2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を開示していないため「予想超過/未達」の比較対象はなし(市場予想との比較情報は開示資料に記載なし)。決算数値は四半期累計の速報開示。
- 業績の方向性:売上(営業収益)は前年同期比で微増(+2.2%)だが、営業利益は大幅減(▲92.9%)で増収減益の状況。
- 注目すべき変化:受入手数料(手数料収入)が前年同期比 +13.0% と堅調。一方、販売費・一般管理費が +8.6% と増加し、営業利益圧迫の主要因。自己資本比率が 40.7% → 33.4% に低下(資産拡大に伴う)。
- 今後の見通し:同社は市場変動が大きく業績予想の開示を行っておらず、通期見通し(数値)の開示なし。よって通期達成可能性の判断は開示情報のみでは不可。
- 投資家への示唆:手数料収入のストック化(GBA営業、プラットフォーム拡大)で収益の安定化を目指す一方、プラットフォーム拡大に伴う販管費増加と市場変動リスクで短期的利益は変動しやすい。ROE目標(8%超)達成には収益性改善が必要。
基本情報
- 企業名:アイザワ証券グループ株式会社
- 主要事業分野:証券事業(対面・仲介等の金融商品販売・仲介)、投資事業(上場/未上場投資、不動産等)、運用事業(主にオルタナティブ資産運用)
- 代表者名:代表取締役社長 社長執行役員 藍澤 卓弥
- 問合せ先:取締役 執行役員 大道 浩二(TEL: 03(6852)7744)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月28日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:作成有/決算説明会:開催無し
- セグメント:
- 証券事業:委託手数料、引受・売出し等、顧客向け金融商品販売(主力)
- 運用事業:あいざわアセットマネジメント(オルタナティブ資産運用等)
- 投資事業:アイザワ・インベストメンツ(上場株式投資、ベンチャー投資、不動産等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):39,525,649株
- 期中平均株式数(第3Q累計):31,114,718株
- 期末自己株式数:8,368,823株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算発表・IRイベント:第3四半期分の補足資料作成済(決算説明会は無)
- 株主総会等:–(当該短信内の記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社は通期予想を開示していないため「会社予想との達成率」は不可)
- 売上高(営業収益):15,547 百万円(前年同期比 +2.2%)
- 営業利益:93 百万円(前年同期比 ▲92.9%)
- 経常利益:607 百万円(前年同期比 ▲67.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,076 百万円(前年同期比 ▲24.8%)
- サプライズの要因(実績変動の主因)
- ポジティブ:受入手数料が増加(12,108 百万円、+13.0%)— 株式委託取引増等による。
- ネガティブ:トレーディング損益は減少(2,160 百万円、▲14.3%)、その他の営業収益減少、販売費・一般管理費の増加(14,707 百万円、+8.6%)が営業利益を圧迫。
- 特別損益:投資有価証券売却益等の特別利益が計上されている(特別利益 2,702 百万円、特別損失 286 百万円 → 差引 2,416 百万円の特別利益)。
- 通期への影響:
- 同社は業績予想を開示していないため、今回開示値から通期予想達成可能性を定量的に評価することはできない。市場環境変動が大きく、短期業績は変動しやすい旨を会社も注記。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 営業収益(売上):15,547 百万円(+2.2%/+332 百万円)
- 純営業収益:14,800 百万円(▲0.4%)
- 営業利益:93 百万円(▲92.9%)
- 経常利益:607 百万円(▲67.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,076 百万円(▲24.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):66.74 円(前年同期 86.64 円)
- 収益性指標
- 営業利益率:93 / 15,547 = 約0.60%(低水準)
- ROE(参考:親会社株主に帰属する純資産ベース):2,076 / 34,634 ≒ 6.0%(目安:8%以上で良好 → 未達)
- ROA:2,076 / 137,346 ≒ 1.51%(目安:5%以上で良好 → 未達)
- 進捗率分析(通期予想を非開示のため進捗率は算出不可)
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:137,346(前期末 109,529、+27,817)
- 流動資産:94,859(主な増加:現金・預金 +23,697)
- 投資有価証券:27,892(+2,683)
- 負債合計:88,564(前期末 61,929、+26,635)
- 預り金:46,646(+23,354)
- 短期社債:12,100(+6,100)
- 純資産合計:48,781(前期末 47,599、+1,181)
- 自己資本比率:33.4%(前期末 40.7% → 低下。目安:40%以上で安定)
- 親会社株主に係る株主資本:34,634 百万円
- 流動比率(簡易):流動資産 94,859 / 流動負債 76,615 ≒ 1.24(124%)
- キャッシュ・フロー:第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)。したがって営業CF等の詳細は非開示。現金・預金残高は大幅増(14,405 → 38,102 百万円)。
