2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず(修正無し)、第3四半期累計実績は概ね想定の範囲内。ただし一時利益(投資有価証券売却益1,327百万円)の計上により親会社株主帰属四半期純利益は大きく上振れ(前年同期比+18.8%)。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収(▲7.5%)・減益(営業利益▲5.7%)」だが、最終利益は一時利益で増益。
  • 注目すべき変化:上海の合弁会社(上海尤希路化学工業有限公司)が2025/9/29の株主割当増資で持分50%に低下し連結除外→持分法適用関連会社化。これにより中国セグメントの売上・利益が大幅に縮小(売上▲68.6%、営業利益▲77.9%)した点が業績差の主要要因。
  • 今後の見通し:通期予想(売上51,200百万円、営業利益4,600百万円、当期純利益4,900百万円、配当98円)は変更なし。第3四半期累計の進捗は売上75.8%、営業利益83.2%、親会社純利益92.2%と進捗は高いが、純利益の上振れは一時項目が影響しているため注意。
  • 投資家への示唆:中国合弁の連結除外による構成変化および一時利益の有無が業績比較に大きく影響しているため、実質的な業績トレンドを見る際は「持続的な営業利益(コア利益)」や地域別の業績(中国除く動向)を重視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ユシロ
    • 主要事業分野:金属加工油剤関連事業、クレンリネス関連事業(ビルメンテ等)等の製造・販売(自動車関連が主要顧客)
    • 代表者名:代表取締役社長 社長執行役員 有坂 昌規
    • 上場市場・コード:東証 5013
    • URL: https://www.yushiro.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料:作成あり(当社サイト掲載予定)、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 日本:国内販売(主に自動車向け等)
    • 南北アメリカ:米国、ブラジル、メキシコ等(現地販売)
    • 中国:中国(上海合弁の連結除外により持分法適用)
    • 東南アジア/インド:タイ、マレーシア、インド、インドネシア等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む):13,900,065株
    • 期末自己株式数:875,645株
    • 期中平均株式数(四半期累計):13,291,490株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明資料掲載:2026年2月6日(予定)
    • 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は通期予想に対する進捗率で示す)
    • 売上高:38,809 百万円(前年比 △7.5%)→通期予想51,200百万円に対する進捗率 75.8%
    • 営業利益:3,827 百万円(前年比 △5.7%)→通期予想4,600百万円に対する進捗率 83.2%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:4,519 百万円(前年比 +18.8%)→通期予想4,900百万円に対する進捗率 92.2%
  • サプライズの要因:
    • プラス要因:投資有価証券売却益1,327百万円計上(特別利益)が純利益を押し上げ。
    • マイナス要因:上海合弁会社を連結範囲から除外(持分法適用)したことに伴う売上・営業利益の減少(中国セグメントの寄与が大幅縮小)。また、人件費・経費増加とシンジケートローン更新手数料74百万円の計上が営業外費用を押上げ。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正を行っていない。営業利益は進捗が高く(83.2%)、通期達成の可能性は示唆されるが、純利益の高進捗は一時的要因が大きい点に留意すべき。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計)
    • 売上高:38,809 百万円(前年比 △7.5% / △3,168百万円)
    • 売上総利益:13,129 百万円(前年13,149百万円)
    • 販管費:9,302 百万円(前年9,089百万円)
    • 営業利益:3,827 百万円(前年比 △5.7%)→営業利益率 9.9%(3,827/38,809)
    • 経常利益:4,845 百万円(前年比 △3.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:4,519 百万円(前年比 +18.8%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):340.03 円(前年279.82円、+約21.5%)
  • 貸借対照表(2025/12/31)
    • 総資産:64,584 百万円(前期末比 +1,179百万円)
    • 純資産:46,234 百万円(前期末比 +1,264百万円)
    • 自己資本比率:71.3%(安定水準、前期68.5%)
    • 現金及び預金:11,629 百万円(前期12,380百万円、▲750百万円)
    • 受取手形及び売掛金:8,695 百万円(▲1,234百万円)
    • 投資有価証券:7,459 百万円(+1,875百万円)
  • 収益性指標
    • ROE(目安:8%以上良好):約9.8%(計算:4,519 / 46,054)※資料中の自己資本46,054百万円を使用(良好水準)
    • ROA(目安:5%以上良好):約7.0%(4,519 / 64,584、良好)
    • 営業利益率:約9.9%(業種別平均は資料記載無し → 参考値で評価)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計進捗)
    • 売上高進捗率:75.8%(通常期中の進捗だが地域・季節性要因に依存)
    • 営業利益進捗率:83.2%(高進捗)
    • 純利益進捗率:92.2%(高進捗だが一時利益の影響)
    • 過去同期間との比較:営業利益は前年同期比で減少しているが、通期予想比での進捗は良好
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は「作成していない(未提示)」ため詳細不明
    • 減価償却費:881 百万円(前年837百万円)
    • のれん償却額:189 百万円(前年191百万円)
    • 現預金はやや減少(12,380→11,629百万円)
    • 営業CF/純利益比率:計算不可(CF未提示)。注記あり。
  • 四半期推移(QoQ):個別四半期の数値は短信に詳細なし(累計ベースのみ提示)
  • 財務安全性
    • 流動資産:28,887 百万円、流動負債:13,301 百万円 → 流動比率 ≈217%(良好)
    • 有利子負債(概算):短期借入金5,768百万円 + 長期借入金56百万円 = 5,824百万円(負債の規模は小さい)
    • 負債合計:18,349 百万円
    • 自己資本比率:71.3%(安定水準)
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細指標は資料に記載なし(計算に必要な平均資産等の情報は省略)
  • セグメント別(売上高・営業利益)
    • 日本:売上 14,932 百万円(+1.2%)、営業利益 616 百万円(▲19.8%)
    • 南北アメリカ:売上 16,847 百万円(▲1.7%)、営業利益 2,787 百万円(+1.1%)
    • 中国:売上 1,486 百万円(▲68.6%)、営業利益 79 百万円(▲77.9%) ← 連結除外の影響大
    • 東南アジア/インド:売上 5,544 百万円(+3.5%)、営業利益 702 百万円(+23.2%)
    • セグメント解説:日本は売上増だが費用増で利益低下、南北アメリカは原料安で利益改善、中国は連結除外で大幅減、東南アジア/インドは二輪等需要で好調。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 1,327 百万円(当期純利益を押上げ)
  • 特別損失:該当なし(第3四半期累計では特別損失計上なし)
  • 一時的要因の影響:特別利益を除くと営業ベースの利益は前年並みかやや減少。純利益の大幅な増加は一時項目の寄与が大きい。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的なため、今後継続するとは限らない。

