ファーストブラザーズ(3454)企業分析レポート
東京証券取引所スタンダード市場に上場するファーストブラザーズ(証券コード: 3454)について、個人投資家向けに多角的な視点から企業分析を行いました。本レポートは、提供されたデータを基に、企業の事業内容、財務状況、株価動向、リスク要因、および将来性について詳細に分析し、投資検討に役立つ情報を提供することを目的としています。
企業の一言説明
ファーストブラザーズは、投資運用、投資銀行(自己勘定による不動産投資)、施設運営(ホテル等)を展開する不動産セクターの企業です。
投資判断のための3つのキーポイント
- 低PER/PBRと高配当利回り: 業界平均と比較して割安なバリュエーションで、安定的な配当利回りを提供しており、株主還元への意識が高い点。
- 良好な財務品質とキャッシュフロー: Piotroski F-Scoreが7点と優良であり、営業キャッシュフローが純利益を大幅に上回るなど、利益の質が高い財務体質。
- 事業特性による業績変動リスクと信用倍率: 不動産売却益に左右される収益構造のため業績が変動しやすく、信用倍率が高いことによる株価の短期的な不安定性。
企業スコア早見表
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 成長性 | A | 良好な成長トレンド |
| 収益性 | B | 営業利益率良好 |
| 財務健全性 | C | 自己資本比率に課題 |
| バリュエーション | S | 非常に割安 |
注目指標サマリー
| 指標 | 値 | 業界平均比 |
|---|---|---|
| 株価 | 1,220.0円 | – |
| PER | 6.53倍 | 業界平均11.30倍 |
| PBR | 0.65倍 | 業界平均0.90倍 |
| 配当利回り | 3.03% | – |
| ROE | 6.87% | – |
1. 企業概要
ファーストブラザーズは2004年に設立された金融サービスを手掛ける企業で、主な事業は投資運用、投資銀行、施設運営の3本柱です。投資運用事業では機関投資家や富裕層からの資金を預かり、不動産私募ファンドの組成・運用を通じてアセットマネジメントフィーを獲得しています。投資銀行事業は、自己勘定で商業施設やオフィスビルなどの不動産を取得・保有し、賃貸収入や売却益を主な収益源とする点が特徴です。施設運営事業ではホテルや旅館のオペレーションを行っています。特に投資銀行事業が連結売上高の約90%を占める主力事業であり、不動産の取得・売却タイミングが業績に大きく影響するビジネスモデルです。同社は、不動産投資における専門的な知見と経験、さらにネットワークを強みとしています。
2. 業界ポジション
ファーストブラザーズは、東証スタンダード市場の不動産業界に属しています。同社は、自己勘定投資と私募ファンド運用を組み合わせたユニークなビジネスモデルを展開しており、特に法人・機関投資家向けの不動産投資銀行サービスに強みを持っています。市場シェアに関する具体的なデータは提供されていませんが、業界内のニッチな領域で専門性を確立していると見られます。
財務指標の業界平均との比較では、PER(株価収益率)が6.53倍と業界平均の11.30倍を大きく下回り、PBR(株価純資産倍率)も0.65倍と業界平均の0.90倍を下回っています。これは、市場から割安と評価されている可能性を示唆していますが、業績変動の大きさなどの事業特性も影響していると考えられます。競合に対する明確な差別化要因としては、不動産投資の幅広いアセットクラスを取り扱う柔軟性や、高度な金融ソリューション提供能力が挙げられます。
3. 経営戦略
ファーストブラザーズの中期経営計画や明確な数値目標は提供されていませんが、2025年11月期の決算短信および決算説明資料から、以下の成長戦略の要点が確認できます。
同社は、主に下記2点の戦略を推進しています。
- 投資銀行事業のポートフォリオ拡充: 賃貸不動産ポートフォリオについては、首都圏及び地方都市の中小型物件を主な投資対象とし、安定的な賃貸収入と高利回り確保を目指す方針です。不動産市況の変化に柔軟に対応し、ポートフォリオの組み換えや拡充を継続するとしています。これにより、市場環境に応じた適切な投資判断と不動産売買タイミングの最適化を図り、収益性の向上を目指します。
