2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:四半期累計(2025年1~9月)の実績は会社の四半期個別予想の提示がないため会社予想との直接比較は不可。通期見通しは11/5に修正あり(詳細は別リリース)。市場予想との比較データは提供資料に無し。
- 業績の方向性:減収・減益(増収増益でない)。売上高2,613百万円(前年同期比△12.9%)、営業損失△470百万円(前年同期は△201百万円)と損失拡大。
- 注目すべき変化:為替差損(△154百万円)計上や在庫の積み上がり(棚卸資産が前年末比増加)が目立つ。研究開発投資は拡大(約9.3億円、前期比約+3.9%)し、R&D中心の投資継続。セグメントではLSI:売上△10.6%/営業損失拡大、AIOT:売上△17.1%/営業損失化。
- 今後の見通し:通期(2025/12期)予想は修正済(売上4,620百万円、営業損失△290百万円、親会社株主に帰属する当期純損失△279百万円、EPS △26.10円)。Q3累計の進捗では売上進捗56.5%だが営業損失・純損失は通期見通しを既に上回る(損失が拡大)ため、通期達成には為替・下期の収益回復・コスト動向が鍵。
- 投資家への示唆:高い自己資本比率と現預金余力はあるが、需要減・在庫増・為替損等で3Q累計は赤字幅拡大。R&D投資は積極化しており中期戦略(Innovate100)への投資が継続される点を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ザインエレクトロニクス株式会社
- 主要事業分野:LSI事業(産業機器、車載、民生向けLSIの開発・販売)およびAIOT事業(通信モジュール、IoTソリューション等)
- 代表者名:代表取締役社長 南 洋一郎
- URL: https://www.thine.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月5日
- 対象会計期間:2025年12月期 第3四半期(連結累計、2025年1月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:無し(補足資料は作成有)
- セグメント:
- LSI事業:産業機器・車載・民生向けLSI製品
- AIOT事業:通信モジュールやIoTソリューション、スマートメータ等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):12,340,100株
- 期末自己株式数:1,627,737株
- 期中平均株式数(四半期累計):10,688,392株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)公表済(11/5)
- 株主総会・IRイベント:–(資料記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の四半期個別予想は資料に記載無し/通期予想は修正あり)
- 売上高:2,613百万円(達成率:通期見通し4,620百万円に対する進捗56.5%)
- 営業利益:△470百万円(通期見通し△290百万円に対する進捗率=162.3%(損失が通期見通しを超過))
- 純利益:親会社株主に帰属する四半期純損失△529.7百万円(通期見通し△279百万円に対する進捗率=189.7%)
- サプライズの要因:
- 主因:売上減(中国市場の受注減、顧客側の在庫調整)、為替差損(△154百万円)計上、販売費・一般管理費(研究開発投資の増加)により営業損失拡大。
- 一方で投資有価証券売却益134百万円の計上で特別利益は発生しているが、為替差損等で吸収しきれず。
- 通期への影響:
- Q3累計の損失拡大により通期見通しの達成は下期の回復(売上増/費用コントロール/為替改善)が必要。通期業績予想は11/5に修正済み(詳細は別リリース参照)。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/1-9、単位:百万円)
- 売上高:2,613(前年同期3,000・△12.9%)
- 売上総利益:1,414(前年同期1,666・△15.1%)
- 販売費及び一般管理費:1,885(前年同期1,867・+0.9%)
- 営業利益:△470(前年同期△201)→ 営業利益率:約△18.0%(目安:プラスが望ましい)
- 経常利益:△621(前年同期△196)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△530(前年同期△196)
- 1株当たり四半期純利益:△49.56円(前年同期△18.39円)
- 収益性指標(第3四半期末ベース)
- ROE(概算):約△6.1%(=△529.7百万円 ÷ 自己資本8,748百万円)※目安:8%以上で良好 → 今回はマイナス
- ROA(概算):約△5.4%(=△529.7百万円 ÷ 総資産9,755.9百万円)※目安:5%以上で良好 → 今回はマイナス
- 営業利益率:約△18.0%(業種平均との比較は資料に無し)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗:56.5%(2,613 / 4,620)
- 営業利益進捗:損失ベースで162.3%(△470 / △290)→ 通期見通しを既に超過する損失
- 純利益進捗:損失ベースで189.7%(△529.7 / △279)
- 備考:進捗率は損失が拡大している点で注意が必要
- キャッシュフロー(単位:千円)
- 営業CF:△433,810(前年同期は+2,448)→ 営業CFマイナスは注意
- 投資CF:+174,764(投資有価証券売却等が寄与。前年同期は△91,046)
- 財務CF:△139,790(配当支払等)
- フリーCF(簡易計算):△259,046千円(営業CF+投資CF;=△433,810+174,764)→ マイナス
- 現金及び現金同等物残高:6,791,106千円(前期末7,306,140千円から減少△515,034千円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△433,810千円)/税引前四半期純損失(△472,673千円) ≈ 0.92(目安1.0以上が望ましい)※ほぼ同水準だがマイナス運転
- 四半期推移(QoQ等)
