2025年11月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正はなし。第3四半期(累計)実績は通期予想との進捗でみると売上は順調(進捗率約57.5%)だが、営業利益の進捗はやや遅め(進捗率約44.8%)。市場コンセンサスとの比較は記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高+30.4%、営業利益+37.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益+31.4%)。
- 注目すべき変化:投資銀行事業が主力として好調(売上高8,886百万円、営業利益2,290百万円、売上高前年同期比+34.7%)。施設運営は損失幅縮小(営業損失44百万円、前年同四半期は損失94百万円)。
- 今後の見通し:通期業績予想(通期売上17,950百万円、営業利益3,520百万円、当期純利益1,370百万円)に変更はなし。現状の進捗では売上は通期達成見込みだが、営業利益は第4四半期の売却益等の寄与を含めた動きに依存するため慎重に注視が必要。
- 投資家への示唆:主力の投資銀行事業による収益確保が継続している一方、自己資本比率が28.6%と業種目安の40%より低めである点、金利動向や物件売却のタイミングにより業績が大きく変動する点が重要。配当は通期予想(合計)に変更なしだが、中間は無配(0円)となっている点も留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ファーストブラザーズ株式会社
- 主要事業分野:投資運用事業(不動産ファンドの組成・アセットマネジメント)、投資銀行事業(自己勘定での不動産投資・運用)、施設運営事業(ホテル・旅館等の運営)
- 代表者名:代表取締役社長 吉原 知紀
- 決算補足資料:有
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月7日
- 対象会計期間:2025年11月期 第3四半期累計(2024年12月1日~2025年8月31日)
- セグメント:
- 投資運用事業:ファンドビジネス(投資家から資金を預かり都心・大型不動産に投資・運用)
- 投資銀行事業:自己勘定で主に中小型賃貸不動産を投資・運用・売却して利回り獲得
- 施設運営事業:宿泊施設の運営(ホテル・旅館等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:14,445,000株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):14,024,290株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:決算補足資料作成は有だが決算説明会は無し(開示資料にて説明)
- 株主総会/IRイベント:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社通期予想との比較による進捗)
- 売上高:第3四半期累計10,314百万円/通期予想17,950百万円→進捗率 約57.5%
- 営業利益:第3四半期累計1,577.8百万円/通期予想3,520百万円→進捗率 約44.8%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計659.7百万円/通期予想1,370百万円→進捗率 約48.1%
- サプライズの要因:
- セグメント別では、投資銀行事業の賃貸収益増加と計画的な物件売却が売上・営業利益の増加を牽引(売上+34.7%、営業利益+21.4%)。
- 投資運用事業は受託残高減少等で売上・利益は前年割れ。
- 期中に固定資産売却益等の特別利益(151百万円)計上があり、一時的に利益を押し上げている。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正なし。売上は通期目標達成の可能性が高いが、営業利益は第4四半期の売却益や施設運営の改善等に依存するため注意が必要。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:87,912百万円(前連結年度末89,141百万円、△1,228百万円)
- 純資産:25,253百万円(前連結年度末24,907百万円、+346百万円)
- 自己資本比率:28.6%(前 27.8%)→ 目安40%以上で安定だが同社は低め(28.6%(低め))
- 主要損益(第3四半期累計)
- 売上高:10,314百万円(前年同四半期比+30.4%、増加額2,405百万円)
- 営業利益:1,577.8百万円(前年同四半期比+37.3%)
- 経常利益:925.0百万円(前年同四半期比+25.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:659.7百万円(前年同四半期比+31.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):47.04円(前年同四半期 35.80円)
- 収益性指標(簡易算出)
- ROE(簡易):659.7 / 25,145 ≒ 2.62%(目安:8%以上が良好 → 現状低い)
- ROA(簡易):659.7 / 87,912 ≒ 0.75%(目安:5%以上が良好 → かなり低い)
- 営業利益率:1,577.8 / 10,314 ≒ 15.3%(業種平均との比較は業種により異なるが高めに見える)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約57.5%(第3Qでの進捗としては概ね順調)
- 営業利益進捗率:約44.8%(やや遅れ。第4Qの寄与が必要)
- 純利益進捗率:約48.1%
- 過去同期間比:前年同四半期からは大幅増(ただし前年は物件売却等のタイミング差が影響)
- キャッシュフロー
- 現金及び預金:3,768百万円(前期末4,817百万円、△1,048.7百万円)
- 減価償却費:934,067千円(前年同期 892,581千円)
