2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想に対する修正は無し(会社公表どおり)。中間実績は売上・営業利益は概ね進捗どおり、当期純利益は通期比進捗が良く「やや上振れ寄り」の印象(会社予想に対する中間進捗:売上率50.6%、営業利益48.7%、純利益65.2%)。
- 業績の方向性:増収増益(前中間期比:売上高+42.8%、営業利益+31.4%、経常利益+85.7%、中間純利益+80.5%)。
- 注目すべき変化:売掛金が大幅に増加(期末で+1,690,890千円)し、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅なマイナス(△1,700,649千円)。ただし決算後(2025/7/31)に約21億円の債権流動化を実行し、流動化で資金繰り改善を図っている点が重要。
- 今後の見通し:2025年12月期通期予想は据え置き(売上6,000百万円、営業利益905百万円、当期利益400百万円)。中間の進捗状況から純利益は順調だが、売掛金と借入の増加に伴う財務リスクを債権流動化で対応しているため達成可能性は中立〜やや高め。
- 投資家への示唆:業績は拡大基調だが自己資本比率は低く(15.8%)、短期借入の増加と売掛金の膨張がキャッシュフローを圧迫。債権流動化により短期的な財務改善は期待できるが、収益成長と資金回収の両方を注視する必要がある。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ブロードエンタープライズ(証券コード 4415)
- 主要事業分野:インターネットサービス事業(マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」等と、不動産向けソリューション「BRO-ZERO」「BRO-LOCK」「BRO-ROOM」「BRO-WALL」など)
- 代表者:代表取締役社長 中西 良祐
- URL:https://broad-e.co.jp/
- 報告概要
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期/中間期、非連結)
- 決算補足説明資料作成:有
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト・個人投資家向け、開催予定および資料掲載)
- セグメント
- 単一セグメント:インターネットサービス事業(セグメント別開示は省略)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):6,115,500株(2025中間期)
- 期中平均株式数(中間期):6,115,194株(2025中間期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 中間報告書提出予定日:2025年8月7日(提出済)
- 決算説明会:2025年8月7日(開催、資料・音声を順次掲載予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想に対する中間実績の達成率)
- 売上高:3,033,791千円(中間)/通期予想6,000,000千円 → 達成率 50.6%
- 営業利益:440,418千円/通期予想905,000千円 → 達成率 48.7%
- 純利益(当期純利益):260,720千円/通期予想400,000千円 → 達成率 65.2%
- サプライズの要因(上振れ/下振れ)
- 上振れ要因(純利益の進捗が良い主な理由)
- 売上の大幅増(+42.8%)により売上総利益が拡大
- 前期に計上した債権売却損(24,886千円)が当中間期は発生せず、営業外費用が大幅に減少(118,175→33,994千円)
- 下振れ要因(注意点)
- 売掛金の大幅増加により営業CFが大幅マイナス(売上は伸びているが回収が進んでいない)
- 支払利息が増加(11,992→25,258千円)し、財務費用の負担増
- 通期への影響
- 会社は通期予想を据え置き。中間の進捗を見ると純利益の進捗は良好だが、売掛金の回収状況と借入依存の拡大がリスク。直近で実行した約21億円の債権流動化(2025/7/31実行)は資金繰り改善に寄与するため、通期予想達成の可能性は中立→やや高い。
財務指標
(単位がない場合は千円表記または会社提出表記に準拠)
- 損益(中間累計、2025年1~6月)
- 売上高:3,033,791千円(前中間期比+42.8%)
- 営業利益:440,418千円(前中間期比+31.4%)
- 経常利益:408,890千円(前中間期比+85.7%)
- 中間純利益:260,720千円(前中間期比+80.5%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):42.63円(前中間期23.82円)
- 営業利益率:440,418 / 3,033,791 = 14.52%(業種比は個別要注意だが、目安として高いほど良好)
- 財政状態(期末:2025/6/30)
- 総資産:9,290,997千円(前期末比+16.9%)
- 純資産:1,468,300千円(前期末比+21.6%)
- 自己資本比率:15.8%(改善傾向だが低水準。目安:40%以上が安定)
- 1株当たり純資産(BPS):239.90円(前期末197.47円、+21.5%)
- 収益性指標(期間ベース)
- ROE(期間ベース=中間純利益/平均自己資本):260,720 / ((1,206,309+1,467,029)/2) = 約19.5%(期間ベース。目安:8%以上良好。ただし非年率)
- ROA(期間ベース=中間純利益/平均総資産):260,720 / ((7,950,757+9,290,997)/2) = 約3.03%(目安:5%以上が良好)
- 補足:上のROE/ROAは「中間期間」ベースの計算であり、通期年率換算では高く見えるため注意。
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:50.6%(通常どおり。通期比 1Hで約50%は標準)
