2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想(修正後)に対する第3四半期累計の進捗は「やや弱め」。売上高・営業利益・当期純利益いずれも会社予想に対する達成率は50%台(以下参照)。直近の市場予想は提示されていないため、市場比較は不可。
- 業績の方向性:増収増益。売上高6,523百万円(前年同期比+27.9%)、営業利益352百万円(前年同期は営業損失77百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益213百万円(前年同期比+910.5%)。
- 注目すべき変化:消防・防災、航空・宇宙・工業用品ともに売上増。特に航空・宇宙・工業用品事業のセグメント利益が大幅増(セグメント利益437百万円、前年同期比+177.1%)。前年同期は固定資産売却益(177.7百万円)があったため、比較には注意。
- 今後の見通し:通期予想(売上11,400百万円、営業利益660百万円、当期純利益410百万円)に対する進捗は売上57.2%、営業利益53.3%、当期純利益52.2%。第3四半期終了時点での達成可能性は保守的にみる必要あり(特に消防・防災事業は売上が下期に偏在するため季節性を考慮)。通期予想の修正は直近公表分では「無」。
- 投資家への示唆:収益性は工場稼働率向上と原価改善で回復。自己資本比率56.2%など財務は安定。ただし第3四半期時点の進捗は時間比(9/12=75%)に対して低めのため、下期の受注・引当・在庫の動向、消防・防災分野の下期集中による計画達成性を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:櫻護謨株式会社
- 主要事業分野:消防・防災事業(消防ホース・資機材等)、航空・宇宙・工業用品事業(ゴムシール、金属部品、タンクシール等)、不動産賃貸事業
- 代表者名:取締役社長 中村 浩士
- URL:http://www.sakura-rubber.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月8日(四半期短信)、四半期報告書提出予定日 2024年2月14日
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日、連結・日本基準)
- 四半期決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 消防・防災事業:消防ホース、消火栓ホース、資機材等の製造・販売。売上は下期に集中する傾向。
- 航空・宇宙、工業用品事業:航空機用部品、民間機用ゴムシール、原油貯蔵施設向けタンクシール等の製造・販売。
- 不動産賃貸事業:賃貸物件の賃料収入等。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):2,024,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):1,934,831株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出予定日:2024年2月14日
- 株主総会、IRイベント等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想との比較/累計ベース)
- 売上高:累計6,523百万円/通期予想11,400百万円 → 達成率57.2%
- 営業利益:累計352百万円/通期予想660百万円 → 達成率53.3%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:累計213百万円/通期予想410百万円 → 達成率52.2%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:工場稼働率向上による原価率改善、各事業の売上増(特に航空・宇宙、工業用品)。前年同期は一部特殊項目(固定資産売却益177.7百万円)があった点に留意。
- 下振れ要因:通期進捗が時間比(75%)を下回る点は季節性(消防・防災の下期偏重)や売上回収の時期差、在庫積増しなどが影響。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想は維持(会社公表分)。ただし第3四半期の達成率は「やや保守的」であり、下期の受注・納品・収益率改善の進展が重要。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:14,265百万円(前期末16,323百万円、△2,058百万円)
- 純資産:8,016百万円(前期末7,763百万円、+253百万円)
- 自己資本比率:56.2%(安定水準)
- 流動資産:9,930.7百万円(前期末11,925.3百万円、主に売掛金減少)
- 流動負債:3,481.4百万円(前期末5,991.1百万円、支払手形・買掛金の減少が要因)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:6,523,072千円(前年同期比+27.9% / +1,421,343千円)
- 売上総利益:1,650,210千円(売上総利益率=25.3%)
- 営業利益:352,245千円(前年同期:△77,297千円 → 実質増益)
- 営業利益率=5.40%(352,245 / 6,523,072)
- 経常利益:330,472千円(前年同期:△95,274千円)
- 四半期純利益(親会社株主):213,631千円(前年同期比+910.5%)
- 一株当たり四半期純利益(調整後):110.41円(株式2分割を考慮)
- 収益性指標(目安)
- ROE(第3四半期累計ベース)=213,631 / 8,016,671 = 2.67%(9か月ベース)。年率換算(単純)約3.56%(目安:8%以上で良好 → 現状は低め)
- ROA(第3四半期累計ベース)=213,631 / 14,265,276 = 1.50%(年率換算約2.00%、目安5%以上で良好 → 現状は低め)
- 営業利益率:5.40%(業種平均との比較は業種別で異なるため注意)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:57.2%(9/12経過で75%が時間比 → 下期寄与を想定するセグメント構成)
- 営業利益進捗率:53.3%
- 純利益進捗率:52.2%
- 過去同期間との比較:前年同期は特別利益(固定資産売却益)があり比較は歪むが、営業ベースでは大幅改善。
- キャッシュフロー
- 現金及び預金:2,732,614千円(前期末3,022,502千円、減少289,888千円)
- 営業CF:–(未記載)
