2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較は資料内に市場予想の記載がなく、会社の当期(2025年9月期)期初予想の明示もないため「差異は不明(–)」。ただし、売上高は前期比増(+5.4%)で着地した一方、営業損失・当期純損失は拡大しており、収益改善は限定的。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高810百万円:前期比+5.4%、営業損失△1,445百万円:前期は△1,384百万円)。
  • 注目すべき変化:特定細胞加工物製造業の売上が前年から約8.8%減少する一方、CDMO事業は+73.9%と大幅増。資産・現金は減少(総資産4,254百万円、現金2,670百万円)。自己資本は減少し自己資本比率は91.1%→88.8%(依然高水準)。
  • 今後の見通し:2026年9月期予想は売上943百万円(+16.4%)、営業損失△1,454百万円、当期純損失△1,453百万円。売上増を見込むが費用増(新規メニューセットアップ、開発パイプライン拡充)により赤字継続見込み。会社は継続企業の前提に関する重要な不確実性はないと判断。
  • 投資家への示唆:売上回復(特にCDMO)やS-DSC®/ASC等新メニューの早期立ち上げがカギ。資金余力はあるものの営業CFは継続的にマイナスであり、収益構造改善の実効性と費用コントロールを注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社メディネット
    • 主要事業分野:細胞加工業(特定細胞加工物製造、CDMO、バリューチェーン事業)および再生医療等製品の研究開発
    • 代表者名:代表取締役社長 久布白 兼直
    • 上場コード:2370(東証)
    • URL:https://www.medinet-inc.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月13日
    • 対象会計期間:2025年9月期(2024年10月1日〜2025年9月30日、非連結)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025/11/27予定)
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年12月17日
  • セグメント:
    • 細胞加工業:医療機関向け特定細胞加工物の製造受託、CDMO、施設運営受託、医療機器販売・ロイヤリティ等
    • 再生医療等製品事業:自社製品の研究開発(治験・承認取得に向けた開発活動)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):264,729,198株(2025年9月期)
    • 期中平均株式数:264,647,679株(2025年9月期)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2025年12月17日予定
    • 決算説明会:2025年11月27日(機関投資家・アナリスト向け)
    • 有価証券報告書提出:2025年12月17日予定

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想との比較(当期:会社の通期予想は資料中に明示なし → 達成率:–)
    • 売上高:実績 810百万円(前年比+5.4%)
    • 営業利益:実績 営業損失 △1,445百万円
    • 純利益:実績 当期純損失 △1,362百万円
  • サプライズの要因:
    • 売上はCDMOやバリューチェーン(ロイヤリティ・医療機器販売)で増加したが、特定細胞加工物(免疫細胞、S-DSC®、ASC等)の受託件数・一部技術移転収入が想定を下回った点が混在。新規受託体制整備のための先行投資で原価・販管費が増加。
    • 一時的要因として固定資産の減損損失25百万円計上。
  • 通期への影響:
    • 会社の2026年9月期見通しでは売上増(943百万円)を見込むが、セットアップ費用・開発投資増で赤字は継続見込み。現時点で予想修正はなし。

財務指標(要点)

  • 損益(主要数値、単位:百万円)
    • 売上高:810(+5.4% YoY)
    • 売上総利益:110(約109.7)(-2.6% YoY)
    • 販売費及び一般管理費:1,555(+3.9% YoY)
    • 営業利益:△1,445(前期△1,384)
    • 経常利益:△1,340(前期△1,261)
    • 当期純利益:△1,362(前期△1,276)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):△5.15円(前期△5.04円)
  • 財政(貸借対照表要点、単位:百万円)
    • 総資産:4,254(前期5,700、△1,445)
    • 純資産(自己資本):3,777(前期5,190、△1,413)
    • 自己資本比率:88.8%(前期91.1%)(安定水準:40%以上 → 良好)
    • 現金及び現金同等物:2,670(前期4,651、△1,981)
    • 流動資産:3,612、流動負債:233 → 流動比率 ≒ 1,551%(流動性は高い)
  • 収益性指標(概算)
    • ROE:△36.1%(計算:△1,362 / 3,777。目安:8%以上が良好 → 大幅マイナス)
    • ROA:△32.0%(△1,362 / 4,254。目安:5%以上が良好 → 大幅マイナス)
    • 営業利益率:△178.4%(営業損失/売上高。業種平均と比較して低い)
  • 進捗率分析(四半期決算該当なしだが参考)
    • 2026年予想(通期)に対する2025年実績の比率:売上 810/943 ≒ 85.9%(参考)
  • キャッシュフロー(単位:百万円)
    • 営業CF:△1,413(前期△1,271) → 営業CFが継続的にマイナス(課題)
    • 投資CF:△565(主な支出:有価証券取得500、投資有価証券取得92、設備取得等)
    • 財務CF:△2(前期は+1,460:前期に株式発行で資金調達)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):△1,978(営業CFと投資CFの和、負)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△1,413)/当期純損失(△1,362) ≒ 1.04(参考だが双方マイナスのため解釈要注意)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別開示は本資料に無し(通期のみ)。季節性は特記なし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:88.8%(安定水準)
    • 有利子負債:資料上、明示的な有利子負債はほぼ無い(キャッシュ・フロー対有利子負債比率は営業CFがマイナスのため記載なし)。
    • 流動比率:高水準(約1,551%)
  • 効率性:総資産回転率は低い(売上810 / 総資産4,254 ≒ 0.19回/年)
  • セグメント別(主要)
    • 細胞加工業(合計)売上 810,072千円
    • 特定細胞加工物製造業:555,306千円(前期比 -8.8%)
    • CDMO事業:174,445千円(前期比 +73.9%)
    • バリューチェーン事業:80,321千円(前期比 +35.6%)
    • 再生医療等製品事業:売上 0(前期比 -10.8%)
    • セグメント損失(当期):細胞加工業 △474,859千円、再生医療等 △407,976千円、全社調整等 △562,605千円 → 計 営業損失△1,445,442千円
  • 財務の解説(要点)
    • 前期の株式発行等により資金調達を実施しているが、営業活動は継続的に資金を消費。投資有価証券の取得等で現金は減少。現状は当面資金繰りに懸念なしと会社は判断しているが、営業CFの改善が重要。

