2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:四半期(第3四半期累計)は売上高・営業利益が前年同期比で減少(売上△9.6%、営業利益△10.6%)した一方、特別利益(老齢船売却益7,035百万円)計上により親会社株主に帰属する四半期純利益は24.5%増加。通期業績予想は前回(2025/10/31公表)から上方修正(売上高224,000→224,000百万円、前回212,000→今回224,000百万円、営業利益18,500→18,900百万円等)※市場予想との比較は資料に無し(–)。
  • 業績の方向性:第3四半期累計は「減収減益(営業利益・経常利益)」だが、特別利益で純利益は増加。事業別では外航事業が減収・減益、内航事業は増収増益。
  • 注目すべき変化:固定資産売却益(船舶売却)7,035百万円を計上したことが最も重要な変化。これにより税前利益・当期純利益が押し上げられた。
  • 今後の見通し:会社は通期予想を上方修正、期末配当も20円増額(期末160円、通期265円)。第4四半期は為替(US$=155円想定)や燃料価格(US$410/MT想定)を前提にしており、現時点で通期予想達成に向け進捗率は高い(売上76%、営業利益80%程度)が、海運市況・為替・燃料価格の変動がリスク。
  • 投資家への示唆:純利益の増加は一時的要因(船舶売却益)が主因であるため、下期の市況動向(ドライバルク市況の季節要因・新造船供給)と第4四半期の為替・燃料価格前提の妥当性を注視すべき。

基本情報

  • 企業名:NSユナイテッド海運株式会社
  • 上場取引所・コード:東証 9110
  • 主要事業分野:海運(外航海運事業・内航海運事業)、情報サービス等の「その他」
  • 代表者:代表取締役社長 山中 一馬
  • 問合せ:経理グループマネジャー 曽根 博一(TEL 03-6895-6400)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算補足説明資料:作成有(同日ウェブ掲載)、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 外航海運事業:ドライバルク、タンカー等の国際海上輸送(連結売上高の約86%:第3Q累計ベース)
    • 内航海運事業:国内海上輸送(ドライバルク、タンカー等、連結売上高の約14%)
    • その他:情報サービス等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):23,970,679株(2026年3月期第3Q)
    • 期末自己株式数:405,119株
    • 第3Q累計平均株式数:23,565,607株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算補足説明資料掲載:2026年1月30日(当日)
    • 株主総会・IRイベント:特記事項なし(–)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:171,264百万円(前年同期189,391百万円、△9.6%)
    • 営業利益:15,073百万円(前年同期16,862百万円、△10.6%)
    • 純利益(親会社株主に帰属):18,153百万円(前年同期14,582百万円、+24.5%)
    • 会社の通期予想(今回修正):売上高224,000百万円、営業利益18,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益20,800百万円(前回から上方修正)
  • サプライズの要因:
    • 純利益増加の主因は「固定資産売却益(船舶売却益)7,035百万円」の計上(特別利益)。営業段階では為替が円高寄与(9ヶ月平均:152.11→148.33、△2.5%)や燃料価格低下などで経常ベースは減益。
    • 外航ドライバルクでは船型差(ケープ型は底堅い、パナマックス以下は供給圧で弱含み)により業績に差が出ている。
  • 通期への影響:
    • 会社は第4四半期前提(対ドル155円、燃料410US$/MT)で通期予想を上方修正。第3四半期累計の進捗率が高く、通期達成は一定の可能性ありと示唆。ただし市況変動・為替の逆行・燃料価格上昇等がリスク。

財務指標(ハイライト)

  • 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
    • 総資産:296,098(前期末287,948、+81,49百万円)
    • 流動資産合計:132,294(うち現金・預金49,063)
    • 固定資産合計:163,804(船舶(純額)135,342)
    • 負債合計:116,680(流動負債52,807、固定負債63,874)
    • 純資産合計:179,417
    • 自己資本比率:60.6%(安定水準、目安:40%以上)
  • 損益(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:171,264(前年同期比△9.6%、△18,127百万円)
    • 営業利益:15,073(前年同期比△10.6%、△1,790百万円)
    • 経常利益:14,656(前年同期比△13.4%、△2,277百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:18,153(前年同期比+24.5%、+3,571百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):770.32円(第3Q累計)
  • 収益性指標(目安との比較)
    • 営業利益率(第3Q累計):15,073 / 171,264 = 8.8%(海運業としては概ね堅調。業種平均は変動大)
    • ROE(参考:通期予想ベース):20,800 / 179,417 = 約11.6%(良好、目安10%以上で優良)
    • ROA(参考:通期予想ベース):20,800 / 296,098 = 約7.0%(良好、目安5%以上)
  • 進捗率(通期予想に対する第3Q累計)
    • 売上高進捗率:171,264 / 224,000 = 76.4%
    • 営業利益進捗率:15,073 / 18,900 = 79.7%
    • 純利益進捗率:18,153 / 20,800 = 87.3%
    • 備考:第3Q累計での進捗は高く、通期達成の目安は比較的良好。ただし季節性と市況変動を考慮する必要あり。
  • キャッシュフロー:
    • 減価償却費(第3Q累計):12,300百万円(前年13,680百万円)
    • 現金同等物(現金・預金):49,063百万円(増加)
    • 短期借入金:22,557百万円(増加)、長期借入金:53,018百万円(減少)
    • ネット有利子負債(概算):有利子負債合計75,575 − 現金49,063 = 約26,512百万円(低め)
    • 営業CF / 純利益比率:資料に営業CF無しのため算出不可(–)
  • 四半期推移(QoQ):詳細な四半期ごとの数値は本資料に部分的(累計)で記載のため、直前四半期比較の詳細は–。季節性として第4四半期に一部荷動きの減速(旧正月等)を想定。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:60.6%(安定水準)
    • 流動比率(概算):132,294 / 52,807 = 約250%(良好)
    • 負債合計:116,680(総資産比 約39.4%)
  • 効率性:
    • 総資産回転率(単純):売上高(通期予想224,000)/総資産296,098 = 0.76回(参考値)
  • セグメント別(第3Q累計)
    • 外航海運事業:売上高146,888百万円、セグメント利益11,484百万円(前年同期から減少)
    • 内航海運事業:売上高24,376百万円、セグメント利益3,609百万円(前年同期比増益)
    • 売上高構成比(第3Q累計):外航約85.8%、内航約14.2%