- 今後の見通しに対する慎重な姿勢: 同社は、業績が不動産売却の有無やタイミングに大きく左右される事業特性を明確に認識しており、次期(2026年11月期)の見通しは、慎重な投資姿勢を維持した上で、売上高17,730百万円(前期比△7.0%)、営業利益4,150百万円(前期比△21.6%)と減収減益を見込んでいます。ただし、施設運営事業における減損損失が減少することから、当期純利益は2,620百万円(前期比+49.7%)と大幅な増加を予想しています。この保守的な見通しは、不動産市況の不確実性に対する経営陣の堅実な姿勢を示していると言えるでしょう。
また、2026年1月9日に「2025年11月期 第3四半期決算説明資料」の一部訂正を行ったと発表されています。これは、所在地別構成比の誤表記に関するものであり、業績数値自体に影響はありませんでしたが、情報開示の正確性に対する内部統制については留意が必要です。今後のイベントとしては、2026年11月27日に配当落ち日が予定されています。
【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 7/9 | S: 財務優良(収益性・健全性・効率性すべて良好) |
| 収益性 | 3/3 | 純利益、営業キャッシュフロー、ROAが全てプラスで、収益基盤が安定していることを示します。 |
| 財務健全性 | 2/3 | 流動比率は良好であるものの、負債資本倍率(D/Eレシオ)が高い点が懸念されます。株式希薄化リスクは低い状況です。 |
| 効率性 | 2/3 | 営業利益率は高い水準を維持し、売上高成長も確認できますが、株主資本利益率(ROE)がベンチマークを下回っています。 |
F-Score総合スコアが7/9と高く、企業の財務品質は「優良」と評価できます。特に収益性の項目は全て満たしており、本業で堅実に利益を上げていることが示唆されます。一方で、財務健全性における負債資本倍率の高さ、効率性におけるROEの低さは改善の余地がある点です。
【収益性】
- 営業利益率: 32.82%(過去12か月)
- 非常に高い営業利益率を誇り、収益性が優れていることを示しています。これは、主に利益率の高い不動産売却益が貢献していると考えられます。
- ROE(株主資本利益率): 6.87%(実績)
- 株主資本を効率的に活用して利益を上げているかを示す指標で、一般的な目安とされる10%には届いていません。これは、総資産に対する純利益の比率(ROA)の低さや、高い負債比率が影響している可能性があります。
- ROA(総資産利益率): 3.70%(過去12か月)
- 企業の総資産を使ってどれだけ効率的に利益を上げているかを示す指標で、ベンチマークの5%には達していません。総資産に占める有利子負債の割合が高い点が、ROAの押し下げ要因となっていると推測されます。
【財務健全性】
- 自己資本比率: 29.1%(実績)
- 総資産に占める自己資本の割合で、企業の財務体質を示す重要な指標です。30%を下回っており、ベンチマークである40%以上と比較するとやや低い水準です。これは、投資銀行事業において不動産取得のために多くの負債を抱える事業特性を反映していると考えられます。
- 流動比率: 9.59倍(直近四半期)
- 短期的な支払い能力を示す指標で、200%(2倍)以上が安全圏とされます。ファーストブラザーズの流動比率は9.59倍(959%)と非常に高く、短期的な資金繰りには全く問題がない極めて良好な状態です。
【キャッシュフロー】
- 営業キャッシュフロー: 7,420百万円(過去12か月)
- 本業で稼ぎ出す現金の状況を示します。74億円超の営業キャッシュフローは、事業活動が非常に活発で、潤沢な現金を創出していることを示しており、安定した事業運営に貢献しています。
- フリーキャッシュフロー(FCF): 3,100百万円(過去12か月)
- 営業キャッシュフローから設備投資を差し引いた、企業が自由に使えるお金です。31億円のフリーキャッシュフローは、事業成長のための投資や株主還元に充当できる余力があることを示しています。
【利益の質】
- 営業CF/純利益比率: 4.24
- 純利益に対してどれだけの営業キャッシュフローがあるかを示す指標です。1.0以上が健全とされ、4.24という高い比率は、会計上の利益が実質的な現金の裏付けを伴っており、利益の質が非常に優良であることを示しています。
【直近の業績推移と通期予想】
ファーストブラザーズの2025年11月期連結決算では、売上高19,063百万円(前期比+13.0%)、営業利益5,295百万円(前期比+86.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,749百万円(前期比+23.5%)と、増収大幅増益を達成しました。特に投資銀行事業での好調な賃貸収入と利益率の高い不動産売却が業績を牽引しました。
