2026年3月期 第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ:
    • 「先端技術を窮め、オープン・イノベーションで事業成長を目指す」。研究開発(大学・研究機関・ハードウェアベンダ等とのアライアンス)を強化し、高付加価値化と人的資本投資を推進する旨を表明。
  • 業績ハイライト:
    • 売上高 5,317 百万円(前年同期比 +18.3%:良い)、営業利益 827 百万円(前年同期比 +8.2%、営業利益率 15.6%:良い)、経常利益 889 百万円(前年同期比 +9.8%:良い)、当期純利益 623 百万円(前年同期比 +10.1%:良い)。全指標で過去最高(第2四半期ベース)。
  • 戦略の方向性:
    • 研究開発(AI・量子コンピューティング・エッジ・ロボティクス等)を中核に、大学・公的機関やベンダーとの協業で事業化を加速。高単価領域へのシフトと人材育成に注力。
  • 注目材料:
    • 受注高は過去最高(5,944 百万円、前年同期比 +0.9%)だが受注残高は前年同期比 96.1% とやや減少(前年の大型医療案件の反動)。量子クラウドソフト「OQTOPUS」共同開発、ISSロボット協働実証、エッジAIチップ開発、リアルタイム膀胱内視鏡支援など複数の先端案件を公表。
  • 一言評価:
    • 研究開発重点で需要変化に柔軟に対応しつつ堅調な増収増益を維持。短期は人件費・外注費増が利益率に影響する点に留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社セック(Systems Engineering Consultants Co.,LTD.) 証券コード:3741
    • 主要事業分野(事業フィールド):社会基盤システム(高度交通、防衛、医療、環境エネルギー等)、宇宙先端システム(衛星・惑星探査・ロボット・AI等)、モバイルネットワーク(モバイル端末/エッジデバイス等)、インターネット(非接触IC、IoT、クラウド等)
  • 説明会情報:
    • 開催日時:2025年11月25日
    • 説明会形式:資料(IR説明資料)提示。オンライン/オフラインの形式は明記なし(–)。
    • 参加対象:投資家向けIR資料(一般投資家/機関投資家を想定)
  • 説明者: 発表者(役職)とその発言概要:–(資料に個別の発表者・役職の記載なし)
  • 報告期間:
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間累計)
    • 配当支払開始予定日:–(期中配当支払日は資料に未記載)
  • セグメント: 各事業セグメントの名称と概要
    • 社会基盤システムBF:高度交通、医療、官公庁向け等の社会インフラ系システム開発
    • 宇宙先端システムBF:科学衛星、惑星探査、宇宙ロボット、宇宙天文系ソフトウェア開発
    • モバイルネットワークBF:モバイル端末・キャッシュレス端末等のエッジ/サービスシステム開発
    • インターネットBF:非接触IC、IoT、民間向けクラウド・DX関連開発