配当

  • 中間配当:30.00 円(支払済)
  • 期末配当(予想):68.00 円
  • 年間配当(予想):98.00 円(直近発表からの修正なし)
  • 配当性向:–(通期予想の配当性向は資料未記載。純利益予想4,900百万円、発行済株式数等から概算可能だが資料での明示はなし)
  • 自社株買い:2025/11/11の取締役会決議に基づき自己株式取得を実施。自己株式が増加しEPSに影響(1株当たり当期純利益は自己株式取得の影響を考慮)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:資料に通期または累計の具体的設備投資額の明示なし(建設仮勘定が1,201百万円増加を計上)。
  • 減価償却費:881 百万円(前年837百万円)
  • 研究開発費:資料に記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注高・受注残高:資料に記載なし(–)
  • 棚卸資産(商品・製品・原材料合計):商品及び製品2,470百万円(▲579)、原材料及び貯蔵品4,825百万円(▲243)→在庫は減少傾向
  • 在庫回転日数等:資料に記載なし(–)

セグメント別詳細

  • セグメント別の要点(再掲)
    • 日本:販売価格改定・拡販で売上微増も経費・人件費増で営業利益減少
    • 南北アメリカ:非自動車分野堅調、原料低下で利益改善だが一部在庫調整で売上減
    • 中国:合弁会社の連結除外で業績寄与が大幅減
    • 東南アジア/インド:新規顧客獲得や二輪向け好調、原価低減で利益増

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画『EXPLORER PLUS』(年次目標等)に基づく投資・新製品投入を継続中。今回の結果は中国連結除外など構成要因で短期変動あり。中期目標の進捗はセグメント別の回復や新規事業化の進展を注視する必要あり。
  • KPI達成状況:明示的なKPI数値の開示なし(–)

競合状況や市場動向

  • 競合他社比較:資料に同業他社の比較はなし(–)
  • 市場動向:世界経済の不透明感、資源・エネルギー価格変動、半導体供給リスク等を指摘。自動車のEV化や顧客のESG志向に対応した製品投入を強化中。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正無し):売上 51,200 百万円(対前期 △7.8%)、営業利益 4,600 百万円(△9.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,900 百万円(+13.6%)
    • 会社予想の前提条件:為替・原料価格等について詳細は添付資料(別途参照)を確認
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の営業利益進捗は高いが、純利益は一時利益が寄与しているため継続性に注意。会社は現時点で予想未修正を維持。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格の上昇、海外の政治・経済環境(特に中国での合弁関係変化)、顧客(自動車メーカー)の生産動向、サプライチェーン制約など。

重要な注記

  • 連結の範囲の変更:上海尤希路化学工業有限公司を2025/9/29付で連結除外、持分法適用関連会社化(当期は同社の第1四半期分のみ計上)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計のCF計算書は作成していない(CFに関する詳細は未提示)。
  • 会計方針の変更:無し
  • 開示上の留意点:第3四半期累計利益の増加は一時利益の寄与が大きいため、営業ベースのトレンドと切り分けて評価することが重要。

(注)不明な項目は「–」で表記。提示数値は短信記載値に基づく。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5013
企業名 ユシロ
URL https://www.yushiro.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 エネルギー資源 – 石油・石炭製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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