一方、施設運営事業では減損損失1,307百万円を計上しています。
次期2026年11月期の通期予想では、売上高17,730百万円(前期比△7.0%)、営業利益4,150百万円(前期比△21.6%)と減収減益を見込んでいますが、当期純利益は施設運営事業における減損損失の減少もあり、2,620百万円(前期比+49.7%)と大幅な増益を予想しています。これにより、1株当たり当期純利益(EPS)は186.82円への回復が見込まれています。
【バリュエーション】
- PER(会社予想): 6.53倍
- 株価が1株当たり利益の何倍かを示す指標で、低いほど割安とされます。業界平均の11.30倍と比較して約58%の水準であり、非常に割安な水準にあると判断できます。
- PBR(実績): 0.65倍
- 株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標で、1倍を下回ると解散価値を下回ると解釈されることがあります。業界平均の0.90倍と比較しても低く、純資産に対して株価が割安に評価されていると判断できます。
- 目標株価(業種平均PER基準): 1,176円
- 目標株価(業種平均PBR基準): 1,678円
- 業種平均との比較では、PER基準ではほぼ現在の株価と同水準、PBR基準では上値余地を示しています。現在の株価1,220.0円は、両基準から見ても割安感がある状態です。
【テクニカルシグナル】
| 指標 | 状態 | 数値 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| MACD | 中立 | MACD値:2.79 / シグナル値:-1.76 | 短期的な方向性を示す指標は中立姿勢を示しています。 |
| RSI | 中立 | 65.4% | 売られすぎでも買われすぎでもない、比較的バランスの取れた水準で推移していますが、やや加熱感も出始めています。 |
| 5日線乖離率 | +1.21% | – | 株価は短期移動平均線をやや上回っており、短期的な上昇モメンタムが見られます。 |
| 25日線乖離率 | +1.97% | – | 株価は短期トレンドからやや上方に乖離しており、堅調な推移を示しています。 |
| 75日線乖離率 | +1.84% | – | 株価は中期トレンドからもプラス乖離しており、中期的な上昇基調が維持されています。 |
| 200日線乖離率 | +9.79% | – | 株価は長期移動平均線を大きく上回っており、長期的な上昇トレンドに入っていることを示唆しています。 |
【テクニカル】
現在の株価1,220.0円は、52週高値1,285円、52週安値890円のレンジ内で、年初来高値に近づく83.5%の位置にあります。全ての移動平均線(5日、25日、75日、200日)を上回って推移しており、短期から長期にわたって上昇トレンドにあることを示しています。特に200日移動平均線からの乖離率が約10%と高く、現在の株価は長期的なトレンドよりも高値圏で推移している状況です。
【市場比較】
日経平均株価やTOPIXとの相対パフォーマンスを見ると、ファーストブラザーズの株価は過去1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年いずれの期間でも市場平均を下回っています。これは、市場全体の上昇トレンドに乗り切れていないことを示しており、特定の個別株要因や不動産セクター特有の動きが影響している可能性があります。
【注意事項】
⚠️ 信用倍率が33.87倍と高水準です。これは、将来的な信用買い残の解消による売り圧力につながる可能性があるため、短期的な株価の変動には注意が必要です。
【定量リスク】
- ベータ値(5年モンスリー): -0.05
- 市場全体の動きに対する株価の感応度を示す指標で、-0.05という値は市場全体と逆の動きをする傾向が非常に弱いことを示唆していますが、ほぼ無相関と考えることもできます。市場の方向性に強く左右される銘柄ではないと言えます。
- 年間ボラティリティ: 30.34%
- 株価の年間変動率を示し、30.34%という水準は比較的高めであり、株価の変動が大きいことを意味します。
- 最大ドローダウン: -29.03%
