2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想(修正済)との比較では、売上進捗は良好(進捗率約47%)だが、利益(営業利益・当期純利益)の進捗が低く、営業利益は通期予想に対して約24%の進捗、親会社株主に帰属する当期純利益は約18%の進捗で「利益進捗の遅れ」が目立つ(上振れ/下振れは市場予想不明のため記載不可)。
  • 業績の方向性:増収(売上高+7.2%)だが営業利益は大幅減益(△48.3%)。一方、経常利益・当期純利益は大幅増(経常利益+161.2%、当期純利益+244.9%)と混在。
  • 注目すべき変化:売上は増加したものの売上総利益が減少(売上総利益 11,248 百万円、前年同期比 △7.3%)し、営業利益率が低下(1.49% → 前年3.09%)。一方で営業外費用(為替差損や資金調達関係)の減少により経常利益は改善。
  • 今後の見通し:会社は通期予想(売上高137,000百万円、営業利益4,000百万円、当期純利益1,500百万円)を提示済。現時点の進捗率(売上約46.9%、営業利益約23.9%、純利益約17.9%)を踏まえると、利益面では下期に収益改善が必要であり、達成可能性は下期の収益回復に依存。
  • 投資家への示唆:売上はデータセンター向けなどで増加しているが、粗利率低下による営業利益圧迫が課題。為替影響や資金調達費用の変動が経常利益に大きく影響している点、下期に向けた製品ミックス改善・コスト低減の進捗を注視する必要がある(投資助言は行わない)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本ケミコン株式会社
    • 主要事業分野:コンデンサ等電子部品の製造・販売(アルミ電解コンデンサ、ハイブリッドコンデンサ、コイル、CMOSカメラモジュール等)
    • 代表者名:代表取締役社長 今野 健一
    • URL:https://www.chemi-con.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外
  • セグメント:
    • コンデンサ:主力事業(地域別に日本・中国・米州・欧州・その他)
    • その他:CMOSカメラモジュール、インダクタ(コイル)等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(中間期報告):22,440,854株(報告時)
    • 期中平均株式数(中間期):21,366,286株
    • 参考(後発事象):2025年10月28日付でB種種類株式の一部転換により普通株式499,541株を交付し、効力発生後の発行済普通株式総数は22,940,395株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月7日
    • 決算説明会:機関投資家・アナリスト向けの説明会開催有無は資料に記載(開催の有無は明示されず)→ 詳細はIR情報参照

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との進捗率)
    • 売上高:実績64,246百万円/通期予想137,000百万円 → 進捗率 46.9%
    • 営業利益:実績956百万円/通期予想4,000百万円 → 進捗率 23.9%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:実績269百万円/通期予想1,500百万円 → 進捗率 17.9%
  • サプライズの要因(実績差異の主な理由)
    • 営業利益の減少(前年同期比 △48.3%):売上原価の増加により売上総利益が減少(売上総利益率低下)が主因。販売費及び一般管理費はほぼ横ばい。
    • 経常利益・当期純利益の増加:営業外費用の大幅減(為替差損の縮小、資金調達費用の減少)が効いている。為替差益142百万円計上、以前の為替差損が解消。
  • 通期への影響:
    • 売上は増加基調だが、粗利率の改善が課題。会社は通期予想を修正済(本文中に修正の旨記載)。利益面では下期に向けた収益性改善策の進捗が達成可否の鍵。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 要点(貸借対照表・損益計算書抜粋)
    • 売上高:64,246(+7.2%)
    • 売上総利益:11,248(△7.3%)
    • 営業利益:956(△48.3%)、営業利益率 1.49%(前年同期 3.09%)
    • 経常利益:779(+161.2%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:269(+244.9%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):12.63円(前年 3.66円)
    • 総資産:161,570(前連結会計年度末162,702 → △1,131)
    • 純資産:55,184(自己資本比率 33.8%:安定水準の目安40%未満)
    • 自己資本(参考):54,615百万円
  • 収益性指標(目安との比較)
    • ROE(簡易、期中実績ベース):中間純利益269 ÷ 自己資本約55,184 = 約0.49%(年換算:約0.98%)→ 目安(8%以上)と比較して低い
    • ROA(簡易):269 ÷ 総資産161,570 = 約0.17%(年換算:約0.34%)→ 目安(5%以上)と比較して低い
    • 営業利益率:1.49%(業種平均との比較は業種別平均値参照)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:46.9%(通常ペース:四半期等の季節性により判断要)
    • 営業利益進捗率:23.9%(利益が遅れている)
    • 純利益進捗率:17.9%
    • 過去同期間との比較:売上進捗は堅調だが、利益進捗が著しく遅い
  • キャッシュフロー(資料にCF計算書の明細なし)
    • 現金及び預金:20,077(前期末23,870 → 減少3,793百万円)
    • 営業CF:–(資料に記載なし)
    • 投資CF:–(資料に記載なし、固定資産は増加)
    • 財務CF:–(資料に記載なし)
    • フリーCF:–(算出不可)
    • 営業CF/純利益比率:–(資料不足)
    • 現金同等物残高の推移:23,870 → 20,077(減少)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 季節性:記載なし(ただし電子部品業界では季節や受注変動あり)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:33.8%(目安40%未満のため改善余地あり)
    • 短期借入金:38,232(前期36,736 → 増加)
    • 長期借入金:35,250(前期38,100 → 減少)
    • 流動比率:流動資産84,962 / 流動負債63,244 = 約134.3%(流動比率はおおむね健全)
  • 効率性
    • 総資産回転率(簡易):売上64,246 ÷ 総資産161,570 = 0.40回(年率換算の評価は業界比較要)
  • セグメント別(後述参照)
  • 財務の解説:売上増加にもかかわらず売上総利益が減少し粗利率低下が発生。営業外収益の改善により経常利益は増加したが、本業の採算改善が今後の焦点。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 0(中間期)
  • 特別損失:固定資産処分損 10(百万円)
  • 一時的要因の影響:特別損益は小額のため実質的影響は限定的。中間包括利益が△918百万円となった主因は「為替換算調整勘定の減少(為替差額)」で、為替評価損益が大きく影響。
  • 継続性の判断:為替差損益は継続的に変動する可能性があり、今後も業績変動要因となる。

