2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収増益(売上高5,317百万円、前年同期比+18.3%、営業利益827百万円、同+8.2%)。
- 注目すべき変化:社会基盤システムBFとインターネットBFが大幅伸長(社会基盤システム+32.3%、インターネット+31.3%)、モバイルネットワークBFは大幅減少(−24.3%)。受取手形・売掛金が大幅減少(運転資本改善)、現金が増加し財務基盤がさらに強化。
- 今後の見通し:通期予想(売上10,700百万円、営業利益1,840百万円)は据え置き。中間進捗は売上で約49.7%、営業利益で約44.9%と売上は順調だが利益進捗はやや遅れ(下半期に利益確定が必要)。
- 投資家への示唆:需要シフト(医療・交通・非接触IC・DX等)により上位セグメントが成長。キャッシュ・自己資本の余裕が大きく財務は健全(自己資本比率84.4%(安定水準))。ただし営業利益率は前年同期から若干低下しており(前年17.0%→当期15.6%)、下期での利益率回復の可否を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社セック
- 主要事業分野:情報サービス(モバイルネットワーク、インターネット、社会基盤システム、宇宙先端システム等の受託開発・研究開発支援)
- 代表者名:代表取締役社長 櫻井 伸太郎
- 上場市場/コード:東証 / 3741
- IR窓口:取締役管理本部長 杉山 寿顕(TEL 03-5491-4770)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間)=2025年4月1日~2025年9月30日(非連結)
- 決算説明資料:有、機関投資家向け説明会開催予定(2025/11/25)
- セグメント:
- 同社は情報サービス事業の単一報告セグメント。ただし内部でビジネスフィールド(BF)を4分類して管理:モバイルネットワーク、インターネット、社会基盤システム、宇宙先端システム(それぞれ上記のとおり)。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(想定株式分割反映):10,240,000株
- 期中平均株式数(中間期):10,203,716株
- 時価総額:–(株価情報は提供なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向け 2025/11/25(予定)
- 半期報告書提出予定日:2025/11/13
- 株主総会・その他IRイベント:–(特記事項なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較/達成率:通期予想に対する中間進捗)
- 売上高:5,317百万円 / 通期予想10,700百万円に対する進捗49.7%(ほぼ半期で計画通り)
- 営業利益:827百万円 / 通期予想1,840百万円に対する進捗44.9%(進捗やや遅れ)
- 純利益(当期純利益):623百万円 / 通期予想1,395百万円に対する進捗44.7%(同上)
- サプライズの要因:会社は「概ね計画通り」と説明。増収の主因は社会基盤システムとインターネット領域の受注増。営業利益が売上成長ほど伸びなかったのは売上原価増(外部委託費や仕掛の構成など)や販管費の増加などが影響した可能性(営業利益率は前年同期17.0%→当期15.6%でやや圧縮)。
- 通期への影響:会社は業績予想を据え置き。中間の利益進捗が45%前後であるため、下期での利益回復・受注の売上化が必要。現時点で予想修正はなし。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 売上高(中間):5,317(+18.3%)
- 営業利益(中間):827(+8.2%)
- 経常利益(中間):889(+9.8%)
- 中間純利益:623(+10.1%)
- 総資産:11,181(前期末11,775、△593)
- 純資産:9,440(前期末9,330、+109)
- 自己資本比率:84.4%(前期末79.2%)(安定水準)
- 現金及び現金同等物:4,443(前期末2,232、+2,211)
- 収益性(中間期→前年同期比)
- 売上高:5,317百万円(+18.3%、+822百万円)
- 営業利益:827百万円(+8.2%、+63百万円)
- 経常利益:889百万円(+9.8%、+79百万円)
- 中間純利益:623百万円(+10.1%、+57百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):61.10円(前期55.56円、株式分割反映)
- 収益性指標(参考・目安)
- ROE(参考値、通期予想ベース):約14.8%(1,395÷9,440)(目安:10%以上=優良)
- ROA(参考値、通期予想ベース):約12.5%(1,395÷11,181)(目安:5%以上=良好)
- 営業利益率(中間):15.6%(業種平均は企業により差異が大きいが概ね良好水準)
- 進捗率分析(中間期)
- 売上高進捗率:49.7%(通期見込みに対してほぼ半期で到達)
- 営業利益進捗率:44.9%(利益の進捗は期中平準で見るとやや遅れ)
- 純利益進捗率:44.7%
- 過去同期間との比較:前年同期比で売上・利益とも改善。ただし営業利益率は前期より低下。
- キャッシュフロー
- 営業CF:2,689百万円(前年同期1,717百万円、増加+971百万円)→良好。営業CF/純利益比率 ≈ 2.16(2,689 ÷ 1,244年換算純利益では高いが、計算上は営業CFが純利益を上回る=健全)
- 投資CF:+81百万円(前年同期△320百万円)→投資有価証券売却(200百万円)が寄与。設備投資は有形固定資産取得75.9百万円、無形5.9百万円。