- 過去のある時点から最も大きく下落した割合を示します。仮に100万円投資した場合、過去には年間で最大約29万円程度の含み損を抱える期間があったことを意味し、将来も同程度の変動が想定されるため、リスク許容度に応じた資金管理が重要です。
- シャープレシオ: 0.21
- リスク(ボラティリティ)に見合うリターンが得られているかを示す指標で、1.0以上が良好とされます。0.21という値は、ファーストブラザーズのリスク調整後リターンが低いことを示しており、過去のリターンがリスクに見合っているとは言えない状況です。
【事業リスク】
- 不動産市況変動リスクと業績への影響: 主力である投資銀行事業の収益は、不動産売買のタイミングと市況に大きく依存します。金利上昇、景気悪化、地価下落などが生じた場合、不動産ポートフォリオの価値が減少し、売却益が大幅に減少する可能性があります。これにより、同社の業績は大きく変動するリスクを抱えています。
- 施設運営事業の収益性改善遅延: ホテルなどの施設運営事業では、直近で減損損失を計上しており、のれん償却やオペレーションコスト上昇により収益性が悪化しています。今後も回復が遅れる場合、連結業績全体にネガティブな影響を与える可能性があります。
- 金融政策の影響: 不動産投資は、金利動向や金融政策の影響を受けやすい特性があります。日本銀行の金融政策変更(例:マイナス金利解除、長期金利操作の撤廃など)は、資金調達コストの上昇や不動産投資環境の悪化につながり、同社の事業活動に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
7. 市場センチメント
ファーストブラザーズの信用取引状況を見ると、信用買残が128,700株、信用売残が3,800株と、信用買残が信用売残を大幅に上回っており、信用倍率は33.87倍に達しています。この信用倍率の高さは、将来的に株価の上値が重くなる要因や、短期的な需給悪化による株価下落リスクとなる可能性があります。
主要株主は、代表取締役社長である吉原知紀氏が50.65%と過半数を保有しており、安定した経営基盤を確立しています。次いでゴールドマン・サックス・インターナショナルが7.45%、(有)エーシーアイが5.44%を保有しています。発行済株式の62.36%をインサイダー(経営陣)が、20.28%を機関投資家が保有しており、浮動株比率は比較的低いと考えられます。直近のニュースでは、ゴーディアンキャピタルによる保有割合増加が報じられており、機関投資家からの関心が高まっている様子も伺えます。
8. 株主還元
ファーストブラザーズは、安定的な株主還元を重視する姿勢を示しています。
- 配当利回り(会社予想): 3.03%
- 現在の株価1,220.0円に対し、会社予想の1株配当37.00円に基づくと、3.03%の配当利回りとなります。これは、日本株全体で見ても魅力的な水準と言えるでしょう。
- 配当性向(会社予想): 28.1%
- 利益に対する配当金の割合を示す配当性向は、2026年11月期予想で28.1%です。過年度の配当性向は変動がありますが、2025年11月期は28.1%と、無理のない範囲で配当を維持する方針であることが伺えます。
- 自社株買いの状況: 現状、大規模な自社株買いの発表はありませんが、自己株式として420,700株を保有しており、今後の株主還元策として活用される可能性も考えられます。
同社は、業績が不動産の売買タイミングに左右される変動性がある中で、比較的安定した配当を維持しようとする姿勢が見られます。
SWOT分析
強み
- 高い収益性とキャッシュフローの質: 非常に高い営業利益率と、純利益を大幅に上回る営業キャッシュフローが本業の稼ぐ力を示す。
- 割安なバリュエーション: PER、PBRともに業界平均を大きく下回り、割安感が強い。
弱み
- 自己資本比率の低さ: 業界特有の事情もあるが、自己資本比率が30%を下回り、財務健全性に一部課題がある。
- 施設運営事業の減損: 施設運営事業の収益性が不安定であり、特別損失計上を継続するリスクがある。
機会
- 不動産市況の回復・上昇: 金融緩和や経済活動の正常化による不動産市況の好転は、投資銀行事業の売却益を拡大させる。
- 資産運用事業の安定成長: 不動産私募ファンドの多様化や、アセットマネジメント規模の拡大による安定的な収益基盤の強化。
脅威
- 不動産市況の悪化と金利上昇: 金融引き締めや景気後退による不動産価格の下落は、事業収益に甚大な影響を与える。
