企業の一言説明

SBSホールディングスは、国内外で総合物流サービスを展開する3PL(第三者物流)大手の一角を占める企業です。物流一括受託を主力とし、EC物流や食品輸送にも注力、さらに物流施設の開発・流動化を行う不動産事業も手掛けています。

投資判断のための3つのキーポイント

  • M&Aと不動産事業による成長戦略: 積極的なM&A戦略と物流施設の開発・流動化が売上・利益拡大のドライバーとなっており、直近四半期決算でも不動産事業が利益に大きく貢献し、好調な業績進捗を見せています。
  • 国内外での事業拡大と多様な物流ソリューション: 国内ではEC物流や医療品・食品輸送といった需要の高い分野を強化し、海外では中国深センに営業拠点を開設するなど、国内外での市場拡大戦略が今後の事業成長を牽引する可能性を秘めています。
  • 財務健全性と信用倍率の高止まり: 自己資本比率や流動比率は業界平均と比較してやや低く、課題が残ります。また、信用倍率が72.67倍と高水準で、将来的な需給悪化による株価下落リスクには注意が必要です。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 S 非常に好調
収益性 A 良好な水準
財務健全性 C やや懸念点あり
バリュエーション C 割高感あり

※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 3,895.0円
PER 13.81倍 業界平均13.9倍 (ほぼ同等)
PBR 1.62倍 業界平均1.0倍 (割高)
配当利回り 2.18%
ROE 11.46%

1. 企業概要

SBSホールディングスは、1987年設立の総合物流会社です。主な事業は、企業グループ全体の物流を包括的に受託する3PL(Third Party Logistics)やEC物流、ラストワンマイル配送、食品輸送など多岐にわたります。特にメーカー物流会社の買収を通じて成長を遂げ、全国的なネットワークと多様な輸送モードを提供しています。また、物流施設を開発し賃貸・売却する不動産事業も手掛けており、これらが収益の柱の一部を形成しています。

2. 業界ポジション

SBSホールディングスは、積極的なM&A戦略を通じて事業規模を拡大し、国内物流業界において3PL大手としての地位を確立しています。特にEC市場の拡大や食品・医療品物流の需要増を背景に、多様な顧客ニーズに対応できる総合的な物流ソリューション提供能力が強みです。競合としては大手運輸事業者や専門物流会社が挙げられますが、同社は不動産事業を組み合わせた独自のビジネスモデルで差別化を図っています。
株価指標を業界平均と比較すると、現在のPERは13.81倍で業界平均の13.9倍とほぼ同水準にありますが、PBRは1.62倍と業界平均の1.0倍を大きく上回っており、株価は市場の期待を織り込んでいる状態と解釈できます。

3. 経営戦略

SBSホールディングスの中期経営計画では、既存事業の深耕に加え、積極的なM&Aによる事業領域の拡大と物流ネットワークの強化を柱としています。直近の決算短信によれば、M&A(Blackbird社等)や子会社の新規連結(SBS Europe B.V.等)が業績伸長に寄与しており、多様な顧客層とサービス提供能力の獲得を目指しています。また、代表の鎌田正彦氏が年頭所感で「物流営業利益率4.5%目標」を表明しているように、収益性の向上も重要な経営課題です。
最近では、中国深センに営業拠点を開設し国際物流網を強化するほか、SBSロジスターが一般貨物自動車運送事業を開業するなど、国内外での事業展開を着実に進めています。特に不動産事業においては、物流施設の開発後の流動化(信託受益権の譲渡など)による利益計上が、直近の四半期業績に大きく貢献しており、同社の成長戦略における重要な要素となっています。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

SBSホールディングスのPiotroski F-Scoreは、総合で6/9点となり、「A: 良好」と評価されます。これは、同社の財務が全体的に健全であるものの、一部に改善余地があることを示唆しています。

項目 スコア 判定
総合スコア 6/9 A: 良好
収益性 2/3 純利益がプラスでROAもプラスであり、本業で利益を創出している
財務健全性 2/3 株式の希薄化がなく、負債比率も比較的低水準に抑えられている
効率性 2/3 ROEが10%を超え、売上成長もしているが、営業利益率には改善の余地がある

収益性:

同社は過去12ヶ月で5,923百万円の純利益を計上しており、ROA(総資産利益率)も4.26%とプラスです。これは、本業を通じて利益を生み出す力が適切に機能していることを示しています。しかし、F-Scoreの評価項目にある営業キャッシュフローの具体的なデータが提供されていないため、キャッシュ創出能力の詳細な評価は困難です。

財務健全性:

F-Scoreにおいて、負債資本比率(D/Eレシオ)が0.87と1.0を下回っており、過度な借入に依存していないことが評価されています。また、発行済株式数の希薄化が見られない点もプラス要因です。しかし、流動比率が1.22と、F-Scoreの基準である1.5を下回っており、短期的な支払能力にはもう少し余裕が欲しい状況です。

効率性:

ROE(自己資本利益率)は11.57%と、資本を効率的に活用して収益を上げていることを示す良好な水準です。また、四半期売上成長率も25.10%と堅調な伸びを示しており、事業拡大の勢いがあると考えられます。しかし、過去12ヶ月の営業利益率が8.06%と、F-Scoreの基準である10%に達しておらず、収益性のさらなる改善が求められます。

【収益性】営業利益率、ROE、ROA

  • 営業利益率(過去12ヶ月実績): 8.06%
    • 物流業界としては比較的堅実な水準ですが、さらなる効率化や高付加価値サービスの提供による改善の余地があります。F-Scoreでも指摘されたように、10%超を目指す経営目標との乖離が見られます。
  • ROE(実績): 11.46% (過去12ヶ月実績は11.57%)
    • 株主資本をいかに効率的に利用して利益を上げているかを示す指標です。一般的な目安とされる10%を上回っており、株主価値の創造という点で良好な水準にあると言えます。
  • ROA(実績): 4.26% (過去12ヶ月実績は4.26%)
    • 企業の総資産をどれだけ効率的に使って利益を上げているかを示す指標です。一般的な目安とされる5%にはわずかに届いていませんが、事業規模の拡大を考慮すると許容範囲内と言えます。ただし、ROAの改善は資産効率の向上に繋がり、収益性強化の重要なポイントとなります。

【財務健全性】自己資本比率、流動比率

  • 自己資本比率(実績): 27.8% (直近四半期は28.4%と決算短信に記載)
    • 企業の財務基盤の安定性を示す指標で、総資産に対する自己資本の割合を表します。一般的に40%以上が望ましいとされ、物流業界ではさらに高い水準が安全と見なされることもあります。同社の27.8%はやや低い水準にあり、財務レバレッジに依存している可能性があります。積極的なM&Aや設備投資が負債増加へ繋がっている可能性があり、健全性向上に向けた取り組みが注視されます。
  • 流動比率(直近四半期): 1.22倍
    • 短期的な支払能力を示す指標で、流動資産を流動負債で割って算出します。一般的に150%(1.5倍)以上が安全圏とされますが、同社は1.22倍とこれを下回っており、これも短期的な資金繰りの点で余裕が少ないことを示唆します。

【キャッシュフロー】営業CF、FCFの状況

営業キャッシュフロー(営業CF)およびフリーキャッシュフロー(FCF)の具体的な数値は提供データには含まれていません。「N/A 営業キャッシュフローチェック: データなし」とF-Scoreに記載されています。しかし、損益計算書で安定して利益を計上していることから、本業ではキャッシュを生み出す力があると考えられます。

【利益の質】営業CF/純利益比率

営業CF/純利益比率については、具体的な営業CFのデータがないため算出・評価はできません。一般的にこの比率が1.0倍以上であれば、利益が現金としてしっかりと手元に残っている(利益の質が高い)と判断されます。

【四半期進捗】通期予想に対する進捗率

2025年12月期第3四半期累計の業績進捗は以下の通りです。

  • 売上高: 364,360百万円 (通期予想485,000百万円に対し進捗率75.1%)
  • 営業利益: 17,338百万円 (通期予想20,500百万円に対し進捗率84.6%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 9,625百万円 (通期予想11,200百万円に対し進捗率85.9%)

