2026年5月期 第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 通期業績見込みを上方修正(2026年5月期 売上高10,500百万円、営業利益410百万円、経常利益570百万円、当期純利益370百万円)。長期ビジョン「OZU Innovation2034」実現に向け、人材確保・研究開発・新規事業に戦略的投資を継続する旨を強調。
  • 業績ハイライト: 上期(2025/6/1–2025/11/30)連結売上高5,473百万円(対前期比 +2.9%:良)、売上総利益1,849百万円(+1.1%:良)、営業利益383百万円(△4.4%:悪)、経常利益496百万円(+8.0%:良)、中間純利益355百万円(+17.2%:良)。
  • 戦略の方向性: 不織布(クリーン分野)・ウェルネスケア分野の既存需要取り込みを進めつつ、70案件前後の新用途・新機能案件を事業戦略室で検討・具現化。人事制度改定、海外(上海)購買機能再編、国内加工場の最適化を推進。
  • 注目材料: 通期業績上方修正(売上+200百万円、営業利益+80百万円、経常利益+110百万円、当期純利益+80百万円)。AI関連/半導体需要や医療・介護向けウェット製品の堅調が主因。受取配当金・為替差益も経常増益に寄与。
  • 一言評価: 「成長投資を続けつつ短期的な営業益は圧迫されるが、需要追い風により通期見通しは上方修正された」

基本情報

  • 企業概要: 小津産業株式会社(証券コード 7487)─ 機能性不織布の企画・製造・販売、ウェット製品製造、輸出入、過酢酸製剤販売等。代表取締役 社長執行役員:柴﨑 治。
  • 説明会情報: 発表日 2026年1月9日。説明資料(第2四半期決算説明資料)対象期間:2025年6月1日〜2025年11月30日。説明会形式:資料公表(オンライン開示想定)。参加対象:投資家/アナリスト等(資料に明記)。
  • 説明者: 明確な発表者記載なし(資料は会社名義、代表取締役社長執行役員 柴﨑 治の経営方針を反映)。
  • セグメント:
    • クリーン分野(電子・食品・製薬等): 製造現場向け清拭ワイパー等の不織布製品(連結売上構成比 約35%※2025年5月期ベース)。
    • ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメ): 医療・介護用感染対策製品、ウェット製品、化粧品OEM等(約25%)。
    • エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設等): 除染布、油吸着材等(約5%)。
    • コンシューマー分野: マスク、一般向けウェット製品等(約3%)。
    • 小津(上海)貿易有限公司(中国拠点): 販売・購買(約3%)。
    • 株式会社ディプロ(生産拠点): 化粧品・除菌シート等(約15%)。
    • 日本プラントシーダー: 農業機器・資材(約10%)。
    • 除菌関連事業(エンビロテックジャパン): 過酢酸製剤(約2%)。

業績サマリー

  • 主要指標(連結・第2四半期実績 = 2025/6/1–2025/11/30)
    • 売上高: 5,473百万円(対前期比 +2.9%)(良)
    • 売上総利益: 1,849百万円(対前期比 +1.1%)(良)
    • 販売費及び一般管理費: 1,466百万円(対前期比 +39百万円)
    • 営業利益: 383百万円(対前期比 △4.4%)(悪) 営業利益率 7.0%(前年同期 7.5% → 減少)
    • 経常利益: 496百万円(対前期比 +8.0%)(良)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 355百万円(対前期比 +17.2%)(良)
    • EPS(参考・通期予想): 今回修正予想 43.99円(前回予想 34.50円、前期実績 48.64円)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率(上期進捗 = 上期実績 / 今回修正通期予想)
    • 売上高進捗率: 5,473 / 10,500 = 約52.1%(進捗良好;通年の半分超)
    • 営業利益進捗率: 383 / 410 = 約93.4%(良)
    • 当期純利益進捗率(中間純利益ベース): 355 / 370 = 約95.9%(良)
    • サプライズ: 通期予想の上方修正(増益幅が相当:営業利益+24.2%等)→ ポジティブサプライズ。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗(上記)。営業利益は投資で下押しされたが、経常面は配当や為替差益で押し上げられた結果、利益進捗は総じて良好。
    • 中期経営計画(第一次中期経営計画2027:売上高10,500百万円、営業利益300百万円)に対する進捗:売上目標(10,500)は今回の通期予想と一致。営業利益目標は中期計画値(300百万円)に対して今期想定410百万円(目標超過:良)だが中期最終年度目標は営業利益300百万円(計画上は超過)。
    • 過去同時期との進捗率比較: 売上は微増、営業利益率は低下(ROS 25/5 2Q 7.5% → 26/5 2Q 5.6%)。
  • セグメント別状況(主要点):
    • クリーン分野(売上構成比 約35%): AI・データセンター、半導体向け需要堅調 → 売上前年同期比増(良)。
    • ウェルネスケア(約25%): ウェット製品等堅調だがコスメは伸び悩み → 売上増・利益横ばい。
    • エコプロダクツ(約5%): 工場向け消耗品は堅調だが除染布(五大力)の大口採用がなく、売上・利益とも前年同期比減少(悪)。
    • コンシューマー(約3%): マスク・除菌ウェット堅調、売上増・利益改善(良)。
    • 小津(上海): 半導体・光学向け販売好調、売上・利益増(良)。
    • ディプロ(製造拠点 約15%): OEM好調、原価低減で利益増(良)。
    • 除菌関連(約2%): 過酢酸製剤の新規採用増、売上・利益増(良)。
    • セグメント利益参考値(図表より): 不織布事業利益 約341百万円、その他事業利益 約39百万円(第2四半期)。

