2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無く、発表数値に関しても予想修正はなし。四半期累計の実績は会社公表の想定範囲内(特段の上振れ・下振れの開示なし)。
  • 業績の方向性:売上高は前年同期比で減少(572百万円、△2.8%)し、営業損失・経常損失・四半期純損失ともに拡大(営業損失:△1,145百万円 → 前年△996百万円)。減収・損失拡大の状況。
  • 注目すべき変化:売上総利益が前年同期比で大幅減(65百万円、前年106.8→65.1百万、△39.0%)し、販売費及び一般管理費が増加(1,210百万円、前年比+9.7%)。特に細胞加工業(特定細胞加工物製造業)で前年の技術移転一時金が発生せず売上減少。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上930百万円、営業損失△1,491百万円、当期純損失△1,489百万円)は変更なし。第3四半期累計の進捗は売上で約61.6%(572/930)、営業損失は通期想定損失の約76.8%を計上済(△1,145/△1,491)で、下期の収益回復・コスト効率化が不可欠。
  • 投資家への示唆:短期的には売上回復(特にCDMO・特定細胞加工の受託拡大)と販管費・原価の抑制が通期達成の鍵。バランスシートは自己資本比率が高く流動性を一定確保しているが、継続企業に関する注記で「リスクは存在する」と明示されているため、資金繰り動向・受注の確度に注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社メディネット
    • 主要事業分野:細胞加工業(特定細胞加工物製造、CDMO、バリューチェーン事業)および再生医療等製品事業(自社パイプラインの開発)
    • 代表者名:代表取締役社長 久布白 兼直
    • 上場市場・コード:東証 / 2370
    • URL:https://www.medinet-inc.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月12日
    • 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期累計(2024年10月1日~2025年6月30日、非連結)
    • 決算説明会資料:作成なし、決算説明会:無し
  • セグメント:
    • 細胞加工業:特定細胞加工物製造業、CDMO事業、バリューチェーン事業(施設運営・ロイヤリティ・医療機器販売等)
    • 再生医療等製品事業:自社パイプラインの研究開発(α-GalCer/DC開発中止の背景説明あり)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む):264,729,198株(2025年9月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):264,620,229株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本短信(2025/8/12)にて公表(決算補足説明資料作成なし)
    • 株主総会 / IRイベント:–(該当情報の記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較)
    • 売上高:572百万円(第3Q累計)/通期予想930百万円に対する進捗率61.6%(達成ペースは概ね上期偏重)
    • 営業利益:△1,145百万円(第3Q累計)/通期予想△1,491百万円に対する累積比76.8%(損失の大半を既に計上)
    • 純利益:△1,111百万円(第3Q累計)/通期予想△1,489百万円に対する累積比74.6%
    • 会社予想の修正:無し(公表済の通期予想から変更なし)
  • サプライズの要因:
    • 売上面:前年同期に計上した技術移転一時金が今期は発生せず、特定細胞加工物製造業で減収。
    • 費用面:細胞加工受託拡大に向けた受託体制整備の先行投資により原価増加、研究開発費及び販管費の増加で損失拡大。
    • 特別項目:品川CPFの工程管理システム導入見送りに伴う減損(25,366千円)を特別損失計上、投資有価証券売却益7,281千円あり。
  • 通期への影響:
    • 下期に受託案件の売上化(新規CDMO案件の段階的計上)と原価低減・販管費抑制が見込めるかが通期目標達成の要点。第3Q累計で損失の大半を既に計上しているため、下期での改善努力が必要。

