2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:公表済みの会社予想・市場予想との直接比較は資料に明示なし(会社予想との達成率は–)。ただし前年同期から営業黒字→営業赤字へ大幅悪化(営業利益:+28百万円 → △342百万円)し、実質的にはサプライズは「下振れ」に相当。
  • 業績の方向性:売上高は微増(4,639百万円、前期比+0.5%)だが、研究開発投資拡大や売上総利益の減少等により減収増益ではなく「増収減益(営業赤字転落)」。
  • 注目すべき変化:親会社株主に帰属する当期純利益が前年の+339百万円から△334百万円(赤字)へ反転。研究開発投資の戦略的増加(1,321百万円、前期比+14.5%)と為替差損(65百万円計上)が大きく影響。
  • 今後の見通し:2026年12月期会社予想は売上高6,695百万円(+44.3%)・営業利益13百万円(黒字回復見込み)と強気。ただし前提は研究開発投資をさらに積極化(研究開発費計画:16億65百万円=約1,665百万円、前期比+26.0%)。実行力と市場回復が前提で、達成可能性は経営環境次第。
  • 投資家への示唆:短期的には業績回復のための研究開発投資と新中期戦略「Innovate100」(2027年売上高100億円超目標)に注力。営業CFはマイナスが拡大しているため(営業CF △707百万円)、資金使途(R&D・自社株買い・配当)と保有現金の推移を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ザインエレクトロニクス株式会社(コード:6769)
    • 主要事業分野:LSI事業(ミックスドシグナルLSIの開発・販売)、AIOT事業(AI/IoT/M2M機器・モバイル通信機器の開発・製造・販売)
    • 代表者名:代表取締役社長 南 洋一郎
    • URL:https://www.thine.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月5日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年12月31日(通期、連結)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
    • 定時株主総会予定日:2026年3月26日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年3月26日
    • 配当支払開始予定日:2026年3月11日
  • セグメント:
    • LSI事業:各種用途向けミックスドシグナルLSIの開発・販売(産業機器・車載機器・民生機器向け等)
    • AIOT事業:AI/IoT/M2M機器やモバイル通信機器のハード・ソフトの開発・製造・販売(スマートメーター等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:12,340,100株
    • 期末自己株式数:1,827,737株
    • 期中平均株式数:10,673,710株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2026年3月26日
    • 決算説明会:実施済/開催予定(機関投資家・アナリスト向け)
    • IRイベント:–(個別記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想の明示がないため達成率は記載できません)
  • サプライズの要因(下振れ要因)
    • 研究開発費の戦略的増加(当期1,321百万円、前期比+14.5%)により販管費が増加。
    • 売上総利益の減少(22億85百万円、前期比△9.6%)で粗利が落ちた。
    • 為替差損の計上(65百万円)等の営業外費用増。
    • 主要セグメント(LSI)の採算悪化、AIOTは売上増も利益は圧迫。
    • 投資有価証券売却益(134百万円)等の特別利益で下支えしたがそれを超える損失計上。
  • 通期への影響
    • 2026年会社予想は売上大幅増(6,695百万円)で黒字回復見込み(営業利益13百万円)。ただしR&D投資拡大(約1,665百万円計画)や外部環境リスク(為替・原材料・地政学)を考慮すると、実際の達成可能性は外部環境と販売回復の進捗に依存。