業績の背景分析

  • 業績概要/トピックス: AI関連・半導体需要(クリーン分野)と医療・介護向けウェット製品(ウェルネスケア)が上期牽引。営業利益は人材確保・新規事業投資等の販管費増で減益も、受取配当金や為替差益の増加で経常・当期は増益。
  • 増減要因:
    • 増収要因: 国内外のAI/半導体関連向け需要、医療・介護用ウェット製品の堅調、ディプロのOEM好調、小津上海の販促。
    • 減益要因(営業面): 人材確保、研究開発・市場調査等への戦略投資(販管費増 +39百万円)。除染布(五大力)の大口採用がないことも利益に影響。
    • 増益要因(経常): 受取配当金の増加、為替差益。
  • 競争環境: 半導体・AI関連は需要が立ち上がる一方で、製造のアジアシフト(中国→東南アジア)や購買力集中(小津上海拠点の役割)が競争条件を変化させる。差別化は企画・加工・製造一貫の体制とディプロの製造力。
  • リスク要因: 為替変動、特定製品(除染布等)の採用不振、世界的な半導体投資の調整、サプライチェーン問題、新規事業の実現性、投資回収の遅延。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 長期ビジョン「OZU Innovation2034」を掲げ、商社から「製品を企画・開発・生産する機能を備えた商社」への転換を目指す。第一次中期経営計画2027(最終年度売上 10,500百万円、営業利益300百万円)を設定。
  • 進行中の施策: 事業戦略室を中心に約70案件を検討、複数の案件が進行中。人事制度改定で組織の新陳代謝と評価・報酬の透明化を実施。小津上海を購買機能の拠点化、国内加工場の最適化・共同購買検討。
  • セグメント別施策:
    • クリーン: AI・データセンター向け拡販、食品分野の新規開拓(エンビロテック連携)、東南アジア市場注力。
    • ウェルネスケア: 在宅介護・防災備蓄製品の開発、メディカル×コスメ融合の製品開発。
    • エコプロダクツ: 除染布事業の安定化(新規採用・リプレイス取込み)、「エコ」キーワードの新製品開発。
    • コンシューマー: ECサイト立上げ、本格稼働、ディプロ製品の販路拡大。
    • 小津(上海): 半導体・光学系の開拓、購買窓口機能強化。
    • ディプロ: 製品ライン拡充、生産性向上・原価低減。
  • 新たな取り組み: 戦略の鋭角化(案件選別の強化)、共同購買機能導入検討、国内生産拠点最適化。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年5月期・今回修正):
    • 売上高: 10,500百万円(前回予想 10,300百万円、増減率 +1.9%)
    • 営業利益: 410百万円(前回 330百万円、増減率 +24.2%)※ただし資料別箇所に「営業利益:410 前期比 △20」と記載の矛盾あり(注記参照)
    • 経常利益: 570百万円(前回 460百万円、増減率 +23.9%)
    • 当期純利益: 370百万円(前回 290百万円、増減率 +27.6%)
    • 1株当たり当期純利益(想定): 43.99円(前回 34.50円)
  • 予想の前提条件: 国内外のAI関連・半導体需要およびウェルネスケア(医療・介護・コスメ等)の需要が堅調に推移すること。為替・配当等の寄与を一部織り込んでいるが、為替レートの前提値は明示なし。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 直近の受注・需要動向を踏まえた上方修正であり、需要基調の持続に一定の自信を示す(自信度:中〜強気)。ただし一部収益は受取配当金・為替差益に依存する面あり。
  • 予想修正: 通期予想を上方修正(2025年7月発表から今回差分:売上+200百万円、営業利益+80百万円、経常利益+110百万円、当期純利益+80百万円)。修正理由はAI関連等の堅調需要とウェット製品等の好調。
  • 中長期計画とKPI進捗: 第一次中期経営計画2027(売上10,500百万円、営業利益300百万円)に沿った取り組みを継続。現時点では売上目標に対する通期予想は合致、営業利益は計画値を上回る想定(達成可能性:一定)。ROE等のKPI明示なし。
  • 予想の信頼性: 会社は見通しについて留保を明記。過去の予想達成傾向は資料に詳細記載なし → 信頼性判断は中立。
  • マクロ経済の影響: 為替、半導体投資サイクル、世界的需要動向、サプライチェーン変動が業績に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 長期的に安定した利益還元を基本とし、企業体質強化と内部留保の確保を勘案。業績に重大な影響を与える事象がない限り減配しない方針、増配を目指す旨。
  • 配当実績・予想: 1株あたり年間配当:25円(中間・期末合計で合計25円か、スライドでは「一株あたり25円の配当を予定」と明記 → 2025年5月期と同額で維持)。前年と同水準(維持)。(良:安定)
    • 配当性向(参考): 今回通期EPS想定 43.99円に対し配当25円 → 配当性向 ≒ 56.8%(目安)(比較的高め)。※計算は単純化(発行済株式数等で算定していないため目安)。
  • 特別配当: なし。
  • その他株主還元: 自社株買い等の計画は資料に記載なし。

