2026年5月期 第1四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 中長期ビジョン「OZU Innovation2034」の実現に向け、人材確保・市場調査・研究開発等へ戦略的投資を継続し、土台づくりを優先する(短期は先行き不透明のため抑制的)。
- 業績ハイライト: 2026年5月期 第1四半期(2025/6/1–2025/8/31)は売上高2,669百万円(前年同期比+94百万円、+3.7%)と微増だが、営業利益は150百万円(前年同期比△73百万円、△32.6%)と大幅減益。
- 戦略の方向性: 「自ら製品を企画・開発・生産する機能を備えた商社」への転換を目指し、事業戦略室で新用途・新機能の開発や新規事業探索を推進。AI関連・データセンター向けやコスメ分野・除菌関連の拡販を重視。
- 注目材料: Q1は除染布(五大力)の大きな採用が無かったことが減益要因。代わりにOEMのウェット製品が好調。受取配当金や為替差益が増加し、減益幅は一部縮小。通期配当は1株あたり25円を予定(前期据え置き)。
- 一言評価: 中長期の基盤強化へ向けた先行投資を優先した四半期。売上は堅調も収益性は低下(短期は慎重、長期は成長志向)。
基本情報
- 企業概要: 小津産業株式会社(証券コード 7487、東証スタンダード)
- 主要事業分野: 機能性不織布製品の企画・製造・販売(クリーン分野、ウェルネスケア、エコプロダクツ、コンシューマー等)、過酢酸製剤販売、製造(グループ会社)。
- 代表者名: 代表取締役 社長執行役員 柴﨑 治
- 説明者: 資料上は経営企画室作成の決算説明資料。発表者(役職)明記なし。発表要旨は「第1Qの業績説明、通期見通しの確認、中期計画の進捗と投資方針」の説明。
- セグメント: 各事業セグメント(概要)
- クリーン分野(電子・食品・製薬等): 製造現場向けワイパー等不織布製品(売上構成比 約35%:2025/5期ベース)
- ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメ等): 医療・介護製品、コスメ商材(構成比 約25%)
- エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設等): 除染布など環境対応製品(構成比 約5%)
- コンシューマー分野: マスク・ウェット製品等(構成比 約3%)
- 小津(上海)貿易有限公司: 中国拠点(構成比 約3%)
- 株式会社ディプロ(製造拠点): 化粧品・医薬部外品等(構成比 約15%)
- 日本プラントシーダー株式会社: シーダー農法関連(構成比 約10%)
- 除菌関連事業(エンビロテックジャパン): 過酢酸製剤(構成比 約2%)
業績サマリー
- 主要指標(第1四半期 実績 vs 前年同期、金額は百万円)
- 売上高: 2,669 百万円(対前期比 +94 百万円、+3.7%) (目安:微増=中立)
- 売上総利益: 861 百万円(対前期比 △53 百万円、△5.8%) (目安:減少=注意)
- 販売費及び一般管理費: 710 百万円(対前期比 +19 百万円、+2.7%)
- 営業利益: 150 百万円(対前期比 △73 百万円、△32.6%) 営業利益率 5.6%(前年同期 8.7%)(目安:低下=注意)
- 経常利益: 238 百万円(対前期比 △20 百万円、△7.7%) (目安:減少)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 164 百万円(対前期比 △22 百万円、△11.8%) (目安:減少)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に未記載)
- 予想との比較
- 会社予想に対する達成率(通期予想と比較、会社公表の進捗)
- 売上高進捗率: 25.9%(10,300 百万円目標に対して2,669 百万円)
- 営業利益進捗率: 45.4%(330 百万円目標に対して150 百万円)
- 経常利益進捗率: 51.7%(460 百万円目標に対して238 百万円)
- 当期純利益進捗率: 56.5%(290 百万円目標に対して164 百万円)
- サプライズの有無: 特段の好材料(上方修正等)はなし。減益は想定内の投資継続と除染布採用不振による。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率は上記の通り(売上は約26%で通常の1Q比率に近いが、利益は進捗が比較的良好)。(目安:営業利益進捗率は高め=中立〜良)
- 中期経営計画(第一次中期経営計画2027)に対する達成率: 現時点は初年度に向けた土台づくり期間で、人材・R&D投資を優先しており通期目標(売上 10,500 百万円、営業利益 300 百万円)との整合は進捗途上。
