2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期間比 +2.2%、営業利益は △28.0%)。
  • 注目すべき変化:営業利益率が前年同期比で4.8ポイント低下(16.3% → 11.5%)し、利益率低下の主因は人件費、原材料費、電力費等のコスト増加。セグメントではテクノ製品事業のセグメント利益が大幅減(△25.1%)。
  • 今後の見通し:通期(2026年3月期)業績予想に変更なし(売上高6,200百万円、営業利益750百万円等)。中間期の利益進捗を見ると営業利益進捗はやや遅く、通期達成の鍵は下期での利益改善(コスト動向・販売ミックス)。
  • 投資家への示唆:売上は堅調だがコスト上昇で営業面に圧迫あり。中間期の純利益が税効果等で良好に見える点は確認が必要(継続性低)。下期のコスト動向と販売単価・ミックス改善の有無が通期達成・株主還元の鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:オーベクス株式会社
    • 主要事業分野:筆記具用・化粧品用等の精密部品(テクノ製品事業)、医療機器等(メディカル製品事業)
    • 代表者名:代表取締役社長 栗原 則義
    • 上場市場:東証
    • URL:https://www.aubex.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月7日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、2025年4月1日~2025年9月30日
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会:無
  • セグメント:
    • テクノ製品事業:筆記具用ペン先等(主力、アジアでの販売好調)
    • メディカル製品事業:医療関連製品(プロモーション強化で販売堅調)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む):3,092,623株
    • 期中平均株式数(中間期):2,746,023株
    • 自己株式数(期末):358,443株
    • 時価総額:–(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出:2025年11月10日
    • 株主総会、IRイベント:–(資料に明記無し)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期予想に対する中間期進捗、単位:百万円)
    • 売上高:実績 3,056 百万円 / 通期予想 6,200 百万円 → 進捗 49.3%
    • 営業利益:実績 351 百万円 / 通期予想 750 百万円 → 進捗 46.8%
    • 経常利益:実績 350 百万円 / 通期予想 730 百万円 → 進捗 48.0%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 354 百万円 / 通期予想 510 百万円 → 進捗 69.6%(税効果等で中間期に利益が先行)
  • サプライズの要因:
    • 営業面:人件費増・原材料費・電力費等のコスト上昇により営業利益は前年同期比大幅減。
    • 税務面:法人税等調整額の大幅なプラス(中間での税効果)により中間純利益が増加。投資有価証券売却益(1.7百万円)や固定資産売却益(0.4百万円)などの特別利益もわずかに寄与。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を変更していない。営業利益進捗はやや遅れ気味(46.8%)のため、下期でコスト抑制や販売増が必須。中間の税効果は一時的要因の可能性が高く、通期での純利益上振れにつなげるには下期の実業績改善が必要。

財務指標(要点)

  • 貸借対照表(主要数値、期末:2025/9/30、単位:百万円)
    • 総資産:9,961(前期末 9,843 → +118)
    • 純資産:6,952(前期末 6,708 → +244)
    • 自己資本比率:69.8%(前期末 68.1%)(安定水準)
    • 現金及び預金:2,742(前期末 2,850 → △108)
    • 棚卸資産(商品・仕掛等合計):約1,823(商品271 + 仕掛1,524 + 原材料528 計)
  • 損益計算書(中間累計、2025/4/1–9/30、単位:百万円)
    • 売上高:3,056(前年同期比 +2.2%)
    • 営業利益:351(前年同期比 △28.0%)、営業利益率 11.5%(前年同期 16.3% → △4.8ポイント)
    • 経常利益:350(前年同期比 △22.7%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:354(前年同期比 +17.3%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):129.18円(前年同期 108.10円、+約19.5%)
  • 収益性指標
    • ROE(中間期推計、概算):約5.2%(純資産平均 ≒6,830百万円)→ 目安(8%以上が良好)を下回る
    • ROA(概算):約3.6%(総資産平均 ≒9,901百万円)→ 目安(5%以上が良好)を下回る
    • 営業利益率:11.5%(前年同期 16.3%、低下)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:49.3%(ほぼ想定どおりの水準)
    • 営業利益進捗率:46.8%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率:69.6%(税効果により良好、継続性は不確実)
    • 過去同期間との比較:売上は横ばい〜微増だが利益率は低下
  • キャッシュフロー(中間累計、単位:千円 → 百万円で概算)
    • 営業CF:276,866千円(約277百万円、前年同期 313百万円)→ 営業CFは増加だが前年より減少
    • 投資CF:△46,828千円(約△47百万円、前年同期 △202百万円)→ 有形固定資産取得が増加(141.9百万円)
    • 財務CF:△247,796千円(約△248百万円、前年同期 △391百万円)→ 長期借入金返済や配当金支払等
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約230百万円(良好、プラス)
    • 営業CF/純利益比率:約0.78(目安 1.0以上が健全 → 今回は0.78でやや低い。棚卸資産増等で現金化が遅れている)
    • 現金同等物残高:2,742百万円(期首 2,750百万円 → △8百万円)
  • 四半期推移(QoQ):資料は中間累計ベースのため詳細QoQは–。ただし中間期の在庫増加が営業CF押下げ要因。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 69.8%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 流動比率(概算):流動資産6,587 / 流動負債1,585 = 約4.16(高水準で流動性良好)
    • 負債合計 3,009百万円に対し純資産 6,952百万円、負債依存度は低め

