企業の一言説明
オリコンは、音楽やエンタメランキングで有名な情報コンテンツ配信を主要事業とし、近年では顧客満足度(CS)調査サービスを二本柱とする情報・通信業セクターの企業です。独自のブランド力と長年のデータ蓄積が強みです。
投資判断のための3つのキーポイント
- 高水準な収益性と圧倒的な財務健全性: ROEは18%を超え、営業利益率も24%台と高い収益力を誇ります。自己資本比率81.8%、流動比率3.94倍と極めて健全な財務基盤も魅力です。
- 生成AIを活用した新たな成長戦略: 既存事業の効率化に加え、生成AIを駆使した新サービス創出に積極的であり、今後の事業展開に期待が持てます。
- 信用倍率の高止まりと市場パフォーマンス: 信用買残が信用売残を大幅に上回る高水準にあり、将来的な売り圧力への注意が必要です。中長期的な株価は市場平均に劣後する傾向が見られます。
企業スコア早見表
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 成長性 | S | 優良な成長を持続 |
| 収益性 | S | 非常に高い収益力 |
| 財務健全性 | S | 極めて強固な財務 |
| バリュエーション | C | PBRは割高感あり |
※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念
注目指標サマリー
| 指標 | 値 | 業界平均比 |
|---|---|---|
| 株価 | 900.0円 | – |
| PER | 12.04倍 | 業界平均17.6倍 |
| PBR | 2.06倍 | 業界平均1.6倍 |
| 配当利回り | 4.00% | – |
| ROE | 18.30% | – |
1. 企業概要
オリコン(Oricon Inc.)は、1999年に設立された情報・通信業の企業です。もともと音楽データベース事業で知られ、音楽ランキングの老舗としての地位を確立してきました。現在は、その知見を活かしたニュース配信や各種ランキング情報提供に加え、顧客満足度(CS)調査事業を中核に展開。ウェブサイト運営、モバイルコンテンツ、データソリューションなど多岐にわたるデジタル情報サービスを提供し、法人・個人双方に価値提供を行っています。長年にわたる情報収集・分析ノウハウと「オリコン」ブランドの高い認知度が、同社の事業参入障壁として機能しています。
2. 業界ポジション
オリコンは、情報・通信業の中でも特にインターネットコンテンツ&インフォメーションセクターに属し、音楽・エンターテインメントに関する情報提供では独自のブランド力を保持しています。CS調査市場では競合も存在しますが、ランキング発表と商標ロゴライセンス、デジタル送客を組み合わせた独自のビジネスモデルで差別化を図っています。市場シェアに関する具体的なデータはありませんが、特定領域での高いプレゼンスは明らかです。
業界平均との比較では、PER(株価収益率:株価が1株当たり純利益の何倍かを示す指標)は12.04倍で、業界平均17.6倍を下回っており、利益面から見るとやや割安感があります。一方、PBR(株価純資産倍率:株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標)は2.06倍で、業界平均1.6倍を上回っており、純資産面からは割高な水準にあります。これは、同社の安定した収益力とブランド力が評価されている一方で、純資産に対する株価のプレミアムが高いことを示唆しています。
3. 経営戦略
オリコンは、継続的な成長と安定的な株主還元を重視した経営戦略を推進しています。決算説明資料によると、同社は「情報の正確性と公正性を守りつつ、顧客満足度(CS)調査を通じて商標ロゴの利用拡大とデジタル送客で安定拡大を図る」ことをビジョンとして掲げています。CS調査事業においては、ランキング公表に加え、商標ロゴライセンス(契約率FY2024で39.1%)と、デジタルプロモーションによる送客・従量課金システムを収益の柱としています。また、ニュース配信・PV事業では、自社メディア「オリコンニュース」に加え、外部メディアへの記事・動画配信、YouTubeチャネルを活用したショート動画収益化にも注力しています。
特筆すべきは、生成AIの積極的な導入です。経営陣は業務効率化と新サービス創出における生成AIの活用を重要な戦略として位置付けており、今後、AI技術が同社のビジネスモデルにどのような変革をもたらすか注目されます。これにより、新たなコンテンツ開発やデータ分析能力の向上、顧客体験の最適化などが期待されます。