通常、第3四半期時点では通期予想の約75%程度の進捗が目安とされますが、営業利益と純利益はそれを上回るペースで推移しており、通期予想達成の可能性は高いと判断できます。特に不動産事業における信託受益権の譲渡が利益を押し上げており、好調な進捗に寄与しています。

【バリュエーション】PER/PBR

  • PER(会社予想): 13.81倍
    • 現在の株価が1株当たり利益の何倍かを示す指標です。業界平均PERが13.9倍であるため、同社のPERは業界平均とほぼ同水準であり、利益面から見ると適正な水準にあると言えます。
    • 業種平均PER基準で算出した目標株価は2,074円であり、現在の株価3,895円と比較すると、PERのみを基準とした場合は割高感があります。
  • PBR(実績): 1.62倍
    • 現在の株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標です。業界平均PBRが1.0倍であることと比較すると、同社のPBRは業界平均を大きく上回っており、純資産に対して株価が割高と判断できます。これは、将来の成長期待や無形資産価値が株価に織り込まれている可能性を示唆します。
    • 業種平均PBR基準で算出した目標株価は2,397円であり、現在の株価3,895円と比較すると、PBRのみを基準とした場合はかなり割高感があります。

両指標を総合すると、PERは適正水準である一方で、PBRは割高感があり、市場は同社の成長戦略や不動産事業の収益性に対して高い期待を寄せていると推察されます。

【テクニカルシグナル】

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 MACD値: 15.11 / シグナル値: 22.78 短期トレンド方向を示す
RSI 中立 45.8% 70以上=過熱、30以下=売られすぎ
5日線乖離率 +0.70% 直近のモメンタム
25日線乖離率 +0.24% 短期トレンドからの乖離
75日線乖離率 +5.14% 中期トレンドからの乖離
200日線乖離率 +16.00% 長期トレンドからの乖離

MACDシグナルは中立を示しており、具体的な上昇または下降トレンドへの転換シグナルは出ていません。RSIも45.8%と50%近辺に位置しており、買われすぎでも売られすぎでもない中立的な状態です。移動平均線からの乖離率を見ると、株価は短期・中期・長期の全ての移動平均線を上回っており、特に長期的な上昇トレンドが継続していることが示唆されます。しかし、短期的な乖離は非常に小さく、やや方向感に乏しい状況です。

【テクニカル】52週高値・安値との位置、移動平均線との関係

現在の株価3,895円は、52週高値4,020円、52週安値2,245円(直近のデータでは2,405円)のレンジに対して、92.3%の位置にあります。これは、年初来でかなりの上昇を見せ、高値圏で推移していることを示しています。
移動平均線との関係では、現在の株価3,895円は、5日移動平均線(3,868.00円)、25日移動平均線(3,887.00円)、75日移動平均線(3,699.67円)、200日移動平均線(3,352.82円)の全てを上回っています。これは、短期、中期、長期のいずれの期間においても株価が上昇トレンドにあることを示唆しており、特に200日移動平均線からの乖離率が+16.00%と比較的大きいことから、長期的な上昇が強いことがうかがえます。

【市場比較】日経平均・TOPIXとの相対パフォーマンス

SBSホールディングスの株価パフォーマンスを主要市場指数と比較すると以下の通りです。

  • 1ヶ月リターン: 株式-2.38% vs 日経平均+2.48% (4.86%ポイント下回る)、TOPIX+3.22% (5.60%ポイント下回る)
    • 直近1ヶ月では、市場全体と比較してアンダーパフォームしています。
  • 3ヶ月リターン: 株式+15.92% vs 日経平均+2.68% (13.24%ポイント上回る)、TOPIX+3.22% (データなし、日経平均に近い傾向と仮定)
    • 中期的には市場を大きくアウトパフォームしており、同社株への投資家の関心が高かった時期があったことを示します。
  • 6ヶ月リターン: 株式+24.84% vs 日経平均+32.38% (7.54%ポイント下回る)
    • 6ヶ月では、日経平均と比べるとややアンダーパフォームしています。
  • 1年リターン: 株式+60.55% vs 日経平均+34.77% (25.78%ポイント上回る)
    • 年間を通して見ると、日経平均を大きくアウトパフォームしており、非常に好調なパフォーマンスを示しています。

