2024年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期業績予想に修正は無し(決算発表自体は会社予想との乖離を受けた修正なし)。四半期実績は会社公表予想との比較は明記無しのため「ほぼ予想通り(通期見通し変更なし)」と判断。ただし中身では営業収入・営業利益は前年同期比で大幅下振れ。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」(営業収入▲26.4%、営業利益▲61.1%、経常利益▲40.8%)。ただし特別利益(投資有価証券売却益)により親会社株主帰属純利益は▲10.0%にとどまる。
- 注目すべき変化:国際部門で運賃水準の大幅下落と取扱量減(国際取扱量▲12.4%)により国際部門の営業収入は前年同期比▲40.8%と最大の落ち込み。持分法投資利益も大幅減(19,464千円→2,861千円)が経常利益の減少に寄与。
- 今後の見通し:通期予想(営業収入17,000百万円、営業利益280百万円、当期純利益300百万円)は据え置き。第2四半期累計の進捗は売上高進捗約44.9%とやや順調だが、営業利益進捗は約30.7%と低め。国際市況回復がなければ通期達成のリスク要因。
- 投資家への示唆:営業利益の低下は業界要因(海上運賃低下、外需低迷)による構造的影響が大きく、一時的な特別利益で純利益は下押しを一部相殺。通期の利益確保は国際運賃水準と取扱量の回復、及びコスト/販促対応に依存。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:トレーディア株式会社
- 主要事業分野:国際物流(輸出入フォワーディング、国際輸送、倉庫・内航等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 吉田 大介
- 上場取引所:東証(コード 9365)
- 報告概要
- 提出日:2023年11月10日(四半期報告書提出予定日 2023年11月13日)
- 対象会計期間:2024年3月期 第2四半期連結累計(2023年4月1日~2023年9月30日)
- 四半期決算補足説明資料:無、四半期決算説明会:無
- セグメント
- 輸出部門:輸出に関する取扱・通関等
- 輸入部門:輸入に関する取扱・通関等
- 国際部門:海運・航空を含む国際物流(フォワーディング)全般
- 倉庫部門:自社倉庫での保管・物流サービス
- その他:船内荷役等
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):1,470,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):1,465,603株
- 発行済株式数(自己株含む)/自己株式数等の詳細あり
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定
- 四半期報告書提出予定日:2023年11月13日
- 株主総会、IRイベント等:–(記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が直近修正していない通期予想との比較)
- 売上高:第2四半期累計 7,631,988千円(通期予想17,000,000千円に対する進捗率 44.9%)
- 営業利益:第2四半期累計 85,852千円(通期予想280,000千円に対する進捗率 30.7%)
- 純利益(親会社株主帰属):第2四半期累計 221,462千円(通期予想300,000千円に対する進捗率 73.8%)※一時的特別利益を含む
- サプライズの要因
- 下振れ要因:国際運賃の下落(海上運賃の需給緩和)と取扱量減(総取扱量▲5.9%)、持分法投資利益の減少により営業外収益・経常利益が低下。
- 上振れ要因:投資有価証券売却益 109,515千円を特別利益として計上し、純利益は相対的に下押し幅が小さい。
- 通期への影響
- 会社は通期予想を据え置き。だが第2四半期の営業利益進捗が低い点、国際運賃と取扱量の行方次第では利益面で達成リスクがある。
財務指標(主要数値・解説)
- 損益(第2四半期累計、単位:千円)
- 営業収入:7,631,988(前年同期 10,371,528、前年比▲26.4%、差額▲2,739,540)
- 営業総利益:468,780(前年同期 602,647、前年比▲22.2%)
- 営業利益:85,852(前年同期 220,598、前年比▲61.1%)
- 経常利益:209,008(前年同期 353,052、前年比▲40.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:221,462(前年同期 246,142、前年比▲10.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):151.10円(前年同期 168.11円)
- 収益性指標
- 営業利益率:1.13%(85,852 / 7,631,988) ← 業種によるが低下(前年同期 2.13%)
- ROE(単純算、累計純利益/期末純資産):221,462 / 4,062,719 = 5.45%(目安: 8%以上で良好 → 低い)
- ROA(単純算、累計純利益/総資産):221,462 / 10,390,630 = 2.13%(目安: 5%以上で良好 → 低い)
- 進捗率(通期予想に対する第2四半期累計の到達度)
- 売上高進捗率:44.9%(通常は季節性に依存。通期見通しの約半分で順調)
- 営業利益進捗率:30.7%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:73.8%(特別利益計上による高進捗)
- 貸借対照表(単位:千円)
- 総資産:10,390,630(前期末 10,425,952、増減▲35,322)
- 純資産:4,062,719(前期末 3,680,188、増加 382,531)
- 自己資本比率:39.1%(前期末 35.3%)(目安: 40%以上で安定 → ほぼ安定水準)
- 現金及び預金:1,212,426(前期末 1,357,891、減少▲145,465)
- 受取手形・売掛金・契約資産:1,648,856(減少)
- 投資有価証券:1,746,606(増加)
- キャッシュフロー(第2四半期累計、単位:千円)
- 営業CF:△66,906(前年同期 +229,572) → 大幅悪化(主な要因:法人税等支払額の増加や営業債務の減少)