- 営業利益進捗率:48.7%(ほぼ通常ペース)
- 純利益進捗率:65.2%(進捗良好。税金調整や非営業費用の減少が影響)
- キャッシュフロー
- 営業CF:△1,700,649千円(前年同期間は△264,619千円 → 大幅悪化)。主因は売上債権の増加(△1,698,567千円)。
- 投資CF:△17,488千円(主に長期前払費用・差入保証金)
- 財務CF:+1,619,445千円(短期借入の純増1,281,168千円、長期借入収入700,000千円、長期借入返済△351,848千円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):△1,718,137千円(マイナス)
- 現金及び現金同等物残高:904,237千円(前期末1,002,930千円 → △98,692千円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△1,700,649)/中間純利益(260,720) ≒ △6.52(目安1.0以上が望ましい。今回は大きく下回る)
- 四半期/季節性(記載がある場合)
- 四半期別は詳細非表示だが、売掛金増が中間期に集中している点は季節性あるいは請求条件の影響が考えられる。要確認。
- 財務安全性
- 流動比率(流動資産/流動負債):8,369,481 / 6,225,405 ≒ 1.34(134%)(目安100%以上で短期支払能力は確保)
- 負債合計/純資産(レバレッジ):7,822,697 / 1,468,300 ≒ 5.33倍(高い:負債依存度が高い)
- セグメント別:単一セグメントのためセグメント別開示なし
特別損益・一時的要因
- 特別利益:–(該当明示なし)
- 特別損失:当中間期に特記事項は無し。前中間期は債権売却損24,886千円を計上しており、当中間期はこれが無かったため営業外費用が大幅減少。
- 一時的要因の影響:前期に一度限りの債権売却損があった影響が解消され、当中間期では純利益改善に寄与。
- 継続性判断:債権売却損の不発生は一時要因で、継続的な影響はない。ただし売掛金増加は継続的な運転資金需要につながるリスク。
配当
- 中間配当:0.00円(2025年中間)
- 期末配当(予想):未定(会社は現時点で未定と明記)
- 年間配当予想:未定(直近公表予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(期末未定のため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期)
- 有形固定資産取得による支出:1,625千円(前年中間期2,327千円)
- 減価償却費(中間):32,533千円
- 研究開発費:記載なし(–)
- コメント:投資は限定的で保守的。長期前払費用の支払い等がある。
受注・在庫状況(該当する情報)
- 棚卸資産(商品):394,669千円(前期末482,216千円、△18.2%)
- 在庫回転等の詳細は記載なし(在庫回転日数:–)
- 受注高・受注残の開示なし(–)
セグメント別情報
- 単一セグメント(インターネットサービス事業)。主な事業領域と動向:
- BRO-ZERO(債権流動化を組み合わせたファイナンススキーム)で案件拡大
- B-CUBIC(マンション向け高速インターネット)で受注増
- BRO-LOCK(IoTインターフォン)、BRO-ROOM(内装リノベ)等で受注増・拡販
- 地域別売上:開示なし(国内中心との記載あり)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する明示的な数値進捗は資料に記載なし(–)
- ただし当社はBRO-ZEROなどのスキームを柱に中期的成長を目指す方針を継続しており、中間実績は売上拡大の観点で整合的。
- KPI等の開示は今回の短信で限定的(–)
競合状況や市場動向
- 市場環境:住宅市場は都市部の価格上昇や地方の需要拡大、リノベ需要、民泊・宿泊需要の回復等があり需要は継続的。空き家問題は依然課題。
- 競合優位性:BRO-ZERO等のファイナンススキームとプロダクト組合せにより差別化を図っている旨を会社は強調。
今後の見通し
- 業績予想(通期:2025年1月1日~12月31日、会社公表)
- 売上高:6,000,000千円(通期予想、前期比+27.7%)
- 営業利益:905,000千円(同+22.5%)
- 経常利益:655,000千円(同+16.1%)
- 当期純利益:400,000千円(同+15.6%)
- 会社は2025年2月12日公表の予想から修正無し。
- 予想の信頼性:中間の進捗(売上・営業利益は概ね50%目安、純利益は進捗良好)と債権流動化の実行で通期達成の可能性は高まったが、売掛金回収、金利上昇、借入依存の高さがリスク要因。
- リスク要因(主なもの)
- 売掛金の回収遅延や滞留による資金繰り悪化
- 借入金利上昇や返済スケジュールの負担(短期借入が増加)
- 事業用不動産市場の動向や規制変更(民泊関連法改正等)
- 為替等は事業影響小(明示なし)
重要な注記
- 会計方針の変更・見積りの変更:無し
- 中間決算は公認会計士/監査法人のレビュー対象外(注記あり)
- 重要な後発事象:債権流動化の決議(2025/7/14)および実行(2025/7/31、約21億円)。対象は長期システム利用債権(B-CUBIC等関連)で、目的はキャッシュフロー改善・財務安全性向上。
- 開示上の留意:本資料の業績予想は前提条件に基づくものであり、実際の業績は変動する旨の注記あり。
(注)資料からの抜粋・集計に基づく要約です。不明箇所は「–」としました。本まとめは投資助言を目的とするものではなく、決算短信の要点整理です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4415 |
| 企業名 | ブロードエンタープライズ |
| URL | https://www.broad-e.co.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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