2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 中間決算は売上高が会社予想(通期予想との比較ベース)に対する進捗でほぼ想定内だが、親会社株主に帰属する中間純利益は特別利益(投資有価証券売却益等)の寄与で大幅に上振れ。市場予想との比較は –(不明)。
- 業績の方向性: 増収減益ではなく「減収増益」:売上高は前年同期比 △2.6%、営業利益は+80.7%、当期純利益は+492.8%。
- 注目すべき変化: セメント事業は販売数量減でも価格改定により営業損益が大幅に改善(前年の営業損失から黒字化)。また、特別利益(投資有価証券売却益 3,529 百万円)を反映し中間純利益が大幅増。
- 今後の見通し: 通期業績予想は修正あり(発表済み)。中間での営業利益進捗は約29.4%にとどまり、通期目標達成には下期での利益積上げが必要。純利益は中間で通期見通しの進捗が高い(特別利益の影響による前倒し)。
- 投資家への示唆: 当中間期の純利益改善は一時要因(有価証券売却益等)が大きく寄与している点を考慮すること。事業本業(営業利益)の改善は見られるが、通期での持続性判断は下期見通しと特別損益の非継続性を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 住友大阪セメント株式会社
- 主要事業分野: セメント製造・販売、鉱産品、建材、光電子、半導体向け新材料等(電子材料)、その他ソフトウェア等
- 代表者名: 取締役社長 諸橋 央典
- 連絡先(問合せ責任者): 企画部長 戎井 昌彦(TEL 03-6370-2725)
- URL: https://www.soc.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年11月11日(半期報告書提出予定日 2025年11月12日)
- 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期)連結 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料: 有(機関投資家・アナリスト向け説明会あり)
- セグメント:
- セメント: 国内外向けセメント販売(主力)。国内販売数量減だが価格改定実施。
- 鉱産品: 石灰石等鉱産物の販売。
- 建材: コンクリート補修・補強材、補修工事等。
- 光電子: 光通信部品等の製造販売。
- 新材料: 半導体製造装置向け電子材料等(成長分野)。
- その他: ソフトウェア等。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式): 33,237,017株
- 期末自己株式数: 1,543,383株
- 中間期平均発行済株式数: 32,410,258株
- 時価総額: –(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日: 2025年11月12日
- 配当支払開始予定日: 2025年12月2日
- 決算説明会: 有(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(当中間期:2025/4/1~2025/9/30)
- 売上高: 105,772 百万円(前年同期比 △2.6%)
- 会社通期予想との進捗率: 105,772 / 225,200 = 約47.0%
- 営業利益: 4,119 百万円(前年同期比 +80.7%)
- 会社通期予想との進捗率: 4,119 / 14,000 = 約29.4%
- 経常利益: 4,233 百万円(前年同期比 +99.3%)
- 会社通期予想との進捗率: 4,233 / 13,600 = 約31.1%
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 5,590 百万円(前年同期比 +492.8%)
- 会社通期予想との進捗率: 5,590 / 10,000 = 約55.9%
- サプライズの要因:
- 特別利益(投資有価証券売却益 3,529 百万円等)が中間純利益を大きく押し上げた点が主要要因(非継続性の可能性高い)。
- セメント事業では国内販売価格の引上げが効き、前年同期の損失改善→営業黒字化に貢献。
- 一方、建材や鉱産品は販売数量減で営業利益が減少。
- 通期への影響:
- 通期業績予想は修正あり(同日別途「業績予想の修正に関するお知らせ」公表)。中間の営業利益進捗は約30%程度とやや低め、下期での回復が必要。
- 中間に計上した特別利益は一時的要因のため、通期純利益見通しは下期の事業利益に依存。
財務指標
- 財務諸表の要点(当中間期 2025/9/30、単位:百万円)
- 売上高: 105,772(前年同期 108,613、△2,841 百万円、△2.6%)
- 営業利益: 4,119(前年同期 2,280、+1,839 百万円、+80.7%)
- 経常利益: 4,233(前年同期 2,124、+2,109 百万円、+99.3%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 5,590(前年同期 943、+4,647 百万円、+492.8%)
- 1株当たり中間純利益(EPS): 172.48 円(前年同期 28.06 円)
- 総資産: 356,488 / 純資産: 193,623 / 自己資本比率: 53.6%(安定水準:40%以上)
- 収益性指標(注:FY予想ベースでの目安を併記)
- 営業利益率(当中間期): 4,119 / 105,772 = 3.89%(当社業況により変動)
- 営業利益率(通期予想): 14,000 / 225,200 = 6.21%
- ROE(通期業績予想ベース): 10,000 / 191,074 = 約5.24%(目安:8%以上が良好 → 現状は目安未達)
- ROA(通期業績予想ベース): 10,000 / 356,488 = 約2.81%(目安:5%以上が良好 → 現状は未達)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率: 約47.0%(通常の上中下期配分により概ね妥当)
- 営業利益進捗率: 約29.4%(低め:下期に利益積上げが必要)
- 純利益進捗率: 約55.9%(高め:特別利益の寄与による前倒し)
- 過去同期間との比較: 営業利益は前年より改善。純利益は一時要因で大幅増。
- キャッシュフロー(当中間期、百万円)
- 営業CF: 15,505(前年同期 10,190、増加)
- 投資CF: △9,428(前年同期 △12,889、投資CFは改善。投資有価証券売却収入 4,189 が寄与)
- 財務CF: △7,552(前年同期 △376、自己株式取得 5,009・社債発行と償還等が影響)
- フリーCF: 営業CF – 投資CF = 15,505 – 9,428 = 約6,077 百万円(プラス)
- 現金同等物期末残高: 14,935(前年同期 15,734、△799 百万円)