- 四半期推移(QoQのポイント)
- 四半期別売上(第1Q〜第3Qの合算で計上済):第3四半期単独(Oct–Dec 2025)の営業収益は 5,609 百万円(前四半期5,695→微減)。
- 季節性:業務特性により四半期ごとの変動あり(受入手数料やトレーディング損益が変動要因)。
- 効率性:総資産回転率(売上/総資産)= 15,547 / 137,346 ≒ 0.113(約11.3%:ただし9ヶ月累計ベースのため単純比較に注意)
- セグメント別(第3Q累計)
- 売上(外部顧客ベース、単位:百万円):証券事業 14,841 / 運用事業 132 / 投資事業 573(合計 15,546)
- セグメント利益(百万円):証券事業 891 / 運用事業 △293 / 投資事業 △511 → 合計 87、調整 6 → 連結営業利益 93
- 備考:証券事業が収益の主軸。運用・投資事業は第3Q累計で負の寄与(投資損益や運用関連費用等)。
- 財務安全性
- 自己資本比率 33.4%(安定目安40%以上には未到達)
- 負債/純資産比(負債合計 ÷ 純資産合計)= 88,564 / 48,781 ≒ 1.82(182%)
- 流動比率 約124%(流動性は確保されている水準)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 2,702 百万円(当第3Q累計)
- 特別損失:投資有価証券償還損 270 百万円 等、合計 286 百万円
- 特別損益の影響:差引で約 2,416 百万円の特別利益が計上されており、純利益を下支えしている。特別項目を除くと通常営業ベースの利益は更に低い。
- 継続性:投資有価証券売却益は一時的要因の可能性が高く、恒常的収益性の判断には除外して見る必要あり。
配当
- 配当実績・予定:
- 2025年3月期(実績):中間 48.00 円(内訳:普通 13円 + 特別 35円)、期末 48.00 円(普通 13円 + 特別 35円)、年間 96.00 円
- 2026年3月期:中間 48.00 円(普通 13円 + 特別 35円)を実施。期末(普通配当・未定、特別配当 35円予定)。通期確定配当は未開示。
- 配当方針:2025–2028年(3年間)で総額200億円以上の株主還元を実施予定(うち約100億円を特別配当、残り約100億円を普通配当および自己株式取得等)。※特別配当は前提に基づく見込で変動あり。
- 配当性向・利回り:通期最終公表がないため「配当利回り」「最終配当性向」は通期確定後に算出。中間配当ベースの配当性向等は算出不可。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:開示なし(固定資産増減の明細は限定的)
- 減価償却費:第3Q累計で 331 百万円(前期 198 百万円、増加)
- 研究開発費:該当記載なし
受注・在庫状況
- 該当項目(受注・在庫)は事業特性上および開示資料上に記載なし(–)
セグメント別情報(要点)
- 証券事業:売上の大半を占め、セグメント利益はプラス(891 百万円)。受入手数料が増加し主業の収益基盤を支える。
- 運用事業:売上小規模(132 百万円)でセグメントは赤字(△293 百万円)。
- 投資事業:売上 573 百万円、セグメント損失 △511 百万円(期中の投資評価や運用損益が影響)。
- 地域別売上:開示なし(国内中心との記載はあるが数値開示なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2026/3–2028/3):企業理念の刷新とともに「資産運用・資産形成を通じてお客さまとそのご家族の人生の伴走者となる」をスローガンに、証券事業の変革・投資事業のグレードアップ・運用事業の再構築を掲げ、ROE 8%以上の継続達成を目標に掲げる。
- KPI達成状況:現時点ROE(第3Q累計ベース)≈6.0%で目標に未達。手数料収入のストック化は進展しているが、販管費増や投資損益の影響で収益性改善が必要。
競合状況や市場動向
- 市場感:同社自身が注記している通り、金融商品取引業は国内外の株価・売買高、金利・為替の影響を大きく受ける。第3Qは米国株高など環境変化があったが、自社のトレーディングやその他収益は変動。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは開示資料に無し(–)。証券業界ではストック型手数料比率向上や資産運用ビジネス強化がトレンド。
今後の見通し
- 業績予想:会社は通期業績予想を開示していない(開示代替として確定時点で速報値を開示する方針)。
- 予想の信頼性:過去の声明どおり、同社は市場変動性を理由に予想開示を行わないため、外部による推定は慎重に行う必要あり。
- リスク要因:
- 国内外株価・売買代金の変動(主因)
- 自己勘定(トレーディング)による損益変動リスク
- 為替・金利・資産価格の変動
- 販管費の先行投資(プラットフォーム拡大)による利益押下げ
重要な注記
- 会計方針の重要な変更なし。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(第3Q累計)。
- 添付財務諸表に対する監査人レビュー:無
- 業績予想非開示:金融商品取引業の特性上、通期予想・配当予想は開示していない。期末で開示可能になった時点で速やかに開示する旨。
(注記)
- 記載数値はすべて会社短信(2026年1月28日、2026年3月期 第3四半期連結累計)に基づく。単位は百万円(特に断りない限り)。
- 不明項目・未開示項目は「–」と表記。
- 本まとめは情報整理を目的とし、投資助言を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8708 |
| 企業名 | アイザワ証券グループ |
| URL | https://www.aizawa-group.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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