2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。中間決算は「会社予想と概ね整合(ほぼ予想通り)」。市場コンセンサスは資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+6.7%、営業利益+8.3%、経常利益+9.2%、ただし中間純利益は△1.7%)。
  • 注目すべき変化:事業構成の変化が顕著。舶用内燃機関売上は7,640百万円(△7.1%)と減少した一方、修理・部品等が7,650百万円(+25.4%)と大幅増。全体では修理・部品等の伸長が舵を取る形。
  • 今後の見通し:通期予想(売上29,120百万円等)に対する進捗は高水準(売上53%、営業利益68%、経常利益60%、当期純利益61%)。通期予想の修正は無し。
  • 投資家への示唆:研究開発(アンモニア・水素燃料エンジン)と工場稼働シフトの影響で短期的に主機関の生産制約があるが、修理・部品・ライセンス収入の伸長と堅固な受注残で通期達成の見通しは良好。財務基盤は強く、キャッシュ創出と自己資本比率ともに安定。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
    • 主要事業分野:舶用内燃機関の開発・設計・製造・販売及びアフターサービス(修理・部品)、ライセンス関連業務
    • 代表者名:代表取締役社長 川島 健
    • URL:https://www.j-eng.co.jp/
  • 報告概要
    • 提出日:2025年11月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)=2025年4月1日~2025年9月30日(非連結、日本基準)
    • 決算説明会資料の有無:無
  • セグメント
    • 舶用内燃機関:主機関の生産・販売(受注・受注残あり)
    • 修理・部品等:アフターサービス、部品販売、ライセンス関連(部品供給、ロイヤリティ)
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数:8,400,000株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(中間期):8,383,742株
    • 期末自己株式数:16,323株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定
    • 次回決算発表等:–(資料に記載なし)
    • 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日(中間):2025年12月2日

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(当中間期:百万円、対前年中間期増減率)
    • 売上高:15,290(+6.7%)
    • 営業利益:3,253(+8.3%)
    • 経常利益:3,539(+9.2%)
    • 中間純利益:2,666(△1.7%)
  • 会社予想との差異
    • 会社は通期予想の修正なし。中間実績は通期見通しに対して進捗良好(売上進捗53%、営業利益68%等)で、会社予想と整合。
  • サプライズ要因
    • 修理・部品等の増収(+25.4%)と、補助金(NEDO関係のグリーンイノベーション基金の交付金)計上が利益を押し上げた点。
    • 一方、工場生産ラインの一部を次世代燃料エンジン(アンモニア・水素)に割り当てたため舶用内燃機関の販売が減少した点が影響。
  • 通期への影響
    • 会社は通期予想据え置き。受注高・受注残とも増加しており(受注高17,840百万円+9.3%、受注残29,906百万円+4.8%)、通期予想の達成可能性は高いと会社は判断。ただし下半期も生産ライン制約が続く見込みのため、納期・出荷のタイミングに注意。

財務指標(中間期ベース)

  • 損益(百万円)
    • 売上高:15,290(前年同期14,326、+6.7%)
    • 営業利益:3,253(前年同期3,003、+8.3%)
    • 経常利益:3,539(前年同期3,243、+9.2%)
    • 中間純利益:2,666(前年同期2,714、△1.7%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):318.05円(前年同期323.68円、△1.7%)※2024/10/01の1株→3株分割を考慮した表示
  • 収益性指標
    • 営業利益率:3,253 / 15,290 = 21.3%(高水準。業種平均は企業により差あり)
    • 経常利益率:23.1%
    • 当期純利益率:17.4%
    • ROE(目安:8%以上良好):中間純利益2,666 / 純資産16,349 = 16.3%(優良、10%以上)
    • ROA(目安:5%以上良好):2,666 / 総資産34,720 = 7.7%(良好)
  • 進捗率(通期予想に対する中間実績)
    • 売上高進捗率:53%(29,120見通しに対し)
    • 営業利益進捗率:68%(4,760見通しに対し)
    • 経常利益進捗率:60%(5,850見通しに対し)
    • 当期純利益進捗率:61%(4,340見通しに対し)
    • コメント:利益段階で高い進捗を示している点が特徴。
  • 貸借対照表の要点(百万円)
    • 総資産:34,720(前期末32,960、+5.3%)
    • 純資産:16,349(前期末13,880、+17.8%)
    • 自己資本比率:47.1%(前期末42.1%)→ 安定水準(目安40%以上で安定)
    • 流動資産:24,415、流動負債:14,514、流動比率=約168%(健全)
    • 有利子負債(短長合計):長期借入金3,266 + 1年内返済922 ≒ 4,189百万円
    • 現金同等物:7,516百万円 → 有利子負債を差し引くと概ね純現金(約3,327百万円)
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業CF:+2,836(前年同期+4,740)※営業CF/当期純利益比率=2,835.7 / 2,666 ≒ 1.06(1.0以上で健全)
    • 投資CF:△1,846(前年同期△818) 主な投資:有形固定資産取得(設備投資)1,824.6百万円(新工場・設備等)
    • 財務CF:△885(前年同期△483) 主な内訳:長期借入金返済311、配当支払467
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約+990百万円(正味のキャッシュ創出)
  • 財務安全性・効率性
    • 自己資本比率47.1%(安定)
    • 流動比率約168%(健全)
    • 負債比率(負債合計18,371 / 純資産16,349)=約112%(標準域)
    • 総資産回転率(売上/総資産):15,290 / 34,720 = 0.44回