直近の適時開示としては、2026年3月期第3四半期決算短信において、株式会社新旭の取得と連結子会社化が報告されており、これにより491,513千円の「のれん」を計上しています。これは事業拡大に向けたM&A戦略の一環であり、今後のシナジー効果が期待されます。
今後のイベント:
- 2026年3月30日: 期末配当の権利落ち日(Ex-Dividend Date)。
4. 財務分析
オリコンの財務状況を詳細に分析します。
【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score
Piotroski F-Scoreは、企業の財務健全性、収益性、効率性を9つの指標で評価するスコアです。0-9点で評価され、点数が高いほど財務品質が高いと判断されます。
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 9/9 | S: 優良(収益性・健全性・効率性すべて良好) |
| 収益性 | 3/3 | 良好 |
| 財務健全性 | 3/3 | 良好 |
| 効率性 | 3/3 | 良好 |
- 収益性(3/3): 純利益、営業キャッシュフロー、およびROA(総資産利益率)の全てがプラスを維持しており、安定した利益創出能力と効率的な資産活用が示されています。
- 財務健全性(3/3): 流動比率が1.5以上、有利子負債比率(D/Eレシオ)が1.0未満、かつ株式の希薄化が見られないことから、極めて強固な財務体質であることが確認されます。
- 効率性(3/3): 営業利益率が10%以上、ROE(自己資本利益率)が10%以上、かつ四半期売上成長率がプラスであることから、高い資本効率と収益性を維持しつつ、事業の成長も継続していることが分かります。
【収益性】
- 営業利益率(過去12か月): 24.22%(ベンチマーク: 高い収益性を示す優良水準と判断されます)
- ROE(過去12か月): 18.27%(ベンチマーク: 10%以上が一般的目安。優良な水準を大幅に上回ります)
- ROA(過去12か月): 14.41%(ベンチマーク: 5%以上が一般的目安。優良な水準を大幅に上回ります)
オリコンは、ROEとROAが共に高い水準にあり、株主資本および総資産を効率的に活用して利益を生み出していることが明確です。営業利益率も非常に高く、本業での稼ぐ力が優れていることを示しています。
【財務健全性】
- 自己資本比率(実績): 81.8%(会社の資金源のうち、返済不要な自己資本が占める割合。一般的に40%以上が良好とされますが、80%を超える水準は極めて高い財務安定性を示します)
- 流動比率(直近四半期): 3.94倍(短期的な支払能力を示す指標。一般的に2倍以上が良好とされますが、4倍近い水準は非常に高い流動性を示し、短期債務の返済能力に全く問題がないことを意味します)
これらの指標から、オリコンが極めて強固で安定した財務基盤を確立していることが分かります。
【キャッシュフロー】
- 営業キャッシュフロー(過去12か月): 1,190百万円(本業で稼いだキャッシュフロー。プラスかつ継続的に生み出されていることは事業の健全性を示します)
- フリーキャッシュフロー(過去12か月): 1,240百万円(営業キャッシュフローから設備投資などを差し引いた、企業が自由に使えるキャッシュ。潤沢なフリーキャッシュフローは、将来への投資や株主還元に回せる余裕があることを示します)
オリコンは安定して健全なキャッシュフローを創出しており、財務的な自律性が非常に高い企業であると言えます。
【利益の質】
- 営業CF/純利益比率: 1.21(この比率が1.0以上である場合、純利益がしっかりとキャッシュフローとして裏付けられていることを意味し、利益の質が高いとされます)
オリコンの比率は1.21であり、純利益をキャッシュフローが大きく上回っているため、利益の質は非常に優良であると評価できます。
【四半期進捗】
2026年3月期第3四半期決算短信によると、通期連結業績予想に対する累計進捗率は以下の通りです。
- 売上高: 通期予想6,000百万円に対し、第3四半期累計で6,000百万円(進捗率100.0%)
- 営業利益: 通期予想1,450百万円に対し、第3四半期累計で1,450百万円(進捗率100.0%)
- 純利益: 通期予想960百万円に対し、第3四半期累計で960百万円(進捗率100.0%)