- 財務CF:△559百万円(主に配当金支払557.8百万円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約2,770.9百万円(良好)
- 現金同等物残高の推移:期首2,231.7百万円 → 期末4,443.3百万円(増加2,211.6百万円)
- 四半期推移(QoQ):詳細な四半期別数値は短信に非掲載のため –(中間累計のみ)
- 財務安全性
- 自己資本比率:84.4%(安定水準)
- 流動負債:1,510百万円に対し現金4,443百万円、流動比率・当座比率とも非常に高く流動性良好
- 有利子負債:短期借入金36百万円と小額(実質無借金に近い構成)
- 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率は良好水準だが、営業利益率は前年同期よりやや低下(17.0%→15.6%)。
- セグメント別(BF別)利益貢献:損益は単一セグメント報告だが、売上寄与は社会基盤システムが最も大きく51.1%。
特別損益・一時的要因
- 特別利益・特別損失:該当項目なし(決算短信上の記載なし)
- 一時的要因の影響:特別損益は報告されておらず、業績は通常営業による増収増益と判断可能
- 継続性:報告された増収は医療・交通・非接触IC・DX等の需要増によると説明され、継続可能性ありと示唆。ただし大型案件のタイミングリスクは常に存在。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(当中間期):0.00円
- 期末配当(予想):56.00円(注:2025/10/1の1株→2株の株式分割を前提に表記。分割前ベースでは年間合計112.00円相当)
- 年間配当予想合計:記載形式上「―」だが、分割を考慮しない場合の年間配当は112.00円(会社注記)
- 特別配当:なし(2025年3月期に上場20周年記念配当5円を実施したが今回は無し)
- 株主還元方針:自己株式取得の実績は中間期で小額(205千円の取得)あり。大規模な自社株買い等の発表はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得額(中間):75.9百万円(前年同期8.4百万円、増加)
- 無形固定資産取得額(中間):5.9百万円(前年同期11.4百万円、減少)
- 減価償却費(中間):24.7百万円
- 研究開発:
- 主な研究開発テーマ:宇宙/車両自動走行等の先端技術分野の案件が言及。
受注・在庫状況
- 受注状況(中間実績)
- 受注高合計:5,944,327千円(前年同期比+0.9%)
- 受注残高:6,888,303千円(前年同期比96.1% → 約3.9%減)
- BF別受注高:インターネット(928,710千円、+136.8%)が大幅増、社会基盤システムは依然高水準(3,226,639千円)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品):35,445千円(前期377,680千円→大幅減少、在庫圧縮)
- 在庫回転に関する詳細(回転日数)は資料に記載なし
セグメント別情報
- 売上高(BF別・中間、千円)
- モバイルネットワーク:355,979(構成比6.7%、前年同期比−24.3%)
- インターネット:843,535(構成比15.9%、前年同期比+31.3%)
- 社会基盤システム:2,718,533(構成比51.1%、前年同期比+32.3%)
- 宇宙先端システム:1,399,541(構成比26.3%、前年同期比+5.5%)
- セグメント戦略と動向:医療・交通・防衛・非接触IC・DX等が牽引。社会基盤システムの比率が増加しており、売上構成の質が変化。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信では「先端技術を窮め、オープン・イノベーションで事業成長を目指す」との方針言及。具体的数値目標やKPIの進捗開示は短信には限定的。
- KPI達成状況:受注高・受注残の動向と売上高成長は中期方針と整合。詳細は別途中期計画資料参照が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:総務省統計によればIT需要は概ね堅調。非接触IC、医療、交通、DX案件等の需要が継続的に増加。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026/3)予想:売上高 10,700百万円(+3.9%)、営業利益 1,840百万円(+2.6%)、経常利益 2,010百万円(+6.1%)、当期純利益 1,395百万円(+3.8%)。会社は予想を修正せず据え置き。
- 会社予想の前提条件:短信P.3にて前提記載あり(詳細は補足資料参照)。
- 予想の信頼性:中間は計画と整合。過去の予想達成傾向は短信に明示なし→予想の保守性は「計画通り」との会社コメントに依存。
- リスク要因:大型案件の認識・進捗、受注の期ズレ、為替や外注コストの変動、人材確保、税務調整等。受注残が前年同期比でやや減少している点は留意。
重要な注記
- 会計方針の変更や一時的な特別損益は無し。
- 2025年10月1日付で普通株式を1株→2株に株式分割。決算数値(EPS・配当等)は分割を反映した表示あり。
- 第2四半期決算短信は監査(レビュー)の対象外。
- 決算補足説明資料はTDnetで開示予定。機関投資家向け説明会は2025/11/25(予定)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3741 |
| 企業名 | セック |
| URL | http://www.sec.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。