2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(前回)に対して上方修正。通期売上高予想を147億円→152億円に、営業利益を6.10億円→6.30億円に上方修正(上振れ)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高:113.63億円、前年同期比+15.2%、営業利益:4.78億円、前年同期比+84.8%)。
- 注目すべき変化:土木資材事業が大型物件や港湾製品で堅調に推移し、セグメント利益が大幅増(約537百万円、前年同期比+146.4%)。景観・エクステリアは売上変動・価格競争や設備更新費等で損益悪化。
- 今後の見通し:通期予想は上方修正済み。第3四半期累計で通期予想に対する進捗率が高く(売上進捗約74.8%、営業利益進捗約75.8%)、現時点では達成可能性は高いと考えられるが、原材料価格や受注動向、金利負担の変化がリスク。
- 投資家への示唆:土木資材事業の高付加価値品・大型案件受注が業績押上げの主因。通期業績は上方修正されたが、景観・エクステリアの収益改善や原材料・物流コストの動向を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本興業株式会社
- 主要事業分野: プレキャストコンクリートを中心とする土木資材事業、景観資材事業、エクステリア事業(製造・販売)
- 代表者名: 代表取締役社長 山口 芳美
- URL: https://www.nihon-kogyo.co.jp
- 報告概要:
- 提出日: 2026年1月28日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 土木資材事業: 大型ボックスカルバート、L型擁壁、港湾関連製品、高耐久埋設型枠(SEEDフォーム)等
- 景観資材事業: 特注平板、擬石ファニチュア、バリアフリーペイブ等
- エクステリア事業: 立水栓等水回り製品、エクステリア製品の販売(グループ会社含む)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 3,064,200 株
- 期末自己株式数: 147,687 株
- 期中平均株式数(四半期累計): 2,910,210 株
- 今後の予定:
- 決算発表(今回): 2026/1/28(第3四半期)
- IRイベント: 決算補足説明資料/説明会の有無: 決算補足説明資料作成の有無・決算説明会の有無は記載あり(詳細は会社IRを参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較、通期は修正後の予想Bを使用)
- 売上高(第3Q累計): 実績 11,363 百万円(前年同期 9,860 百万円、+15.2%)
- 通期予想(修正後) 15,200 百万円に対する進捗率 ≒ 11,363 / 15,200 = 74.8%
- 営業利益(第3Q累計): 実績 477.7 百万円(前年同期 258.5 百万円、+84.8%)
- 通期予想(修正後) 630 百万円に対する進捗率 ≒ 477.7 / 630 = 75.8%
- 親会社株主に帰属する当期純利益(第3Q累計): 実績 328.4 百万円(前年同期 177.2 百万円、+85.3%)
- 通期予想(修正後) 430 百万円に対する進捗率 ≒ 328.4 / 430 = 76.3%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因: 土木資材事業の大型案件・港湾関連製品中心の好調(高付加価値製品の拡販)、販売価格適正化の効果。
- 下振れ要因(セグメントベース): 景観資材は主力製品が苦戦、エクステリアは価格競争で採算悪化(損失計上)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を上方修正(売上 +400百万円、営業利益 +20百万円、経常利益 +30百万円、当期純利益 +10百万円)。
- 第3四半期時点の進捗は比較的高水準で、現時点では修正後予想の達成可能性は高いが、原材料価格や為替・金利、受注の集中など不確定要素は残る。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計: 2025/4/1~2025/12/31)
- 売上高: 11,363 百万円(前年同期比 +15.2%、増加額 +1,503 百万円)
- 売上総利益: 2,544.9 百万円(売上高比 ≒ 22.4%)
- 販売費及び一般管理費: 2,067.2 百万円
- 営業利益: 477.7 百万円(前年同期比 +84.8%、営業利益率 ≒ 4.20%)
- 経常利益: 507.7 百万円(前年同期比 +71.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 328.4 百万円(前年同期比 +85.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 112.84 円(前年同期 61.11 円)
- 財政状態(2025/12/31)
- 総資産: 16,881 百万円(前期末 16,209 百万円、+672 百万円)
- 純資産: 8,230 百万円(前期末 7,913 百万円、+317 百万円)
- 自己資本比率: 48.8%(安定水準:40%以上を目安)
- 現金及び預金: 1,094 百万円(前期末 1,467 百万円、減少)
- 流動資産合計: 8,936 百万円、流動負債合計: 7,182 百万円 → 流動比率 ≒ 124.5%(流動比率100%以上は短期支払余力あり)
- 有利子負債: 短期借入金 2,930 百万円(増加)、長期借入金 930 百万円(増加)
- 負債合計: 8,651 百万円
- 収益性指標(目安との比較)
- 営業利益率: 約 4.20%(業種平均の参照は必要。建材・資材は製品ミックスで幅あり)
- ROE(単純計算): 四半期累計純利益 / 純資産 ≒ 328.4 / 8,230 = 3.99%(目安 8%以上が良好 → やや低位)