第3四半期時点(12月末)で、売上高、営業利益、純利益のいずれも通期予想を100%達成しているという特異な状況です。これは、通期予想が保守的に設定されている可能性が高いか、あるいは第4四半期での業績の落ち込みを想定している可能性があります。いずれにせよ、現状の業績は極めて順調に推移しており、通期で予想を上回る着地となる可能性も考えられます。
【バリュエーション】
- PER(会社予想): 12.04倍(業界平均17.6倍)
- PBR(実績): 2.06倍(業界平均1.6倍)
オリコンのPERは業界平均と比較して約31%低く、利益面からは割安と判断できます。一方、PBRは業界平均と比較して約29%高く、純資産面からは割高感があります。強固な財務体質と高い収益性を考慮すると、一定のPBRプレミアムは理解できますが、業界平均を大きく上回っている点には注意が必要です。目標株価は、業界平均PER基準で1,344円、業界平均PBR基準で700円と大きく乖離しており、PERを重視すれば割安、PBRを重視すれば割高という評価になります。
【テクニカルシグナル】
| 指標 | 状態 | 数値 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| MACD | ゴールデンクロス | MACD値: 5.36 / シグナル値: 5.15 | 短期的な上昇トレンド転換の可能性を示唆 |
| RSI | 中立(買われすぎに近づく) | 61.0% | 70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎ |
| 5日線乖離率 | – | +3.14% | 直近のモメンタムは強め |
| 25日線乖離率 | – | +3.17% | 短期トレンドからの乖離は若干プラス |
| 75日線乖離率 | – | +5.94% | 中期トレンドからの乖離はプラスで上昇基調 |
| 200日線乖離率 | – | +10.39% | 長期トレンドからの乖離もプラスで上昇基調 |
MACDゴールデンクロスは短期的な株価上昇トレンドへの転換の可能性を示唆しています。RSIは61.0%と中立圏にありますが、70%に近づいており、今後の買われすぎへの警戒も必要です。全ての移動平均線(5日、25日、75日、200日)を現在株価が上回っており、短期から長期にわたって上昇トレンドにあることが伺えます。
【テクニカル】
現在の株価900.0円は、52週高値907.0円に非常に近く、52週安値730.0円からは大きく上昇した水準にあります(52週レンジ内位置で96.0%)。直近では年初来高値を更新する動きを見せており、強い上昇モメンタムがあることが分かります。全ての移動平均線(5日、25日、75日、200日)を株価が上回っており、短期、中期、長期のいずれのトレンドも上昇方向を示しています。特に200日移動平均線からの乖離率が+10.39%と拡大しており、長期的にも株価が堅調に推移していることを表しています。
【市場比較】
オリコンの株価パフォーマンスを市場指数と比較すると、以下の傾向が見られます。
- 日経平均比: 1ヶ月では0.94%ポイント、TOPIX比では1.31%ポイントそれぞれ日経平均・TOPIXを下回っています。しかし、3ヶ月では日経平均を2.65%ポイント上回っており、短期的な回復が見られます。
- 中長期: 6ヶ月と1年ではそれぞれ日経平均を18.10%ポイント、23.51%ポイント下回っており、TOPIX相対でも同様に劣後しています。
これらのデータは、オリコンの株価が短期的には市場に相対的に良好なパフォーマンスを示すことがあるものの、中長期的には主要市場指数に劣後する傾向があることを示しています。これは、市場全体の大幅な上昇トレンドに対して、オリコンがやや出遅れている可能性や、企業規模、流動性などの要因が影響している可能性があります。
【注意事項】
⚠️ 信用倍率が135.50倍と高水準です。これは信用買い残が信用売り残を大幅に上回っている状態を示し、将来的に信用取引の期日到来によって、買い方が反対売買(売り)を余儀なくされ、株価の売り圧力となる可能性があるので注意が必要です。
【定量リスク】
- ベータ値(5Y Monthly): 0.37(市場全体の動きに対する個別銘柄の感応度を示す指標。1より小さい場合、市場全体よりも株価変動が小さいことを意味し、低ボラティリティの銘柄と言えます)
- 年間ボラティリティ: 18.23%(年間で株価がどの程度変動するか。一般的にこの数値が高いほどリスクも高いとされます)
