2025年11月期 通期決算説明資料・事業計画及び成長可能性資料に関する事項
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: FY25は「投資を継続しつつ収益性を改善、修正後予想を上回って着地」。ISMAP登録やAI連携・パートナー採用により、エンタープライズ獲得を本格化する方針を強調。
- 業績ハイライト: 売上高2,552百万円(前年同期比+21.3%)、営業利益331百万円(+54.7%、営業利益率13.0%)、当期純利益241百万円(+59.9%)。ARRは21.7億円(+15.1%)、契約社数1,546社、ARPU140万円、月次解約率0.35%。
- 良い目安:営業利益率13.0%はSaaSで良好(収益性向上)。
- 要注意:ARR成長率+15.1%は同社目標(中期CAGR約30%)に対して遅れがある点。
- 戦略の方向性: エンタープライズ市場開拓(ISMAP登録活用、プロフェッショナルサービス強化)、収益基盤の多様化(プラットフォーム拡張・OEM)、および全社でのAIネイティブ化(製品+業務改善)。
- 注目材料:
- ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)へのサービス登録完了(公共・金融案件の受注期待)。
- ユーザベースの「Speeda AI Agent for Salesforce」へ帳票機能組込採用(外部連携拡大)。
- 上場時調達資金(755百万円)の計画的充当継続(採用・広告等)。
- 特別損失:約20百万円(monday.com向け追加開発中断・除却)。
- 一言評価: 成長投資を継続しつつ利益率改善を実現した期で、エンタープライズとAIを軸に中期成長を目指すが、ARR成長の早期加速が鍵。
基本情報
- 企業概要: 株式会社オプロ(OPRO Co., Ltd.)/法人向けクラウドサービス(帳票・入力・出力のデータオプティマイズ、販売管理ソリューション等)/代表者:代表取締役社長 里見 一典。
- 説明者: 資料の中心は代表取締役社長 里見 一典(発言概要:上記エグゼクティブサマリー参照)。その他役員による詳細説明は資料に基づくが口頭Q&A記載なし。
- セグメント:
- データオプティマイズソリューション(帳票DX、カミレス等:入力→データ→帳票出力を一気通貫で提供)
- セールスマネジメントソリューション(ソアスク/モノスク等:サブスク販売管理、契約・請求管理)
- フロー型収益(導入支援・プロフェッショナルサービス)※売上の約20%
- ストック型収益(ライセンス等)※売上の80%以上
業績サマリー
- 主要指標(FY25 実績 vs FY24)
- 売上高:2,552百万円、前年同期比 +21.3%(良い目安:高成長)
- 営業利益:331百万円、前年同期比 +54.7%、営業利益率 13.0%(良い目安:収益性改善)
- 経常利益:337百万円、前年同期比 +59.9%
- 純利益(当期純利益):241百万円、前年同期比 +59.9%
- ARR:21.7億円、ARR成長率 +15.1%
- 契約社数:1,546社(FY25期末)
- ARPU:140万円(契約社当たり平均ARR)
- 月次解約率:0.35%(直近12か月平均)
- 従業員数:119名(期末)
- EPS:–(資料に記載なし)
- 予想との比較:
- 修正後の会社予想(2025/10/9発表)に対する達成率:売上高 100.9%、営業利益 115.6%、経常利益 115.3%、純利益 122.1%(資料記載)。
- サプライズ:修正後予想を上回って着地(ARRは想定未達だが、プロフェッショナルサービスが寄与して売上・利益は上振れ)。
- 進捗状況:
- 通期実績としては「着地」した期(進捗率の算出は通期結果であるため–)。
- 中期経営計画への達成度:ARR成長は目標(CAGR約30%)に対しFY25は+15.1%と未達。経営はFY26以降で加速を目指すと表明。
- 過去同時期比較:売上・利益は前年を大幅に上回る伸び。
- セグメント別状況(要点)
- データオプティマイズソリューション:契約社数・ARPUとも増加基調。FY25 Q4で契約社数約1,529社、ARPUは上昇(資料の四半期推移で成長を確認)。営業不要の低価格帯受注が慎重推移の一方、解約率低水準で基盤堅持。
- セールスマネジメントソリューション(ソアスク/モノスク):契約社数は増加だが規模はデータ系より小さい。ARPUは高水準で安定。大手導入事例(ユーキャン等)あり。
- ストック売上比率:FY25通期でも80%超を維持(安定的収益基盤)。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上増加の主因は既存顧客のARPU向上とプロフェッショナルサービスの寄与。大型案件受注(FY23 Q4のARR1億円超)がARPUを押上げた影響も継続。
