2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正はなし。第1四半期実績は概ね会社計画どおり(市場予想との比較は–)。
- 業績の方向性:売上高は横ばい(前年同期比△0.4%)、営業利益は増益(同+26.6%)で「増収(微減)増益」に近い状況。
- 注目すべき変化:クレイサイエンス事業が輸出需要回復と価格改定で売上・利益ともに大幅増(売上+44.9%、前年はセグメント損失→当期は102百万円の黒字)。ベントナイト事業は売上減(△5.3%)・利益減(△17.5%)。
- 今後の見通し:通期・第2四半期累計予想に変更なし。第1四半期の進捗は売上で通期比22.4%だが、営業利益の通期進捗は低め(14.2%)で利益面は進捗にばらつきあり。会社は高付加価値化・価格改定・原価低減で対応中。
- 投資家への示唆:セグメント構成の変化(アグリの独立等)とクレイサイエンスの改善が業績改善のカギ。営業利益の通期進捗が低いため中間~下期での採算改善が必要。マクロ(為替・エネルギー・自動車生産)リスクに注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:クニミネ工業株式会社(コード 5388、東証スタンダード)
- 主要事業分野:ベントナイト製品を中心とする鉱物製品事業(素形材、環境建設、ペット等)、クレイサイエンス事業(精製ベントナイト等、化粧品用途等)、アグリ事業(農薬加工・土壌改良材等)
- 代表者名:代表取締役社長 國峯 保彦
- 連絡先:取締役副社長 管理部長 勢藤 大輔(TEL 03-3866-7256)
- 報告概要:
- 提出日:2024年8月2日(四半期連結決算短信。期中レビュー完了報告)
- 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)
- セグメント:
- ベントナイト事業:素形材、環境建設、ペット向け等(主力)
- クレイサイエンス事業:精製ベントナイト、環境保全処理剤、化粧品用途等
- アグリ事業:農薬加工、農薬基剤、土壌改良材等(当期より独立セグメント)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末): 14,450,000株
- 期末自己株式数: 2,199,688株
- 四半期累計平均株式数: 12,353,187株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会資料作成:無
- 決算説明会:無
- その他IRイベント:–(開示なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第1四半期、単位:百万円)
- 売上高:3,652(前年同期比△0.4%)→ 会社予想(通期)との差異に関する修正:無(達成率は通期予想16,300に対し22.4%)
- 営業利益:196(同+26.6%)→ 通期予想1,380に対する達成率14.2%
- 経常利益:314(同△3.1%)→ 通期予想1,560に対する達成率20.1%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:182(同△16.2%)→ 通期予想1,037に対する達成率17.6%
- サプライズの要因:
- 営業利益増は売上総利益の増加(売上原価低下や価格改定の効果)により実現。販売費及び一般管理費は増加しつつも、粗利改善が効いた。
- 非経常項目:受取配当金が増加(67,892千円)した一方、前年は有価証券売却益等の特別益があったため、経常・税引後は前年に比べ減少している。
- 特別損失(固定資産除却損)が増加(6,591千円)し、税金等負担が増加したことが純利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は第1四半期の業績を「概ね計画通り」と評価し、業績予想の修正はなし。だが、営業利益の通期進捗が低め(14.2%)である点は留意。会社施策(価格改定・原価低減)の継続が鍵。
財務指標(要点)
(単位は基本的に百万円、前年同期比は%を必ず表記)
- 損益ハイライト(第1四半期累計)
- 売上高:3,652百万円(前年同期3,667百万円、△0.4%/△15百万円)
- 売上総利益:1,017百万円(前年961百万円、+5.9%/+56百万円)
- 販売費及び一般管理費:821百万円(前年806百万円、+1.8%/+15百万円)
- 営業利益:196百万円(前年154百万円、+26.6%/+42百万円)
- 経常利益:314百万円(前年325百万円、△3.1%/△10百万円)
- 四半期純利益(親会社株主):182百万円(前年218百万円、△16.2%/△35百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):14.77円(前年17.44円、△15.3%)
- 収益性指標(計算は概算・注記参照)
- 営業利益率(第1Q):196/3,652 = 5.37%(通期予想ベース:1,380/16,300 = 8.47%)
- ROE(通期予想ベース、概算):1,037 / 自己資本(参考20,894) = 約4.96%(目安: 8%以上で良好 → 低め)
- ROA(通期予想ベース、概算):1,037 / 総資産24,767 = 約4.19%(目安: 5%以上で良好 → やや低め)
- 進捗率分析(第1四半期実績 / 通期予想)
- 売上高進捗率:3,652 / 16,300 = 22.4%
