2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正はなし(ほぼ予想通り)。中間決算は営業利益・経常利益が会社計画に対して目立った乖離はない想定。
- 業績の方向性:増収増益。売上高は前年同期比+2.9%、営業利益は同+19.3%、経常利益は同+15.2%、親会社株主に帰属する中間純利益は同+2.7%。
- 注目すべき変化:為替換算方針を「決算日の直物レート→期中平均レート」へ変更し遡及適用(2021/4/1以降)。これにより前期比較値に調整が入り、前中間期の売上・利益が下方修正されている(売上▲513,923千円、営業利益▲119,794千円 等)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上40,700百万円、営業利益5,000百万円、親会社株主帰属当期純利益3,800百万円)は変更なし。中間進捗は売上49.7%、営業利益53.7%、純利益57.9%とおおむね順調で達成可能性は高いとみられる(ただしマクロ・為替リスクは残存)。
- 投資家への示唆:営業利益率は高く利益進捗も良好。一方で為替換算方針変更や海外市況(中国の液晶・半導体投資低迷)の影響、製品別・地域別の差異に注意。株主還元は配当予想未修正(年間66円)で継続方針。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:藤倉コンポジット株式会社
- 主要事業分野:産業用資材(工業用品、制御機器向け部材等)、引布加工品(電気・電子、自動車向け等)、スポーツ用品(ゴルフ用カーボンシャフト等)、その他(運送等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 森田 健司
- URL:https://www.fujikuracomposites.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)=2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 産業用資材:工業用品、制御機器向け等(半導体・液晶関連や自動車、住宅設備向け)
- 引布加工品:電気・電子分野向け部材、舶用品等の加工・出荷
- スポーツ用品:ゴルフ用カーボンシャフトおよびアウトドア用品
- その他:運送等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):23,446,209株
- 期末自己株式数:4,283,441株
- 期中平均株式数(中間期):19,159,898株
- 時価総額:–(注:株価情報は資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月10日(提出済)
- 配当支払開始予定日(中間配当):2025年12月1日
- 自己株式処分・消却等の決議(重要な後発事象)は実行中(下記参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との直接比較は中間業績のみ公表。通期予想は未修正)
- 売上高:20,230,472千円(前年同期比+2.9%)→ 通期予想に対する進捗率 49.7%
- 営業利益:2,684,582千円(同+19.3%)→ 通期予想に対する進捗率 53.7%
- 純利益(親会社株主帰属):2,199,008千円(同+2.7%)→ 通期予想に対する進捗率 57.9%
- サプライズの要因:
- 営業利益の増加はスポーツ用品部門(ゴルフシャフトの自社ブランド拡大)や引布加工品の回復が寄与。
- 産業用資材は地域・市場差(中国の液晶・半導体投資低迷)で部門差があるが、国内自動車向け等の回復でカバー。
- 特別利益として補助金133,087千円を計上(当中間期)。前期は投資有価証券売却益等を計上しており、特別項目の性質が異なる。
- 通期への影響:
- 進捗率は概ね期初想定どおり~やや上振れで推移。会社は業績予想を修正しておらず、通期達成可能性は高いと見られるが、為替・海外需要の下振れリスクは留意。
財務指標(中間期累計)
- 損益要点(当中間期=千円)
- 売上高:20,230,472千円(+2.9%、前年 19,667,823千円)
- 売上総利益:6,636,186千円
- 営業利益:2,684,582千円(+19.3%、営業利益率 ≒13.27%)
- 経常利益:2,892,227千円(+15.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,199,008千円(+2.7%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):114.77円(前年 106.65円)
- 財政状態(2025/9/30、千円)
- 総資産:47,143,342千円(前期末 47,827,974千円、▲684,632千円)
- 純資産:35,759,649千円(前期末 34,433,837千円、+1,325,812千円)
- 自己資本比率:75.9%(前期末72.0%)→ 安定水準(目安:40%以上)
- 現金及び預金:10,730,766千円
- 有利子負債(短期800,000千円+長期2,400,000千円)=3,200,000千円 → ネットキャッシュ概算 約7,530,766千円
- 収益性指標
- ROE(簡便計算)=当期純利益2,199,008 / 純資産35,759,649 ≒ 6.1%(目安:8%以上が良好)
- ROA=2,199,008 / 47,143,342 ≒ 4.7%(目安:5%以上が良好、やや下回る)
- 営業利益率 ≒13.3%(業種平均は業種によるため一律比較不可だが高め)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:49.7%(通常の半期比率に近い)
- 営業利益進捗率:53.7%(やや上振れ)
- 純利益進捗率:57.9%(上振れ)
- キャッシュフロー:詳細なCF表は決算短信に未掲(注:中間財務諸表にCF計数は非掲載のため「–」)
- 四半期推移(QoQ):四半期単体の数値提示は本短信では要点のみ記載のため詳細は–。季節性はスポーツ用品等でシーズン差の可能性あり(資料参照)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率75.9%(安定水準)