- 四半期ごとの詳細は資料に四半期累計のみ。QoQの季節性は記載なし。Q3累計で売上・利益共に前年同期を下回る。
- 財務安全性
- 総資産:9,755.9百万円
- 純資産:8,908.9百万円
- 自己資本比率:89.7%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動比率(簡易):流動資産9,126.8 / 流動負債688.8 ≒ 13.3(非常に高い流動性)→ 流動性は良好
- 負債比率(負債合計/純資産):846.97 / 8,908.9 ≒ 9.5%(低レバレッジ)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は資料に無し。売上減少により資産効率は低下している可能性あり。
- セグメント別(第3四半期累計)
- LSI事業:売上 1,719百万円(△10.6%)、営業損失△403百万円、EBITDA △351百万円
- AIOT事業:売上 894百万円(△17.1%)、営業損失△67百万円、EBITDA △64百万円
- セグメント合計:売上 2,613百万円(△12.9%)、営業損失△470百万円、EBITDA △415百万円
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 134,341千円、新株予約権戻入益 14,820千円 → 合計149,161千円
- 特別損失:固定資産除却損 823千円 等(合計823千円)
- 為替差損:営業外費用に為替差損154,197千円を計上(大幅な円高進行が影響)
- 一時的要因の影響:投資有価証券売却益は特別利益で純損失の一部を相殺しているが、為替差損が大きく、実質的には損失拡大要因となっている。
- 継続性の判断:為替影響は今後も継続する可能性(外部要因)。投資有価証券売却益は一過性。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2025年)
- 期末配当(予想):15.00円(2025年通期予想)
- 年間配当予想:15.00円(直近公表の配当予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向:–(今期は純損失予想のため意味合い注意)
- 株主還元方針:現状は年間15円予想。自社株買い等の記載は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資:固定資産取得による支出 18,367千円(第3Q累計、前年同期は69,577千円)
- 研究開発:
- 研究開発費:約9.3億円(資料表現にばらつきあり:9億8百万円または9億32百万円表記、前期比+3.9%)
- 主なテーマ:AIデータセンター向け光半導体(DSPレス技術)、EV向けV-by-One®HS新製品、スマートモジュール/電源製品、次世代無線通信技術 等
- 備考:一部研究開発費は助成金の交付予定(NICTプログラム採択分あり)
受注・在庫状況(該当事項)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:885,599千円(前期末492,331千円、増加 +393,268千円、+≈79.8%)→ 在庫増
- 仕掛品:296,676千円(前期末103,645千円、増加大)
- 在庫の増加は売上減・受注環境変化と連動した在庫調整/積み上げを示唆
- 受注状況:受注高/受注残の明細は資料に無し(–)
セグメント別情報(要点)
- LSI事業:産業機器が売上の約69%を占める。OA機器は回復傾向、アミューズメント等での在庫調整が継続。車載はEVパネル向けで出荷増もあるがセグメント全体では減収。
- AIOT事業:スマートメータの量産出荷開始やAED、エレベータ向け出荷は順調だが、ドライブレコーダや自販機向け需要低下で減収。子会社の社名変更(キャセイ・トライテック→ザイン・モバイルテック)や合弁契約解消による100%子会社化など組織再編を実施。
- 地域別:売上の主要地域は日本・中国・米国。中国向けの受注減が全体の減収要因の一つ。
中長期計画との整合性
- 中期経営戦略:「Innovate100」(2027年度目標:連結売上高100億円超)を当期から開始。R&D・製品開発投資を積極化しているが、短期業績は需給・為替の影響で悪化。
- KPI達成状況:売上・収益面では短期的に下振れ。中期目標達成には下期以降の顧客需要回復とR&D成果の商用化が必要。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し(–)
- 市場動向:中国市場の関税懸念・米中問題等の外部環境が受注に影響。国内ではOA機器向けの回復、AI/IoT需要は拡大の見込みだが顧客ごとの需要差が生じている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025/1-12)修正あり(2025年2月5日公表分を11月5日に修正)。最新版通期予想:売上4,620百万円(前期比+0.1%)、営業損失△290百万円、経常損失△407百万円、親会社株主に帰属する当期純損失△279百万円、EPS △26.10円。
- 会社側の前提条件詳細は別添資料(「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」)参照。
- 予想の信頼性:第3四半期累計で損失が拡大しており、下期の回復(売上増、在庫解消、為替改善)が前提となるため達成可能性は下期の実績次第。
- リスク要因:為替変動(円高)、中国市場の需要減・関税懸念、顧客在庫調整、原材料価格変動、地政学リスク(米中関係)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):無
- 業績予想の修正有無:通期予想は修正あり(2025/11/5公表)。四半期累計の個別予想提示は無し。
- 不明な項目は上記で「–」と表示。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6769 |
| 企業名 | ザインエレクトロニクス |
| URL | http://www.thine.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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