2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想は今回修正(上方修正)。中間実績は会社の通期見通しに対する進捗は売上高で約52.6%、営業利益で約50.0%と概ね見通しに整合。一方、親会社株主に帰属する中間純利益は特別利益(船舶売却益)計上により前年同期比で増益(+20.7%)と好転した。市場コンセンサスとの比較は資料に不明のため記載なし(–)。
  • 業績の方向性:中間は減収減益(売上高△13.4%、営業利益△21.1%、経常利益△16.0%)だが、特別利益の計上で純利益は増加(+20.7%)。
  • 注目すべき変化:固定資産売却益(4,764百万円)が特別利益として計上され、税引前利益・当期純利益を押し上げた点が最大の変化。
  • 今後の見通し:第3・4四半期の前提(為替US$=145円、燃料油US$468/MT)を置き、通期予想を上方修正(売上高212,000百万円、営業利益18,500百万円、親会社帰属当期純利益18,900百万円)。中間実績の進捗から通期達成は可能性ありと判断(ただし海運市況・為替・季節要因のリスクを注視)。
  • 投資家への示唆:中間ベースでは船舶売却益など一時要因が純利益を押し上げているため、継続的な収益力(営業利益ベース)と今後の市況・為替前提の動向を重視する必要あり。

基本情報

  • 企業名:NSユナイテッド海運株式会社
  • 証券コード:9110
  • 上場取引所:東(東証)
  • URL:https://www.nsuship.co.jp
  • 主要事業分野:海運(外航海運・内航海運)、関連情報サービス等(海上輸送が収益の約9割を占める)
  • 代表者:代表取締役社長 山中 一馬
  • 問合せ:経理グループマネジャー 曽根 博一 TEL 03-6895-6400
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日(決算短信)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日〜2025年9月30日、連結・日本基準)
    • 決算補足説明資料:作成有(同日ウェブ掲載)、決算説明会は無
    • 第2四半期決算は監査(レビュー)対象外
  • セグメント:
    • 外航海運事業:連結売上高の約9割を占める主力。ドライバルク、LPG(VLGC)等。
    • 内航海運事業:連結売上高の約1割。ドライ・液体貨物等。
    • その他:情報サービス等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):23,970,679株(中間期)
    • 期末自己株式数:405,062株
    • 期中平均株式数(中間期):23,565,627株
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • 決算説明会:無(補足資料は有)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(中間累計)
    • 売上高:111,529百万円(前年同期比△13.4%)
    • 営業利益:9,240百万円(前年同期比△21.1%)
    • 経常利益:8,483百万円(前年同期比△16.0%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:11,047百万円(前年同期比+20.7%)
  • サプライズの要因:
    • 営業段階では外航海運の市況や為替影響により減収減益。一方、固定資産売却益(船舶売却益)4,764百万円を特別利益として計上したことが純利益増加の主要因。
  • 通期への影響:
    • 2026年3月期通期予想を上方修正(売上高:212,000百万円、営業利益:18,500百万円、親会社帰属当期純利益:18,900百万円)。中間の進捗(売上高進捗約52.6%、営業利益進捗約50.0%、純利益進捗約58.4%)を見る限り、現時点の前提が継続すれば達成可能性はあるが、市況・季節要因・為替変動を注視する必要あり。

財務指標(中間:2025年9月30日時点)

  • 貸借対照表(要点)
    • 総資産:288,822百万円(前期末287,948百万円→+0.3%)
    • 流動資産合計:123,029百万円(現金及び預金49,560百万円)
    • 固定資産合計:165,794百万円(船舶(純額)136,448百万円)
    • 負債合計:117,004百万円(前期末125,210百万円→△6.5%)
    • 純資産合計:171,818百万円(前期末162,738百万円→+5.6%)
    • 自己資本比率:59.5%(安定水準)
  • 損益計算書(中間:6か月)
    • 売上高:111,529百万円(前年同期比△13.4%/△17,194百万円)
    • 売上総利益:13,484百万円
    • 営業利益:9,240百万円(前年同期比△21.1%/△2,466百万円)
    • 経常利益:8,483百万円(前年同期比△16.0%)
    • 税引前中間純利益:13,247百万円(特別利益計上の影響)
    • 親会社株主帰属中間純利益:11,047百万円(前年同期比+20.7%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):468.79円(前年同期 388.39円、+20.7%)
  • 収益性指標(中間ベース、概算)
    • 営業利益率:9,240 / 111,529 = 8.29%(営業利益率:約8.3%)
    • ROE(年換算、概算):(中間純利益11,047×2) / 平均自己資本約167,278 ≒ 13.2%(優良:10%以上)
    • ROA(年換算、概算):(中間純利益11,047×2) / 平均総資産約288,385 ≒ 7.7%(良好:5%以上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:111,529 / 212,000 = 52.6%
    • 営業利益進捗率:9,240 / 18,500 = 50.0%
    • 親会社帰属当期純利益進捗率:11,047 / 18,900 = 58.4%
    • 過去同期間との比較:売上・営業利益は前年同期比で減少しているが、純利益は一時利益で改善
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:21,130百万円(前年同期19,561百万円→増加約+8.0%)
    • 投資CF:1,552百万円(前年同期△8,149百万円→投資支出大幅縮小と船舶売却収入によりプラス化)
    • 船舶取得による支出:△3,354百万円(前年△13,528百万円)
    • 船舶売却による収入:5,402百万円(前年4,739百万円)
    • 財務CF:△10,917百万円(前年△9,710百万円、主に長期借入金返済や配当支払)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約19,578百万円(21,130 − 1,552)
    • 現金同等物残高:67,542百万円(前期末48,421百万円→増加)
    • 営業CF/純利益比率(目安):21,130 / 11,047 ≒ 1.91(1.0以上で健全)
  • 四半期推移(QoQ):資料は累計のみの開示。季節影響(第4四半期の南米雨季等)を注意。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:59.5%(安定水準)
    • 流動比率:流動資産123,029 / 流動負債47,829 ≒ 257%(良好、流動性高い)
    • 負債/資本比(概算):負債117,004 / 純資産171,818 ≒ 0.68(過度なレバレッジではない)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 4,764百万円(老齢船売却による売船益)
  • 特別損失:該当記載なし
  • 一時的要因の影響:特別利益が税引前利益・純利益を大きく押し上げているため、営業ベースの収益力評価と純利益は乖離あり。継続性は限定的(売却益は一過性)。
  • 継続性の判断:船舶売却益は通常一時的なため、将来の業績評価は営業利益・経常利益ベースで見ることが重要。

