2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想からの修正は無く、通期予想は据え置き。前年同期の赤字から黒字転換(営業損失→営業利益)し、実績は想定に対してポジティブな進捗(ただし営業利益の通期進捗は低い)。
  • 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計 売上収益14,181百万円:+13.0%/営業利益408百万円:前年同期は△96百万円→黒字化)。
  • 注目すべき変化:ブライダル事業が主力で回復、施行組数・単価が増加(受注組数3,770組:+6.5%)。レストラン事業は売上拡大(+35.7%)も新店開業コスト等でセグメント損失に転化。
  • 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上20,505百万円、営業利益1,878百万円)。通期達成見込みでは売上進捗は良好(約69%)だが、営業利益の進捗が低く(約22%)下期に利益回復が必要。
  • 投資家への示唆:婚礼需要回復と新規出店が収益に寄与している点は確認できる一方、財務面では現金減少・流動比率低下・有利子負債の存在が留意点。加えて開示後に発表された株式会社エスクリとの吸収合併(2026/4/1予定)は中長期で事業規模とシナジーを大きく変える重要イベント。

基本情報

  • 企業名:株式会社ノバレーゼ
  • 主要事業分野:ブライダル事業(挙式・披露宴の企画運営、衣裳レンタル等)およびレストラン特化型事業(宴会・一般飲食)
  • 代表者名:代表取締役社長 荻野 洋基
  • 問合せ先:取締役執行役員 経営戦略本部長 増山 晃年(TEL 03-5524-3344)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月14日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(第3四半期累計、IFRS/連結)
    • 決算補足説明資料:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • ブライダル事業:ゲストハウス運営、ドレスショップ、婚礼プロデュース等
    • レストラン特化型事業:一般飲食(ランチ・ディナー)、宴会等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):25,073,094株(2025年12月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):25,042,602株
    • 自己株式数:558株(期末)
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(2025/11/14)提出済
    • IRイベント:決算説明会(既実施)
    • 重要な後発事象:株式会社エスクリとの吸収合併契約締結(2025/11/14、効力発生日予定 2026/4/1)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(累計:2025/1/1–9/30、単位:百万円)
    • 売上収益:実績 14,181(前年同期 12,550 → +13.0%)。通期予想(20,505)に対する進捗率 69.2%(到達度は良好)。
    • 営業利益:実績 408(前年同期 △96 → 赤字から黒字転換)。通期予想(1,878)に対する進捗率 21.7%(進捗は低め)。
    • 税引前利益:実績 88(前年同期 △384 → 赤字から黒字転換)。通期予想(1,504)に対する進捗率 5.9%。
    • 親会社帰属当期利益:実績 79(前年同期 △255)。通期予想(1,008)に対する進捗率 7.9%。
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:ブライダル事業で施行組数・施行単価が増加、婚礼施設での宴会・一般飲食の回復、新規出店による売上寄与。
    • ネガティブ要因:レストラン事業は売上増だが新規出店(採用費・開業費)でセグメント損失。投資・返済に伴う資金流出で現預金残高が大きく減少。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を修正していない。売上は順調に進捗しているが、利益面(特に営業利益・当期利益)は下期での稼働改善やコスト管理に依存しており、通期達成には下期の収益確保が必要。

財務指標(要点)

(以下金額は百万円表示が原則。特記事項は注釈)

  • 損益ハイライト(累計 2025年1–9月)
    • 売上収益:14,181 百万円(+13.0%/前年12,550)
    • 売上総利益:7,595 百万円
    • 販管費:7,203 百万円
    • 営業利益:408 百万円(前年同期 △96 → 増加)
    • 税引前利益:88 百万円(前年同期 △384)
    • 四半期利益(親会社帰属):79 百万円(前年同期 △255)
    • 基本的1株当たり四半期利益(EPS):3.17円(前年同期 △10.21円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:408 / 14,181 = 約2.9%(営業利益率 2.9%)
    • ROE(当期利益/親会社所有者帰属持分(期末)):79 / 8,945 = 約0.9%(目安:8%以上で良好 → 低い)
    • ROA(当期利益/総資産):79 / 34,790 = 約0.23%(目安:5%以上で良好 → 低い)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:69.2%
    • 営業利益進捗率:21.7%
    • 税引前利益進捗率:5.9%
    • 当期利益進捗率:7.9%
    • コメント:売上は概ね想定どおり進行する一方、利益は下期寄与に依存。
  • 貸借対照表(2025/9/30)
    • 資産合計:34,790 百万円(前期末 34,732)
    • 流動資産:2,813 百万円(現金及び現金同等物 1,860 百万円)
    • 非流動資産:31,977 百万円(有形固定資産 17,449、のれん 11,203)
    • 負債合計:25,844 百万円(前期末 25,885)
    • 流動負債:9,518 百万円(契約負債 2,088)
    • 非流動負債:16,326 百万円
    • 資本合計:8,946 百万円(親会社帰属持分 8,946)
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率相当):25.7%(目安:40%以上が安定)
  • 流動性・資金
    • 現金及び現金同等物残高:1,859 百万円(前期末 3,548 → △1,688 百万円、前期比 -47.6%)
    • 営業CF:+1,967 百万円(前年同期 1,279)
    • 投資CF:△1,919 百万円(有形固定資産取得等)
    • 財務CF:△1,730 百万円(長期借入金返済、リース負債返済等)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約 +47 百万円(直近9か月はほぼトントン)
    • 営業CF/当期利益比率:約1,966 / 79 = 約24.9(目安1.0以上で健全 → 高いが当期利益が小さい点に注意)
  • 借入金
    • 短期+長期借入金合計:3,695(流動)+8,890(非流動)=約12,584 百万円(借入金は依然存在)
  • 流動比率(目安:100%以上が望ましい)
    • 流動比率 = 流動資産 2,813 / 流動負債 9,518 = 約29.6%(低い。短期の支払資金管理が重要)