業績サマリー

  • 主要指標(第2四半期:百万円/前年同期比)
    • 営業収益(売上高):5,317 百万円、前年同期比 +18.3%(良)
    • 営業利益:827 百万円、前年同期比 +8.2%(良)、営業利益率 15.6%(前年同期 17.0% → 若干低下だが水準は高め)
    • 経常利益:889 百万円、前年同期比 +9.8%(良)、経常利益率 16.7%
    • 純利益(当期純利益):623 百万円、前年同期比 +10.1%(良)
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
  • 予想との比較:
    • 会社期初予想に対する達成率(第2四半期累計 vs 期初見込み)
    • 売上高:計画 4,550 → 実績 5,317、達成率 116.9%(超過)
    • 売上総利益:計画 1,530 → 実績 1,556、達成率 101.7%
    • 営業利益:計画 770 → 実績 827、達成率 107.4%(超過)
    • 経常利益:計画 850 → 実績 889、達成率 104.6%(超過)
    • 当期純利益:計画 590 → 実績 623、達成率 105.7%(超過)
    • サプライズの有無:期初予想を上回る着地(ポジティブサプライズ)。
  • 進捗状況(通期見通し 2026年3月期ベース)
    • 通期売上見通し:10,700 百万円 → 第2四半期累計 5,317 百万円で進捗率 49.7%(目安:通期半分で概ね順調=良)
    • 通期営業利益見通し:1,840 百万円 → 第2四半期累計 827 百万円で進捗率 44.9%(若干進捗遅れ)
    • 通期当期純利益見通し:1,395 百万円 → 第2四半期累計 623 百万円で進捗率 44.6%
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率:資料に中期KPIの具体数値は記載なし(進捗は通期比で概ね想定内として据え置き判断)。
    • 過去同時期との進捗比較:第2四半期は過去最高の売上・利益。四半期ベースでは14四半期連続増収増益の流れの後、1Qで増収減益となったが2Qで回復。
  • セグメント別状況(第2四半期売上・構成比・前年同期比)
    • 社会基盤システム:売上 2,718 百万円、構成比 51.1%、前年同期比 +32.3%(主力で高成長=良)
    • 宇宙先端システム:売上 1,399 百万円、構成比 26.3%、前年同期比 +5.5%(増加だが構成比はやや低下)
    • インターネット:売上 843 百万円、構成比 15.9%、前年同期比 +31.3%(好調、非接触IC・DX受注増=良)
    • モバイルネットワーク:売上 355 百万円、構成比 6.7%、前年同期比 -24.3%(減少が継続=注意)
  • 受注関連(第2四半期)
    • 受注高:5,944 百万円、前年同期比 +0.9%(過去最高)
    • 受注残高:6,888 百万円、前年同期比 96.1%(前年の大型医療案件反動で減少=留意)
    • 受注残の今期売上貢献分:4,216 百万円(前年同期比 -1.9%)、来期以降貢献分:2,671 百万円(前年同期比 -6.9%)

業績の背景分析

  • 業績概要(ハイライト・トピックス)
    • 全BFで需要構造の変化に対応し、非接触IC、医療、交通、防衛などの開発が増加。これにより売上・利益が過去最高。受注高は過去最高だが受注残は前年の大型案件の反動で2位に。
  • 増減要因
    • 増収の主要因:社会基盤システム(医療分野の大型・増加)、インターネットBF(非接触IC、民間DX)および宇宙先端の研究案件増。
    • 増益の主要因:売上増により本業利益が拡大。ただし売上原価・外注費・人件費の増加が利益率に影響。
    • 費用増要因:仕入高の前倒し(4.3 億円)、外注費 1,860 百万円(前年同期比 +15.3%)、定期昇給・ベースアップによる人件費増、研究開発費 83 百万円(前年同期比 +35.3%)等。
  • 競争環境:
    • 特定分野(リアルタイム制御、宇宙・医療系の高信頼システム)で技術優位性がある旨を強調。競合他社との比較数値は資料になし(→競争優位性は技術領域に依存)。
  • リスク要因:
    • 人件費・外注費増によるコスト圧迫、受注残の減少(前年大型案件の反動)、モバイルネットワーク需要の継続的減少、供給面の前倒し発注による原価変動、法規制・研究補助金の変動、マクロ(需要減、為替等)。資料にも同様の留意喚起あり。