- のれん償却:123,151千円(前年同期 86,881千円)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細なQoQ数字は四半期CF未作成のため一部不明。セグメント別では投資銀行の安定した収益が継続。
- 財務安全性
- 自己資本比率:28.6%(安定目安40%に対して低め)
- 負債合計:62,659百万円(前期末64,234百万円、△1,575百万円)
- 流動比率・負債比率の詳細は流動資産/流動負債等から算出可能だが、短期流動性は現金減少と短期借入増加を踏まえ注視が必要。
- 効率性
- 総資産回転率や詳細な過去推移は開示表から計算可能だが、今回は省略(必要であれば別途算出可)。
- セグメント別(第3四半期累計)
- 投資運用事業:売上高113百万円(前年同四半期比△23.8%)、営業利益73百万円(△7.3%)
- 投資銀行事業:売上高8,886百万円(+34.7%)、営業利益2,290百万円(+21.4%)
- 施設運営事業:売上高1,372百万円(+8.8%)、営業損失44百万円(前年損失94百万円→損失幅縮小)
- セグメント構成:投資銀行が利益の大部分を占める(営業利益貢献度が高い)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:156,376千円(固定資産売却益151,376千円、関係会社株式売却益4,999千円)
- 特別損失:493千円(固定資産除却損等)
- 一時的要因の影響:特別利益の計上により税引前利益を押し上げているため、これを除いたベースの業績(持続性)を確認する必要あり。特別利益は一時的要因であり継続性は低いと判断される。
配当
- 配当実績・予想:
- 2024年11月期:第2四半期33円、期末34円、合計67円
- 2025年11月期(現時点):中間実績0円(第2四半期末 0.00円)、会社予想は第2四半期末35.00円/期末35.00円(合計70.00円)※会社は配当予想の修正無し
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向(予想ベース):年間配当70円 ÷ 通期EPS予想97.69円 ≒ 71.6%(高水準。参考)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(第3四半期累計での設備投資額は明示なし)
- 減価償却費:934,067千円(のれん除く無形含む)
- 研究開発費:–(該当記載なし)
- 主な投資内容:土地の増加(土地 +617百万円)等の記載あり
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:–(記載なし)
- 在庫状況(販売用不動産等):
- 販売用不動産:46,695,747千円(前期末47,366,186千円、△670,439千円、約△1.42%)
- 仕掛販売用不動産:3,424,112千円(前期末3,327,995千円、+96,117千円)
- 在庫の動きは物件売却や取得により変動するため、売却タイミングが業績に影響する点に注意。
セグメント別情報
- セグメント別の状況と寄与(第3Q累計)
- 投資銀行事業:外部売上8,886.9百万円、セグメント利益2,290.15百万円(増収増益で利益の主力)
- 投資運用事業:外部売上35.6百万円、セグメント利益73.8百万円(受託残高減で前年割れ)
- 施設運営事業:外部売上1,369.2百万円、セグメント損失44.8百万円(損失幅は縮小)
- 地域別売上:明確な国内/海外比率の詳細記載はなし(ただし事業説明では国内中心、投資対象は首都圏含む全国化を図る旨記載)
- 為替影響:記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:記載なし(–)
- KPI達成状況:公開KPIの記載なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:大型・都心不動産は投資家需要高いが国外市場や長期金利上昇で慎重な取引環境。中小型市場も利回り低下等の影響あり。宿泊需要は回復しているが原材料費・人手不足が課題。
- 競合比較:同業他社との定量比較は本資料からは困難(–)。ただしセグメント別で投資銀行事業の収益性が相対的に高い点は特徴。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高 17,950百万円(前期比+6.4%)、営業利益 3,520百万円(+24.0%)、経常利益 2,180百万円(△0.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,370百万円(△3.3%)、1株当たり当期純利益 97.69円
- 会社予想の前提:詳細前提(為替等)は補足資料参照(添付資料3ページ記載)
- 予想の信頼性:過去の業績は物件売却のタイミング等により変動が大きく、予想は前提に依存する旨会社注記あり(保守的/中立/楽観的の評価は判断不能)
- リスク要因:長期金利や短期金利動向、物件売却タイミング、金融機関の融資姿勢、宿泊事業でのインバウンド回復度合い、原材料費・人手不足等
重要な注記
- 会計方針:法人税等に関する会計基準の改正を第1四半期より適用。これによる四半期連結財務諸表への影響はなしと開示。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第3四半期累計期間分)。
- その他:独立監査人による期中レビュー報告書あり(結論:重要な点で適正と判断)。
(注)
- 本まとめは開示資料(2025年11月期 第3四半期決算短信)を基に作成。記載のない項目は“–”と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3454 |
| 企業名 | ファーストブラザーズ |
| URL | http://www.firstbrothers.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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