短期でのアンダーパフォームはあるものの、中長期的に見れば市場全体を上回るリターンを上げており、特に過去1年間のパフォーマンスの高さは注目に値します。これは同社の成長戦略や業績が市場に評価されてきた結果と言えるでしょう。

【注意事項】

⚠️ 信用倍率が72.67倍と高水準です。これは、将来的に信用取引による買い玉の返済売りが発生し、株価に下方圧力がかかる可能性を秘めているため、今後の需給動向には注意が必要です。

【定量リスク】ベータ値、ボラティリティ、最大ドローダウン

  • ベータ値(5年平均): 0.48
    • 市場全体(ここではS&P 500または東証株価指数相当)の動きに対する株価の感応度を示します。0.48という値は、市場が1%変動した際に、理論上同社の株価が0.48%変動することを示しており、市場全体の変動と比較して株価変動が小さい(市場リスクが低い)銘柄と言えます。
  • 年間ボラティリティ: 27.99%
    • 株価の年間変動率を示しており、平均的に年間でこれくらいの振れ幅があることを意味します。現在の株価3,895円で100万円投資した場合、年間で約±28万円程度の変動が想定されるため、価格変動リスクは中程度と言えるでしょう。
  • 最大ドローダウン: -43.03%
    • 過去の特定の期間において、株価がピークから最も下落した率です。これは過去に約43%の下落を経験していることを示しており、今後も同様の大きな下落が発生する可能性は考慮に入れる必要があります。仮に100万円投資した場合、最悪のケースでは57万円程度になるリスクを想定しておくべきです。
  • シャープレシオ: -0.70
    • 投資のリスク(ボラティリティ)1単位あたりに得られる超過リターンを示します。マイナスの値であることから、リスクに見合うリターンが得られていない、またはリスクフリーレートを下回るリターンであったことを意味し、リスク効率という観点からは好ましくない状況です。これは年間平均リターンが-18.99%であることと関連しています。ただし、計算期間や基準となるリスクフリーレートの設定によって数値は変動するため、参考として捉えるべきです。

【事業リスク】

  • 経済変動と輸送コストの変動: 物流業界は経済活動に密接に連動しており、景気の減速は貨物取扱量の減少に直結します。また、原油価格や人件費の高騰など、輸送コストの上昇は物流事業の利益率を圧迫する可能性があります。
  • 競争激化とM&A戦略の課題: 物流業界は既存事業者の他、新規参入も多く競争が激しい環境にあります。同社の成長戦略の柱であるM&Aは、統合に伴うリスク(組織文化の融合、シナジー効果の不発など)も伴い、期待通りの成果が得られない可能性があります。
  • 法規制や環境変化: 輸送に関する法規制の変更(例:ドライバーの労働時間規制)や環境規制強化は、事業運営に大きな影響を与える可能性があります。また、為替変動は国際物流事業の収益に直接影響します。

7. 市場センチメント

信用買残が392,400株に対し、信用売残が5,400株と極めて少なく、信用倍率は72.67倍という高水準です。これは、株価上昇を期待して信用買いを行っている投資家が多いことを示しますが、同時に将来的な返済売りによる株価下落リスクが高いことを意味します。需給バランスが大きく買い方に傾いているため、外部環境の変化や不測の事態が発生した場合に、売り圧力が一気に高まる可能性があります。
主要株主構成を見ると、筆頭株主である鎌田企画が50.07%を保有しており、安定株主が過半数を占めています。次いで日本マスタートラスト信託銀行(信託口)が6.21%、日本カストディ銀行(信託口)が4.48%と、機関投資家も一定の株式を保有しています。創業家による安定的な経営基盤が伺えます。

8. 株主還元

SBSホールディングスは、株主還元として配当を継続的に実施しています。

  • 配当利回り(会社予想): 2.18%
    • 現在の株価3,895円に対する年間配当85.00円(会社予想)に基づく利回りです。市場全体の配当利回りと比較しても、一定の魅力を有する水準と言えます。
  • 1株配当(会社予想): 85.00円
    • 2025年12月期の会社予想に基づく1株当たりの配当です。
  • 配当性向: 46.94% (会社予想に基づく配当性向28.9%と乖離があるが、データ提供の「配当性向4」に従う)
    • 当期純利益に対してどれくらいの割合を配当に回しているかを示す指標です。一般的に30%~50%が健全な水準とされており、同社の46.94%は適切な株主還元を行っていると言えます。過去5年間の配当性向も20%台後半から40%台後半で推移しており、安定的な配当方針がうかがえます。