戦略と施策

  • 現在の戦略(重点テーマ):
    • 研究開発(大学・国・企業・ハードウェアベンダとのアライアンス)強化。対象技術はAI、量子コンピュータ、エッジコンピューティング、デジタルツイン、ロボティクス、XR、BMI等。
    • 高付加価値化:最先端リアルタイム技術で高単価案件・ソリューション化を推進。知財・製品化を核に主体的ビジネス展開。
    • 人的資本投資:AI・データサイエンス等の技術教育強化、ハードウェア領域の人材交流強化。
  • 進行中の施策(主なプロジェクト):
    • 量子コンピューティング:大阪大学中心の「純国産」量子コンピュータの稼働に協力、量子クラウド基盤ソフト「OQTOPUS」共同開発。
    • 宇宙×ロボット:ISS上でのロボット協働実証(PORTRS / ICHIBANミッションに技術協力)。
    • エッジコンピューティング:リザバー(レザバー)計算チップ開発、ロームの「Solist-AI」エコシステム参加、京都リサーチパークでの実証。
    • 医療支援システム:リアルタイム膀胱内視鏡検査支援システムの研究開発・事業化(AMED採択、筑波大スタートアップ等と共同)。
  • セグメント別施策と成果:
    • 社会基盤システム:官公庁・医療の大型案件獲得で売上拡大。
    • インターネット:非接触IC・DX案件の受注増で成長。
    • 宇宙先端:研究開発案件(車両自動走行、宇宙天文)を中心に堅調。
    • モバイルネットワーク:市場縮小傾向のため想定通り縮小対応。
  • 新たな取り組み(説明会での発表):
    • 量子ソフト/クラウド(OQTOPUS)、ISSロボット連携インタフェース開発、エッジAIチップ実装(Solist-AI)、医療系リアルタイム支援システム(FDA対応含む)など多数の公表済プロジェクト。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年3月期 通期、百万円)
    • 売上高:10,700(前期比 +3.9%:良)
    • 売上原価:7,470(前期比 +3.4%)
    • 売上総利益:3,230(前期比 +5.2%)
    • 販管費:1,390(前期比 +8.8%)
    • 営業利益:1,840(前期比 +2.6%)、営業利益率 17.2%
    • 経常利益:2,010(前期比 +6.1%)
    • 当期純利益:1,395(前期比 +3.8%)
  • 予想の前提条件:
    • 前期と同様の需要環境を想定。官公庁主体の社会基盤分野を中心に推進。人件費の増加(定期昇給・大幅ベースアップ)、仕入増、研究開発費増を織り込み。研究開発補助金の増加等の営業外収益を織り込む。税金は今期法定実効税率で計算(前期は賃上げ促進税制適用で恩恵)。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度:
    • 第2四半期の実績が期初想定を上回ったことから、会社は業績予想を据え置き(概ね計画範囲内)。経営トーンは「ほぼ想定通り/順調」との表現で、自信は中程度〜強めと判断できる。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正は無し(据え置き)。理由は第2四半期実績が計画範囲内・想定を上回る展開のため。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期の明確な数値KPI(売上目標やROE目標等)は資料に記載なし。9期連続増収増益を目指す旨。KPI進捗評価は通期見通しと四半期進捗での判断となる。
  • 予想の信頼性:
    • 第2四半期で期初計画を上回る実績。過去の通期予想達成傾向の詳細は資料に記載なし(保守的/楽観的の傾向判断は限定的)。
  • マクロ経済の影響:
    • 国内公共投資や民間のDX投資、研究開発予算の増減、為替(資料では為替影響は言及なし)、人件費上昇等が業績に影響し得る。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 配当性向 40% を目安とし、前期比で毎期増配を目指す方針(長期的還元目標)。
  • 配当実績・予想(1株当たり、円):
    • 22/3期:30.5 円(配当性向 40.0%)
    • 23/3期:34.5 円(40.0%)
    • 24/3期:43.5 円(40.1%)
    • 25/3期:52.5 円(41.7%)※記念配当含む
    • 26/3期(予想):56 円(40.9%)※2025年10月1日に 1→2 の株式分割実施のため、期初予想の111円(分割前)を分割後換算55.5円から56円へ修正
    • 備考:分割前後の表記あり。特別配当は25/3期に記念配当(2.5円相当)あり。
  • 特別配当: 有(25/3期に記念配当を実施)
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載は資料に無し(–)。