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益等は微小(92千円)
  • 特別損失:固定資産売却損・除却損、リース解約損等 合計約4,345千円(小額)
  • 補助金収入:中間期で289,946千円(約290百万円)計上(グリーンイノベーション基金関連)→ 経常利益にプラス寄与
  • 一時的要因の影響:特別損益は金額小さいため実質業績への影響は限定的。補助金は研究開発/プロジェクト関連で継続可能性は案件次第。

配当

  • 配当実績と予想(会社開示)
    • 中間配当(支払開始予定日 2025/12/02):支払額 20.00円(注記:2024/10/01の株式分割により表示が影響)
    • 通期会社予想(開示):第2四半期末 60.00円、期末 80.00円(合計 140.00円)と開示(ただし株式分割表記の関係で中間実際支払額は20.00円)。直近公表の配当予想に修正は無いと明記。
    • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
    • 配当性向(会社予想ベースの概算):年間配当総額(8,400,000株×140円=約1,176百万円)/通期当期純利益見通し4,340百万円 ≒ 27.1%(参考値、分割表記の注意あり)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:配当実施および自己株式の保有があるが、特段の自社株買い計画は開示無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CFベース)
    • 有形固定資産取得:1,824.6百万円(前年同期767.7百万円)
    • 主な投資内容:新工場稼働準備・生産設備等(文中で新工場稼働を示唆、2028年度新工場稼働計画)
    • 減価償却費(中間期):492.7百万円
  • 研究開発
    • R&D費用:研究開発費として費用増(数値は損益計算書内の販売費および一般管理費の増加に含まれる。明示的内訳は不掲載)
    • 主なテーマ:アンモニア燃料エンジン、水素燃料エンジンの開発(NEDOのグリーンイノベーション基金関連で先行投資)

受注・在庫状況

  • 受注高:17,840百万円(前年同期16,317、+9.3%)
    • 舶用内燃機関受注高:10,062(+2.6%)
    • 修理・部品等受注高:7,777(+19.5%)
  • 受注残高:29,906百万円(前年同期28,523、+4.8%)
    • 舶用内燃機関受注残:23,917(△1.8%)
    • 修理・部品等受注残:5,988(+43.6%)
  • 在庫(棚卸資産合計):製品+仕掛品+原材料で増加傾向(製品3,916、仕掛4,439、原材料1,253 百万円)
  • コメント:受注・受注残は堅調。舶用内燃機関は造船市場の手持ち工事が多く中長期の生産枠も確保。修理・部品は増加基調で新工場稼働が寄与。

セグメント別情報

  • 売上(中間期)
    • 舶用内燃機関:7,640百万円(構成比50.0%、前年同期構成比57.4%、売上は△7.1%)
    • 修理・部品等:7,650百万円(構成比50.0%、前年同期構成比42.6%、売上は+25.4%)
  • 利益貢献度:修理・部品等は収益性が高く、増収が全体の利益押し上げに寄与。
  • セグメント戦略:UEエンジンのライセンス展開強化、海外ライセンシー(中国等)の増産・市場拡大がライセンス関連収入を押し上げている。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:第2次中期事業計画「Be the First Mover」を掲げ、次世代アンモニア・水素燃料エンジンの開発・製造・社会実装を推進。
  • KPI進捗:受注高・受注残は増加、ライセンス展開・修理・部品の伸長が確認され、中期方針の成長ドライバー育成と整合。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:海運・造船市場は運賃の変動や地政学リスクの影響を受ける一方、新造船需要や環境対応船需要は旺盛。これがエンジン・部品需要に影響。
  • 競合比較:同社は「開発→設計→製造→販売→アフターサービス」の一貫体制とライセンス展開で差別化。具体的な同業他社比較数値は資料に記載なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想(通期・会社公表、2025/5/13公表から修正無し)
    • 売上高:29,120百万円(+0.9%)
    • 営業利益:4,760百万円(△6.5%)
    • 経常利益:5,850百万円(+7.9%)
    • 当期純利益:4,340百万円(+0.3%)
    • 会社は業績予想の前提(為替などの詳細)は添付資料参照を指示。
  • 予想の信頼性:中間進捗が高く受注残も十分なため、会社見通しは達成可能性が高いと判断。ただし下半期の生産ラインシフトと外部環境リスク(為替、原材料価格、船舶市場の需給変化)に留意。
  • リスク要因:生産ライン制約による出荷遅延、グローバルな海運市況変動、技術・安全性検証に伴う開発遅延、補助金等の政策依存度。

重要な注記

  • 会計方針の変更・見積り変更等:無し
  • 株式分割:普通株式1株につき3株の株式分割を2024年10月1日に実施。分割前後の1株当たり数値の注記あり(EPS・配当等の表示に影響)。配当の表示は分割前後で表記が混在するため、比較時は注意が必要。
  • 第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外。

(注)

  • 一部数値は資料の千円表記を百万円単位で整理しています。表記の不明点や株式分割による配当表記の差異については資料中の注記を参照してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6016
企業名 ジャパンエンジンコーポレーション
URL https://www.j-eng.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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