- 信用倍率による株価の重し: 高い信用倍率は、将来的な売り圧力や短期的な株価の不安定要因となる。
この銘柄が向いている投資家
- 低PBR・高配当利回り銘柄を好むバリュー投資家: 割安なバリュエーションと安定した配当に魅力を感じる投資家。
- 不動産市況の回復を期待する投資家: 不動産価格の上昇局面でのキャピタルゲイン獲得を狙う投資家。
この銘柄を検討する際の注意点
- 不動産市況の動向: 同社の業績は不動産売却益に大きく左右されるため、不動産市況、特に金利動向や地価の変動を継続的に注視する必要があります。
- 事業ポートフォリオのリスク分散: 施設運営事業の収益性改善や、投資運用事業の安定成長が課題であり、事業ポートフォリオ全体のバランスとリスク分散の進捗を確認することが重要です。
今後ウォッチすべき指標
- 投資銀行事業の売上高・営業利益率: 特に不動産売却益がどれだけ貢献しているか。
- 施設運営事業の収益改善状況: 減損損失の再発生リスクや、営業利益率の改善。
- 自己資本比率の推移: 財務健全性向上のための資本政策。
成長性: A (良好な成長トレンド)
- 根拠: 直近の2025年11月期決算では、売上高が前期比+13.0%、営業利益が同+86.6%と大幅な増益を達成しました。四半期売上成長率も9.50%と良好な水準であり、一時的な施設運営事業の減損損失を除けば、本業の投資銀行事業が牽引する形で成長トレンドにあると評価できます。
収益性: B (営業利益率良好)
- 根拠: 過去12か月の営業利益率は32.82%と非常に高く、本業で高い収益力を有していることを示しています。しかし、ROEは6.87%で、一般的な目安とされる10%を下回っており、株主資本の効率的な利用には改善の余地があります。営業利益率の高さを評価しつつ、ROEの改善が今後の課題です。
財務健全性: C (自己資本比率に課題)
- 根拠: Piotroski F-Scoreは7/9点(S評価)と優良である一方、自己資本比率は29.1%と30%を下回っており、基準上はやや不安な水準です。流動比率は9.59倍と極めて高いものの、負債資本倍率(D/Eレシオ)が2.15倍と高い負債依存度を示しており、長期的な財務体質には注意が必要です。
バリュエーション: S (非常に割安)
- 根拠: PER(会社予想)は6.53倍、PBR(実績)は0.65倍であり、それぞれ業界平均PER11.30倍、PBR0.90倍と比較して大幅に割安な水準にあります。PER、PBRともに業界平均の70%以下に位置しており、市場からは純資産や利益に対してかなり慎重に評価されている状態であり、投資家にとっては購入しやすい水準である可能性があります。
企業情報
| 銘柄コード | 3454 |
| 企業名 | ファーストブラザーズ |
| URL | http://www.firstbrothers.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)
将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 1,220円 |
| EPS(1株利益) | 186.82円 |
| 年間配当 | 3.03円 |
シナリオ別5年後予測
各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。
| シナリオ | 成長率 | 将来PER | 5年後株価 | 期待CAGR |
|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 5.4% | 7.5倍 | 1,821円 | 8.6% |
| 標準 | 4.1% | 6.5倍 | 1,493円 | 4.4% |
| 悲観 | 2.5% | 5.6倍 | 1,172円 | -0.5% |
目標年率別の理論株価(標準シナリオ)
標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。
現在株価: 1,220円
| 目標年率 | 理論株価 | 判定 |
|---|---|---|
| 15% | 751円 | △ 62%割高 |
| 10% | 938円 | △ 30%割高 |
| 5% | 1,183円 | △ 3%割高 |
【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。
企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。