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 0.4百万円、投資有価証券売却益 1.7百万円(合計 約2.1百万円)
  • 特別損失:固定資産除却損 0.1百万円
  • 一時的要因の影響:中間純利益を押し上げる要因は限定的(合計数百万円規模)だが、法人税等調整額の影響が大きく、税効果が中間純利益を押し上げた点は一時的とみるのが妥当
  • 継続性の判断:投資有価証券売却等は一時的、税務上の調整は継続性が不確実(下期で逆転する可能性あり)

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績):期末 33.00円、年間合計 33.00円
    • 2026年3月期(予想):期末 35.00円、年間合計 35.00円(中間配当なし)
    • 直近の配当予想修正:無し
  • 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は(当期純利益予想 510百万円、1株当たり当期純利益 185.44円 に対し年間配当35円)→ 配当性向概算は約18.9%(=35 / 185.44)。これは保守的〜中立の水準。
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当中間期)
    • 有形固定資産取得による支出:約141.9百万円(前年同期 88.8百万円 → 増加)
    • 減価償却費:136.0百万円(中間累計)
  • 主な投資内容:有形固定資産取得、定期預金払戻等(詳細項目記載は限定的)

受注・在庫状況

  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・仕掛・原材料合計)は増加(仕掛品が特に増加:1,416 → 1,524百万円)
    • 棚卸資産の増加が営業CFの減少要因となっている(中間CF欄にて棚卸資産増加162百万円)

セグメント別情報

  • テクノ製品事業
    • 売上高:2,229 百万円(前年同期比 +2.5%)
    • セグメント利益:448 百万円(前年同期比 △25.1%)
    • セグメント利益率:20.1%(前年同期比 △7.4ポイント)
    • コメント:アジア地域(中国含む)で売上好調。筆記具用は伸長、コスメ用は低調。
  • メディカル製品事業
    • 売上高:827 百万円(前年同期比 +1.3%)
    • セグメント利益:58 百万円(前年同期比 △10.6%)
    • セグメント利益率:7.1%(前年同期比 △0.9ポイント)
    • コメント:プロモーション強化で販売は堅調だが利益率はやや低下。
  • 地域別売上(中間期、単位:千円)
    • アジア:1,475,830(前年同期 1,292,974 → +14.1%)※アジア比率上昇
    • 日本:1,126,223(前年同期 1,169,901 → △3.8%)
    • 欧州/北米等:減少傾向(欧州 △7.9%、北米 △14.2%)
  • セグメント戦略:第9次中期経営計画「オーベクスビジョン2027」に基づき収益基盤構築やESG等に注力(詳細KPIは別資料)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:第9次中期経営計画(オーベクスビジョン2027)を今期より開始。重点は①収益基盤の構築、②環境負荷低減、③人材育成。
  • 進捗状況:売上は概ね計画内で推移する一方、コスト上昇により営業利益面での課題が顕在化。中期計画の「強固な収益基盤」達成には下期での利益率回復が必要。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:インバウンド回復等で緩やかな景気回復はある一方、原材料・電力等コスト上昇や国際情勢(関税等)による不確実性が継続。アジア市場での成長が収益の鍵になっている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2026年3月期):売上高 6,200 百万円(+2.7%)、営業利益 750 百万円(△10.9%)、経常利益 730 百万円(△10.3%)、当期純利益 510 百万円(△12.1%)。予想の前提条件等は添付資料参照。
    • 予想修正:無し(2025年5月12日公表の予想から変更無し)
  • 予想の信頼性:中間の営業利益進捗がやや遅れているため、下期のコスト抑制や販売改善が達成できるかが通期信頼性の鍵。中間の税効果は一時的要因の可能性が高く、純利益の進捗はやや過大評価されている恐れあり。
  • リスク要因:原材料価格・電力費の上昇、人件費増、為替変動、主要市場(アジア)での需要変動、税務調整の将来動向

重要な注記

  • 会計方針の変更、連結範囲の変更、特有の会計処理の適用等:該当無し
  • 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
  • 不明項目は「–」で表記

(補足)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3583
企業名 オーベクス
URL http://www.aubex.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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