2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想との修正は無し(サプライズなし)。第3四半期累計は会社予想との照合に係る修正案内は無し。
- 業績の方向性:売上高は減収(前年同四半期比△3.6%)、営業利益は増益(同+78.4%)、経常利益は増益(同+63.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は増益(同+10.0%)。
- 注目すべき変化:営業利益が大幅改善(営業利益率 YTD 3.71%)した一方、木質バイオマス発電に係る固定資産の減損(特別損失 約1,229百万円)を計上し特別損失が拡大。特別損益の影響で税前・当期純利益への下押し要因あり。
- 今後の見通し:通期予想(売上63,500百万円/営業利益2,540百万円/親会社株主に帰属する当期純利益1,800百万円)に対する進捗率は売上約69.9%、営業利益約64.8%、純利益約49.0%(第3四半期累計ベース)。会社は業績予想を据え置き。純利益進捗が低めなため、期末へ向けた下振れリスクは注視が必要。
- 投資家への示唆:営業面では受注の選別、価格改定、DXや内製化などで収益性が改善している点が評価できる。一方でエネルギー(木質バイオマス)での減損が実損となっており、エネルギー事業の採算性・資産回収性の見通し確認が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ナカバヤシ株式会社
- 主要事業分野:ビジネスプロセスソリューション(BPO、印刷・手帳・シール・図書館ソリューション等)、コンシューマーコミュニケーション(家庭用・OEM製品、EC、オフィス家具、ぬいぐるみ等)、エネルギー(木質バイオマス・太陽光)、その他(野菜プラント、にんにくファーム等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 中林 一良
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- ビジネスプロセスソリューション事業:BPO、手帳・印刷、シール・ラベル、図書館ソリューション、製本、卒業アルバム等
- コンシューマーコミュニケーション事業:防犯防災用品、チャイルドシート、ガジェット周辺、オフィス家具、EC、自社製品、ぬいぐるみ等
- エネルギー事業:木質バイオマス発電、太陽光発電
- その他:野菜プラント事業、にんにくファーム等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):28,794,294株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):27,404,657株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:1,670,087株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回(第3四半期短信)提出済
- IRイベント:決算説明会 無し(今回)
- その他:通期業績予想の修正は無し(2025年5月9日発表の予想を据え置き)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は会社が通期予想を据え置いているため、累計実績→通期予想に対する進捗を示す)
- 売上高:第3四半期累計 44,397百万円(前年同期比△3.6%)。通期予想63,500百万円に対する進捗率 69.9%(通常の目安:Q3累計で約75%前後が多いが、事業構成による)。
- 営業利益:第3四半期累計 1,645百万円(前年同期比+78.4%)。通期予想2,540百万円に対する進捗率 64.8%。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計 881百万円(前年同期比+10.0%)。通期予想1,800百万円に対する進捗率 49.0%。
- サプライズの要因:
- 営業面の上振れ要因:受注の選別、価格改定、内製化、DX推進、広告費最適化等により利益率改善(特にコンシューマー事業の営業利益大幅増)。
- 下振れ要因:木質バイオマス発電に係る固定資産の減損(特別損失1,229百万円)等の一時的/構造的コスト。特別利益(投資有価証券売却益等)も発生。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想の修正を行っていないが、純利益の進捗が約49%にとどまっている点(第3四半期で特別損失計上済)から、期末に追加の特別損失や想定外の費用が発生すると通期予想の達成が難しくなる可能性がある。営業面は改善しているため、通常営業の推移次第で通期達成は可能と見られるがエネルギー事業の影響は注視が必要。
財務指標(要点)
- 主要(第3四半期末:2025年12月31日、単位:百万円)
- 売上高(第3Q累計):44,397(前年同期 46,035、△3.6%)
- 営業利益(第3Q累計):1,645(前年同期 921、+78.4%)
- 経常利益(第3Q累計):1,931(前年同期 1,181、+63.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(第3Q累計):881(前年同期 801、+10.0%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):32.18円(前年同期 29.20円)
- 総資産:54,873(前期末 56,584、減少)
- 純資産:29,267(前期末 29,377、ほぼ横ばい)
- 自己資本比率:53.1%(前期末 50.8% → 安定水準)
- 収益性指標(計算値、概算)
- 営業利益率(第3Q累計):1,645 / 44,397 = 3.71%(増加、業種によるが改善傾向)
- 通期会社予想営業利益率:2,540 / 63,500 = 4.00%
- 予想ROE(概算、通期予想ベース):1,800 / 29,118 ≒ 6.18%(目安 8%以上で良好 → 現状はやや低め)
- 予想ROA(概算、通期予想ベース):1,800 / 54,873 ≒ 3.28%(目安 5%以上で良好 → 現状は低め)
- 進捗率分析(第3四半期累計 vs 通期予想)
- 売上高進捗率:69.9%(44,397 / 63,500)
