2024年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社発表の2024年通期予想はこの資料に含まれていないため「会社予想との比較」は–。ただし前年(2023年2月期)からの大幅な改善(親会社株主帰属当期純損失→当期純利益への黒字転換)を達成しており、実質的には上振れの決算(黒字転換、営業利益・経常利益の大幅増)。
- 業績の方向性: 増収増益(営業総収入138.57億円:前期比+4.9%、営業利益9.09億円:前期比+495.4%、親会社株主に帰属する当期純利益2.17億円:前期は△1.64億円)。
- 注目すべき変化: 2023年2月期の親会社株主帰属当期純損失(△1.64億円)から黒字転換(+2.17億円)した点、営業利益率が1.2%→6.6%へ改善した点、営業キャッシュフローが38百万円→818百万円へ急増した点。
- 今後の見通し: 2025年2月期は会社計画で営業総収入134.00億円(前期比△3.3%)、営業利益6.50億円(△28.5%)、当期純利益1.00億円(△54.0%)と減収減益を見込む。会社は光熱費・人件費等の上昇や政府支援の終了を見込み、収益性低下を織り込んだ見通しとしている(予想修正の有無:今回開示分には通期予想の修正はなし)。
- 投資家への示唆: 当期は収益回復とキャッシュフロー改善が確認された一方、来期は外部環境(光熱費上昇、リース負担の段階的変化等)で減益見通し。短期的には黒字定着の確認、注視点は来期計画実行(個店最適化、改装負担の推移、光熱費等コスト動向)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社スリーエフ
- 主要事業分野: コンビニエンスストア事業(ローソン・スリーエフ運営、独自フォーマット「gooz(グーツ)」運営)
- 代表者名: 代表取締役社長 山口 浩志
- URL: https://www.three-f.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2024年4月11日(決算短信日付)
- 対象会計期間: 2023年3月1日~2024年2月29日(2024年2月期:通期・連結)
- 決算短信は監査対象外(監査の対象外である旨記載)
- セグメント:
- 単一セグメント(コンビニエンスストア事業)として開示
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 7,707,095株
- 期末自己株式数: 132,703株
- 期中平均株式数: 7,574,392株
- 時価総額: –(資料内数値なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2024年5月31日
- 配当支払開始予定日: 2024年5月13日
- 有価証券報告書提出予定日: 2024年5月31日
- 決算説明会の有無: –(明記なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- サプライズの要因:
- 増収要因:人流回復、インバウンド回復、個店平均日販の改善、goozの好調(高温や行楽需要で売上増)。
- 収益性改善要因:粗利益率改善(商品ミックス、免税・書籍等の反動)、販売面の最適化、販管費の抑制(賃借料等のコントロール)により営業利益率が大幅改善。
- 前期の特別損失(減損89百万円)が当期に無くなったことも純利益改善に寄与。
- 通期への影響:
- 会社は2025年2月期に減収減益見込み(営業総収入134億円、営業利益6.50億円、当期純利益1.00億円)。当期好調だが、来期は光熱費上昇や政府支援の終了等でコスト増を見込み利益減少を織り込んでいる。予想修正の有無:今回の開示では修正なし。予想達成可能性は外部要因(光熱費、天候、需要動向)に左右される旨を会社が注記。
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表(連結、百万円): 総資産 4,987、純資産 4,164、負債 823。自己資本比率 72.9%(安定水準)。
- 損益計算書(連結、百万円): 営業総収入 13,857、営業利益 909、経常利益 914、親会社株主帰属当期純利益 217。
- キャッシュフロー(連結、百万円): 営業CF 818、投資CF 35、財務CF △185、現金及び現金同等物期末 4,075。
- 収益性(対前年同期):
- 売上高(営業総収入): 13,857百万円(+4.9%、前期13,213百万円、増加額644百万円)
- 営業利益: 909百万円(+495.4%、前期152百万円、増加額757百万円)
- 営業利益率: 6.6%(前期1.2%)
- 経常利益: 914百万円(+480.0%、前期157百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 217百万円(前期は△164百万円→黒字化)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 28.70円(前期 △21.68円)
- 収益性指標:
- ROE(目安8%以上良好): 約6.0%(計算: 217 / 自己資本3,638 ≒ 5.96%)→ 8%未満(改善余地あり)
- ROA(目安5%以上良好): 約4.4%(計算: 217 / 総資産4,987 ≒ 4.35%)→ 5%未満
- 営業利益率: 6.6%(業界平均は業態や地域で幅あり。前期1.2%から改善)
- 進捗率分析(通期確定のため参考比較):
- FY2025会社予想(通期)に対するFY2024実績の比率(参考): 売上高 13,857/13,400 = 103.4%、営業利益 909/650 = 139.8%、当期純利益 217/100 = 217.0%(ただし来期はコスト増等で数値が意図的に下方設定されている点に留意)
- キャッシュフロー:
- 営業CF: 818百万円(前期38百万円、前年同期比大幅増。営業CF/純利益比率 ≒ 3.77(健全、目安1.0以上))
- 投資CF: 35百万円(前期11百万円、主に敷金・保証金の回収による収入)
- 財務CF: △185百万円(前期△483百万円、配当支払等による支出減)
- フリーCF: 約783百万円(営業CF 818 − 投資CF 35)
- 現金同等物残高: 4,075百万円(前期3,407百万円。増加6.68億円)
- 四半期推移・季節性:
- 本資料は通期開示に重点。直近四半期の詳細なQoQ推移は記載省略。goozのパーキング等は大型連休等の季節性影響を受ける旨の記載あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 72.9%(目安40%以上で安定。良好)
- 流動比率: 流動資産4,408 / 流動負債790 ≒ 558%(流動性は良好)
- 有利子負債: 貸借対照表上の利息負担対象負債の明細は限定的で特記無し(資料内でキャッシュ・フロー対有利子負債比率は記載なし)。