- 過去同時期との進捗比較: 売上は前年Q1比で増、利益は減(前年Q1は営業利益224百万円→本Q150百万円)。
- セグメント別状況(第1四半期の状況)
- 不織布事業(クリーン等): 利益 130 百万円(前年同期208 百万円 → △37.5%)※不織布事業の利益減が営業利益減少の主要因。売上構成比 約35%(FYベース)。
- その他事業(グループ中のディプロ等含む): 利益 19 百万円(前年同期13 百万円 → +46.2%)。売上構成比合計は残存(各分野のFY構成比参照)。
- 各分野の売上構成(FY 2025/5実績ベース): クリーン約35%、ウェルネス約25%、ディプロ約15%、日本プラントシーダー約10%、エコ約5%、コンシューマー約3%、小津(上海)約3%、除菌関連約2%。
業績の背景分析
- 業績概要: 売上はOEMウェット製品やAI関連需要取り込みで堅調に推移。だが、除染布(五大力)の大口採用実績が無かったことと人件費・販管費増で利益が減少。
- 増減要因:
- 増収の主要因: OEMウェット製品の好調、AI/データセンター関連需要の取り込み、コンシューマー向け製品(マスク・除菌ウェット等)の安定需要。
- 減益の主要因: 除染布(五大力)の採用不足による売上ミックス悪化、販管費(人材確保・新規事業開発費・市場調査・研究開発費)の増加。
- その他: 受取配当金や為替差益の増加で経常利益減少幅は一部縮小。
- 競争環境: 半導体・データセンター関連では需要が旺盛で競争優位性を発揮できる機会がある一方、中国市場での液晶・携帯向け販売が伸び悩むなど地域・用途により採用差が存在。
- リスク要因: 除染布の大口採用不在、原材料・生産国シフト(中国→東南アジア等)による供給網の変化、為替変動、規制(化粧品や食品添加物関連)、景気動向。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 長期ビジョン実現に向け「企画・開発・生産」を備えた商社化を推進。
- 人材確保・市場調査・研究開発へ戦略的予算配分。
- 新設の事業戦略室で新用途・新機能の探索、新規事業開拓を実施。
- 進行中の施策:
- AI・データセンター向け拡販、食品分野でのエンビロテックジャパンとの連携、東南アジア市場への生産シフト対応。
- ECサイト立上げ(コンシューマー向け)やグループ購買機能の強化。
- セグメント別施策:
- クリーン: AI関連・データセンター向け拡販、コスト対応・代替品対策、東南アジア市場注力。
- ウェルネスケア: 在宅介護・防災備蓄の開発、コスメと医療のクロス展開、EC活用。
- エコプロダクツ: 除染布事業の安定化、新規採用・リプレイス需要取り込み、環境製品拡販。
- コンシューマー: ディプロ製品拡販、ECサイト本格稼働。
- 新たな取り組み: 事業戦略室による新規事業探索、小津(上海)を購買拠点として活用、ディプロとの連携による製造ライン活用拡大。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年5月期 会社予想)
- 売上高: 10,300 百万円(前期比 +80 百万円、+0.8%) (目安:横ばい)
- 営業利益: 330 百万円(前期比 △100 百万円、△23.3%) (目安:減益)
- 経常利益: 460 百万円(前期比 △99 百万円、△17.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 290 百万円(前期比 △118 百万円、△28.9%)
- 予想の前提条件: 好調なAI関連需要の取込みに注力する一方、先行き不透明のため売上は横ばい想定。販管費増(人材・R&D等)を見込み減益。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 中長期の成長投資を継続する方針に基づく保守的な想定。経営陣は中長期目標達成に向け投資継続の姿勢を示すが、短期は慎重。
- 予想修正:
- 通期予想の修正は今回資料ではなし(現時点での予想公表)。
- 修正の有無/要因:–(今回の資料では通期予想維持)
- 中長期計画とKPI進捗:
- 第一次中期経営計画2027(目標:売上高10,500 百万円、営業利益300 百万円)に対し、当期は土台づくり段階で投資優先。達成可能性は投資効果と市場採用状況に依存。
- その他KPI(ROE/配当性向目標等)は資料に明確数値なし。
- 予想の信頼性: 経営陣は「先行き不透明」の表現を用いており、通期は保守的な見方と読み取れる。過去の予想達成傾向の記載は資料に明示なし(過去実績と乖離がある場合は変動の可能性)。