- 収益性改善はソフトウェアの資産計上(ソフトウェア仮勘定増)やソフトウェア売上の伸長により売上原価の伸びを抑えられた点による。
- 増減要因:
- 増収の主要因:既存顧客からの増額、エンタープライズ案件の拡大、プロフェッショナルサービス売上増。
- 増益の主要因:売上拡大に加えソフトウェア資産計上、効率化(AI活用)等。ただし人件費・広告宣伝費は増加(採用・昇給、ISMAP関連等)。
- 一時要因:monday.com向け追加開発中断による回収不能な初期開発除却などで特別損失約20百万円計上。
- 競争環境:
- 市場は参入障壁が低く競合多数。強みはSalesforce連携の高い割合(ARRの約9割)と豊富なパートナー(大手コンサル等)・顧客事例。
- 差別化要因:ノーコードでの帳票設計、承認ワークフロー、公共向け要件対応(カミレス)など。
- リスク要因(資料抜粋):
- 国内市場依存とDX投資動向の影響(発生可能性:低、影響度:大)
- 優秀な人材の確保・定着(低・大)
- 特定取引先(Salesforce)への依存(低・大)→他サービス連携で依存低減を図る
- 競合の増加(中・大)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画):
- 3つの成長戦略:エンタープライズ市場開拓、収益基盤の多様化、AIネイティブ化。
- 中期目標:ARR100億円をFY31に再設定、CAGR約30%目標、Rule of 40%(売上成長率+営業利益率)継続達成を狙う(目安:売上成長25–30%、営業利益率10–15%)。
- 進行中の施策:
- ISMAP登録(完了)を活用した公共・金融分野での営業強化。
- プロフェッショナルサービス強化(導入支援・定着支援)によりエンタープライズ受注と定着を推進。
- AI Architects Alliance(若手横断プロジェクト)設置、AI機能の製品実装、社内業務のAI化(業務効率30%向上目標)。
- 顧客共創の「オプロ AI活用コミュニティ」開始。
- セグメント別施策:
- データオプティマイズ:帳票DX(oproartsの後継)、カミレス(公共向け)強化、XAデザイナー等のAI機能追加。
- セールスマネジメント:ソアスク/モノスクの機能拡充、Salesforceプラットフォーム上での更なる連携強化。
- 新たな取り組み:
- ユーザベースとの協業(Speeda AI Agent採用)、弁護士ドットコムとの協業など外部連携拡大。
- 金銭信託での運用(12億円)により資金運用・投資の安定化。
将来予測と見通し
- 次期業績予想(FY26見通し)
- 売上高:3,226百万円(FY25比 +26.4%)
- 営業利益:418百万円(+26.4%)、営業利益率 13.0%
- 経常利益:431百万円(+27.9%)
- 当期純利益:304百万円(+26.2%)
- ARR:FY26ではARR30%超成長を見込む(資料記載の見込み)
- 予想の前提条件:
- AI活用による生産性向上を前提に人材・広告販促投資を継続しつつ営業利益率を同水準で維持する計画。
- 為替等マクロ前提の具体値は資料に明示なし(→–)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度:
- ISMAP登録、パートナー協業、AI機能でエンタープライズ案件加速を見込む点を根拠としている。会社側は達成可能性を十分に残した計画と説明。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:FY25中に修正後予想を発表済み(2025/10/9)。FY25実績は修正後予想を上回る着地。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標(ARR100億円/FY31)→CAGR約30%での達成計画。FY25は約22億→FY26以降加速が必要(FY25実績のARR成長+15.1%は中期目標に未達)。
- Rule of 40%:FY26は達成見込みだが、資料では未達の可能性も示唆(成長投資継続のため)。
- 予想の信頼性:
- 直近期は修正後予想を超過着地しており、短期ではある程度信頼可能。ただしARRの伸びが目標に対し遅れている点は留意。
- マクロ経済の影響:
- 国内DX投資動向に依存。為替・金利の直接記載はなし(→–)。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に明確な配当方針の記載なし(→–)。