- ROA(単純計算): 328.4 / 16,881 = 1.94%(目安 5%以上が良好 → 低位)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗率)
- 売上高進捗率: 約 74.8%(通常ペースより高め、前年同期間進捗は約66.9%→今期は進捗良好)
- 営業利益進捗率: 約 75.8%
- 純利益進捗率: 約 76.3%
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付していない(注記あり)。直接のCF数値は未提示。
- 現金及び預金は前期末から約△373 百万円減少。
- 固定資産の増加(固定資産合計 +504.5 百万円)および借入金増加(短期・長期合計で約+658 百万円)から、設備投資等による資金需要を借入で賄っている様子。
- 減価償却費(第3Q累計): 417.3 百万円
- 財務安全性:
- 自己資本比率 48.8%(安定水準)
- 流動比率 ≒ 124.5%(短期支払余力あり)
- 負債/純資産比(負債比率) ≒ 105%(負債が純資産をやや上回る)
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 0.545 百万円(小額)
- 特別損失: 固定資産売却損・除却損 計 4.466 百万円(小額)
- 一時的要因の影響: 特別損益は小額で、累積業績の主因は本業(セグメント業績)の改善。
- 継続性: 一時的項目は小さいため、実務上の業績判断は通常の営業利益ベースが適切。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績): 中間 0.00 円、期末 40.00 円、年間 40.00 円
- 2026年3月期(予想): 中間 0.00 円、期末 45.00 円、年間 45.00 円(前回予想からの修正あり)
- 配当性向(予想):
- 通期EPS(会社予想) 148.25 円に対し年間配当 45 円 → 配当性向 ≒ 45 / 148.25 = 30.3%(目安:配当性向30%台は中立〜株主還元が一定)
- 特別配当: なし
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産合計増加: 約 +504.5 百万円(主に製造現場の設備投資)
- 減価償却費(第3Q累計): 417.3 百万円
- 研究開発:
- R&D費用の明細は記載なし(–)
- 主な技術・製品: 低炭素型コンクリート「Necoコンクリート®」、自己治癒コンクリート「バジリスク」を用いた製品拡充(記載あり)
受注・在庫状況
- 受注状況: 受注高・受注残高の明細は開示なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品(棚卸資産): 1,913.7 百万円(前期末 1,625.8 百万円、増加)
- 未成工事支出金(工事進行基準の進捗分): 302.9 百万円(前期末 113.0 百万円、増加)
- 在庫回転日数の記載なし(–)
セグメント別情報
- 売上高(第3Q累計)
- 土木資材事業: 8,344 百万円(構成比 73.4%)、前年同期比 +21.8%
- 景観資材事業: 2,282 百万円(構成比 20.1%)、前年同期比 △4.2%
- エクステリア事業: 737 百万円(構成比 6.5%)、前年同期比 +17.0%
- セグメント利益(第3Q累計)
- 土木資材事業: 537 百万円(前年同期比 +146.4%)
- 景観資材事業: △41 百万円(前年同期は+42 百万円の利益 → 悪化)
- エクステリア事業: △18 百万円(前年同期は△2 百万円 → 採算悪化)
- セグメント戦略・要点:
- 土木:国土強靭化、防災・減災、流域治水等の公共需要に対応した高付加価値製品・プレキャスト化提案が奏功。
- 景観:特注案件は好調だが、主力製品が苦戦。生産設備の修繕・更新費の影響で採算悪化。
- エクステリア:新製品投入で売上伸長も、価格競争で利益は圧迫。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の具体数値やKPIは今回短信に記載なし(–)
- コメント:高付加価値製品の拡販・デジタル設計支援・脱炭素素材(Neco等)への注力は中長期の競争力強化に資する旨の記述あり。
競合状況や市場動向
- 競合比較: 同業他社との定量比較データは開示なし(–)
- 市場動向: 国内の公共投資(国土強靭化、維持補修、流域治水等)が追い風。一方で原材料価格高止まり、日中関係などの地政学的リスクが懸念要因として言及。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後): 売上高 15,200 百万円(前期比 +3.1%)、営業利益 630 百万円(+5.9%)、経常利益 680 百万円(+6.2%)、当期純利益 430 百万円(+9.2%)、1株当たり当期純利益 148.25 円
- 修正理由: 土木資材の港湾関連製品中心の好調を反映して上方修正。
- 予想の信頼性: 第3Q累計の進捗は高いが、原材料価格、受注の継続性、金利上昇などの外部要因が今後の業績に影響を与える可能性あり。
- リスク要因: 原材料コスト変動、受注集中の反動、物流費・人件費上昇、金利上昇(支払利息の増加が既に見られる)、地政学リスク(日中関係等)。
重要な注記
- 会計方針の変更: 該当事項なし
- その他重要事項: 第3四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。添付資料の「連結業績予想などの将来予測情報」に関する説明参照。
(注)
- 数値は原資料の表記に合わせ百万円単位で示しています。四捨五入により合計差が生じる場合があります。
- 不明・未記載項目は — としました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5279 |
| 企業名 | 日本興業 |
| URL | http://www.nihon-kogyo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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