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:減損損失 25百万円(当期計上、細胞加工業関連の固定資産償却等)
  • 特別利益:投資有価証券売却益 7.3百万円
  • 一時的要因の影響:減損等を除いても営業損失が継続しており、特別損益を除いても実質的な赤字基調は継続。
  • 継続性の判断:減損は一時的だが、営業赤字・営業CFのマイナスが継続している点は中長期的に注視が必要。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00円(2025年9月期)
    • 期末配当:0.00円(2025年9月期)
    • 年間配当予想(2026年予想):0.00円
    • 配当性向:–(配当なし)
  • 特別配当の有無:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の開示無し(当期は無し)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(キャッシュフロー項目より)
    • 有形固定資産取得支出:22.9百万円(投資CFの内訳)
    • 減価償却費:101.6百万円(損益)
  • 研究開発
    • R&D費用:資料中に総額の明示なしだが、再生医療等製品事業で研究開発費増加を記載(セグメント損失の要因)。
    • 主なテーマ:α-GalCer/DCの開発中止後の代替候補の導入(海外企業と交渉)、MDNT01(NeoCart)関連の国内開発方針は米国側の開発体制変更で遅延。

受注・在庫状況(該当業種情報)

  • 受注状況:資料に受注高・受注残高の数値は記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(仕掛品+原材料等):仕掛品21.5百万円、原材料等28.2百万円(合計小規模)
    • 在庫回転日数:記載なし(–)

セグメント別情報(要点繰返し)

  • 細胞加工業
    • 主力:医療機関向け特定細胞加工(主要顧客:医療法人社団滉志会、ヤンセンファーマ、資生堂等)
    • 課題:免疫細胞・S-DSC®の加工件数が当初予想を下回った点、ASC提供開始の遅延
    • 成長点:CDMOで大学発ベンチャーからの新規受託および技術移転一時金計上、Medigen社からのロイヤリティ・医療機器販売
  • 再生医療等製品事業
    • 開発方針の遅延:MDNT01(NeoCart)の国内方針決定が米国側の体制変更で遅延
    • 売上はゼロ、セグメント損失継続。新規候補の導入を模索。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料では明示的な数値目標の提示なし(–)。ただし戦略的重点は「特定細胞加工物受託拡大」「CDMO基盤強化」「再生医療等製品のシーズ強化」。
  • KPI達成状況:収益性改善は未達(営業損失継続)。CDMO寄与は改善シグナル。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:資料に他社比較はなし(–)
  • 市場動向:がん免疫療法市場の環境変化により受託需要は減少後回復が不十分との記載。国際情勢・物価上昇が先行きを不透明にしている旨記載。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年9月期、会社予想・通期)
    • 売上高:943百万円(前期比+16.4%)
    • 営業損失:△1,454百万円(前期△1,445百万円)
    • 経常損失:△1,449百万円
    • 当期純損失:△1,453百万円
  • 前提条件:既存契約医療機関での患者受入増、新規契約医療機関開拓、CDMO案件完了・治験製品製造開始等を前提。ただし為替・国際情勢等のマクロ変動を注記。
  • 予想の信頼性:過去は資金調達を通じてキャッシュポジションを維持してきたが、営業CFマイナスが続く点で実現性は費用管理と受託拡大の成否に依存。
  • リスク要因:受託件数の回復遅延、ASCや新技術移転の遅延、試験・承認関連の進捗遅延、外部資金調達条件の変化。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 継続企業の前提:売上急減後の回復が十分でない点等により継続企業の前提に疑義を生じさせるリスクはあるが、会社は資金残高等を総合的に検討し「重要な不確実性は認められない」と判断。
  • その他:決算短信は監査対象外。決算説明資料P.4に今後の見通し詳細あり。

(注記)

  • 不明な項目は「–」で表記しています。
  • 数値は決算短信記載(千円→百万円切捨て表記に合わせて要旨表示)に基づきます。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2370
企業名 メディネット
URL http://www.medinet-inc.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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