2025年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想との直接比較資料(当該期の期初予想)は開示資料に含まれておらず、会社予想比の上振れ/下振れは判断不能(会社予想との比較:–)。市場予想との比較情報も提供資料に無し(市場予想との比較:–)。
  • 業績の方向性:減収増益。売上高304,123百万円(前期比△1.4%)、営業利益3,391百万円(同+828.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,419百万円(同+326.7%)。
  • 注目すべき変化:営業・経常・当期純利益が大幅改善。営業利益は前期365百万円→3,391百万円に増加(主因:グローバルの生産体制適正化や一過性トラブル解消など)/当期純利益は投資有価証券売却益(7,416百万円)や製品保証引当金戻入(1,130百万円)等の特別利益計上も寄与。
  • 今後の見通し:2026年10月期の会社予想は売上4,010億円、営業利益54億円、経常利益65億円、親会社株主に帰属する当期純利益2,850百万円(うち「負ののれん」見込計上額250億円を織り込む)。取得子会社の連結反映(ハイレックスアクトを2026年度第1四半期より連結)により数字が変動する見込み。
  • 投資家への示唆:利益改善は実態改善(生産体制適正化、トラブル解消)+一時要因(投資有価証券売却益、特別益/損失)の複合。継続的収益基盤の改善状況(地域別の採算改善、顧客構成の推移)とM&A(ハイレックスアクト)後の統合効果・負ののれんの扱いに注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ハイレックスコーポレーション(コード 7279)
    • 主要事業分野:自動車用コントロールケーブル、ウインドレギュレータ、ドアモジュール、ドアラッチ、パワーリフトゲート等の製造・販売(地域別に生産・販売)
    • 代表者名:代表取締役社長 寺浦 太郎
    • URL:https://www.hi-lex.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年12月12日
    • 対象会計期間:2024年11月1日~2025年10月31日(2025年10月期:通期・連結)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)、決算補足説明資料作成:有(2025/12/22掲載予定)
  • セグメント(報告セグメント:地域別、6区分)
    • 日本/北米(米国・メキシコ)/中国/アジア(主に韓国、インドネシア、インド)/欧州(ハンガリー等)/南米(ブラジル)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):38,216,759株
    • 期末自己株式数:1,251,699株
    • 期中平均株式数:37,443,762株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定(開示済み)
    • 定時株主総会予定日:2026年1月24日
    • 配当支払開始予定日:2026年1月26日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年1月23日

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 会社予想との比較:–(当連結会計年度(2025年10月期)についての会社期初予想は提供資料に記載無し)
    • 売上高:304,123百万円(達成率:–)
    • 営業利益:3,391百万円(達成率:–)
    • 純利益(親会社株主):8,419百万円(達成率:–)
  • サプライズの要因:
    • 営業利益上振れ要因:北米・中国・アジア等での生産体制適正化(工場閉鎖・縮小等)や、北米の一過性生産設備トラブル解消により採算改善。
    • 特別損益の影響:投資有価証券売却益7,416百万円、製品保証引当金戻入1,130百万円等の特別利益が当期純利益を押し上げる一方、韓国・スペイン子会社の退職特別加算金(1,449百万円)、減損損失(1,241百万円)、製品保証引当金繰入(840百万円)等の特別損失も計上。
  • 通期への影響:
    • 次期(2026年10月期)予想ではM&A(ハイレックスアクト)の連結化や「負ののれん」仮計上(見込額250億円)が織り込まれており、予想値の変動要因が大きい。現時点で通期達成可能性は、為替・市場動向・M&Aの実際の影響に依存。