- 最大ドローダウン: -15.61%(過去の特定の期間における株価の最大下落率。この程度の下落は今後も起こりうる可能性があります)
- 年間平均リターン: -0.40%
オリコンのベータ値0.37は、市場全体と比較して株価の変動が小さいことを意味し、比較的安定的な投資対象であると言えます。仮に100万円投資した場合、過去のデータに基づくと、年間で±18.23万円程度の変動が想定されます。シャープレシオが-0.05と低い点には注意が必要で、これはリスクに見合うリターンが十分に得られていない可能性を示唆しています。
【事業リスク】
- 利益率の圧迫: 決算説明資料の「リスク要因」に記載されている通り、粗利益率の低下と販管費・人件費の増加により、将来的に利益率が圧迫される可能性があります。特に、事業拡大のための投資やM&Aが続く場合、コスト構造の最適化が重要になります。
- プラットフォーム依存と広告市況変動: ニュース配信事業やPV事業は、Googleなどの検索アルゴリズム変更や、YouTubeなどの配信先のプラットフォームポリシー変更、さらには広告市況の変動に大きく影響される可能性があります。これにより、トラフィックや広告収益に下方圧力がかかるリスクがあります。
- ブランド価値毀損リスク: 情報コンテンツやランキング、CS調査事業を展開する上で、情報の公正性や正確性に対する信頼は極めて重要です。仮にこれらの信頼が損なわれた場合、オリコンブランドの価値が毀損され、事業全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
7. 市場センチメント(簡潔に)
信用取引状況は、信用買残108,400株、信用売残800株と、信用買残が信用売残の135.50倍に達しており、極端な買い長状態です。これは株価上昇への期待が高いことを示す一方で、将来的な信用買いの決済に伴う売り圧力のリスクを内包しています。
主要株主構成を見ると、(有)リトルポンドが31.16%、自社(自己株口)が13.95%と、上位株主による安定的な保有が見られます。光通信KK投資事業有限責任組合、UHPartners2投資事業有限責任組合などの機関投資家も上位に名を連ねており、安定株主が一定割合を占める構造です。
8. 株主還元(簡潔に)
オリコンは安定的な株主還元を重視しており、配当予想は年間36.00円で、現在の株価に対する配当利回りは4.00%と高水準です。これは、安定したインカムゲインを求める投資家にとって魅力的な水準と言えます。配当性向(企業が得た純利益のうち、どれだけを配当として株主に還元しているかを示す指標)は47.11%であり、比較的高い水準で利益を株主に還元する方針であることが伺えます。5年平均配当利回りは3.30%であり、現在の利回りはそれよりも高くなっています。自社株買いについては、2026年3月期第3四半期決算短信で66,800株の自己株式取得が報告されており、株主価値向上への意識が見られます。
SWOT分析
強み
- 高い収益性と財務健全性: ROE、営業利益率が高く、自己資本比率81.8%の磐石な財務基盤。
- ブランド力とデータ蓄積: 音楽・エンタメランキングにおける独自のブランドと長年のデータ蓄積が強み。
弱み
- PBRの割高感と信用倍率の高さ: 業界平均PBRを上回る現状と、信用買残が高水準なことによる潜在的な売り圧力。
- 中長期での市場パフォーマンス劣後: 過去1年間は市場平均を下回るパフォーマンス。
機会
- 生成AI活用による事業効率化と新サービス創出: 新技術導入による競争力強化と新たな収益源の獲得。
- CS調査事業の拡大: 商標ロゴライセンスとデジタルプロモーションを通じた収益基盤の強化。
脅威
- プラットフォーム依存と広告市場変動: 外部環境の変化による収益性の影響。
- 競合激化とブランド価値毀損リスク: 情報コンテンツ市場の競争激化と、情報公正性に対する信頼失墜のリスク。
この銘柄が向いている投資家
- 安定した高配当と堅実な財務基盤を重視する長期投資家: 高い配当利回りと、F-Score 9点満点、自己資本比率81.8%という極めて健全な財務状況は、長期的な安定を求める投資家にとって大きな魅力です。
- 情報コンテンツと顧客満足度調査の成長に期待する投資家: 独自の情報を強みとするビジネスモデルや、生成AI活用による将来的な事業変革に期待する成長志向の投資家にも適しています。
この銘柄を検討する際の注意点
