2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+6.6%、営業利益は前年同期比△25.1%)。
- 注目すべき変化:営業費用(販売費及び一般管理費)の増加と材料費・人件費高騰、及び一時的な解体撤去費用(特別損失)が利益を圧迫。日本地域の営業利益が大幅悪化(営業利益48百万円、前年同期比△87.2%)。
- 今後の見通し:通期予想(修正後)では売上高16,800百万円(前期比+0.1%)だが営業利益・純利益は大幅減(営業利益1,300百万円、通期営業利益は中間進捗約50.5%)。会社は想定為替レート1US$=145円で試算。通期達成可能性は中間実績の進捗および一時損失の影響から慎重に見る必要あり。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが利益率が低下している点に注目。為替・原材料・人件費動向、及び一時費用の今後の影響(再発性の有無)を確認することが重要。
基本情報
- 企業名:帝国通信工業株式会社
- 主要事業分野:電子部品の製造・販売(自動車電装、生活家電、AV機器、センサ等)およびその他(環境対応緩衝材、機械設備等)
- 代表者名:代表取締役社長 羽生 満寿夫
- 問合せ先:取締役常務執行役員 丸山 睦雄(TEL 044-422-3831)
- 報告概要:提出日 2025年11月11日、決算補足説明資料(有)、決算説明会(機関投資家・アナリスト向け、2025/12/10予定)
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- セグメント:
- 電子部品:前面操作ブロック、可変/固定抵抗器、センサ、機構部品等(主力)
- その他:環境対応緩衝材、機械設備等
- 発行済株式:期末発行済株式数 9,856,107株(自己株式含む)
- 今後の予定:半期報告書提出予定日 2025/11/12、配当支払開始予定日 2025/12/02、決算説明会 2025/12/10(機関向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ。中間の会社想定を下回ったため通期予想修正)
- 売上高:中間実績 8,494百万円(前年同期比+6.6%)/通期予想 16,800百万円 → 中間進捗率 50.6%(8,494/16,800)
- 営業利益:中間実績 656百万円(前年同期比△25.1%)/通期予想 1,300百万円 → 中間進捗率 50.5%(656/1,300)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績 446百万円(前年同期比△36.2%)/通期予想 1,200百万円 → 中間進捗率 37.2%(446/1,200)
- サプライズの要因:材料費・人件費高騰、為替の影響(前年同期は円高→今回は相対的に円高の影響があったと記載)、および解体撤去費用等の特別損失(173,819千円)が利益を押し下げた。投資有価証券売却益(105,040千円)は特別利益として寄与。
- 通期への影響:中間で想定を下回ったため通期予想を修正。通期利益の達成可能性はコスト動向や追加の一時費用発生の有無、為替前提の維持に依存。
財務指標(中間期:単位は百万円表記の数値を使用)
- 主要損益(中間期:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:8,494百万円(前年同期比+6.6%、金額差+526百万円)
- 売上総利益:2,582百万円(前年同期 2,665百万円、△83百万円)
- 営業利益:656百万円(前年同期 876百万円、△25.1%)→ 営業利益率 7.7%(656/8,494)
- 経常利益:749百万円(前年同期 900百万円、△16.7%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:446百万円(前年同期 699百万円、△36.2%)
- 1株当たり中間純利益(中間):47.41円(前年同期 73.42円)
- 収益性指標(概算、注記あり)
- ROE(簡易年率換算):約3.2%(中間純利益446百万円を年率換算→892百万円 ÷ 自己資本27,494百万円) → 目安8%以上が良好のため低い水準
- ROA(同様に年率換算):約2.7%(892 ÷ 総資産33,178) → 目安5%以上が良好、未達
- 営業利益率:7.7%(業種平均との比較は–)
- 進捗率(通期予想に対する中間実績)
- 売上高進捗率:50.6%(通常は50%前後が均等進捗)→ 売上はほぼ均等進捗
- 営業利益進捗率:50.5% → 営業利益は均等進捗だが前年同期比では減益
- 純利益進捗率:37.2% → 純利益の進捗が遅く、通期見通し達成には下期の挽回が必要
- キャッシュフロー(千円表記を百万円換算)
- 営業CF:185,688千円(185.7百万円、前年同期 126,234千円) → 営業CFはプラスで改善
- 投資CF:△192,975千円(△193.0百万円、前年同期 △123,173千円) → 主に有形固定資産取得(358,013千円)等
- 財務CF:△725,252千円(△725.3百万円、前年同期 △457,622千円) → 配当金支払475,484千円、自己株式取得134,806千円等が主因
- フリーCF(営業CF−投資CF):約△7.3百万円(185.7−193.0) → ほぼトントン(わずかにマイナス)
