2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)は修正なし。中間決算は会社予想との明確な修正・乖離は公表されていないが、通期に対する進捗は「売上・営業利益は順調だが当期純利益は大きく遅れ」ている(詳細は下記参照)。
  • 業績の方向性:中間累計は増収増益ではなく「売上減(△5.9%)・営業増益(+84.0%)・経常増益(+79.2%)・当期純利益減(△35.4%)」という混合傾向。
  • 注目すべき変化:精密機器事業が売上・利益ともに大幅増(売上+16.5%、セグメント利益+74.7%)で業績を牽引。一方、医療機器事業はコンドーム製造停止の影響で売上大幅減(△22.9%)かつ利益減少。中間期に土地等の減損145.6百万円を計上(主に医療機器関連の栃木工場閉鎖に伴うもの)し、特別損失が前年より増加。
  • 今後の見通し:会社は通期予想(売上7,460百万円、営業利益572百万円、当期純利益283百万円)を据え置き。中間進捗は売上・営業利益でおおむね4~46%台(通期比)だが、当期純利益進捗は約13%にとどまり、特別損益の影響次第で通期達成の不確実性あり。
  • 投資家への示唆:事業別の二極化(精密機器好調・医療機器の構造変化と一時損失)と、一時的な減損・投資有価証券売却益の剥落が純利益を押し下げている点が最重要。営業利益の改善は確認できるが、純利益の回復には特別損益の影響縮小と医療機器の構造対応が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 不二ラテックス株式会社
    • 主要事業分野: 医療機器事業(検査薬、メディカル製品、以前はコンドーム製造)、精密機器事業(精密ゴム製品等)、SP事業(フィルムバルーン等)、食品容器事業
    • 代表者名: 代表取締役社長 近藤 安弘
    • URL: https://www.fujilatex.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年11月5日(決算短信発表日)
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期):2025年4月1日~2025年9月30日(連結)
    • 半期報告書提出予定日: 2025年11月10日
  • セグメント:
    • 医療機器事業:検査薬、メディカル製品、(以前の)コンドーム等
    • 精密機器事業:精密機器向けゴム部品など(受注回復・生産性改善で好調)
    • SP事業:フィルムバルーン等
    • 食品容器事業:食品向け容器(新ビジネスの収益化遅延)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 1,286,199株
    • 期中平均株式数(中間期): 1,267,524株
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出: 2025年11月10日
    • 決算説明会: 開催の有無は記載なし(–)
    • 配当支払開始予定日: 記載なし(–)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(単位: 百万円、会社は通期予想の修正なし)
    • 売上高: 中間実績 3,425 百万円。通期予想 7,460 百万円に対する進捗 45.9%
    • 営業利益: 中間実績 248 百万円。通期予想 572 百万円に対する進捗 43.4%
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 中間実績 37 百万円。通期予想 283 百万円に対する進捗 13.3%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因: 精密機器事業の受注回復と生産性改善により売上・営業利益が想定以上に好調。
    • 下振れ要因: 医療機器分野のコンドーム製造停止による売上減、前年に比べ投資有価証券売却益が大幅に縮小(前年80.9百万円→当期2.8百万円)、栃木工場閉鎖に伴う減損(145.6百万円)計上で純利益が大きく悪化。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を変更していないが、当期純利益の進捗が低く(約13%)、特別損益や投資売却益の戻りが限定的だと通期純利益目標達成は不確実。営業ベースでは進捗は概ね計画内。

財務指標(中間期:2025年4月1日~9月30日)

(注記:数値は会社資料に基づき、単位は原則百万円で表示)

  • 損益の要点(中間実績)
    • 売上高: 3,425 百万円(前年同期 3,640 百万円、△5.9%、△214 百万円)
    • 売上総利益: 921 百万円(粗利率 26.9%)
    • 販管費・一般管理費: 673 百万円
    • 営業利益: 248 百万円(前年同期 135 百万円、+84.0%)
    • 経常利益: 215 百万円(前年同期 120 百万円、+79.2%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 37 百万円(前年同期 58 百万円、△35.4%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS): 29.61 円(前年同期 45.82 円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率: 7.25%(営業利益 248 / 売上高 3,425)
    • 経常利益率: 6.27%
    • 純利益率: 1.10%
    • ROA(簡易): 0.36%(当期純利益 37.5 / 総資産 10,356)→ 低水準(目安: 5%以上良好)
    • ROE(簡易): 0.94%(親会社株主に帰属する当期純利益 37.5 / 純資産 4,007)→ 低水準(目安: 8%以上良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率: 45.9%(3,425 / 7,460)
    • 営業利益進捗率: 43.4%(248 / 572)
    • 当期純利益進捗率: 13.3%(37 / 283)← 要注意(低進捗)
    • コメント: 売上・営業利益はほぼ均等配分のレンジで進捗。純利益のみ特別損益の影響で大きく低下。
  • キャッシュフロー(当中間期、単位: 千円)
    • 営業CF: +39,904 千円(前年同期 +200,653 千円)→ 大幅減収支、主因は仕入債務の減少等の運転資金変化
    • 投資CF: △291,910 千円(前年同期 +52,555 千円)→ 有形固定資産取得による支出 267,533 千円(設備投資)
    • 財務CF: △493,836 千円(前年同期 △90,410 千円)→ 短期・長期借入金の純減、配当金支払98,414 千円等
    • フリーCF(営業CF−投資CF): 約 △251, (約 -251,? 正確には 39,904 – 291,910 = △252,006 千円) → マイナス
    • 現金同等物残高の推移: 期首 2,004,035 千円 → 期末 1,250,934 千円(△753,100 千円)
    • 営業CF/当期純利益比率: 39.9M / 37.5M ≈ 1.06(目安1.0以上で健全)
  • 財政状態(連結BS、当中間期)
    • 総資産: 10,356 百万円(前期末 11,056 百万円、△699 百万円)
    • 純資産: 4,007 百万円(前期末 4,068 百万円、△60 百万円)
    • 自己資本比率: 38.7%(前期末 36.8% → ほぼ安定、目安40%前後で安定)
    • 流動資産合計: 5,744.6 百万円、流動負債合計: 4,392.9 百万円、流動比率 ≈ 1.31(流動比率>1は短期流動性確保)
    • 有利子負債(概算): 短期借入金 2,683 百万円 + 長期借入金 1,303 百万円 + 1年内返済予定の長期借入金 326 百万円 ≈ 4,312 百万円 → 負債に対する依存度は高め
  • 効率性:
    • 総資産回転率(簡易): 売上高 3,425 / 総資産 10,356 ≈ 0.33回/半期
    • 売上高営業利益率(上記参照): 7.25%(業種平均との比較は業種特性に依存)
  • セグメント別(中間累計、百万円/前年同期比)
    • 医療機器事業: 売上 1,085(△22.9%)、セグメント利益 46(△32.9%)
    • 精密機器事業: 売上 2,212(+16.5%)、セグメント利益 540(+74.7%)
    • SP事業: 売上 34(△84.7%)、セグメント損失 35(前年は5の損失)
    • 食品容器事業: 売上 94(△14.4%)、セグメント損失 50(前年は11の損失)
    • コメント: 精密機器が利益改善を牽引。医療機器は売上構造変化と減損がネガティブ。

