2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想(変更なし)に対し、上期(中間期)実績は売上高が通期予想に対して進捗率約20.6%とやや遅め、営業利益は目標(4,500百万円)に対して▲1,367百万円の営業損失で進捗はマイナス(会社予想は未修正)。市場想定は記載なしのため不明。したがって「会社予想は維持されたが進捗は遅い(ほぼ予想通りではない)」。
- 業績の方向性:増収(売上高 5,978百万円、前年同期比+3.7%)だが赤字拡大(営業損失▲1,368百万円、前年同期は▲365百万円)→ 増収減益(減益幅拡大)。
- 注目すべき変化:セグメントでは「ホテル運営事業」が売上・利益とも前年同期上回る(売上 5,337百万円、前年比+67.8%、営業利益 1,308百万円プラス)一方、アセットマネジメント・不動産事業は大型物件売却が無く売上・利益減(アセット売上327百万円▲79.1%、不動産売上399百万円▲62.7%、不動産営業損失▲2,064百万円)。
- 今後の見通し:2026年3月期通期予想(売上29,000百万円、営業利益4,500百万円、純利益2,500百万円)は開示どおり未修正。だが上期の営業損失を考慮すると下期で大幅な反転(特に大型売却等の収益化)が必要で、達成可能性は慎重に見る必要あり。
- 投資家への示唆:ホテル事業は回復基調でポジティブだが、不動産関連で大型売却が無い状況が利益を圧迫。財務面では短期返済予定の借入(1年内返済予定の長期借入金約13,990百万円)が大きく、流動性・再資金調達リスクに注意が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ウェルス・マネジメント株式会社
- 主要事業分野:ホテル運営事業、アセットマネジメント事業、不動産事業(不動産の開発・販売・仲介等および不動産アセットマネジメント)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 千野 和俊
- URL:https://www.wealth-mngt.com
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期/中間期、連結)
- 決算補足説明資料の有無:有(同社HPに掲載予定、決算説明会は開催なし)
- セグメント:
- ホテル運営事業:ホテルの運営・管理、運営ホテル売上の集計等
- アセットマネジメント事業:アセットマネジメント報酬等
- 不動産事業:販売用不動産・仕掛販売用不動産の開発・販売等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:19,179,800株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):19,178,522株
- 自己株式数:1,278株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
- 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期予想は2025/5/13公表の数値から変更なし)
- 売上高:中間実績 5,978百万円。通期予想29,000百万円に対する進捗率 20.6%(5,978/29,000)。通期予想に対し遅れ。
- 営業利益:中間実績 営業損失▲1,368百万円。通期予想4,500百万円に対する達成率としては▲30.4%(▲1,368/4,500)で進捗は大きく遅延(マイナス)。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績 中間純損失▲1,405百万円。通期純利益予想2,500百万円に対する達成率は▲56.2%(▲1,405/2,500)で進捗遅れ。
- サプライズの要因:
- プラス要因:ホテル運営事業の稼働回復(シックスセンシズ京都等の稼働安定、訪日需要増)で売上・利益が大幅改善。
- マイナス要因:アセットマネジメント・不動産で大型物件売却が無かったことにより売上・利益が前年同期比で大幅減(特に不動産事業の営業損失拡大)。支払利息は依然大きく営業外費用を圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き(修正なし)だが、上期の赤字を取り戻すには下期で大型売却や営業改善が必要。達成は下期の回復シナリオ依存。
財務指標(主要数値は百万円・中間期/連結)
- 損益(中間、2025/4–9)
- 売上高:5,978百万円(前年同期比+3.7%)
- 売上総利益:▲1百万円(前年は1,247百万円の黒字)※売上原価が増大
- 販管費:1,366百万円(前年1,611百万円↓)
- 営業利益:▲1,368百万円(前年同期は▲365百万円)
- 経常利益:▲1,909百万円(前年同期は▲1,055百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純損失:▲1,405百万円(前年同期▲487百万円)
- 1株当たり中間純利益:▲73.24円(前年同期▲25.45円)
- 収益性指標
- 営業利益率:▲22.9%(営業損失▲1,367,617 / 売上5,978,579) → 大幅な赤字率
- ROE(目安8%以上良好):約▲7.6%(計算:▲1,404,689 / 平均自己資本約18,421,642) → 目安を下回る
- ROA(目安5%以上良好):約▲2.3%(計算:▲1,404,689 / 平均総資産約60,126,572) → 目安を下回る
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:20.6%(5,978 / 29,000)→ 通常ペースより遅め(中間で50%が目安)
- 営業利益進捗率:-30.4%(▲1,368 / 4,500)→ 目標未達、赤字
- 純利益進捗率:-56.2%(▲1,405 / 2,500)→ 目標未達
- 貸借対照表(2025/9/30)
- 総資産:58,151百万円(前期末62,102百万円、▲3,952百万円)
- 純資産:17,446百万円(前期末19,398百万円、▲1,953百万円)
- 自己資本比率:30.0%(目安:40%以上で安定 → 30.0%はやや低め)
- 流動資産:48,723百万円、流動負債:18,370百万円 → 流動比率 ≈ 265%(流動性は確保)
- 現金及び預金:4,454百万円(貸借対照表)、現金及び現金同等物(C/F末):4,018百万円