- 現金同等物残高:10,013百万円(期首 11,064百万円、前期同中間比 △1,050.7百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF185.7百万円 ÷ 親会社株主帰属中間純利益446.2百万円 ≒0.42(目安1.0以上が健全 → 低い)
- 財政状態(中間末)
- 総資産:33,178百万円(前期末 33,460百万円、△281百万円)
- 純資産:28,079百万円(前期末 28,409百万円、△329百万円)
- 自己資本比率:82.9%(安定水準、前期末 83.0%)
- 流動資産合計:20,698百万円、流動負債合計:2,687百万円 → 流動比率非常に高く流動性良好
- 有利子負債:短期借入金 44百万円(小額)→ レバレッジ低い
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は–(必要数値は限定的)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 105,040千円(105.0百万円)
- 特別損失:解体撤去費用(固定資産関連) 173,819千円(173.8百万円)
- 一時的要因の影響:特別損失の計上により税引前利益・純利益が押し下げられている。投資有価証券売却益は利益を下支え。これらは基本的に非継続的要因と判断されるが、解体費用が再発するかは今後の開示を確認する必要あり。
配当
- 中間配当:50円(支払予定 2025/12/02)
- 期末配当(予想):50円(通期予想合計 100円、修正無し)
- 1株当たり当期純利益(通期予想):128.01円 → 予想配当性向 ≒ 78.1%(100/128.01、高水準)
- 株主還元方針/特別配当:直近期(2025年3月期)は記念配当を含む構成(過去の内訳有り)。今回の通期予想に特別配当は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間期):有形固定資産の取得による支出 358,013千円(358.0百万円、前年同期 440,174千円)
- 減価償却費:379,273千円(379.3百万円)
- 主な投資内容:有形固定資産取得(内訳の詳細は注記等を参照)
受注・在庫状況
- 棚卸資産(商品・仕掛・原材料合計):約3,569百万円(商品1,708・仕掛853・原材料1,006の合計、千円ベースを百万円換算)→ 前年同期比若干増加(在庫増は販売拡大と整合)
- 在庫回転日数:–(記載無し)
セグメント別情報
- 電子部品(主力)
- 売上高 8,223百万円(セグメント内売上比 96.8%)、前年同期比+6.3%
- セグメント営業利益 604.9百万円(前年同期 835.8百万円、△27.6%)→ 利益率低下が顕著
- 地域別(電子部品):日本 売上375.5億円?(注:数値表参照は千円→百万円換算)→ 日本売上 3,754.6百万円(前年同期比+9.8%)だが営業利益は48百万円(△87.2%)と利益率悪化。アジアは売上 4,339百万円(+3.2%)で営業利益 522百万円(+4.7%)と堅調。北米は規模小さいが増収増益。
- その他事業
- 売上高 270.9百万円(前年同期比+16.2%)、営業利益 60.3百万円(前年同期比+60.9%)と改善
- セグメント分析:売上は電子部品中心に堅調だが、地域や製品ミックスの違いで利益率に差。特に日本地区の利益圧迫は注目点。
中長期計画との整合性
- 中期五ヵ年計画(2021年策定)の最終年度(2025年度)に向け、医療・ヘルスケア(生体電極・電気化学センサ)や自動車電装向けセンサ開発を推進中。進捗は製品展開・売上拡大面では一定の成果あり(センサ等の売上増)が、コスト上昇が利益面の足かせとなっている。KPIの詳細・達成率は資料記載無し(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:自動車向け(EV・ADAS)関連は需要堅調、生活家電は先進国で伸び悩むが新興国は底堅い。産業機器は在庫調整後に回復傾向。
- 競合比較:同業他社比較データは資料に無し → –。相対的には高い自己資本比率と低レバレッジが特徴。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2026年3月期)修正済み(2025/5/13公表値から下方修正)。通期予想:売上16,800百万円(+0.1%)、営業利益1,300百万円(△21.8%)、経常利益1,400百万円(△34.2%)、当期純利益1,200百万円(△40.3%)、1株当たり当期純利益 128.01円。業績予想の前提:為替 1US$=145円。
- 予想の信頼性:中間の下振れにより通期達成は下期のコスト抑制や営業利益改善に依存。会社は想定を見直しているため、下期の動向確認が必要。
- リスク要因:為替、原材料価格、人件費動向、顧客需要変動(AV/家電/自動車分野)、一時費用の発生、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更等:該当無し
- レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外(注記あり)
- 不明な項目は — と記載
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6763 |
| 企業名 | 帝国通信工業 |
| URL | http://www.noble-j.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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