配当

  • 配当実績と予想(普通株式)
    • 第1四半期末:0.00円(実績)
    • 第2四半期末(中間):0.00円(実績)
    • 期末(予想):20.00円
    • 年間配当予想(普通株式):合計 20.00円(会社予想)
    • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
    • 配当性向:–(算出に必要な年間純利益按分等の前提が不足)
  • 特別配当の有無:なし(普通株式に関して)
  • 種類株式(A種)の配当:A種種類株式は1株当たり55,000円(2026年3月期(予想))が記載(発行数10,000株)
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(発行済株式の増減事象あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 固定資産合計:76,082 → 76,608(増加 526百万円)。資料では「生産能力の増強等の設備投資を実施」と記載。
    • 主な投資内容:大形アルミ電解コンデンサやハイブリッドコンデンサの生産能力増強、アセアン等の生産拠点活用(詳細金額は注記なし)
    • 減価償却費:–(資料に明細なし)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(資料に明細なし)
    • 主な開発テーマ:導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ「HXGシリーズ」、コモンモードチョークコイル「FXシリーズ」、カメラモジュール「MLシリーズ」等を開発・投入

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(資料に受注高・受注残記載なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(注記):14,513 → 14,285(百万円、前期末→当中間期末)
    • 商品及び製品:13,075(当中間期)
    • 仕掛品:13,421(当中間期)
    • 在庫水準は概ね横ばい〜若干減少

セグメント別情報

  • 当中間期(2025/4/1–2025/9/30)のセグメント実績(単位:百万円)
    • コンデンサ(報告セグメント合計):売上 61,873、セグメント利益 927(前年同期:売上 57,648、利益 1,677)
    • 地域別(コンデンサ売上):日本11,406/中国20,771/米州6,325/欧州7,040/その他16,329
    • コメント:コンデンサ事業で売上は増加しているが、セグメント利益が大幅減少(利益率低下)が顕著
    • その他:売上 2,372、セグメント利益 29
  • 前年同期比較:
    • コンデンサ売上:57,648 → 61,873(増加)
    • コンデンサ利益:1,677 → 927(△44.7%)
  • セグメント戦略:データセンター向けサーバー需要(AIサーバー等)への拡販、米国子会社での販売拠点強化、生産拠点の最適地運用による関税対応等を推進

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(第10次中期計画)に沿って、製品開発・生産能力増強・海外販売基盤強化を継続している旨を記載

競合状況や市場動向

  • 市場動向(資料記載の要点)
    • ICT関連(データセンター、生成AIサーバー等)の需要は堅調
    • 自動車関連市場はxEV化等で構造変化があるが、地域・関税の影響で回復が鈍い
    • 産業機器市場は地域によって需要低迷
  • 競合との比較:同業他社との定量比較データは資料に記載なし → 相対的な位置付けは別途同業比較が必要

今後の見通し

  • 業績予想(通期、会社公表値)
    • 売上高:137,000百万円(前期比 +11.7%)
    • 営業利益:4,000百万円(前期比 +6.9%)
    • 経常利益:2,500百万円(前期比 +59.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,500百万円(前期比 +??)
    • 前提為替レート:第3四半期以降 1米ドル=145円
    • 注:通期予想は既に5月13日公表分から修正(修正内容は別紙「差異及び通期予想の修正に関するお知らせ」参照)
  • 予想の信頼性:中間実績を見ると売上は順調だが粗利率低下で営業利益が伸び悩んでおり、下期での採算改善が通期達成の鍵
  • リスク要因:
    • 為替変動(為替差損益が経常利益に大きく影響)
    • 原材料価格・調達コストの変動
    • 米国の関税政策等の地政学的要因
    • 自動車市場や産業機器向け需要の回復遅れ

重要な注記

  • 会計方針の変更:資料中に会計方針変更等の特記事項はなし(会計基準等の改正に伴う変更記載あり)
  • 連結範囲の変更:当中間期における連結範囲の重要な変更はなし(新規/除外ともに該当なし)
  • 発行済株式の後発事象:2025年10月28日、B種種類株式の一部が普通株式に転換され、普通株式499,541株交付(発行済普通株式総数は22,940,395株となる旨の記載)
  • 決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外

(注)不明・未記載の項目は「–」としました。資料は中間決算短信を基にまとめています。投資判断に関する助言は行いません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6997
企業名 日本ケミコン
URL http://www.chemi-con.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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