- 借入金(注目):1年内返済予定の長期借入金 13,990百万円、長期借入金 12,196百万円、ノンリコース3,000百万円 → 1年内返済予定借入が大きく短期の資金繰りに留意が必要
- 負債合計:40,705百万円 → 負債/資本比 ≈ 233%(高め)
- キャッシュフロー(中間)
- 営業活動CF:▲3,390百万円(前年▲5,015百万円)→ 営業でのキャッシュマイナス(現金消耗)
- 投資活動CF:▲794百万円(前年▲2,699百万円)
- 財務活動CF:▲715百万円(前年+733百万円)
- 現金及び現金同等物の期末残高:4,018百万円(期首8,918百万円、期中で▲4,900百万円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):▲4,184百万円(資金流出)
- 営業CF/純利益比率:数値は両者がマイナスのため単純比較は限定的(営業CF▲3,390 / 中間純損失▲1,405 ≒ 2.41)。ただし両方がマイナスであることは「損益・キャッシュともに悪化」を示す。
- 四半期推移(QoQ):資料に詳細四半期別は限定的だが、運営ホテル売上は当第1四半期3,242百万円、当第2四半期2,059百万円と高水準を維持(季節性や開業影響あり)。
- 効率性:総資産回転率等の明示値は資料に記載なし(–)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当期(中間)は特別利益なし(前期は賃貸借契約解約益419百万円あり)
- 特別損失:事務所移転費用 0.7百万円
- 一時的要因の影響:今回の赤字は事業構造(不動産売却の有無)および支払利息負担が主因で、一時項目は小さいため「実質的な業績悪化」と判断される。
- 継続性の判断:不動産の売却収入は案件に依存するため不定期。ホテル事業の回復は継続的要素だが、不動産売却の有無次第で業績変動が継続。
配当
- 中間配当:0.00円(2026年3月期 中間)
- 期末配当(予想):未定(通期配当予想は未定、直近公表の配当予想から修正なし)
- 2025年3月期実績:年間20.00円(期末20.00円)
- 配当性向:–(通期予想未定のため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし(現在のところ株主還元方針は明確化されていない)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動CFより)
- 有形固定資産取得による支出:267.8百万円(中間、前年471.5百万円)
- 無形固定資産取得:105.6百万円
- 減価償却費:96.3百万円
- 研究開発:R&D費用の明細は開示なし(–)
受注・在庫状況(該当)
- 販売用不動産:19,257百万円(貸借対照表、流動資産)
- 仕掛販売用不動産:22,722百万円
- 在庫水準は大きく、販売や売却のタイミングが業績に影響する(在庫回転日数等は記載なし)。
セグメント別情報
- ホテル運営事業(当中間)
- 売上高:5,336.7百万円(前中間比+67.8%)
- セグメント営業利益:1,308.3百万円(前中間は営業損失▲22.1百万円)→ 大幅改善
- 主因:稼働回復、京都・大阪の高稼働
- アセットマネジメント事業
- 売上高:327.1百万円(前中間1,561.8百万円、▲79.1%)
- セグメント営業損失:▲180.3百万円(前中間営業利益1,130.0百万円)
- 主因:大型物件売却が前年同期に存在した反動
- 不動産事業
- 売上高:399.7百万円(前中間1,070.6百万円、▲62.7%)
- セグメント営業損失:▲2,064.2百万円(前中間▲1,006.4百万円)→ 損失拡大
- 主因:売上減・建設・販管コスト等
- 地域別・詳細は資料に限定情報(国内中心、訪日客回復が寄与)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗:資料に具体的KPI進捗は限定的(セグメント別のホテル回復は計画寄与)。通期目標は未修正だが上期実績は遅れ。
- KPI達成状況:明示KPIなし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:訪日外客数増加や大阪・関西万博でホテル需要は堅調(JNTOデータ参照)。一方で物価上昇・工事遅延や資材費上昇は不動産開発にとってリスク。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に無し(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上29,000百万円(+58.4%)、営業利益4,500百万円(+78.6%)、経常利益3,500百万円(+233.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,500百万円(+126.7%)、1株当たり当期純利益130.35円
- 会社の前提条件:特記事項で為替等の明示はなし(–)
- 予想の信頼性:上期が赤字である点と、通期予想を達成するためには下期での大きな利益回収(大型売却や営業力回復)が必要。過去の予想達成傾向は資料に記載なし(–)。
- リスク要因:
- 資金調達・返済リスク(1年内返済予定の長期借入金 ~13,990百万円が大きい)
- 不動産売却のタイミング・市場環境(需給、資金調達条件)
- 金利負担(支払利息は依然大きい)
- マクロリスク(為替、原材料・エネルギー価格上昇)
重要な注記
- 会計方針:会計方針変更なし。ただし会計上の見積り変更あり(資産除去債務の計算方法の見直しにより固定資産および固定負債が増加、影響は軽微)。
- 連結範囲の変更:新規連結子会社 京都妙法ホテルオペレーションズ株式会社の連結追加、持分法適用会社エコーランド特定目的会社を追加。
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外(注意点)。
(注記)
- 数値は会社資料に基づく(単位は百万円、千円表記を百万円相当に要約)。不明項目は「–」と記載しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3772 |
| 企業名 | ウェルス・マネジメント |
| URL | http://www.wealth-mngt.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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