2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を修正(有)。中間実績自体は市場予想の情報がないため明確な上振れ/下振れ判断は不可だが、通期予想に対する進捗は概ね想定範囲内。なお中間純利益は投資有価証券売却益(1,160百万円)の計上により増益となっている点はサプライズ要因。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益(売上高△7.6%、営業利益△10.8%)」だが、親会社株主に帰属する中間純利益は特別利益計上で18.0%増。
- 注目すべき変化:連結範囲の変更(中国合弁会社 上海尤希路化学工業有限公司を連結除外→持分法適用関連会社化)により中国売上が大幅減(中国区分:△52.1%)。これが売上減の主要要因の一つ。
- 今後の見通し:通期予想(売上51,200百万円、営業利益4,600百万円、当期純利益4,900百万円)は中間時点の進捗(売上50.2%、営業利益50.7%、純利益59.9%)から見て達成可能性はあるが、中間純利益の増加は一時利益の影響が大きく、継続的な収益力での裏付けは限定的。
- 投資家への示唆:本決算は構造的な収益力低下よりも「連結範囲変更」「一時益」「地域別の需要変動(南北アメリカの在庫調整等)」が業績に影響している。通期業績の評価は一時項目を除いたベースでの営業利益動向(特に中国・南北アメリカの回復)を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ユシロ
- 主要事業分野:金属加工油剤関連事業、クレンリネス関連事業(ビルメンテナンス関連を改称)。主に自動車メーカー・部品メーカー向けのケミカル製品等を提供。
- 代表者名:代表取締役社長 社長執行役員 有坂 昌規
- URL:https://www.yushiro.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:無
- セグメント:
- 日本:国内販売(主に自動車向け等)
- 南北アメリカ:米州販売(自動車・非自動車)
- 中国:中国子会社等(今回、上海合弁を連結除外)
- 東南アジア/インド:各国拠点による販売(タイ、マレーシア、インド、インドネシア等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):13,900,065株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):13,372,591株
- 期末自己株式数:642,145株(当中間期末)
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月12日
- 決算説明資料掲載日:2025年11月11日(当社ウェブサイト)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表した通期予想との関係)
- 売上高:中間実績 25,690 百万円。通期予想 51,200 百万円に対する進捗率 50.2%。
- 営業利益:中間実績 2,330 百万円。通期予想 4,600 百万円に対する進捗率 50.7%。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績 2,934 百万円。通期予想 4,900 百万円に対する進捗率 59.9%。
- サプライズの要因:
- 中間純利益の増加(前年同期比+18.0%)は主に「投資有価証券売却益 1,160 百万円」の計上による一時的要因。
- 売上・営業利益の減少(売上△7.6%、営業利益△10.8%)は、中国の連結除外による減算効果と南北アメリカでの販売減・コスト上昇が主因。
- 経常利益はシンジケートローン更新に伴う手数料74百万円計上で圧迫。
- 通期への影響:
- 通期達成可能性:営業面の進捗はおおむね50%台で計画整合。ただし中間純利益の上振れは一時益の影響が大きく、営業利益の継続的改善が鍵。
- 予想修正:資料に「直近に公表されている業績予想からの修正:有」と明記(詳細は別途「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。
財務指標
- 財務諸表要点(中間期:百万円)
- 売上高:25,690(前年同期 27,811、△7.6%)
- 営業利益:2,330(前年同期 2,613、△10.8%)
- 経常利益:2,904(前年同期 3,130、△7.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,934(前年同期 2,486、+18.0%)
- 包括利益:2,304(前年同期 4,825、△52.2%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):219.41円(前年同期 182.66円、+20.1%)
- 総資産:61,224(前期末 63,404)
- 純資産:44,391(前期末 44,970)
- 自己資本比率:72.2%(前期末 68.5%)(安定水準)
- 収益性指標
- 営業利益率(中間期):2,330 / 25,690 = 9.07%(約9.1%)。通期想定営業利益率 4,600/51,200 = 9.0%。
- ROE(目安):通期予想純利益ベースで推定 4,900 / 44,218(自己資本※) ≒ 11.1%(優良水準、自己資本は注記の44,218百万円を参照して算出した概算値)。
- ROA(目安):4,900 / 61,224 ≒ 8.0%(良好)。
- 注:ROE/ROAは通期予想を分母の期末または期中平均純資産で割った概算。実績ベースの年率換算等により変動。
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:50.2%
- 営業利益進捗率:50.7%
- 純利益進捗率:59.9%
- 過去同期間との比較:前年同期より売上・営業利益とも減少だが純利益は一時益で増加。
- キャッシュフロー(中間期:百万円)
- 営業CF:+2,027(前年同期 +2,027)
- 投資CF:△516(前年同期 △358)
- 主な内訳:有形固定資産取得支出 1,226、関係会社株式売却収入 485、投資有価証券売却収入 477、定期預金預入 229 等
- 財務CF:△2,107(前年同期 △1,211)
- 主な内訳:配当金支払 918、自己株式取得 568、長期借入金返済 468 等
- フリーCF(営業CF − 投資CF):+1,511 百万円
- 営業CF / 中間純利益比率:2,027 / 2,934 ≒ 0.69(目安1.0以上が健全とされるが、本期は一時利益含む純利益の影響で比率が低め)
- 現金同等物残高:8,268(期首 10,499 → 中間期末は△2,230減)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は四半期注記参照。中間累計ベースでの季節性は特段の記載なし。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 72.2%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 流動負債 11,949 / 流動資産 26,965 → 流動比率(概算) = 26,965 / 11,949 ≒ 225.6%(良好)