財務指標

  • 要旨(連結、単位:百万円)
    • 売上高:4,639(前期4,614、前期比+0.5%)
    • 売上総利益:2,285(前期2,528、前期比△9.6%)
    • 販売費及び一般管理費:2,628(前期2,501、前期比+5.1%)
    • 営業利益:△343(前期+28)
    • 経常利益:△403(前期+264)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:△334(前期+339)
    • EBITDA(営業利益+減価償却費):△268(前期+125)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):△31.32円(前期+31.82円)
  • 収益性指標
    • ROE(自己資本当期純利益率):△3.7%(目安:8%以上で良好 → 現状は低下/マイナス)
    • ROA(総資産経常利益率):△4.0%(目安:5%以上で良好 → 現状はマイナス)
    • 営業利益率:△7.4%(業種平均と比べて低い・マイナス)
  • 進捗率分析(四半期ベースの会社予想不明のため総括)
    • 通期に対する進捗率の比較は会社予想が資料内に年度実績のみのため算出不可(通期予想は2026年分のみ提示)。
  • キャッシュフロー(連結、単位:百万円)
    • 営業CF:△707(前期△73)→ 営業CFの悪化(キャッシュ創出力低下)
    • 投資CF:+194(前期+15)→ 投資有価証券売却等によりプラス
    • 財務CF:△340(前期△161)→ 配当支払・自己株式取得等による支出増
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):約△902(=△707 − 194)→ マイナス(注:報告内数値は千円単位差異あり)
    • 現金及び現金同等物残高:6,454(前期7,306、減少)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△707)/親会社株主に帰属する当期純利益(△334)→ 比率はマイナス(目安1.0以上が健全、現状は不健全)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 資料での四半期詳細は限定的。通期での傾向は下期にスマートメーター量産開始などの動き有。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:90.4%(前期90.9%)→ 非常に高く「安定水準」(目安:40%以上で安定)
    • 有利子負債:特記事項なし(負債合計748百万円に対し現金6,454百万円と自己資本が厚い)
    • 流動比率:流動資産9,122 / 流動負債604 ≒ 1510%(流動性高)
  • 効率性
    • 総資産回転率:売上高4,639 / 総資産9,665 ≒ 0.48回/年(低め)
  • セグメント別(単位:百万円、前期比)
    • LSI事業:売上高2,830(前期2,887、△2.0%)、営業損失△324(前期△134)
    • AIOT事業:売上高1,809(前期1,726、+4.8%)、営業損失△17(前期+162)
    • セグメント合計:売上高4,639(前期4,614、+0.5%)、営業損失△342(前期+28)
  • 財務の解説:売上はほぼ横ばいだが、研究開発投資の積極化と売上総利益の低下で販管費が増加、営業赤字へ転落。自己資本は厚く流動性は高いものの、営業キャッシュの創出が弱い点は注意。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 134百万円(売却益計上で一時的なプラス)
  • 特別損失:固定資産売却損 0.8百万円等(小額)
  • 一時的要因の影響:投資有価証券売却益が純損失圧縮に寄与しているが、営業損失の本質は継続性が高く、売却益がなければ損失幅はさらに大きい。
  • 継続性の判断:為替差損や投資有価証券売却益は変動要因。R&D増加は中期的継続方針。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年12月期(実績):期末配当 15.00円、年間合計 15.00円、配当金総額157百万円(配当性向:–(赤字のため参考値))、配当率(純資産)1.8%
    • 2026年12月期(予想):期末配当 15.00円、年間合計 15.00円(中間0、期末15)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買いの実施履歴あり(当期も自己株式取得支出あり)。今後もバランスを重視する方針との記載。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形・無形資産の増加額(当期):33,909千円(約33.9百万円、前期46,469千円)
    • 固定資産取得による支出(CF):25,613千円
  • 研究開発:
    • 研究開発費(連結計上):1,321百万円(当期、前期比+14.5%)
    • 次期計画:研究開発投資総額16億65百万円(約1,665百万円、前期比+26.0%)を計画
    • 主なテーマ:AIデータセンター向け光半導体、V-by-One®HS新製品、EVパネル向け高速インターフェース、新電源製品、スマートモジュール等

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況:受注高等の詳細数値は記載なし。LSIで顧客の在庫調整が継続し一部で受注減。
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品及び製品+仕掛品+原材料):当期合計約934百万円(商品666 + 仕掛139 + 原材料129)→ 前期と比較して増加(特に商品・仕掛)
    • 在庫回転の具体日数は未記載

セグメント別情報

  • LSI事業
    • 売上高 2,830百万円(前期2,887、△2.0%)
    • 営業損失△324百万円(前期△134)
    • 主因:アミューズメント市場等で在庫調整が継続、中国向け受注減等
  • AIOT事業
    • 売上高 1,809百万円(前期1,726、+4.8%)
    • 営業損失△17百万円(前期営業利益+162)
    • 主因:スマートメーター向け通信モジュールの量産開始等で売上増だが利益は圧迫
  • 地域別(概況):日本が売上の主力(約3,354百万円)、中国は減少(629百→865百の年増減あり)

中長期計画との整合性

  • 中期経営戦略:「Innovate100」(開始期:当期~2027年度目標)
    • 目標:2027年度に連結売上高100億円超(=10,000百万円超)
    • 現状進捗:研究開発投資を積極拡大(当期1,321百万円→次期計画約1,665百万円)。だが、短期業績は投資負担で悪化。
  • KPI達成状況:明確なKPI数値は資料に限定的。売上成長やR&D投入は中期計画に整合。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし。半導体・AI/IoT領域で技術差別化(V-by-One®HS、光半導体など)を訴求。
  • 市場動向:国内IoT市場の拡大期待、海外(中国)での関税懸念や米中情勢等の地政学リスクが継続。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年1月1日~2026年12月31日、連結)
    • 売上高:6,695百万円(前期比+44.3%)
    • 営業利益:13百万円(黒字回復見込み)
    • 経常利益:85百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3百万円
    • 会社の前提:国内IoT需要拡大、海外需要回復、研究開発投資の加速(R&D16億65百万円)
  • 予想の信頼性:過去実績(当期)での投資拡大が短期業績に影響しており、前提(需要回復・為替等)の変動によるリスク大。過去の予想達成傾向は資料だけでは判断困難。
  • リスク要因:
    • 為替変動(円高/円安)による為替差損益
    • 原材料価格高騰
    • 米中関係や関税政策による受注変動(特に中国向け)
    • 大型R&D投資の投下効果と採算性

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 継続企業の前提に関する注記:該当無し
  • 監査:決算短信は監査対象外(注記あり)
  • 役員異動:監査等委員の一部交代予定(就任・退任予定日 2026年3月26日)
  • その他:研究開発の一部は外部助成(NICT)採択等の記載あり

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6769
企業名 ザインエレクトロニクス
URL http://www.thine.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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