製品やサービス

  • 主要製品・サービス・事業化候補:
    • 量子クラウドソフト「OQTOPUS」(量子コンピュータのクラウド公開・運用を支援)共同開発。
    • PORTRS(ISS用多肢ロボットの地上遠隔管理・運搬システム)等、宇宙ロボット関連のシステム。
    • エッジAIチップ(レザバー計算モデル実装)と「Solist-AI」マイコン連携でエッジAIソリューション。
    • リアルタイム膀胱内視鏡検査支援システム(医療機器、薬事・FDA対応を視野にしたプロトタイプ開発)。
  • 協業・提携:
    • 大阪大学(量子)、JAXA(ISS関連)、ローム(Solist-AI)、筑波大学/Vesica Japan(医療)、各種公的研究事業採択等多数。
  • 成長ドライバー:
    • 医療分野の大型案件、非接触IC・民間DX需要、宇宙・ロボティクスの研究案件、量子クラウド・エッジAIの商用化。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:–(資料にQ&A記載なし)
  • 経営陣の姿勢:説明資料からは「研究開発重視」「公共・医療分野を中心とした堅実な受注獲得」「人的投資と高付加価値化」を重視する姿勢が読み取れる。
  • 未回答事項:個別のQ&A記録がないため、受注残の先行き、セグメント別の具体的採算(粗利率)推移、ER/ROE目標の詳細などは明確でない(–)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度:中立〜やや強気。第2四半期の過去最高業績を踏まえ、目標達成に前向きな表現が中心。
  • 表現の変化:前回(前期)と比較して、研究開発・オープンイノベーションへの言及を強めている印象。
  • 重視している話題:研究開発(量子・AI・エッジ等)、高付加価値化、人材育成、官公庁向け社会基盤分野。
  • 回避している話題:個別プロジェクトの収益貢献度や短期の受注残減少に関する深掘り(資料上は簡潔な説明で詳細数値は限定的)。

投資判断のポイント(情報整理:投資助言は行いません)

  • ポジティブ要因:
    • 第2四半期は売上・利益が過去最高を更新(増収増益)。
    • 受注高は過去最高、社会基盤・インターネット分野の受注増。
    • 量子・宇宙・エッジAI・医療といった先端分野での公的研究採択・共同開発実績が蓄積(中長期の成長ドライバー)。
    • 財務は自己資本比率 84.4% と高く、キャッシュも増加(手元流動性は良好)。
  • ネガティブ要因:
    • モバイルネットワークBFの継続的な縮小。
    • 人件費・外注費・仕入前倒しで売上原価・販管費が増加し営業利益率は前年同期から低下。
    • 受注残が前年同期比で減少(前年の大型医療案件の反動)で、来期以降の売上基盤に注意が必要。
  • 不確実性:
    • 補助金・研究採択の継続、税制優遇の有無(前期は賃上げ促進税制で恩恵)や人件費の推移が業績に影響。
    • 量子・宇宙・医療等の先端案件の事業化・採算化タイミング。
  • 注目すべきカタリスト:
    • OQTOPUSの商用化・クラウド公開動向、ISS関連プロジェクトの継続成果、エッジAIチップの実装・顧客展開、リアルタイム医療支援システムの薬事(国内/FDA)進捗、四半期ごとの受注残推移、通期業績の上方修正(あれば)。

重要な注記

  • 会計方針の変更や特有の会計処理:資料に記載なし(–)。
  • リスク要因(資料中の明示): 人件費増、外注費増、受注残の変動、補助金・助成金等の影響、需給環境の変化。
  • その他:2025年10月1日付で普通株式 1→2 株式分割を実施(配当・EPS換算に影響)。資料の末尾に通常の免責文(将来見通しは変動し得る旨)あり。

(注)本まとめは提示された決算説明資料の内容に基づく情報整理であり、投資助言を目的としたものではありません。不明な項目は「–」と表記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3741
企業名 セック
URL http://www.sec.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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