- 投資CF:+157,382(前年同期 △26,086) → 投資有価証券売却収入153,708千円計上が寄与
- 財務CF:△235,941(前年同期 +405,874) → 短期借入金の純減等
- フリーCF(営業CF−投資CF):△224,288(計算上) → マイナス
- 現金及び現金同等物期末残高:1,212,426千円(前年同期末 1,393,417千円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△66,906)/純利益(221,462) = △0.30(目安: 1.0以上で健全 → 現状は不足)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細数値は資料に限定的。四半期ベースでは営業CFがマイナスに転じており、税金支払と運転資本の増減が影響。
- 財務安全性
- 自己資本比率 39.1%(安定的水準に近接)
- 流動比率(流動資産/流動負債):4,241,526 / 4,241,076 ≈ 100.0%(流動性はぎりぎり)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 109,515千円(第2四半期に計上)
- 特別損失:該当無し
- 一時的要因の影響:上記売却益により税引前利益・純利益が押し上げられている。営業段階の収益力(営業利益)は依然低迷しているため、特別利益を除いた実質業績評価が重要。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的要素の可能性が高く、今後も同規模の売却益が継続する前提には注意が必要。
配当
- 配当実績・予想
- 中間配当:無
- 期末配当(予想):50.00円
- 年間配当予想:50.00円(通期)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):50 / 204.89 ≈ 24.4%
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:当期は配当予想に変更なし。自己株式保有あり(期末自己株式数 3,761株)だが、自社株買いの記載は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動)
- 有形固定資産取得による支出(第2四半期累計):25,293千円
- 無形固定資産取得:8,448千円
- 減価償却費:75,071千円(第2四半期累計)
- 研究開発:記載無し(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:該当記載無し(–)
- 在庫状況(倉庫関連)
- 倉庫部門の営業収入は27,000千円(前年同期比▲9.3%)、セグメント利益 24,703千円(▲11.6%)。棚卸資産等の詳細は記載無し(–)。
セグメント別情報(第2四半期累計:2023/4/1–2023/9/30、単位:千円)
- 営業収入(外部顧客)
- 輸出:1,251,158(前年同期比▲6.1%)
- 輸入:2,522,441(前年同期比▲2.3%)
- 国際:3,770,721(前年同期比▲40.8%)
- 倉庫:27,000(前年同期比▲9.3%)
- その他:60,667(ほぼ横ばい)
- 合計:7,631,988(前年比▲26.4%)
- セグメント利益(損失)
- 輸出:△46,957千円(前年同期は△30,081千円)
- 輸入:△27,431千円(前年同期は△1,715千円)
- 国際:129,618千円(前年同期 220,484千円、▲41.2%)
- 倉庫:24,703千円(前年同期 27,936千円、▲11.6%)
- その他:5,919千円(前年同期 3,974千円、+48.9%)
- 合計営業利益:85,852千円(前年同期 220,598千円、▲61.1%)
- 解説:国際部門が売上・利益とも最大の影響を受け、輸出入双方で取扱量や収益性の低下が見られる。船内荷役等の「その他」は増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画・KPI:資料内に中期計画進捗の明示は無し(–)
- 整合性のコメント:国際市況の回復が中期目標達成の鍵となる点は留意が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメントより):インバウンド回復など国内需要は回復傾向だが、外需低迷・円安による物価上昇、国際情勢(ウクライナ・中国経済減速)、各国金融引締めで外需不透明。特に海上運賃は秋以降需給緩和で大幅下落し収益に悪影響。
- 競合比較:資料に同業他社比較は無し(–)。ただし運賃低下は業界共通の逆風。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想は変更無し(営業収入 17,000百万円、営業利益 280百万円、経常利益 420百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 300百万円)
- 会社公表の前提条件:詳細な前提(為替・運賃など)は添付資料P.3に記載とのこと(資料本文では要確認)。
- 予想の信頼性:第2四半期の営業利益進捗が低く、特別利益を除けば純利益進捗も低下の可能性があるため、通期達成は国際運賃回復や取扱量の改善に依存。
- リスク要因(主なもの)
- 海上運賃・航空運賃の低迷継続
- 世界経済(中国・欧米景気)減速による外需一段の落ち込み
- 為替や燃料費などのコスト変動
- 大口顧客の在庫調整による取扱量変動
重要な注記
- 会計監査:四半期決算短信は四半期レビューの対象外
- 会計方針:新たな会計方針変更は無し。四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理(税金費用の計算等)を適用。
- その他:添付資料P.9に四半期連結財務諸表作成に関する注記あり。
(注)
- 本資料は提供された決算短信に基づき要点を整理したものです。投資判断や投資助言を行うものではありません。
- 不明な項目や資料未記載の数値は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9365 |
| 企業名 | トレーディア |
| URL | http://www.tradia.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。