- 投資CF:–(未記載)
- 財務CF:–(未記載)
- フリーCF:–(未記載)
- 営業CF/純利益比率:–(数値不足)
- 四半期推移(QoQ):–(個別四半期の単独数値は提示無し。累計比較と季節性の言及あり)
- 財務安全性
- 自己資本比率56.2%(安定水準)
- 流動比率=9,930.7 / 3,481.4 = 285.2%(良好)
- 有利子負債(短期借入金810,000千円+1年内返済予定の長期借入金788,767千円+長期借入金1,394,109千円+社債110,000千円)計約3,103百万円。負債対純資産比(有利子負債/純資産)約38.7%(過度ではない水準)
- 効率性:総資産回転率、売上高営業利益率の前年対比は改善傾向(工場稼働率向上が寄与)
- セグメント別
- 消防・防災事業:売上3,266,103千円(+34.0%)、セグメント利益38,400千円(前年は103,324千円の損失→黒字化)
- 航空・宇宙、工業用品事業:売上2,883,340千円(+26.1%)、セグメント利益437,252千円(+177.1%)
- 不動産賃貸事業:売上373,628千円(△1.1%)、セグメント利益100,187千円(+1.9%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当期(累計)は該当なし。前年同期は固定資産売却益177,714千円(非継続要因)。
- 特別損失:当期1,716千円(固定資産除売却損等)
- 一時的要因の影響:前年同期の固定資産売却益が比較をゆがめていたため、前年対比の解釈は営業ベースで行うべき。
- 継続性判断:当期に特筆すべき一時項目は少なく、営業改善が主因と判断される。
配当
- 配当実績と予想(株式2分割考慮後)
- 中間配当:0.00円(2024年3月期 中間)
- 期末配当(予想):50.00円(2024年3月期 期末予想、株式分割後)
- 年間配当予想:50.00円(表示上)/注記により株式分割前基準での年間配当は100円(分割後は50円)
- 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
- 配当性向:総額ベースで算出(参考)=(1株50円 × 発行済2,024,000株=101.2百万円)÷ 通期当期純利益予想410百万円 ≒ 24.7%
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:期末配当修正は2024年1月23日公表の修正による(詳細は同お知らせ参照)。自社株買い:–(記載なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(個別金額の開示なし。ただし有形固定資産合計は3,409百万円)
- 減価償却費:–(資料に記載なし)
- 研究開発費:–(資料に記載なし)
- 主な投資内容・R&Dテーマ:–(記載なし)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高/受注残高の数値は明示なし。ただし航空・宇宙部門で受注回復継続の記載あり。
- 在庫状況:
- 商品及び製品:555,820千円(前期比増)
- 半製品:659,448千円
- 仕掛品:1,703,683千円
- 原材料及び貯蔵品:635,836千円
- 棚卸資産全体で前年同期から増加(資料では棚卸資産が841百万円増加)。在庫回転日数等は未記載。
セグメント別情報
- 概要(累計)
- 消防・防災:売上3,266,103千円(+34.0%)、セグメント利益38,400千円(黒字転換)
- 航空・宇宙、工業用品:売上2,883,340千円(+26.1%)、セグメント利益437,252千円(大幅増)
- 不動産賃貸:売上373,628千円(△1.1%)、セグメント利益100,187千円(微増)
- 戦略・所見:航空・宇宙、工業用品は受注回復と補用品の販売好調で成長。消防・防災は下期偏重の季節性を持つため、通期達成は下期の納品状況に依存。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本文では中期計画の詳細記載なし。進捗は事業別の売上回復・収益改善が確認されるが、長期KPIの開示は無いため評価は限定的。
- KPI達成状況:–(明示的なKPI数値は資料に記載なし)
競合状況や市場動向
- 競合・市場動向:国内で個人消費回復やインバウンド増などを背景に需要持ち直しと記載。ただし物価高・人手不足・地政学リスク等が下押しリスクとして言及。
- 競合比較:同業他社との直接比較データは資料に記載なし。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変わらず):売上高11,400百万円(+6.6%)、営業利益660百万円(+55.0%)、当期純利益410百万円(+30.5%)、1株当たり当期純利益211.90円(分割後調整)
- 予想修正の有無:直近公表の業績予想からの修正は「無」(但し2024年1月23日に一度修正発表済みで、その後の直近公表分では修正無し)
- 会社予想の前提条件:資料付属の「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替等の具体前提は同資料参照)
- 予想の信頼性:第3四半期終了時点で進捗は50%台であり、下期の季節性・受注・原価動向によりブレる可能性あり。過去に通期予想を修正した経緯があるため着実な確認が必要。
- リスク要因:為替変動、原材料価格の変動、消防車両の納期・部品供給(半導体不足影響)、人手不足、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計方針:当四半期における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示は無し。
- 株式分割:2023年10月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を実施。各1株当たり数値は分割後ベースで調整して表示。
- 四半期決算は四半期レビュー対象外(公認会計士のレビュー対象外)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5189 |
| 企業名 | 櫻護謨 |
| URL | http://www.sakura-rubber.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – ゴム製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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