- 営業利益進捗率:64.8%(1,645 / 2,540)
- 純利益進捗率:49.0%(881 / 1,800)
- コメント:営業利益は比較的順調だが、純利益の進捗が低く(特別損失影響)、期末での純利益回復が必要。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されておらず、詳細CFは未提示(注記あり)。ただしバランスシートより:
- 現金及び預金:6,245百万円(前期末 7,739百万円、減少)
- 四半期推移(QoQ・季節性)
- 四半期ごとの詳細QoQ数字は短信の累計表のみで、QoQ増減率の明示なし。事業(アルバム等)に季節性あり得るが、短信に大きな季節性の記載は無し。
- 財務安全性
- 自己資本比率:53.1%(安定水準、目安 40%以上で安定)
- 流動比率(概算):流動資産29,142 / 流動負債14,938 ≒ 195%(良好)
- 有利子負債:短期借入金4,616、長期借入金6,952 計11,568(現金6,245を考慮した概算ネットD ≒ 5,323百万円)
- 効率性
- 減価償却費(第3Q累計):1,133百万円(前年 1,189百万円、やや減少)
- 総資産回転率(概算、通期予想ベース):63,500 / 54,873 ≒ 1.16回/年
- セグメント別(第3Q累計)
- ビジネスプロセスソリューション:売上 21,766百万円(前年同四半期比△5.9%)、営業利益 520百万円(+7.1%)
- コンシューマーコミュニケーション:売上 21,571百万円(△0.7%)、営業利益 1,207百万円(+81.6%)
- エネルギー事業:売上 969百万円(△12.1%)、営業利益 12百万円(△41.6%)
- その他:売上 90百万円(+16.4%)、営業利益 21百万円(前年は営業損失)
- セグメントコメント:コンシューマーで利益拡大が寄与。エネルギーは売上・利益とも弱含み。
特別損益・一時的要因
- 特別利益合計:422百万円(投資有価証券売却益205、為替換算調整取崩益174等)
- 特別損失合計:1,233百万円(主に木質バイオマス発電に係る固定資産減損損失1,229百万円)
- 一時的要因の影響:特別損失の計上により税前利益・当期純利益が大きく押し下げられている。営業利益自体は改善しており、特別項目を除いたベースでは収益性改善が確認できる。
- 継続性の判断:減損は既に実損計上された一時的損失であり、同等の減損が今後も継続するかはエネルギー事業の事業計画と資産の回収性に依存する。注視が必要。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(支払済):10.00円(2026年3月期)
- 期末配当(会社予想):12.00円(据え置き)
- 年間配当予想:22.00円(前年実績22.00円、変更なし)
- 配当性向(会社予想ベース):22.00 / 65.84 ≒ 33.4%(概算)
- 配当利回り:–(株価情報の記載無し)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載なし(現状:通常配当継続)
設備投資・研究開発
- 減価償却費(第3Q累計):1,133百万円(前年 1,189百万円)
- 設備投資額・R&D費用:短信上の明確な数値記載無し(–)
- 主な投資内容:–(記載なし)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残等の明示的数値は無し。BPOでは入札競争の影響で一部受注減が生じたが、大型案件・新規案件で補填。図書館受託や施設改修案件が増加。
- 在庫状況:商品及び製品 7,798百万円(前期末 6,625、増加 +1,172百万円)、仕掛品 1,349百万円(前期末 993、増加 +356百万円)。在庫増加は一部で留意。
セグメント別情報(要旨)
- ビジネスプロセスソリューション:売上減だが採算性重視・内製化で営業利益は増加。手帳の価格改定や高粗利商材の受注増が影響。
- コンシューマーコミュニケーション:売上横ばいで営業利益大幅増。価格改定、運送コスト削減、EC効率化、OEM拡大、欧米向けぬいぐるみ好調が寄与。
- エネルギー事業:売上・営業利益とも減少。木質チップ在庫に応じた出力調整や太陽光は順調だが、木質バイオマス資産の減損を計上。
- 地域別売上:詳細記載無し(国内/海外比率の明示は無い)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(第4次中期:2024/4~2027/3「Go on 5ing」):収益力強化、成長力推進、株主価値向上を掲げDX推進等を実施。短信ではDX効果や受注創出のシナジーが現れ始めていると記載。
- KPI進捗:明確なKPI数値は短信に無いため、進捗は文面による定性的コメントのみ。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は緩やかな回復基調。訪日需要は底堅いが地域差あり。外部リスク(通商政策、地政学リスク、物流・資源価格・為替変動)を想定。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは短信に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想は据え置き(修正無し)。前提条件の詳細は添付資料参照を案内(短信本文に注記)。
- リスク要因:エネルギー事業の採算性・資産評価、需要環境(特に東アジア市場の変動)、為替・資源価格、物流コスト、入札競争による受注状況の変化等。
重要な注記
- 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示:該当無し。
- 連結範囲の変更:子会社の清算結了により寧波仲林文化用品有限公司を連結範囲から除外。非支配株主持分の減少等に影響。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(第3四半期連結累計期間に係るCFは未提示)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7987 |
| 企業名 | ナカバヤシ |
| URL | http://www.nakabayashi.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。