2025年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場・会社予想との比較は開示値のみ(会社予想は通期で営業利益0百万円、当第3四半期累計の営業利益は3百万円)。通期予想は修正済み(下方修正)で、決算内容は「ほぼ予想どおり(会社が既に通期予想を修正)」と評価可能。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」= 売上高47,348百万円(△4.0%)、営業利益3百万円(△99.5%)。
- 注目すべき変化:木質建材事業はセグメント損益が改善(500百万円の黒字、前年同期はセグメント損失43百万円)。一方、合板事業は需要低迷で売上高△9.0%、セグメント利益は前年同期比△66.9%。連結範囲の変更(㈱アリモト工業を第1Qより連結)あり。
- 今後の見通し:2025年11月期通期見通しを修正済み。通期売上63,500百万円(△5.3%)、営業利益0百万円(△100%)、親会社株主に帰属する当期純利益△600百万円。第3四半期累計の進捗(売上進捗約74.6%)を見ると通期予想達成の見込みはQ4の動向次第だが、会社はゼロ益見込みに修正しておりハードルは低い。
- 投資家への示唆:住宅着工の低迷と合板価格の低迷が収益を圧迫。木質建材の販売拡大で改善の兆しはあるが、外部環境(建築市場、原燃料・物流コスト)の改善がない限り収益回復は限定的。配当は下方修正(年間33.00円→前期42.50円→今回33.00円)されており、株主還元は縮小。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ノダ
- 主要事業分野:木質建材・合板等の製造販売、内装建材シリーズや構造用面材の販売、施工(材工)提案等
- 代表者名:代表取締役社長 野田 励
- URL:https://www.noda-co.jp
- 問合せ先:取締役経営企画部長 良知 正啓 TEL 03-5687-6222
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月15日
- 対象会計期間:2025年11月期 第3四半期累計(2024年12月1日~2025年8月31日)
- 決算説明会資料:作成なし、決算説明会:無し
- セグメント:
- 木質建材事業:内装建材「カナエル」、構造用面材「HBW」、防音工法「シャーオン」等の販売・施工提案
- 合板事業:国産針葉樹合板、輸入南洋材合板の生産・販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):17,339,200株
- 期末自己株式数:1,683,586株
- 期中平均株式数(第3Q累計):15,655,614株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回(第3四半期)公表済
- 株主総会:–(本資料に記載なし)
- IRイベント:決算説明会は実施せず、別途「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を公表済
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較:通期予想は修正済)
- 売上高:47,348百万円(前年同期比△4.0%)。通期予想63,500百万円に対する進捗率:約74.6%。
- 営業利益:3百万円(前年同期比△99.5%)。通期予想0百万円に対する進捗は「算術的には達成」だが通期ゼロ益見込みへ下方修正済のため評価は限定的。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△472百万円(四半期累計)。通期予想△600百万円に対する累積は約78.7%(損失の進捗として)。
- サプライズの要因:
- 主因は販売数量の伸び悩み(住宅着工の低迷)、合板の販売価格が前年同期を大きく下回ったこと、原材料・物流・電力等コストの上昇あるいは高止まり。
- 木質建材分野での販売努力や連結子会社(アリモト工業)取り込みが寄与しセグメント損益は改善。
- 通期への影響:
- 既に通期予想は修正済(営業利益0、当期純損失△600百万円)。第3四半期累計の売上進捗は高めだが、Q4における価格回復・販売増がなければ通期で黒字化は困難。逆にQ4に季節性や政策影響で回復がなければ通期予想の下振れリスクあり。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:72,398百万円(前期末74,182百万円、△1,784百万円)
- 純資産:38,520百万円(前期末38,922百万円、△402百万円)
- 自己資本比率:45.8%(前期末45.2%)(安定水準)
- 現金及び預金:20,000百万円(前期末22,138百万円、△2,137百万円)
- 収益性(第3四半期累計:金額・前年同期比)
- 売上高:47,348百万円(△4.0%、前年 49,306百万円)
- 営業利益:3百万円(△99.5%、前年 689百万円)
- 経常利益:△25百万円(前年 734百万円、前年同期比大幅悪化)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△472百万円(前年 △1,936百万円、損失幅は縮小)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△30.15円(前年 △122.14円)
- 収益性指標
- ROE(概算、親会社株主に帰属する当期損益÷自己資本(参考自己資本 33,144百万円)):約 -1.4%(目安:8%以上が良好)
- ROA(概算、当期損益÷総資産):約 -0.65%(目安:5%以上が良好)
- 営業利益率:3 / 47,348 = 約0.006%(非常に低水準。業種平均と比べて低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率:約74.6%(47,348 / 63,500)
- 営業利益進捗率:通期目標0百万円のため数値化困難。ただし累計でほぼゼロに近い水準。
- 純利益進捗率:約78.7%(累計損失472 / 予想損失600、損失の到達割合)
- 過去同期間との比較:売上は微減、営業利益は大幅悪化(前年は689百万円の営業黒字)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(第3四半期累計は未作成)。ただし貸借対照表より:
- 現金及び預金は20,000百万円(前期末22,138百万円、減少2,137百万円)