製品やサービス

  • 主要製品: 不織布ワイパー(BEMCOT®等)、厚手紙ワイパー、航空用ワイパー、熱中症対策汗拭きシート、流せるおしりふき、フェイスマスク、ウェットシート、油吸着材(オイルテイカー)、除染布(五大力)、過酢酸製剤(パーサン®)等。
  • サービス/提供エリア: 企画・製造・販売一貫で国内外(中国拠点・東南アジア展開検討)に提供。顧客は半導体・電子・食品・製薬・医療・介護施設・化粧品メーカー等。
  • 協業・提携: エンビロテックジャパン(除菌関連で連携)、グループ内連携(小津産業↔ディプロ等)。
  • 成長ドライバー: AI/データセンター/半導体向けクリーン需要、医療・介護向けウェット製品、ディプロによるOEM拡大、新用途・新機能の具現化(事業戦略室案件)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜強気(通期上方修正、長期ビジョン達成に向けた投資を継続する姿勢)。
  • 表現の変化: 前回説明会と直接比較した明確な差分は資料上に限定的だが、今回の上方修正はポジティブな変化を示す。
  • 重視している話題: 新規事業/研究開発、人材確保、海外購買拠点の再編、生産機能強化(国内加工場最適化)。
  • 回避している話題: 除染布(五大力)の採用不振などネガティブ要素については言及するが、具体的な受注回復策や大口見込みの詳細は限定的。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • AI・半導体関連、医療・介護向けウェット製品等の需要堅調(短中期の売上支援)。
    • 通期業績の上方修正(需給確認に基づく)。
    • 高い自己資本比率(73.0%:良)と現預金残高(7,893百万円:良)により財務基盤が健全。
  • ネガティブ要因:
    • 営業利益は人材・R&D投資で圧迫(第2Qは営業減益)。
    • 一部利益増は受取配当金・為替差益に依存(継続性は不確実)。
    • 除染布等特定製品の採用不振が業績下押しのリスク。
  • 不確実性: 新規事業の商業化成功、世界的な半導体投資動向、為替変動、主要製品の大口採用可否。
  • 注目すべきカタリスト: AI/データセンター向けの大口採用、除染布(五大力)の新規採用・リプレイス受注、ディプロのOEM拡大、年度内の新規案件の具現化(事業戦略室案件)。

重要な注記

  • 会計方針: 資料内で会計方針変更の記載なし。別段の記載がない限り日本基準で表示と明記。
  • リスク要因: 資料末尾に将来見通しの不確実性に関する注意書きあり(外部要因により実績が著しく異なる可能性)。
  • その他: 一部スライドに文言の整合性(営業利益の前年比較表記等)に差異あり。資料中の「営業利益:410百万円 前期比 △20百万円」といった表記は文脈確認が必要(注:別表では営業利益410が「前期比△20」と記載され矛盾が見られるため、数値確認は原資料を参照のこと)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7487
企業名 小津産業
URL http://www.ozu.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。