特別損益・一時的要因

  • 当中間期の主な特別損失:
    • 減損損失: 145,623 千円(主に栃木工場閉鎖等に伴う土地等の減損)※前年同期は60,011 千円
    • その他特別損失: 11,296 千円
    • 合計特別損失: 156,919 千円(前年同期 103,181 千円)
  • 特別利益:
    • 固定資産売却益: 8,444 千円
    • 投資有価証券売却益: 2,835 千円(前年同期 80,914 千円)→ 前年の大きな売却益が当期は縮小
  • 一時的要因の影響:
    • 当期純利益悪化の主因は「減損の大幅増」と「投資有価証券売却益の剥落」。営業利益は改善しているため、特別損益を除く実質的な営業力は向上していると評価可能。
  • 継続性の判断:
    • 減損は基本的に一時的(非継続)要因。ただし医療機器事業の構造変化は中長期的な影響となる可能性あり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(既払い): 中間 78円、期末 78円、合計 156円(注: 表示では各四半期末に78と記載)
    • 2026年3月期(会社予想): 年間合計 82.00 円(期末のみ表記されているが、会社発表では年間82円)
  • 配当性向(会社予想ベース):
    • 予想EPS(通期): 223.26 円 → 配当82円/ EPS223.26 ≈ 配当性向 36.7%
  • 特別配当: なし(当期は特別配当の記載なし)
  • 株主還元方針: 自社株買い等の記載なし(–)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 中間期の有形固定資産取得による支出: 267,533 千円(前年同期 34,208 千円 → 大幅増)
    • 減価償却費: 142,855 千円(中間期)
  • 研究開発:
    • R&D費用: 記載なし(–)
    • 主な研究テーマ: 記載なし(–)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況: 受注高や受注残高の具体値は開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 667 百万円(前期末 642 百万円)
    • 仕掛品: 574 百万円(前期末 565 百万円)
    • 原材料及び貯蔵品: 786 百万円(前期末 764 百万円)
    • 棚卸資産合計(概算): 約2,028 百万円(若干増加)
    • 在庫回転日数: 記載なし(–)

セグメント別情報(要点再掲)

  • 医療機器事業: コンドーム製造停止による売上減。検査薬は好調だがセグメント全体で減収減益。減損影響も大きい。
  • 精密機器事業: 受注回復と生産性向上で増収増益。セグメントの収益貢献度が高い(中間でセグメント利益540百万円)。
  • SP事業/食品容器事業: いずれも売上減と損失拡大。食品容器は新ビジネス収益化が遅延。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画やKPIについての具体的な進捗記載は本文に明確記載なし(–)。
  • 精密機器の成長が中期計画達成の鍵であることが示唆される。

競合状況や市場動向

  • 業界動向: 同社コメントでは世界経済・国内個人消費の回復などを記載。精密機器市場の回復が追い風。
  • 競合比較: 同業他社との明確な比較データは開示なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期会社予想(変動なし): 売上 7,460 百万円(+3.6%)、営業利益 572 百万円(+174.3%)、経常利益 488 百万円(+185.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 283 百万円(+5.1%)、1株当たり当期純利益 223.26 円
    • 会社の前提: 添付資料の「1.経営成績等の概況(3)」参照(為替等の前提は明記部分なし/–)
  • 予想の信頼性:
    • 過去の中間進捗と本中間の特別損失を踏まえると、営業ベースの回復は確認できるが純利益は一時要因により低迷。会社は現時点で予想据え置きだが、特別損益の帰着次第で修正の可能性あり。
  • リスク要因:
    • 医療機器事業の構造変化(コンドーム製造停止等)、減損リスクの再発、投資有価証券売却益の不確実性、有利子負債の返済負担、原材料価格・為替変動など。

重要な注記

  • 会計方針: 会計基準等の改正に伴う会計方針変更の有無は注記事項に言及あり(詳細は添付資料参照)。中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理適用の記載あり。
  • 監査: 本第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外。
  • その他重要事項: 業績予想は会社が入手可能な情報を基に作成しており、将来の不確実性がある旨の注記あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5199
企業名 不二ラテックス
URL http://www.fujilatex.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – ゴム製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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