- マクロ経済の影響: 為替(為替差益で経常収益に影響)、世界的半導体景況やAI投資動向、国内コスメ需要、供給チェーンの地政学的リスク等が影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 長期的に安定した利益還元を基本方針としつつ、企業体質強化のための内部留保も考慮。業績に大きな影響を与える事象がない限り減配は行わず、増配を目指す。
- 配当実績(1株当たり、円/株): 過去推移 15→15→17→19→19→21→23→23→25→25→25(15/5期〜26/5期)。現時点で2026/5期も「25円」予定(前期据え置き)。
- 中間配当、期末配当明細: –(資料は年間合計方針のみ、従来は中間/期末で実施の可能性あり)
- 配当利回り、配当性向: 配当利回りは株価依存のため資料に記載なし。配当性向具体値は資料に未記載。
- 特別配当: なし(資料上の記載なし)。
- その他株主還元: 自社株買い等の記載なし。
製品やサービス
- 主要製品:
- 不織布ワイパー(BEMCOT® 等)、航空用ワイパー、厚手紙ワイパー、除菌ウェットワイパー、マスク(マスメイク)、除菌ウェットワイパー(ケアウィル®)、フェイスマスク等。
- エコ製品:油吸着材(オイルテイカー)、汗拭きシート、除染布(五大力)等。
- 除菌関連:過酢酸製剤(パーサン®)等(FDA認証等あり)。
- サービス・生産拠点:
- ディプロ:化粧品・医薬部外品等の製造拠点(OEM生産好調)。
- 小津(上海)貿易:中国での販売・購買拠点。
- 協業・提携: エンビロテックジャパンとの連携(食品分野での販路開拓等)。グループ会社間連携(小津産業とディプロ等)による製造・購買機能強化。
- 成長ドライバー: AI・データセンター関連需要、OEMウェット製品の拡販、コスメティック国内需要、過酢酸製剤の食品分野拡販、新用途開発による付加価値製品。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢(Q&Aからの読み取り): –(資料上のQ&A情報なし)
- 未回答事項: 大口採用見込みの回復タイミング、具体的な人材投資額の内訳・ROI、EPSや四半期ごとの細かなセグメント売上数値などは資料で明確化されていない。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中長期に向けた投資姿勢は明確で「中長期の成長に自信を持って投資する」トーン。一方、短期は「先行き不透明」との表現で慎重さを示す(総じて中立〜長期強気)。
- 表現の変化: 前回説明会との比較資料は明示なしだが、今回は「投資継続と土台づくり」を強調。
- 重視している話題: 人材確保、研究開発、市場調査、AI関連需要取り込み、新規事業探索。
- 回避している話題: 当該四半期の詳細EPS、個別大口顧客名、短期的なコスト削減具体策の細部。
投資判断のポイント(情報整理・助言ではない)
- ポジティブ要因:
- AI・データセンター向け需要の堅調化。
- OEMウェット製品の好調(ディプロの貢献)。
- グループ内製造・購買機能の強化、海外(中国・東南アジア)拠点の活用。
- 配当は1株25円を維持予定(株主還元方針の継続性)。
- ネガティブ要因:
- 除染布(五大力)の大口採用不在で利益減。
- 人件費・販管費等の先行投資による短期的な収益悪化。
- 一部市場(例:中国の液晶・携帯向け販売)の伸び悩み。
- 不確実性:
- 新製品・新用途の採用状況(特に除染布・新規事業の市場性)。
- 世界的な半導体景況や為替変動の影響。
- 注目すべきカタリスト:
- 「五大力」等除染布の大口採用の回復・新規採用報告。
- ディプロのOEM受注動向と生産拡大の進捗。
- 事業戦略室による新規事業の発表や中期計画に対する進捗レポート。
- 四半期ごとの販管費動向と投資効果(ROI)に関する開示。
重要な注記
- 会計方針: 本資料における財務データは「別段の記載がない限り日本の会計原則に従って表示」と明記。会計方針変更の記載はなし。
- リスク要因: 資料末尾に将来見通しに関する注記(仮定に基づく不確実性の存在)あり。供給チェーン・為替・規制リスク等は一般的留保。
- その他: 連結貸借対照表(8月末)では総資産 26,707 百万円、純資産 19,452 百万円、自己資本比率 72.4% と高水準を維持。主な増減要因に現金預金の減少(△228 百万円)、投資有価証券増加(+403 百万円)等を挙げている。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7487 |
| 企業名 | 小津産業 |
| URL | http://www.ozu.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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