SWOT分析

強み

  • M&Aを通じた積極的な事業拡大と多様な物流ソリューション提供能力。
  • EC物流や食品・医療品輸送といった成長分野での強固な事業基盤。

弱み

  • 自己資本比率や流動比率が業界平均を下回り、財務健全性に課題。
  • 高水準の信用倍率に起因する需給の歪みと将来の売り圧力リスク。

機会

  • EC市場の継続的な拡大とグローバル経済の成長に伴う国際物流需要の増大。
  • 不動産事業における物流施設開発と流動化による収益機会の創出。

脅威

  • 景気変動や燃料・人件費の高騰による輸送コストの上昇と収益圧迫。
  • 競合他社との価格競争激化や物流業界における法規制変更のリスク。

この銘柄が向いている投資家

  • 成長性を重視する投資家: M&Aや国内外での新規事業展開を通じて持続的な成長を目指す企業戦略に魅力を感じる方。
  • 不動産事業の利益貢献に注目する投資家: 物流施設開発と流動化による収益性の高さに期待し、その動向を注視できる方。
  • 中長期的な視点で投資できる投資家: 短期的な株価変動リスクや信用残高の高さに動じず、企業の成長ストーリーを信じられる方。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 財務健全性の動向: 自己資本比率や流動比率の改善傾向を継続的に確認し、M&Aや設備投資が財務基盤を圧迫しないか注視する必要があります。
  • 信用倍率の推移: 高い信用倍率が解消されず高止まりする場合、将来的に株価に重しとなる可能性があるため、注意深く推移を見守るべきです。

今後ウォッチすべき指標

  • 営業利益率: 経営目標である物流営業利益率4.5%の達成に向けた進捗状況。
  • 自己資本比率、流動比率: 財務健全性の改善が継続しているか。
  • 不動産事業の売上・利益貢献: 流動化案件の進捗や新たな開発プロジェクトが業績に与える影響。

10. 企業スコア(詳細)

成長性: S (非常に好調)

根拠: 直近の四半期売上成長率が前年比25.10%と非常に高く、国内外での事業拡大やM&A戦略が順調に進んでいることを示します。通期予想に対する利益進捗率も良好であり、今後も持続的な成長が期待されます。

収益性: A (良好な水準)

根拠: ROEが11.46%(過去12ヶ月実績11.57%)と、一般的な目安とされる10%を上回っており、株主資本を効率的に活用して収益を上げています。営業利益率8.06%も着実な水準で、物流業界の特性を考慮すれば良好と言えます。

財務健全性: C (やや懸念点あり)

根拠: 自己資本比率が27.8%と低く、流動比率も1.22倍と短期的な支払能力に余裕が少ない状況です。Piotroski F-Scoreは6/9点と良好ですが、個別の比率を見ると財務体質強化の必要性があります。積極的なM&Aや設備投資が負債ベースで行われている可能性があり、今後の財務構造改善が課題となります。

バリュエーション: C (割高感あり)

根拠: PERは業界平均とほぼ同水準の13.81倍ですが、PBRが業界平均1.0倍に対して1.62倍と大きく上回っており、純資産価値に比べて株価が割高であると評価されます。市場が高い成長期待を織り込んでいると解釈できますが、現状のPBRから見てもう一段の株価上昇には、より高い業績インパクトが必要となるでしょう。


企業情報

銘柄コード 2384
企業名 SBSホールディングス
URL http://www.sbs-group.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 3,895円
EPS(1株利益) 281.99円
年間配当 2.18円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 0.0% 15.9倍 4,478円 2.9%
標準 0.0% 13.8倍 3,894円 0.1%
悲観 1.0% 11.7倍 3,479円 -2.2%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 3,895円

目標年率 理論株価 判定
15% 1,942円 △ 101%割高
10% 2,425円 △ 61%割高
5% 3,060円 △ 27%割高

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

関連情報

証券会社


このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。