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 7,035百万円(船舶売却)、投資有価証券売却益 -(当期は船舶売却が主)
  • 特別損失:該当記載なし(当該期間)
  • 一時的要因の影響:特別利益による純利益押上げが大きく、営業基盤では減益である点に留意。
  • 継続性の判断:船舶売却益は一時的要因であり、継続的な利益源とは見做しにくい。

配当

  • 中間配当:105円(支払済)
  • 期末配当(予想):160円(前回予想から+20円)
  • 年間配当予想:265円(2025年3月期は240円→今回265円に修正)
  • 配当利回り:–(株価情報未掲載のため)
  • 配当性向(想定):会社は連結業績に対する配当性向30%を基準。今回の通期見通しでの計算上、配当性向は約30.5%(配当総額約6,352百万円/当期純利益20,800百万円)で方針と整合。
  • 自社株買い:記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資:明示的な当期投資額は記載なし。建設仮勘定(船舶等の建造中資産)は15,612百万円(前期13,535百万円)に増加。減価償却費(第3Q累計)12,300百万円。
  • 研究開発(R&D):記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 該当情報:資料に受注高・受注残高の記載なし(–)
  • 棚卸資産(棚卸資産):11,744百万円(前期13,775百万円、減少)
  • 在庫回転日数等:記載なし(–)

セグメント別情報(補足)

  • 外航海運事業:売上減少・利益減少。ケープ型は比較的底堅い推移、パナマックス以下は新造船の供給増で市況に上値の重さあり。
  • 内航海運事業:ドライバルクの鋼材輸送は微増、鉄鋼原料は減少、LNG輸送は増加。全体で増収増益。
  • 地域別売上:明細なし(国内/海外比等はセグメント記載の範囲で約9割が外航と記載あり)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に具体的中期計画の進捗数値は記載なし(–)
  • KPI達成状況:記載なし(–)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • ドライバルク:世界の荷動きは堅調だが季節要因(旧正月、南米雨季)で変動。ケープ型は需給引き締まりで底堅く、中小型は新造船影響で相対的に弱含み。
    • 為替:9ヶ月平均でドルに対し円高(152.11→148.33、△2.5%)は収益に影響。
    • 燃料油価格:9ヶ月平均で574→493US$/MT(△14.1%)と低下。
  • 競合比較:同業他社との相対評価・数値比較は資料に無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想(通期・2025/4/1–2026/3/31、単位:百万円)
    • 売上高:224,000(前回212,000 → 今回224,000、+12,000、+5.7%)
    • 営業利益:18,900(前回18,500 → 今回18,900、+400、+2.2%)
    • 経常利益:17,100(前回16,500 → 今回17,100、+600、+3.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:20,800(前回18,900 → 今回20,800、+1,900、+10.1%)
    • 期末為替・燃料前提(第4四半期):対米ドル155円(期末想定150円)、燃料410US$/MT(全油種平均)
  • 予想の信頼性:第3Q累計の進捗率が高く通期見込みは達成可能と見られるが、海運市況の季節性・需給動向、為替、燃料価格の影響に左右されやすい点は留意。
  • リスク要因:海運市況の変動、新造船供給増、為替変動、燃料価格、地政学的リスク、国内外の景気動向等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無し
  • 四半期連結財務諸表に対する監査・レビュー:レビュー無し(注記あり)
  • その他:同日「業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」を別途開示(参照推奨)

(注記)

  • 不明・未記載の項目は「–」としてあります。
  • 本要約は開示資料に基づく情報整理であり、投資助言・推奨を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9110
企業名 NSユナイテッド海運
URL http://www.nsuship.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 海運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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