2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 市場予想は–。会社予想については通期予想を修正(売上高を下方修正、営業利益は据え置き、当期純利益を下方修正)。中間実績は通期予想と整合する形で発表。
- 業績の方向性: 減収減益(営業利益ベース)だが、特別利益計上により「減収増益(中間純利益)」の表面的数字になっている。中間:売上高3,244百万円(△9.6%)、営業利益69百万円(△54.3%)、中間純利益275百万円(+14.4%)。
- 注目すべき変化: 売上原価率上昇(前年同期比 +2.0ポイント、74.5%)により売上総利益が減少。中間で固定資産売却益233百万円を特別利益計上し、中間純利益を押し上げている。一方、前年同期は受取保険金139百万円の計上があり、比較上の特殊要因が交錯。
- 今後の見通し: 2026年3月期通期予想を修正(売上高を6,900→6,700百万円に下方修正、営業利益270百万円は据え置き、当期純利益450→430百万円に下方修正)。会社は上半期実績を反映し下半期の前提は据え置いたと説明。
- 投資家への示唆: 表面的な中間純利益の増加は特別利益の影響が大きく、事業の「実質」収益力(営業利益・営業利益率)は低下している点に注意。住宅着工の低迷と原材料・人件費高騰が継続リスク。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社鶴弥
- 主要事業分野: 粘土瓦の製造・販売(単一セグメント)
- 代表者名: 代表取締役社長 鶴見 哲
- 上場: 東証・名証(コード 5386)
- URL: https://www.try110.com
- 報告概要:
- 提出日: 2025年10月31日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期)=2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料作成: 無、決算説明会: 無
- セグメント:
- 単一セグメント:粘土瓦の製造・販売(セグメント開示省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 7,767,800株
- 期末自己株式数: 244,916株
- 期中平均株式数(中間期): 7,522,884株
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日: 2025年11月6日
- 配当支払開始予定日: 2025年12月5日
- IRイベント等: 決算説明会は無し(本資料記載)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との関係)
- 中間実績(上半期)
- 売上高: 3,244百万円(前年同期比 △9.6%)
- 営業利益: 69百万円(前年同期比 △54.3%)
- 中間純利益: 275百万円(前年同期比 +14.4%)
- 通期会社予想(修正後): 売上高6,700百万円、営業利益270百万円、経常利益380百万円、当期純利益430百万円
- 中間実績の通期進捗:
- 売上高進捗率: 3,244/6,700 = 48.4%(通常の半期進捗に近いがやや低め)
- 営業利益進捗率: 69/270 = 25.8%(かなり低い。下半期に利益を見込む前提)
- 当期純利益進捗率: 275/430 = 64.1%(高い。主因は中間の固定資産売却益)
- サプライズの要因:
- マイナス要因: 建築確認申請の遅延等で持家着工戸数が前年同期比で約15%以上減少、これが需要減につながった。原材料費・修繕費等の上昇で売上原価率悪化。
- プラス要因(中間P/L押上げ): 固定資産(土地)譲渡に伴う特別利益233.9百万円の計上。前年同期は営業外で受取保険金139.4百万円計上(比較上の差異)。
- 通期への影響:
- 会社は売上高を下方修正(△200百万円)し、当期純利益を△20百万円修正。営業利益は据え置き。中間の営業利益低迷は下半期での回復前提で、達成可能性は下半期の受注回復とコスト動向に依存。
- 市場予想の有無が不明なため、外部視点でのサプライズ度合いは評価できない(市場予想:–)。
財務指標
- 財務諸表の要点(当中間期 2025年9月30日)
- 総資産: 15,397百万円(前期末 15,670百万円、△1.7%)
- 純資産: 12,244百万円(前期末 11,914百万円、+2.8%)
- 自己資本比率: 79.5%(安定水準、前期 76.0%)
- 現金及び預金: 2,533.9百万円(前期末 1,858.2百万円、増加)
- 有形固定資産(土地)減少: 土地 9,106→8,125百万円(固定資産売却の反映)
- 収益性(中間実績)
- 売上高: 3,244,278千円(前年同期比 △9.6%)
- 営業利益: 69,787千円(前年同期比 △54.3%)