財務指標

  • 要旨(主要数値:百万円)
    • 売上高:304,123(前期308,382、△1.4%)
    • 営業利益:3,391(前期365、+828.9%)
    • 経常利益:7,272(前期2,727、+166.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:8,419(前期1,973、+326.7%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):224.87円(前期52.60円)
    • 総資産:276,997(前期270,260、+2.5%)
    • 純資産:191,692(前期184,587、+3.9%)
    • 自己資本比率:63.2%(前期62.5%)(安定水準)
    • 1株当たり純資産(BPS):4,737.56円(前期4,503.79円)
  • 収益性指標(開示値)
    • ROE(自己資本当期純利益率):4.9%(目安:8%以上良好 → 現状はやや低めだが改善)
    • ROA(総資産経常利益率):2.7%(目安:5%以上で良好 → まだ目標に届かず)
    • 営業利益率(売上高営業利益率):1.1%(業種平均と比較:自動車部品業では製品ミックスにより差異)
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業CF:12,023(前年11,813、+1.8%)
    • 投資CF:665(前年445、+49.4%)※投資CFは収入超過(投資有価証券売却等が寄与)
    • 財務CF:△6,892(前年△4,522、支出拡大)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):約11,358百万円(営業CFに対して投資が小さく良好)
    • 営業CF / 親会社株主に帰属する当期純利益比率:約1.43(12,023 / 8,419)(目安1.0以上で健全 → 良好)
    • 現金及び現金同等物残高:54,684(前年48,476、+6,208、+12.8%)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:63.2%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 有利子負債(概算):短期借入金7,491 + 長期借入金1,012 = 約8,503百万円(低水準)
    • キャッシュ・フロー対有利子負債比率(開示値):0.7年(参考指標)
    • インタレスト・カバレッジ・レシオ(開示値):31.0倍(良好)
  • 効率性:総資産回転率・売上高営業利益率の改善余地あり(営業利益率は1.1%と低い水準だが改善中)
  • セグメント別(抜粋:当期外部売上高・セグメント利益 → 百万円)
    • 日本:売上高 53,546(セグメント合計計58,839、前年比 +4.8%)、セグメント利益 1,295(前年:1,585 → △18.3%)
    • 北米:売上高 102,987(前年比 △1.5%)、セグメント利益 349(前年は大幅赤字→改善)
    • 中国:売上高 47,960(前年比 +0.7%)、セグメント利益 1,295(前年比 +28.1%)
    • アジア:売上高 70,962(前年比 △2.7%)、セグメント利益 3,102(ほぼ横ばい)
    • 欧州:売上高 25,650(前年比 △11.5%)、セグメント損失 △85(前期は黒字→採算悪化)
    • 南米:売上高 3,014(前年比 +11.4%)、セグメント損失 △116(立ち上げコスト等)
  • 財務の解説:
    • 売上は北米・欧州の減産や一部顧客の減産で若干減少したが、構造改善策と一過性トラブル解消で営業損益は大幅改善。投資有価証券売却等の財務収益が経常利益を押上げ、当期純利益は特別項目の影響で大幅増。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(主な項目)
    • 投資有価証券売却益:7,416百万円(政策保有株式売却等)
    • 製品保証引当金戻入:1,130百万円
    • 固定資産売却益等:94百万円
  • 特別損失(主な項目)
    • 退職特別加算金(スペイン・韓国子会社等):1,449百万円
    • 減損損失:1,241百万円(ハイレックスメディカル等)
    • 製品保証引当金繰入:840百万円
    • 投資有価証券評価損、貸倒損失等:合計あり
  • 一時的要因の影響:
    • 当期純利益の大幅増は投資有価証券売却益など一時的な特別利益が大きく寄与。営業利益の改善は実態的だが、当期純利益の増加は一時的要因の影響を受けている。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却益は非継続要因の可能性が高く、同規模の特別利益が継続するとは限らない。営業改善の持続性(北米の構造改善、欧州の回復等)を確認する必要あり。

配当

  • 当期(2025年10月期)実績:
    • 中間配当:23.00円
    • 期末配当:23.00円(予定)
    • 年間配当:46.00円(配当金総額 1,701百万円、配当性向(連結)20.5%)
  • 次期(2026年10月期)予想:
    • 中間配当:普通 26.50円+記念配当27.00円(創業80周年記念)=中間合計 53.50円
    • 期末配当:26.50円
    • 年間配当(予定、記念配当含む):80.00円(普通のみだと53.00円)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
  • 配当方針:長期安定配当を基本としつつ成長投資・自己株取得等とのバランスで判断。自己株式取得実績あり(当期中に自己株式取得支出1,500百万円)。
  • 特別配当:2026年中間に創業80周年記念配当27.00円を予定(一時的)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当期):総額 9,969百万円(注:本表各所で9,814~9,969等の表記あり。決算短信本文では99億6千9百万円=9,969百万円)※日本国内の設備更新、中国・韓国・北米子会社での受注品設備投資が中心
  • 減価償却費:9,471百万円(前年10,252百万円)
  • 研究開発費(販管費内):4,630百万円(前年4,507百万円)
  • 主な投資テーマ:生産キャパシティ最適化、工場の自動化・DX化、新製品開発、M&A(ハイレックスアクト)等