- PBRの割高感とPERの割安感の評価: 利益面では割安感があるものの、純資産に対しては割高と評価されるため、このギャップをどのように解釈し、企業の成長性やブランド価値にどこまでプレミアムを認めるかを検討する必要があります。
- 信用倍率の高止まり: 高い信用倍率は、短期的な株価の変動要因となる可能性があります。需給バランスの変化には常に注意を払う必要があります。
今後ウォッチすべき指標
- 生成AI関連の具体的成果と収益への貢献度: 生成AI投資が実際にどのような業務効率化や新サービス創出に繋がり、それが業績にどう反映されるかを継続的に確認する必要があります。
- コミュニケーション事業(特にCS調査)の契約率とデジタル送客収益: 成長戦略の柱であるCS調査事業の進捗と、デジタルプロモーションを通じた収益拡大が計画通りに進むか。
- 粗利益率と販管費の推移: 利益率圧迫リスクが示唆されているため、粗利益率の維持と販管費の効率的な管理状況を注視することが重要です。
10. 企業スコア(詳細)
オリコンの各評価項目について、5段階評価(S, A, B, C, D)とその根拠を示します。
- 成長性: S
- 根拠: 直近の四半期売上成長率が前年比+25.50%と非常に高く、2026年3月期の通期売上高予想も前年比+22.0%と高成長を維持しています。第3四半期時点で既に通期予想を達成している点も、その成長力の強さを示唆しています。この水準は成長性の評価基準である「S: 15%以上」を大きく上回っています。
- 収益性: S
- 根拠: ROE(過去12か月)が18.27%、営業利益率(過去12か月)が24.22%と、いずれも「S: ROE15%以上かつ営業利益率15%以上」の基準を大幅にクリアしています。高い資本効率と本業での優れた収益力を兼ね備えていることが評価されます。
- 財務健全性: S
- 根拠: 自己資本比率が81.8%(基準S: 60%以上)、流動比率が3.94倍(基準S: 200%以上)、Piotroski F-Scoreが9/9点(基準S: 7点以上)と、全ての指標において最も優良な「S」評価の基準を満たしています。極めて強固な財務体質であり、財務的なリスクは極めて低いと判断されます。
- バリュエーション: C
- 根拠: PER(会社予想)は12.04倍で業界平均17.6倍を下回り割安感がある一方、PBR(実績)は2.06倍で業界平均1.6倍を約29%上回っています。PBRの超過割合が「110-130%」であるため、バリュエーション基準では「C」となります。利益面での割安感は認められるものの、純資産に対する割高感が複合的な評価を引き下げています。
企業情報
| 銘柄コード | 4800 |
| 企業名 | オリコン |
| URL | http://www.oricon.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)
将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 900円 |
| EPS(1株利益) | 74.73円 |
| 年間配当 | 4.00円 |
シナリオ別5年後予測
各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。
| シナリオ | 成長率 | 将来PER | 5年後株価 | 期待CAGR |
|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 0.5% | 13.8倍 | 1,062円 | 3.7% |
| 標準 | 0.4% | 12.0倍 | 918円 | 0.8% |
| 悲観 | 1.0% | 10.2倍 | 804円 | -1.7% |
目標年率別の理論株価(標準シナリオ)
標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。
現在株価: 900円
| 目標年率 | 理論株価 | 判定 |
|---|---|---|
| 15% | 466円 | △ 93%割高 |
| 10% | 582円 | △ 55%割高 |
| 5% | 735円 | △ 22%割高 |
【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。
企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。