- 配当実績: 中間配当・期末配当・年間配当の金額の記載なし(→–)。
- 特別配当: なし(資料に記載なし)。
- その他株主還元: 上場時調達資金の使途(採用・広告等)に関する開示、自社株買い等の記載なし(→–)。
製品やサービス
- 主要製品・サービス:
- 帳票DX(oproarts後継): XAデザイナー(帳票設計ツール)、帳票AIマッピング(PDF読み込みで自動マッピング)、多様な出力(PDF/Office)、配信・保管自動化、電子帳簿保存法対応。
- カミレス: 公共/金融向け電子申請サービス(紙帳票イメージのまま内製化、ワンスオンリー、マイナポータル連携等)。
- ソアスク: 無形サブスク向け販売管理(見積・契約・請求・KPI可視化、Salesforce連携)。
- モノスク: 有形サブスク(機器管理/在庫連携/作業管理)向け販売管理。
- サービス提供エリア・顧客層: 主に国内の企業、金融機関、自治体・公共機関。主要顧客に日本郵政、かんぽ生命、マネーフォワード、SMBC信託銀行等。
- 協業・提携: Salesforce連携が中核。ユーザベース(Speeda)、弁護士ドットコム、大手コンサル(アクセンチュア、デロイト等)と協業。
- 成長ドライバー: エンタープライズ大型案件、公共DX(ISMAP活用)、AI機能によるプロダクト強化と運用効率化、OEM/パートナー経由の拡販。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの記載:資料内にQ&Aの詳細記載なし(→–)。
- 経営陣の姿勢:資料・発表内容からは成長投資(採用・AI・広報)に前向きで、エンタープライズ獲得に注力するスタンスが明確。
- 未回答事項: EPS、配当、説明会の開催情報、予想前提の詳細(為替など)は明示なし。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 全体として中立〜強気。売上・利益目標を上方に設定し、ISMAP登録やAI施策を強調。だがARR成長の遅れは認識しており、FY26での加速に慎重さも示す。
- 重視している話題: エンタープライズ獲得、AIネイティブ化、パートナー戦略、公共領域(ISMAP)。
- 回避している話題: 配当方針、具体的な採用数(FY28の200名計画は見直し中)や詳細の財務前提(為替等)。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 売上・利益の同時成長(FY25は修正後予想超過)。
- 高いストック比率(80%超)で安定収益基盤。
- ISMAP登録により公共・金融案件の拡大余地。
- Salesforceとの深い連携、紹介経由の高い新規受注比率(過去2期で紹介約69%)。
- AIを活用した製品差別化・業務効率化の推進。
- ネガティブ要因:
- ARR成長が中期目標(CAGR約30%)に対し遅れ(FY25 +15.1%)。
- 特定プラットフォーム(Salesforce)への依存度が高い(ARRの約9割がSalesforce連携サービス)。
- 競合多数で価格競争や新規参入リスク。
- 不確実性:
- 公共DX・企業のDX投資の景況感(国内市場依存)。
- 大型エンタープライズ受注の獲得・定着の実績継続。
- AI機能の市場適合性と顧客受容速度。
- 注目すべきカタリスト:
- FY26(2026年11月期)業績:ARR30%超の成長達成可否、営業利益率維持。
- 大手コンサルパートナー経由の大型案件受注・導入(具体案件の発表)。
- 公共・金融分野でのISMAP活用事例の増加。
- AIプロダクトの正式発表(ユーザー会2月の発表)および顧客共同開発の進捗。
重要な注記
- 会計方針: ソフトウェアは資産計上(ソフトウェア仮勘定)しており、これが売上原価や利益に与える影響を開示。特別損失(約20百万円)計上あり。
- リスク要因: 資料内「リスク情報」参照(DX投資動向、採用・育成、特定取引先依存、競合等)。
- その他: 金銭信託投資12億円の運用(安全性高い金融商品)、上場時調達資金の充当実績と今後の計画継続(修正なし)。次回事業計画更新は2027年1月中旬予定。
(不明項目は — と表記しました。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 228A |
| 企業名 | オプロ |
| URL | https://www.opro.net/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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