2026年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正は無し。中間期実績は通期予想に対する進捗で見ると、売上はほぼ計画通り(進捗率約49.7%)だが、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益の進捗が高く(営業利益62.5%、経常利益63.2%、親会社株主純利益71.2%)、会社が据え置いた通期予想に対しては上振れの余地を示唆(会社は修正無し)。
- 業績の方向性:増収(売上高+0.9%)・増益(営業利益+16.6%、経常利益+16.8%)だが、親会社株主に帰属する中間純利益は△9.8%(特殊損益や持分法影響等で減少)。
- 注目すべき変化:売上総利益の改善(73,332→77,952百万円、+6.3%)により営業利益率が改善(3.02%→3.49%)。一方、包括利益は大幅減(24,274→12,040百万円、△50.4%)で、為替換算差額等の変動が大きい。
- 今後の見通し:通期予想(売上高1,080,000百万円、営業利益30,000百万円、親会社株主帰属当期純利益17,500百万円)に対し、中間期進捗は売上で約49.7%、営業利益で約62.5%、親会社純利益で約71.2%。通常の下期配分を想定すると達成見込みは高いが、会社は業績予想を修正していないため注意が必要。
- 投資家への示唆:営業面は改善傾向(粗利改善・営業利益率上昇)が確認できる一方、為替や投資有価証券売却益の変動で包括利益や当期純利益が振れる点に留意。株式分割(1→3)決議と配当方針は継続(中間配当50円、通期ベース110円相当(分割前換算))。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:マルハニチロ株式会社
- 主要事業分野:水産資源事業、食材流通事業、加工食品事業(物流・不動産等は「その他」)
- 代表者名:代表取締役社長 池見 賢
- URL:https://www.maruha-nichiro.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、連結)=2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
- 配当支払開始予定日:2025年12月12日
- セグメント:
- 水産資源:漁業・漁獲・原材料調達等
- 食材流通:水産商社機能を含む流通・卸売
- 加工食品:加工食品の製造・販売
- その他:物流事業・不動産等
- 注:当中間期より欧州事業の一部を「水産資源」→「食材流通」に移管、ならびにSG&A配賦方法を変更(前期比較は変更後区分で表示)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、分割前):50,578,837株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:186,354株
- 期中平均株式数(中間期):50,380,647株
- 時価総額:–(記載無し)
- 今後の予定:
- 株式分割:基準日 2025年12月31日、効力発生日 2026年1月1日(普通株式1株につき3株に分割)
- 次の決算発表・IRイベント等:–(記載無し)
- 株主総会:–(記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ、修正無し)
- 売上高:536,697百万円(対前期+0.9%)。通期予想1,080,000百万円に対する進捗率49.7%(ほぼ計画通り、目安50%)。
- 営業利益:18,740百万円(対前期+16.6%)。通期予想30,000百万円に対する進捗率62.5%(進捗良好)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:12,455百万円(対前期△9.8%)。通期予想17,500百万円に対する進捗率71.2%(進捗高い)。
- サプライズの要因:
- 営業利益の上振れ要因:売上総利益の改善(売上原価ほぼ横ばい、売上増で粗利改善)により販売費及び一般管理費の増加を吸収し営業益が拡大。
- 親会社純利益が前年同期比で減少した主因:投資有価証券売却益の減少(7,111→3,800百万円)等、特別利益の減少が影響。包括利益の大幅減少は為替換算差額の悪化(為替差益→大幅マイナス)による。
- 通期への影響:
- 進捗率から見ると営業利益・純利益は通期予想達成の可能性は高いが、会社は修正せず(保守的)。為替動向や投資有価証券関連の特別益の有無により下期結果は変動しうる。
財務指標
- 貸借対照表(要点、百万円)
- 総資産:714,202(前期末681,211、+4.84%)
- 流動資産合計:436,893(現金及び預金50,648、受取手形売掛金141,744、棚卸資産229,390)
- 固定資産合計:277,308(のれん増加等)
- 負債合計:440,013(前期405,815、+8.43%)—短期借入金・社債・CP等増加
- 純資産合計:274,188(前期275,396、△0.43%)
- 自己資本(参考):231,842百万円
- 自己資本比率:32.5%(前期33.7%、目安40%以上で安定)
- 損益計算書(中間期、百万円)
- 売上高:536,697(+0.9%/+4,563)
- 売上総利益:77,952(+6.3%)
- 販売費及び一般管理費:59,212(+3.5%)
- 営業利益:18,740(+16.6%)
- 経常利益:18,332(+16.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:12,455(△9.8%)
- 1株当たり中間純利益(記載あり):247.23円(分割後表示)/分割前基準では82円41銭(注:株式分割の影響あり)
- 収益性指標
- 営業利益率:3.49%(当中間期、前中間期3.02%、改善)
- ROE(参考・自己資本=231,842百万円で算出)
- 中間期実績を年率換算した場合(12,455×2÷231,842):約10.7%(年率換算、目安10%以上は優良)
- 通期予想ベース(17,500÷231,842):約7.55%(目安8%以上で良好)
- ROA(年率換算、総資産714,202)
- 中間期年率換算(12,455×2÷714,202):約3.49%(目安5%以上が良好 → 低め)
- 進捗率分析(中間期→通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:49.7%(概ね通常ペース)
- 営業利益進捗率:62.5%(上振れ)
- 純利益進捗率:71.2%(上振れ)
- 過去同期間との比較:営業利益は増加傾向、ただし包括利益は大幅減