- 流動負債合計:6,081,204千円、流動資産合計:28,733,749千円 → 流動比率は良好(具体値は流動資産/流動負債で算出可)
特別損益・一時的要因
- 当中間期の特別利益:
- 補助金収入:133,087千円(当期計上)
- 前中間期の主な特別利益(比較参考):
- 投資有価証券売却益:279,164千円 等
- 一時的要因の影響:
- 当中間期は補助金計上があったが、前期に比べ投資有価証券売却益等がないため特別益の性質は異なる。営業ベースの改善が主要因であり、特別項目を除いても営業利益は増加。
- 継続性の判断:補助金は一時的要素の可能性が高く、継続性は限定的と考えられる。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:中間32円、期末32円、年間64円
- 2026年3月期:中間33円(支払予定日 2025/12/1)、期末33円予想、年間66円(予想・修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向(会社予想基準):年間配当66円 / 当期予想EPS193.73円 ≒ 約34.1%(目安)
- 株主還元方針:配当は据え置きで増配(前期64→66円)。加えて自己株式の処分・消却による流通株式改善を実施(下記)。
設備投資・研究開発
- 研究開発費(当中間期):260,776千円(売上比率 ≒1.29%)
- 減価償却費(当中間期):91,654千円
- 備考:固定資産内の建設仮勘定が大幅減少(2,149,964千円→260,418千円)しており、投資の完成・稼働化が進行した可能性あり。
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:資料に記載なし(–)
- 棚卸資産(当中間期):3,873,272千円(前年同期 4,077,248千円、減少)
- 在庫回転日数:記載なし(–)
セグメント別情報
- 売上高・セグメント利益(当中間期、千円・対前年増減は本文より要旨)
- 産業用資材:売上 11,507,867千円(+0.7%)、セグメント利益 268,520千円(前年は損失→黒字化)
- 内訳:工業用品は中国で需要低迷→減収。国内自動車・住宅設備は回復。制御機器は液晶・半導体向けの落ち込みで増収減益。
- 引布加工品:売上 1,700,081千円(+16.0%)、セグメント利益 15,863千円(前年は赤字→改善)
- 電気・電子、自動車向け受注好調。舶用品(救命浮器)や防衛関連も堅調。
- スポーツ用品:売上 6,848,931千円(+3.7%)、セグメント利益 2,791,393千円(+5.3%)
- ゴルフシャフトが国内外ツアーで高い使用率、自社ブランド比率上昇で利益貢献。アウトドアは低調。
- その他:売上 173,592千円(+0.7%)、セグメント利益 11,313千円(▲49.4%、増収減益)
- 地域別売上(当中間期、千円)
- 日本:11,213,387千円
- 米国:4,686,977千円
- 中国:2,077,751千円
- その他:2,252,355千円
- 備考:為替換算方針変更の遡及適用により、過去期のセグメント数値も修正済み(産業用資材・スポーツ用品の売上・利益に影響)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画との整合性:資料に中期計画の具体進捗KPIの記載なし(–)。ただし主要事業(スポーツ用品のブランド化、引布加工品の回復)が成長に寄与しており、中期目標に対するポジティブ要素と見られる。
- KPI達成状況:–(会社開示なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 半導体・液晶関連は中国向け投資が低迷、これが産業用資材(制御機器)に影響。
- ゴルフシャフト分野は自社ブランドの使用率向上で好調(国内外ツアーでの採用が寄与)。
- サプライチェーンや地政学リスク、関税政策が依然として不確実性要因。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期通期、会社予想:前年比)
- 売上高:40,700百万円(+0.2%)
- 営業利益:5,000百万円(+7.6%)
- 経常利益:5,200百万円(+6.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,800百万円(+1.7%)
- 1株当たり当期純利益(予想):193.73円
- 予想の信頼性:中間進捗は良好で予想達成可能性は高いと見られるが、為替動向・中国市場の需要低迷・燃料費等コスト変動がリスク。
- リスク要因:為替変動、原材料・燃料価格の上昇、主要顧客(半導体・液晶等)向け需要減少、地政学的リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:在外子会社の業績換算方法を「期中平均為替相場」に変更し遡及適用(2021/4/1適用)。これにより過去期比較値が修正されている(影響額の明示あり)。
- 追加情報(重要な後発事象):自己株式の処分・消却等を決議
- 自己株式処分(取締役向)34,600株(処分価額 1,923円/株、処分期日 2025/11/26)
- 自己株式処分(従業員ESOP用)594,300株(処分価額 1,923円/株、処分期日 2025/12/01、条件付)
- 自己株式の消却:3,371,241株を消却(消却予定日 2025/11/28、消却前発行済株式総数に対する割合 14.38%)
- 目的:株式報酬制度運用、従業員インセンティブ継続、希薄化懸念払拭と流通株式比率向上
- その他:
- 中間決算短信は監査法人のレビュー対象外
- 当中間期に補助金133,087千円計上
(注)資料に記載のない項目は「–」で表記しています。数値は決算短信本文(単位:千円)を基に要約・算出しています。本資料は情報整理を目的とし、投資勧誘・助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5121 |
| 企業名 | 藤倉コンポジット |
| URL | https://www.fujikuracomposites.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – ゴム製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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