財務指標

  • 財務諸表の要点(千円単位表記は原資料準拠)
    • 売上高(第3Q累計):572,743千円(前年589,485千円、△2.8%)
    • 売上原価:507,642千円(前年482,732千円、+5.2%) → 売上総利益:65,101千円(前年106,752千円、△39.0%)
    • 販管費:1,210,432千円(前年1,103,204千円、+9.7%)
    • 営業損失:△1,145,331千円(前年△996,451千円)
    • 経常損失:△1,090,571千円(前年△948,656千円)
    • 特別損益:投資有価証券売却益7,281千円、減損損失25,366千円
    • 四半期純損失:△1,111,813千円(前年△951,417千円)
    • 総資産:4,498,889千円(前期末5,700,031千円、△1,201,142千円)
    • 純資産:4,017,064千円(前期末5,190,766千円、△1,173,702千円)
    • 現金及び預金:2,557,914千円(前期末4,651,181千円、減少2,093,267千円)
  • 収益性
    • 売上高:572百万円(前年589百万円、△2.8%)
    • 営業利益:△1,145百万円(前年△996百万円)、営業利益率 約 △200.0%(営業損失率。参考:業種平均はプラス領域であり大きく劣後)
    • 経常利益:△1,090百万円(前年△948百万円)
    • 純利益:△1,111百万円(前年△951百万円)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):△4.20円(前年△3.78円)
  • 収益性指標(算出)
    • ROE(簡易):△1,111,813 / 4,017,064 = 約 △27.7%(目安:8%以上が良好 → 大きく劣後)
    • ROA(簡易):△1,111,813 / 4,498,889 = 約 △24.7%(目安:5%以上が良好 → 大きく劣後)
    • 営業利益率:△200%(損失率。参考:業種平均と比較して低い)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
    • 売上高進捗率:61.6%(572/930)→ 上期偏重だが売上は通期目標に概ね対する進捗
    • 営業利益(損失)進捗:累計で通期見込みの約76.8%の損失を計上(△1,145/△1,491)
    • 純利益(損失)進捗:約74.6%(△1,111/△1,489)
    • 過去同期間との比較:前年同期は損失水準がやや小さく、収益性は悪化
  • キャッシュフロー
    • 四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。個別項目からの状況:
    • 現金及び預金残高:2,557,914千円(前期末4,651,181千円、△2,093,267千円)
    • 有価証券:1,000,000千円(増加)
    • 営業CF/純利益比率:–(営業CFの数値非開示のため計算不可。注記あり)
    • フリーCF:–(非開示)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 第3Q累計で売上/損失拡大の傾向。第4四半期以降に新規CDMO案件の売上計上を見込む旨の記載あり(段階的計上)。
    • 季節性:特段の季節性指摘なし。ただし一部受託案件の売上認識時期により四半期偏在が発生する可能性。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:89.3%(前期末91.1%、依然高水準で安定)
    • 負債合計:481,825千円(資産に対して低位、財務レバレッジは小さい)
    • 流動比率:–(流動資産3,911,442千円/流動負債248,284千円 → 約1,576% と高い流動性。目安:100%以上で安全)
  • 効率性
    • 総資産回転率・売上高営業利益率等:売上高に対する利益が大きくマイナスのため低下。総資産回転率(売上/総資産)= 572,743 / 4,498,889 ≈ 0.127 回/年(低い)
  • セグメント別(第3Q累計)
    • 細胞加工業(計):売上 572,539千円(内訳:特定細胞加工物製造業433,621千円(前年比△7.6%)、CDMO事業78,617千円(+2.5%)、バリューチェーン事業60,300千円(+39.0%))→ セグメント損失 △380,324千円(前年△245,449千円)
    • 再生医療等製品事業:売上 204千円(表示上)、セグメント損失 △326,980千円(前年△316,159千円)
    • セグメント間調整(全社費用):△438,026千円
    • セグメント合計で営業損失計上(整合済)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 7,281千円
  • 特別損失:固定資産の減損損失 25,366千円(品川CPFの工程管理システム導入を一旦見送ったことによるソフトウェア仮勘定の回収可能性見直し)
  • 一時的要因の影響:減損は一時的要因。前年にあった技術移転一時金の不発生は再発性が低い可能性があるが、受託契約の有無に依存するため将来の業績に影響する。
  • 継続性の判断:一時費用を除いても営業損失は継続的に発生している点は注視事項。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00円
    • 期末配当(予想):0.00円
    • 年間配当予想:0.00円(変更なし)
    • 配当利回り:–(株価情報非開示)
    • 配当性向:–(純損失のため参考値なし)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(但し譲渡制限付株式報酬の新株発行実績あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 当第3四半期に関する明示的な設備投資額の記載:–(明細非開示)
    • 減価償却費:75,541千円(前年85,184千円)
    • 品川CPFの工程管理システム導入を一旦見送ったため関連ソフトウェアの減損25,366千円を計上
  • 研究開発:
    • 主なテーマ:再生医療等製品(α-GalCer/DC の開発中止を受け、候補品の獲得・導入を加速)

受注・在庫状況(該当する業種)

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細は開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:309千円
    • 仕掛品:42,869千円(増加)
    • 原材料及び貯蔵品:24,794千円
    • 在庫回転日数:–(非開示)
    • 在庫の質:仕掛品割合が存在(受託製造プロセスの性格による)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(第3Q累計)
    • 細胞加工業:売上 572,539千円、セグメント損失 △380,324千円(受託体制整備費用・原価増で損失拡大)
    • 再生医療等製品事業:売上 204千円(表示上)、セグメント損失 △326,980千円(開発費負担継続)
  • 前年同期比較:特定細胞加工物製造業で売上減(技術移転一時金不発生)、バリューチェーン事業は増収
  • セグメント戦略:細胞加工業で受託拡大(特にCDMO案件獲得)と製造体制の適正化・原価低減、再生医療は有望シーズを優先して開発・外部パイプラインの獲得を加速

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:開示資料上の中期数値目標は本短信では明示無し(–)
  • KPI達成状況:特になし(–)

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:同業他社の数値は本短信に記載なし(–)。ただしがん免疫療法市場の変化等で受託需要が萎む局面があり、業界需給の影響を受けやすいと明記。
  • 市場動向:雇用・所得環境は改善傾向だが、米国通商政策等の影響で先行き不透明。がん免疫療法市場の環境変化が売上急減の要因の一つと指摘。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想(変更無し):
    • 売上高:930百万円(対前期+21.0%)
    • 営業利益:△1,491百万円
    • 経常利益:△1,485百万円
    • 当期純利益:△1,489百万円(EPS △5.63円)
    • 次期予想:–(本短信では次期見通しの詳細記載なし)
    • 会社予想の前提:受託案件の売上化(特にCDMO、特定細胞加工)や資金調達の想定が組み込まれている旨の一般記載。為替等の前提明細は本短信に無し。
  • 予想の信頼性:第3Q累計で通期損失の大部分を既に計上しており、下期での受託案件売上化・コスト削減がないと予想達成は困難。会社は受託拡大と効率化で黒字化を目指すと説明。
  • リスク要因:
    • 受託案件(CDMO等)の獲得・売上化の遅延
    • 開発費の累増による資金繰り圧迫(ただし現時点で資金繰りに懸念なしと会社判断)
    • 市場環境(がん免疫療法市場の構造変化、海外政策等)
    • 為替・原材料価格:本短信では主要な前提扱いは記載なし

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期財務諸表のレビュー:無し(公認会計士のレビュー記載なし)
  • 継続企業の前提に関する重要事象等:
    • 営業損失および営業キャッシュ・フローのマイナスが継続しているため「継続企業の前提に疑義を生じさせるリスクが存在する」との記載あり。ただし、既存の新株予約権発行等により当面の資金繰りに懸念はないと会社は判断し、「継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められない」と結論付けている。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2370
企業名 メディネット
URL http://www.medinet-inc.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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