- 短期借入金は7,804.7百万円(前期末7,204.6百万円、増加600百万円)
- 長期借入金は3,623.5百万円(前期末2,497.3百万円、増加1,126.2百万円)
- フリーCF(営業CF-投資CF):資料未作成のため算出不可(表示は—)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF未提示)
- 四半期推移(QoQ)
- 資料は累計比較の形で提供。直近四半期の単独QoQ数値は資料に明確記載なし。
- 季節性:住宅関連は年度内で変動あり。第4四半期~期末にかけての着工動向に影響を受ける。
- 財務安全性
- 自己資本比率45.8%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 負債合計:33,878百万円(前期末35,260百万円、減少)
- 流動比率:流動資産43,755百万円/流動負債22,704百万円=約192.7%(流動比率良好)
- 効率性
- 減価償却費(第3四半期累計):1,398百万円(前年1,356百万円)
- 総資産回転率等の細目は資料不足のため–(売上/総資産による単純回転:約0.65回/年)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 3,401千円
- 特別損失:固定資産除却損 143,641千円(前期89,827千円)
- 一時的要因の影響:特別損失の増加は四半期損益を押し下げる要因。だが本業の収益悪化(合板価格低下・販売数量不振)が主因。特別損失は一時的要因と見做せるが固定資産除却は今後も発生し得るため継続性は限定的。
- 継続性の判断:合板需要低迷や材料価格動向は中長期的に変動する可能性があり、業績への影響は継続的リスク。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年11月期(実績):年間42.50円(中間22.50円、期末20.00円)
- 2025年11月期(第3Q時点):中間18.00円(支払済)、期末予想15.00円、年間予想33.00円(注:直近公表配当予想から修正有り)
- 配当性向:通期ベースで算出すべきだが、通期予想は当期純損失見込みのため配当性向は計算対象外/–。(株価に対する配当利回り:資料に株価情報無しのため –)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの開示なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資・R&D:第3四半期資料に設備投資額やR&D費の明確記載なし(–)
- 減価償却費:1,398,131千円(前年同期1,356,534千円)
- のれん償却:12,374千円(第1四半期連結会計期間より連結した㈱アリモト工業に関連)
受注・在庫状況(該当する業種の注記)
- 受注状況:受注高・受注残は記載なし(–)
- 在庫状況:
- 製品(製品在庫):7,300百万円(前期末6,662百万円、増加637百万円)
- 仕掛品:1,539百万円(前期末1,385百万円、増加154百万円)
- 原材料及び貯蔵品:3,087百万円(前期末2,943百万円、増加144百万円)
- 在庫の内訳は上記のとおり。会社は適正在庫維持のため生産調整を実施した旨。
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3四半期累計)
- 木質建材事業:売上29,238百万円(前年同期比△0.5%)、構成比61.8%、セグメント利益500百万円(前年は△43百万円→改善)
- 合板事業:売上18,110百万円(前年同期比△9.0%)、構成比38.2%、セグメント利益672百万円(前年同期比△66.9%)
- セグメント合計:売上47,348百万円(△4.0%)、セグメント利益合計1,172百万円、調整額△1,168百万円を経て営業利益3百万円
- 戦略的事項:
- 木質建材事業では「カナエル」や「HBW」、「シャーオン」の拡販、施工(材工)の拡大、アリモト工業との連携強化で新規顧客獲得や非住宅領域へ展開。
- 合板事業は需要低迷で販売価格が低下、輸入材は採算悪化。生産調整で在庫適正化を図るも回復遅延。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に明示的な中期計画の数値は記載なし(–)
- KPI達成状況:のれんの発生(アリモト工業連結)等、連結拡大は進展。収益性改善KPIは未達成領域あり。
競合状況や市場動向
- 市場動向:住宅着工戸数の低迷、建築費高騰、職人不足、建築基準法改正の反動等が需要に影響。合板の荷動き回復は限定的で、国産針葉樹合板は価格底打ち後横ばい。
- 競合比較:同業他社の詳細比較は資料に無し(–)。ただし合板・建材業界全体で需要調整が続く状況。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(修正後):売上63,500百万円(△5.3%)、営業利益0百万円(△100%)、経常利益0百万円、親会社株主に帰属する当期純利益△600百万円、EPS △38.32円
- 会社予想の前提:添付資料参照(為替等の前提は本短信には詳細記載なし)
- 予想の信頼性:会社は通期予想を修正済み。過去の予想達成傾向についての明示はなし(–)。
- リスク要因:
- 建設需要の追加悪化(新設・リフォームとも)
- 原材料(合板原木、MDF等)・輸入材価格変動、物流費・電力費上昇
- 為替変動(輸入材コストへの影響)
- 規制・法改正の影響(建築基準法等の改正による一時的な駆け込みと反動)
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の改正を第1四半期連結会計期間の期首から適用。四半期連結財務諸表への影響はなし。
- 連結範囲の重要な変更:
- 第1四半期より非連結子会社だった株式会社アリモト工業を連結子会社化(のれん63,245千円計上)。
- その他:
- 第3四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
(注記)不明項目は「–」で示しています。本概要は公表資料に基づく要約であり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7879 |
| 企業名 | ノダ |
| URL | http://www.noda-co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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