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細は未記載(売上高ベースの簡易指標は算出可能だが、資料に明示なし)。
- セグメント別:
- 単一セグメント(コンビニ事業)のため詳細は省略。売上構成は加盟店収入・売上高等の内訳あり(加盟店収入9,638百万円、売上高4,137百万円)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: なし(当期)。
- 特別損失: 減損損失89百万円(前期に計上。今期は計上なし)。
- 一時的要因の影響: 前期の減損計上が当期に無くなったことが純利益改善に寄与。非支配株主持分の増加(非支配株主持分に帰属する当期純利益321百万円)も連結純利益の内訳で重要。
- 継続性の判断: 減損等は一時要因で継続性は低い。営業CFの大幅改善は営業活動の改善を示唆しており、継続性の評価は今後のコスト動向(光熱費・人件費)次第。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年2月期(実績): 中間5円、期末5円、年間合計10円、配当金総額75百万円、配当性向(連結)1.9%(表の並び混在に注意)
- 2024年2月期(実績): 中間5円、期末5円、年間合計10円、配当金総額75百万円、配当性向(連結)34.8%(資料中は「34.8」と表記。説明文では「配当性向(連結)」を併記)※表記揺れあり
- 2025年2月期(予想): 中間5円、期末5円、年間合計10円、配当金総額予想 75.7百万円(資料上の記載)、配当性向(予想): –(ただし当期純利益1億円見込みに対し年間配当10円は配当性向高めの水準となる)
- 特別配当の有無: なし
- 株主還元方針: 黒字転換後の初年度という位置付けを踏まえ、業績に裏付けられた配当を継続する方針。自社株買い等の記載: –(なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 投資額(連結キャッシュ・フローでの投資活動): 投資CF収入35百万円(主に敷金・保証金の回収)。新規設備投資額の明示はなし。
- 店舗改装・什器リース: ローソン・スリーエフへの全面改装時のリース負担が存在。リース負担は地域毎に段階的に低減(2025年2月期 千葉・埼玉エリア、2026年2月期 東京・神奈川エリアで負担低減)。7年経過店舗の改装計画あり(改装に伴う新たなリース負担も発生見込み)。
- 減価償却費: 22百万円(当期)
- 研究開発:
- R&D費用: –(明示なし)
- 主なテーマ: 商品面での独自商品の強化(チルド弁当、焼き鳥、お総菜等)、AI発注システム刷新、店舗在庫管理導入等の記載あり。
受注・在庫状況(該当性低い項目だが在庫等)
- 受注状況: –(該当なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産: 99百万円(前期108百万円、前期比△9百万円)
- 在庫回転日数: –(明示なし)
- 在庫の質: 棚卸資産規模は小さく変動は限定的
セグメント別情報
- セグメント別状況: 単一セグメント(コンビニ事業)。主要内訳として加盟店からの収入9,638百万円、売上高4,137百万円。
- 前年同期比較: 加盟店収入・売上高とも増加(営業総収入 +4.9%)。
- セグメント戦略: 「個店平均日販」と「加盟店利益」向上を重点指標に、個店最適化、加盟店支援(品揃え・販売促進支援)、AI発注等のソフト面投資、ハード面として駐車場拡張や改装推進。goozは先駆的な実験店舗として位置づけ。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2021年2月期~2027年2月期の最終目標について利益水準を現状に即して見直し。中長期のKPIは個店平均日販と加盟店利益の継続的向上。
- KPI達成状況: 当期は個店平均日販の向上と加盟店利益の改善を確認。改装やリース負担の段階的変化を勘案しつつ中長期目標達成を目指すと明記。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 人流回復、インバウンド回復で売上はコロナ前水準を超えるが、物価高・光熱費・人件費等のコスト上昇による店舗運営コスト増の継続で厳しい環境。業態を超えた販売競争の激化も言及。
- 競合状況: 業界内での差別化(独自商品の強化、個店最適化)が競争上の鍵と位置づけ。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年2月期(会社予想、連結):
- 第2四半期(累計): 営業総収入6,900百万円(+1.9%)、営業利益400百万円(+15.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益80百万円(+28.2%)※四半期累計
- 通期: 営業総収入13,400百万円(△3.3%)、営業利益650百万円(△28.5%)、経常利益660百万円(△27.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円(△54.0%)、1株当たり当期純利益13.20円
- 前提条件: 為替や原油等の具体数値前提は明示されていない。会社は光熱費上昇や政府支援縮小を前提に保守的に見込む旨記載。
- 予想の信頼性: 会社は黒字転換後の初年度である点を鑑み、配当等の方針を示している。過去の予想達成傾向についての定量的言及はなし。外部コスト要因の不確実性が高いと明記。
- リスク要因:
- 光熱費、原材料費、人件費、物流費等の上振れ
- 天候や行楽シーズンの変動(gooz等の季節性影響)
- 政府施策(電気・ガス価格激変緩和策等)の縮小・終了
- 改装・リース負担の発生タイミング
重要な注記
- 会計方針: 「時価の算定に関する会計基準の適用指針」を当連結会計年度の期首から適用(経過措置に従う)。適用による連結財務諸表への影響はなしと記載。
- 継続企業の前提: 該当事項なし。
- 連結範囲の変更・重要な子会社の異動: 特段の記載なし。
- その他: 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外である旨の注記あり。
(注記)
- 本まとめは提出された決算短信の記載事項を整理したものであり、投資判断や具体的な売買助言を目的とするものではありません。数値は原資料の百万円単位を基に記載。明確でない項目は「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7544 |
| 企業名 | スリーエフ |
| URL | http://www.three-f.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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