特別損益・一時的要因

  • 連結範囲の変更:当四半期累計に新規子会社「NOVARESE VIETNAM COMPANY LIMITED」を連結(新規連結の影響あり)。
  • 会計方針・見積りの変更:無し(IFRS要件による変更も無し)。
  • 特別損益の記載(当資料上、目立った特別利益・損失の大型項目は開示無し)。
  • 資本処理:資本剰余金を利益剰余金に振替(4,754百万円)しており、将来の配当可能性や資本政策の柔軟性確保を意図。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績/予想)
  • 期末配当(予想):0.00円(通期予想変更なし)
  • 年間配当(予想):0.00円
  • 配当性向:–(配当ゼロのため該当なし)
  • 株主還元方針:当期は無配。自社株買いの記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CF主因):有形固定資産取得支出 約1,762 百万円(新規出店・既存店改装等)
  • 減価償却費:約1,857 百万円(9か月累計)
  • 研究開発(R&D):該当明細なし(–)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況(ブライダル)
    • 受注組数:3,770組(前年同期比 +6.5%)
    • 受注残組数:3,844組(前年同期比 +9.5%)
  • 在庫(棚卸資産):306.7 百万円(前期末255.8→増加 +50.9 百万円)。在庫回転等の詳細は開示なし。

セグメント別情報

  • ブライダル事業(主力)
    • 売上収益:13,081 百万円(+11.4%)
    • セグメント利益:1,448 百万円(+80.7%)
    • コメント:施行組数・単価の増加、宴会/一般飲食回復が寄与。
  • レストラン特化型事業
    • 売上収益:1,100 百万円(+35.7%)
    • セグメント損失:△52 百万円(前年は26百万円の利益)
    • コメント:新店(国内・ベトナム)開業費・採用費が増加し利益は圧迫。

中長期計画との整合性

  • 中期計画:特段の新中期数値は本資料に記載無し。だが、再三の新規出店・海外展開・人材紹介事業などで成長基盤拡大を図る旨を開示。
  • KPI:受注組数、受注残・稼働率の改善が進捗指標として機能している(受注組数・受注残共に増加)。

競合状況や市場動向

  • 市場環境:婚姻件数はコロナ前の水準から回復途上だが、2019年約60万組→最新49万組程度で減少持続。市場規模縮小の下で差別化・内製化・付加価値化が重要。
  • 競合比較:個別の同業比較データは本資料に無し(–)。

今後の見通し

  • 当期(2025年12月期)業績予想(変更無し)
    • 売上収益:20,505 百万円(+6.2%)
    • 営業利益:1,878 百万円(+40.4%)
    • 税引前利益:1,504 百万円(+54.2%)
    • 当期利益:1,008 百万円(+51.9%、EPS 40.33円)
  • 会社側の前提:婚礼需要の回復や自社施策による収益改善を前提(為替・原油等の外部前提は明記無し)。
  • 予想の信頼性:通期売上は進捗良好だが、利益は下期での回復に依存。過去の予想達成傾向は本資料での言及なし(–)。
  • リスク要因:
    • 婚姻件数の長期的減少と消費者支出の変動
    • 新店開業コスト・採用難による利益圧迫
    • 財務面(流動性・有利子負債)と大型M&A(エスクリ統合)に伴う統合リスク

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:NOVARESE VIETNAM COMPANY LIMITEDを新規連結
  • 監査レビュー:四半期連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人のレビューは無し
  • 重要な後発事象:2025/11/14 取締役会決議により、株式会社エスクリとの吸収合併契約を締結(ノバレーゼ存続、エスクリ消滅、合併比率:エスクリ1株→ノバレーゼ0.558株、効力発生日予定 2026/4/1)。合併によりグループ売上規模は大幅に拡大見込み(両社合算で連結全体約455億円規模との開示)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9160
企業名 ノバレーゼ
URL https://www.novarese.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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