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注情報:資料内の受注高/受注残高の詳細数値は記載なし(–)
  • 在庫(棚卸資産):商品・製品12,582百万円(前期11,954)、仕掛品5,152百万円(前期4,210)、原材料及び貯蔵品19,987百万円(前期18,585)
  • 在庫回転日数:資料に明示無し(–)

セグメント別情報(要点)

  • 日本:売上高58,839百万円(前期比+4.8%)、営業利益1,295百万円(△18.3%)
    主因:パワーリフトゲート売上増。開発費増加、ハイレックスアクト株式取得に伴う手数料等で営業減益。
  • 北米:売上高103,022百万円(前期比△1.5%)、営業利益349百万円(赤字脱却)
    主因:主要顧客の減産で売上減だが、生産キャパ縮小とトラブル解消で採算改善。
  • 中国:売上高51,387百万円(前期比+0.7%)、営業利益1,295百万円(+28.1%)
    主因:パワーリフトゲート増販、製造コスト削減、不採算工場規模縮小。
  • アジア:売上高80,515百万円(前期比△2.7%)、営業利益3,102百万円(ほぼ横ばい)
    主因:韓国の売上減少等。工程改善で採算改善だが遡及修正等で影響。
  • 欧州:売上高25,726百万円(前期比△11.5%)、営業損失85百万円(前期は利益)
    主因:欧州自動車市況不振で操業度低下。
  • 南米:売上高3,014百万円(前期比+11.4%)、営業損失116百万円(立ち上げコスト等)
  • 地域別で見ると、北米・中国・アジアが売上の主力。欧州の採算低下が課題。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画との整合性:同社はドアクロージャー・モジュール分野での世界トップを目指し、M&A(ハイレックスアクト完全子会社化)で技術・製品ラインを強化。2026年度以降の連結範囲拡大で数値が変動する点に要留意。
  • KPI達成状況:開示KPIの詳細は別資料参照だが、営業利益率向上・キャッシュ創出は進展。一方で欧州の業績改善など課題あり。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:世界自動車生産は地域差(日本・米国減、中国増)。EV化は継続するが一時的に鈍化の指摘あり。サプライヤー再編の進行。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較データは本資料に無し(–)。地域別顧客(現代自動車、Stellantis、起亜、トヨタ等)への依存度・構成変化が競争力に影響。

今後の見通し

  • 業績予想(会社公表:2026年10月期、連結、百万円)
    • 売上高:401,000(+31.9%)
    • 営業利益:5,400(+59.2%)
    • 経常利益:6,500(△10.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:28,500(+238.5%)※注:当期純利益には「負ののれん」見込計上額250億円を織り込む
    • 為替前提:対米ドル平均 148円
  • 予想の信頼性:買収(ハイレックスアクト)の連結反映と「負ののれん」計上が予想値に大きく影響するため、今期予想は外部要因・会計上の前提に敏感。
  • リスク要因(開示より抜粋):為替変動、主要市場(日本、北米、中国、欧州等)の需要変動、原材料価格、M&Aの統合リスク、通商政策等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準の改正を適用(連結財務諸表への影響は無いと記載)。
  • 会計上の見積り変更:退職給付の費用処理年数を14年→11年に変更(営業利益等に47百万円の増益効果)。
  • 重要な後発事象:三井金属アクト(現:株式会社ハイレックスアクト)を取得し完全子会社化(取得対価:現金13,325百万円、アドバイザリー費用等377百万円、取得日2025/11/4、みなし取得日2025/10/01)。のれん・受入資産負債の金額は現時点で未確定。次期利益予想には負ののれん250億円見込を織り込んでいるが概算で変動の可能性あり。

(注記)

  • 数値はすべて連結ベース、金額は百万円単位で記載されている箇所はそのまま表記。
  • 不明な項目・資料に記載のない項目は“–”として省略しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7279
企業名 ハイレックスコーポレーション
URL http://www.hi-lex.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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