは開示なし。
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025/4/21~2026/4/20、修正なし):
- 売上高:11,500百万円(前期比+6.1%)
- 営業利益:420百万円(同+13.3%)
- 経常利益:410百万円(同+18.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:330百万円(同-1.6%)
- 1株当たり当期純利益:51.46円
- 会社予想の前提:公表資料の「当四半期決算に関する定性的情報」参照(為替・原料等の前提詳細は添付資料に記載)
- 予想の信頼性:Q1は一時利益が純利益を押し上げているため、通期予想は本業の営業利益動向と受注・着工動向に依存。過去の予想達成傾向の記載はなし(保守的/中立/楽観的の判断は限定情報のため記載不可)。
- リスク要因:住宅着工の更なる落ち込み、資材価格変動、為替変動(海外事業)、地政学リスク、主要顧客の受注動向。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 連結範囲の変更:有。非連結子会社であったGolden Light House Engineering Pte. Ltd.を当第1四半期より連結(のれん4,527千円発生→重要性乏しく一括償却)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない
- その他特記事項:決算補足資料あり。業績予想は現時点の情報に基づくものであり実際は変動し得る旨の開示あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4750 |
| 企業名 | ダイサン |
| URL | http://www.daisan-g.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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