配当

  • 中間配当:105円(決議済、期中支払予定)
  • 期末配当予想:140円(修正済)
  • 年間配当予想:245円(前回240円→修正)
  • 配当性向方針:連結業績に対する配当性向30%を基準
  • 配当利回り:株価情報が資料にないため –(株価ベースで算出不可)
  • 特別配当:無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資(船舶取得等):当中間期の船舶取得支出 3,354百万円(前年同期13,528百万円、減少)
  • 減価償却費:中間で8,267百万円
  • 研究開発費:明確な記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注情報:該当記載なし(–)
  • 在庫(棚卸資産):12,108百万円(前年同期13,775百万円→減少)
  • 在庫回転日数等:記載なし(–)

セグメント別情報

  • 外航海運事業(主力)
    • 中間売上高:95,546百万円(セグメント利益:7,217百万円)
    • 前年に比べ市況面・為替で減収減益。ドライバルクはケープ型で上昇基調の船価も、全体ではトン数や為替の影響あり。
  • 内航海運事業
    • 中間売上高:15,983百万円(セグメント利益:2,092百万円)
    • 内航は効率運航などで増収増益(セグメント利益は前年同期比で改善)
  • セグメント構成:連結売上に占める外航:約90%、内航:約10%
  • 地域別売上:詳細記載なし(–)

中長期計画との整合性

  • 中期計画:資料内の中期計画進捗に関する具体的な数値は記載なし(–)
  • KPI達成状況:記載なし(–)
  • コメント:株主還元方針(配当性向30%基準)は継続。船隊整備や老齢船売却など資産最適化が進行。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • ドライバルク:中国内需の弱さはあるが鉄鉱石・穀物等の輸送需要は底堅く、紅海・スエズの通航リスクや喜望峰迂回で船腹需給はやや引き締まる状況。
    • VLGC:輸送需要は堅調だがパナマ運河の通航制限の変動で市況は横ばい。
    • 為替:中間期6ヶ月平均で円高寄与(前年153.50→今回146.50、△4.6%)が収益に影響。
    • 燃料価格:中間期6ヶ月平均はUS$526/MT(前年587、△10.4%)でコスト低下寄与。
  • 競合比較:同業他社との相対比較情報は資料に記載なし(–)

今後の見通し

  • 通期見通し(修正後)
    • 売上高:212,000百万円(前回207,000、+2.4%)
    • 営業利益:18,500百万円(前回15,100、+22.5%)
    • 経常利益:16,500百万円(前回13,000、+26.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:18,900百万円(前回16,400、+15.2%)
    • 前提:第3・4四半期の為替US$=145円、燃料油US$468/MT
  • 予想の信頼性:中間実績は一時的売却益により純利益が膨らんでいるため、営業利益・経常利益の動向と会社が示す為替・燃料前提の実現性が重要。過去の達成傾向は資料に詳細なし(–)。
  • リスク要因:
    • 世界経済(中国の粗鋼生産や需給)、米国の通商政策
    • 紅海・スエズ等の地政学リスク、パナマ運河の水位問題
    • 為替変動(ドル円)
    • 燃料価格変動

重要な注記

  • 会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示:該当なし
  • 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外
  • 業績予想・配当予想の修正については別途「業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」を公表済

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9110
企業名 NSユナイテッド海運
URL http://www.nsuship.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 海運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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