- 有利子負債:短期借入金 4,941、長期借入金 135(当中間期)。借入金は前期末より減少傾向。
- 効率性:
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益 1,160 百万円(主な要因:投資有価証券売却)
- 持分変動利益 24 百万円
- 特別損失:
- 当中間期の特別損失の主要項目は資料上の該当なし(該当項目:–)。
- 一時的要因の影響:
- 中間純利益の増加は投資有価証券売却益が大きく寄与しており、営業ベースの業績改善とは性格が異なる。
- 継続性の判断:
- 投資有価証券売却益は一時的要因であり、今後も継続するとは限らないため、営業利益ベースでの業績動向を重視する必要あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):30.00円(2026年3月期)
- 期末配当予想:68.00円
- 年間配当予想:98.00円(直近予想からの修正無し)
- 配当利回り:–(株価が資料に記載なしのため算出不可)
- 配当性向(目安):通期予想ベースで 98 / EPS370.38 ≒ 26.5%(適度な配当性向)
- 自社株買い:当中間期に自己株式の取得(275,400株)を実施。中間期末で自己株式1,126百万円。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間期、投資活動による支出より)
- 有形固定資産の取得による支出:1,226 百万円(前年同期 384 百万円、増加)
- 減価償却費(中間期):578 百万円
- 研究開発:
- R&D費用:資料上明示なし(–)
- 主な取組:中期計画に基づき新製品(EV向け、ESG対応製品)、航空機分野や自己修復性素材等の新規事業化に投資と記載。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注高/受注残高:資料に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:2,346 百万円(前期末 3,049、△703 百万円、前年同期比減)
- 原材料及び貯蔵品:4,506 百万円(前期末 5,068、△562 百万円)
- 在庫は期末で減少傾向(在庫回転日数は資料に記載なし)
セグメント別情報
- セグメント別売上高(中間期:百万円、前年同期比)
- 日本:9,727(構成比 37.9%)、前年同期 9,580(+147、+1.5%)
- 南北アメリカ:10,911(42.4%)、前年同期 11,612(△700、△6.0%)
- 中国:1,486(5.8%)、前年同期 3,104(△1,618、△52.1%)※連結除外の影響含む
- 東南アジア/インド:3,564(13.9%)、前年同期 3,513(+50、+1.4%)
- 合計:25,690(前年同期 27,811、△2,121、△7.6%)
- セグメント別営業利益(中間期:百万円、前年同期比)
- 日本:337(構成比 13.2%)、前年同期 411(△74、△18.0%)
- 南北アメリカ:1,713(66.9%)、前年同期 1,892(△178、△9.4%)
- 中国:79(3.1%)、前年同期 199(△119、△60.0%)
- 東南アジア/インド:430(16.8%)、前年同期 386(+43、+11.4%)
- 合計(調整除く):2,561(前年同期 2,889、△328、△11.4%)
- セグメント戦略・所見:
- 日本:販売価格改定や拡販で売上は増加したが原材料高・経費増で利益は減少。
- 南北アメリカ:非自動車分野は堅調だが、日系顧客の関税対応等で在庫調整が進み売上減。コスト上昇で利益圧迫。
- 中国:合弁の持分変動による連結範囲変更で大幅減。比較可能性に留意。
- 東南アジア/インド:新規顧客獲得や二輪車向けが好調、原価低減努力が効き営業増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画『EXPLORER PLUS』(2年目)に基づく投資・製品投入(EV向け、ESG対応、新素材展開等)を継続。
- KPI達成状況:具体KPIは資料に限定情報のため–。中期目標達成には海外(特に中国・北米)の回復と非連結化の影響を踏まえた利益確保が必要。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社データは資料に無し(–)。
- 市場動向:世界経済の不確実性(米国通商・金融政策、地政学的リスク)、原材料高止まりが継続的リスク。自動車市場ではEV化や顧客のESG志向が成長機会。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年3月期):売上高 51,200 百万円(△7.8%)、営業利益 4,600 百万円(△9.2%)、経常利益 5,700 百万円(△6.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,900 百万円(+13.6%)、1株当たり当期純利益 370.38円。
- 予想修正:資料中に「直近公表予想からの修正:有」と明記(修正理由は別資料参照)。
- 会社予想の前提条件:詳細は添付資料(別紙)参照(為替・原料等の前提あり)。
- 予想の信頼性:中間の営業進捗は通期想定と整合するが、純利益の上振れは一時益によるため、営業利益ベースの持続性を確認する必要あり。
- リスク要因:
- 為替変動、原材料価格上昇、米国の通商政策や地政学リスク(ウクライナ・中東等)、中国市場の扱い(連結範囲の変化)、主要顧客の生産調整や在庫政策。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(資料記載)
- 連結範囲の重要な変更:当中間期に上海尤希路化学工業有限公司を連結除外、持分法適用関連会社化(2025年9月29日付の株主割当増資のため)。
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:あり(税金費用の計算方法等の注記あり)。
- その他:第2四半期決算短信は公認会計士等のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5013 |
| 企業名 | ユシロ |
| URL | https://www.yushiro.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | エネルギー資源 – 石油・石炭製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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