- キャッシュフロー:–(中間キャッシュフローの明細は決算短信に記載無し/添付資料要確認)
- 現金同等物残高:現金及び預金50,648百万円(前期49,240百万円、+2.9%)
- 四半期推移(QoQ):–(第1四半期単独数は本短信抜粋に詳細無し)
- 財務安全性
- 自己資本比率32.5%(前期33.7%、やや低下。目安40%以上で安定)
- 短期借入金及びCP等の調達残高増(短期借入金135,904、CP15,000、社債51,000)に留意
- 効率性:総資産回転率等の記載無し(算出に必要な追加データは–)
- セグメント別(中間期:外部顧客売上・セグメント利益、百万円)
- 水産資源:外部売上61,578、セグメント利益1,011(前期は外部売上61,940、セグメント損失△2,312。セグメント区分変更の影響あり)
- 食材流通:外部売上370,771、セグメント利益9,213
- 加工食品:外部売上93,902、セグメント利益7,455
- その他:外部売上10,445、セグメント利益1,885
- セグメント合計利益(調整後)18,740(営業利益と整合)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:3,800百万円(前中間期7,111百万円、減少)
- 固定資産売却益等:177百万円
- 特別損失:
- 固定資産処分損等:127百万円(小幅)
- 一時的要因の影響:
- 前年同期に比べ投資有価証券売却益が減少した分、税引前利益は下押しされ、親会社帰属当期純利益が前年同期比で減少した主因の一つ。
- 継続性の判断:
- 投資有価証券売却益は一時的項目と判断されるため、除外して実質業績を評価する必要あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(2026年3月期):50円(予定)
- 期末配当(2026年3月期予想):記載は株式分割後の単価表示のため合計表示なし。ただし、株式分割の影響を考慮しない場合の年間配当予想は110円(中間50円、期末60円、分割前換算)
- 配当支払開始予定日:2025年12月12日(中間)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想の純利益確定値で算出可能だが、株式分割影響により表記混在のため明示値は省略)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:継続的な配当を実施。自社株買いの記載:–(無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(中間決算短信抜粋では明細記載無し)
- 研究開発費(R&D):–(記載無し)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:–(記載無し)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:229,390百万円(前期218,005百万円、+11,385百万円、+5.22%)
- 在庫回転日数:–(記載無し)
- 在庫の質:–(仕掛品・製品・原材料内訳は記載無し)
セグメント別情報
- 売上・利益構成(中間期・百万円)
- 水産資源:売上61,578、利益1,011
- 食材流通:売上370,771、利益9,213
- 加工食品:売上93,902、利益7,455
- その他:売上10,445、利益1,885
- セグメント合計(調整後営業利益):18,740
- 前年同期比較:セグメント区分変更の影響あり。水産資源は前年の損失から今回は黒字化している点が注目。
- セグメント戦略:決算短信では区分移管と配賦方法変更を説明(欧州事業移管等)。各セグメントの詳細戦略は補足資料の参照を要する。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(今回短信抜粋に中期計画の進捗詳細記載無し。補足資料参照推奨)
- KPI達成状況:–(明示KPIの記載無し)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:–(同業他社データの記載無し)
- 市場動向:為替変動、原材料価格(魚価等)の影響が大きく、決算では為替換算差額や売却益の変動が包括利益・当期利益に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上1,080,000百万円(+0.1%)、営業利益30,000百万円(△1.3%)、経常利益29,000百万円(△10.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益17,500百万円(△24.8%)、1株当たり当期純利益115.81円(注:株式分割考慮済の表示)
- 次期予想:–(別途公表があれば補足)
- 会社予想の前提条件:為替等の前提は短信本文参照(詳細は補足資料P.2参照の旨記載)
- 予想の信頼性:会社は業績予想を修正していないが、中間期の進捗(特に営業利益・純利益の進捗が高い点)と為替・一時益の不確実性から下期の変動に注意。過去の予想達成傾向は本資料に情報限定のため総括不可(補足資料参照推奨)。
- リスク要因:為替変動、原材料(魚価)・エネルギー価格の変動、投資有価証券の売買損益、海洋資源・規制環境の変化、金融市場での調達コスト変化。
重要な注記
- 会計方針の変更:無(重要な変更なし)
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用等について一部見積り実効税率適用の記載あり。詳細は添付資料P.6参照)
- セグメント区分変更:当中間期より欧州事業の移管などにより区分変更、比較可能性のため前期数値は変更後区分で再表示
- 重要な後発事象:株式分割(普通株式1株→3株、基準日2025/12/31、効力発生日2026/1/1)および定款変更(発行可能株式総数の増加)を取締役会で決議済み
- その他:第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外の旨
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1333 |
| 企業名 | マルハニチロ |
| URL | http://www.maruha-nichiro.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 水産・農林業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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