- 営業CF / 当期純利益比率: 15,505 / 5,590 = 約2.78(目安1.0以上で健全 → 良好)
- 四半期推移(QoQ): 四半期毎の詳細値は資料に限定的記載。季節性は建設需要等で下期寄与が想定される(記載参照)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 53.6%(安定水準、40%以上)
- 負債合計: 162,865 / 純資産: 193,623 → 負債比率(負債/純資産)約0.84
- 流動比率: 流動資産 101,686 / 流動負債 86,913 = 約1.17(1.0以上で短期支払力は確保)
- 効率性:
- 総資産回転率(当中間期): 売上高 / 総資産 = 105,772 / 356,488 = 約0.30回(年換算等で評価)
- セグメント別(外部顧客売上高・営業利益、前年同期比)
- セメント: 売上 75,190(△3.1%)、セグメント利益 37(前年 △1,665 → 大幅改善)
- 鉱産品: 売上 8,648(△1.6%)、利益 1,477(△8.9%)
- 建材: 売上 10,556(△11.0%)、利益 431(△44.9%)
- 光電子: 売上 1,276(+11.0%)、損失 △69(損益改善だが赤字)
- 新材料: 売上 8,337(+13.8%)、利益 1,425(+45.3%)
- その他: 売上 1,762(△6.7%)、利益 742(△0.9%)
- 財務の解説:
- 総資産は有形固定資産の増加(建設仮勘定等)および投資有価証券増加が寄与。純資産は利益剰余金増加ながら自己株式取得で横ばい。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 合計 3,963 百万円(投資有価証券売却益 3,529 百万円、固定資産売却益 434 百万円)
- 特別損失: 合計 360 百万円(固定資産除却損等)
- 一時的要因の影響: 特別利益が中間純利益を大きく押し上げているため、純利益の増加は一時要因に依存する度合いが高い。
- 継続性の判断: 有価証券売却益等は基本的に非継続的要因と判断されるため、継続的な収益力の評価は営業利益等の本業ベースを重視する必要あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績): 中間 60.00 円、期末 60.00 円、年間 120.00 円
- 2026年3月期(予想): 中間 60.00 円、期末 60.00 円、年間 120.00 円(直近配当予想からの修正:無)
- 配当利回り: –(株価情報が資料にないため算出不可)
- 株主還元方針: 自己株式取得を実施(当中間期に自己株式取得 4,965 百万円)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産取得による支出(当中間期): 14,065 百万円(前年同期 13,071 百万円)
- 主な投資内容: 建設仮勘定等(詳細は注記参照)
- 減価償却費: 当中間期で 11,176 百万円(前年同期 10,639 百万円)
- 研究開発:
- R&D費用: 明示的な金額の記載なし(–)
- 主なテーマ: 中期計画で「脱炭素分野の新規事業開発」「次世代光通信部品」「半導体製造装置向け電子材料」等に注力と記載。
受注・在庫状況(該当情報がある場合)
- 受注状況: 明示的な受注高/受注残高の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品: 11,964 百万円(前期 11,241)
- 原材料及び貯蔵品: 22,161 百万円(前期 23,482)
セグメント別情報(要点再掲)
- セメント事業: 販売数量減(国内需要が前年同期比で6.1%減)だが価格改定で採算回復。売上減少だが営業利益は赤字から37百万円の黒字へ改善。
- 新材料事業: 半導体向け電子材料が牽引し売上・利益ともに増加(売上 +13.8%、営業利益 +45.3%)。
- 光電子事業: 売上は増加したがコスト等により営業損失は残存。
- 建材・鉱産品: 販売数量の減少で売上・利益が減少。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2023–25年度)の最終年度に当たり、収益改善(既存事業)と成長基盤構築(新材料・海外展開・脱炭素)を並行実行中との記載。
- KPI進捗: セメント採算改善や新材料の拡大は計画の方向性に合致。ただし、通期達成には下期の執行が重要。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 国内セメント需要は建設業の人手不足・時間外労働規制等により前年同期を下回る状況(国内需要 -6.1%)。
- 競合比較: 同業他社との相対比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025/4/1~2026/3/31)連結予想(修正後):
- 売上高: 225,200 百万円(対前期 +2.6%)
- 営業利益: 14,000 百万円(対前期 +49.7%)
- 経常利益: 13,600 百万円(対前期 +45.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 10,000 百万円(対前期 +11.0%)
- 1株当たり当期純利益: 311.73 円
- 予想修正の有無: 有(当日付で別途発表)
- 前提条件(為替等): 具体の前提数値は別添資料参照(本文では–)
- 予想の信頼性: 中間の営業利益進捗が約30%とやや低く、通期達成は下期の回復に依存。中間の純利益は一時的要因で前倒しされているため通期純利益は営業利益動向を注視。
- リスク要因: 国内建設需要の低迷、原燃料価格変動、為替変動、主要顧客(半導体関連等)の需要変動、脱炭素対応コスト等。
重要な注記
- 会計方針の変更: 無
- 連結範囲の重要な変更: 無
- 監査/レビュー: 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外と明記。
- 株主資本の変動: 当中間期に自己株式取得 4,965 百万円(株主資本の減少)を実施。期末自己株式 5,958 百万円。
- その他: 通期業績予想の修正あり(詳細は同日公表資料参照)。
(注記)
- 不明な項目は「–」で記載しています。
- 数値は会社提出資料を基に百万円未満切捨てで記載。参考となる目安(ROE/ROA/自己資本比率等)は資料中の一般的目安を併記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5232 |
| 企業名 | 住友大阪セメント |
| URL | http://www.soc.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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