- 営業利益進捗率:196 / 1,380 = 14.2%
- 経常利益進捗率:314 / 1,560 = 20.1%
- 純利益進捗率:182 / 1,037 = 17.6%
- コメント:売上進捗は約22%で概ね均等だが、営業利益は通期比で遅れ(採算改善は下期に寄る可能性)
- バランスシート(要点)
- 総資産:24,767百万円(前期末25,229百万円、△461百万円)
- 自己資本(参考):20,894百万円(自己資本比率 84.4%:安定水準)
- 流動資産:16,266百万円(現金預金は8,093百万円:前期末8,641百万円から減少)
- 流動負債:1,910百万円(未払法人税等が減少し負債全体は減少)
- 流動比率(概算):16,266 / 1,910 ≒ 8.52(流動性は極めて高い)
- キャッシュフロー
- その他
- 減価償却費(第1Q累計):199,932千円(前年200,171千円)
- 棚卸資産(原材料等)は増加(原材料及び貯蔵品 2,402→2,734百万円)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:ほぼ無し(固定資産売却益 3千円)
- 特別損失:固定資産除却損 6,591千円(前年2,012千円)→ 第1Qの純利益を圧迫
- 一時的要因の評価:特別損失は一回性の色合いが強く、継続性は低いと見られるが、詳細は個別案件次第。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期:年間40.00円(中間15.00円、期末25.00円)
- 2025年3月期(予想):年間40.00円(中間15.00円、期末25.00円)→ 変更なし
- 配当性向(予想ベース):年間配当40円 / 予想EPS83.14円 ≒ 48.1%(概算)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 株主還元:自己株式取得を実施(第1Qに自己株式増加253,422千円)
設備投資・研究開発
- 減価償却費(第1Q):約200百万円(前年同等)
- 設備投資額:–(開示なし)
- R&D費用:–(開示なし)
受注・在庫状況
- 受注関連:–(開示なし)
セグメント別情報(第1四半期)
- ベントナイト事業
- 売上高:2,746百万円(前年同期比△5.3%)
- セグメント利益:286百万円(同△17.5%)
- 主因:主要得意先の減産、建築資材高騰による一般土木需要減等で売上減。ペット分野は不採算品整理で増益。
- クレイサイエンス事業
- 売上高:500百万円(同+44.9%)
- セグメント利益:102百万円(前年は△59百万円の損失→黒字化)
- 主因:輸出需要回復、価格改定の効果
- アグリ事業
- 売上高:405百万円(同△3.9%)
- セグメント損失:△58百万円(前年△55百万円とほぼ同水準)
- 主因:ベントナイト販売は好調だが、殺虫剤の受託減少で利益は圧迫
- セグメント区分変更:当第1四半期より「アグリ事業」を独立セグメント化(過去数値は組替え済)
中長期計画との整合性
- 中期計画:開示資料に明確な数値目標の追加説明は無し。会社は中期的に高付加価値製品・価格改定・原価低減で収益改善を図る方針。
- KPI達成状況:–(開示なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:自動車向け生産は半導体不足の緩和で一部回復するも大手メーカーの生産停止等で台数は低調。世界的には地政学リスク・エネルギー高騰などで先行き不透明。
- 競合比較:同業他社との比較データは開示なし。クレイサイエンスの輸出回復が競争力向上に寄与している点は注目。
今後の見通し
- 業績予想:
- 第2四半期累計(~第2Q):売上7,500百万円(+1.4%)、営業利益450百万円(+9.5%)、経常利益540百万円(△22.0%)、当期純利益350百万円(△25.8%)
- 通期(2025年3月期):売上16,300百万円(+4.0%)、営業利益1,380百万円(+12.1%)、経常利益1,560百万円(△5.2%)、当期純利益1,037百万円(△0.6%)
- 予想修正:無(2024年5月10日発表から変更なし)
- 予想の信頼性:会社は第1四半期を踏まえ「計画どおり」と表明。ただし営業利益の進捗は通期に比べ低く、下期での採算改善が想定される点は確認要。
- リスク要因:為替変動、エネルギー・原材料価格上昇、主要得意先の生産動向、自動車業界の需給変動、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計監査:四半期連結財務諸表について公認会計士等による期中レビューは完了(東陽監査法人)。レビューで重要な点は認められず。
- 会計方針変更:無し
- セグメントの変更:第1四半期よりアグリを独立セグメント化、ファインケミカル/ライフサイエンスの表示方法変更。
- 自己株式取得:第1四半期に自己株式取得(222,500株の取得等)により自己株式が増加。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5388 |
| 企業名 | クニミネ工業 |
| URL | http://www.kunimine.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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