- 営業利益率: 69.787 / 3,244.278 = 約2.15%(前年同期 約4.25%)。業種平均は資料により異なるが、目安として低下傾向。
- 経常利益: 159,737千円(前年同期比 △55.1%)
- 中間純利益: 275,545千円(前年同期比 +14.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS): 36.63円(前年同期 31.53円、+16.2%)
- 収益性指標(参考、簡易計算・中間ベース)
- ROE(中間純利益 / 平均自己資本): 275.545 / ((12,244.799 + 11,914.434)/2) ≒ 2.3%(中間期間ベース。年間化すると約4.6%に相当するが、厳密な年間化は注意が必要。目安:8%以上で良好 → 現状低い)
- ROA(中間純利益 / 平均総資産): 275.545 / ((15,397.350 + 15,670.451)/2) ≒ 1.8%(目安:5%以上で良好 → 現状低い)
- 営業利益率: 約2.15%(前年同期 4.25%)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗: 48.4%(半期としてほぼ標準、ただし前年同期比は低下)
- 営業利益進捗: 25.8%(低い)
- 純利益進捗: 64.1%(高いが一時的要因による)
- キャッシュフロー(当中間期)
- 営業CF: △52,859千円(前年同期 +267,105千円 → 大きく悪化)
- 投資CF: +747,552千円(前年同期 △40,776千円)…主因は固定資産売却収入1,321,963千円
- 財務CF: △418,947千円(主に短期借入金の返済400,000千円)
- フリーCF(営業CF − 投資CF): △800,411千円(投資CFがプラスの特殊例。通常は営業CF−投資CFで判断)
- 営業CF/純利益比率: △52,859 / 275,545 = 約 △0.19(目安:1.0以上が健全 → 現状不健全。特別利益があるため乖離)
- 現金同等物残高: 1,715,904千円(前期末比 +275,745千円。流動性は厚い)
- 四半期推移(QoQ): 四半期別詳細は本資料で省略、季節性の明記なし。ただし建築着工減少の影響は通期を通じて継続リスク。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 79.5%(安定水準)
- 短期借入金: 900,000千円(前期末 1,300,000千円、短期借入金を返済し財務を圧縮)
- 流動比率: 流動資産 4,866,827 / 流動負債 2,555,395 = 約190%(流動性良好)
- 効率性:
- 総資産回転率(中間)=売上高 / 平均総資産 ≒ 3,244 / 15,534 ≒ 0.21(年間化すれば約0.42)。業種比較は必要だが高効率とは言い難い。
- セグメント別: 単一セグメントのためセグメント別内訳はなし。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 233,856千円(当中間期、土地譲渡)
- 特別損失: 当中間期に該当大きな特別損失の記載は無し
- 一時的要因の影響: 中間純利益の増加は固定資産売却益が主因。営業面の改善ではないため、継続性は低いと判断される(土地売却は単発)。
- 継続性の判断: 固定資産売却は非継続的。営業利益の低下が継続するリスクに注意。
配当
- 配当実績と予想:
- 前期(2025年3月期): 中間 9.50円、期末 2.50円、年間 12.00円
- 今回(2026年3月期)中間実績: 4.00円(前期中間から減配)
- 2026年3月期(会社予想): 中間 4.00円、期末 6.50円、年間 10.50円(注:配当予想に修正なし)
- 配当利回り: 株価情報が無いため算出不可(株価:–)
- 配当性向(予想): 予想EPS 57.16円に対し年間配当 10.50円 → 配当性向 ≒ 18.4%(低め)
- 自社株買い: 当中間期の自己株式取得は無し(過去に取得あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当中間期 固定資産取得による支出: 174,410千円(前年中間 42,444千円)
- 主な投資内容: 生産効率化への新規投資等(本文記載。詳細内訳は限定的)
- 減価償却費: 73,685千円(中間)
- 研究開発:
- R&D費用: 明示なし(–)
- 主な研究開発テーマ: –(記載なし)
受注・在庫状況
- 受注状況: 受注高・受注残高の明示なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品: 882,068千円(前期 960,321千円、減少)
- 原材料及び貯蔵品: 154,018千円(前期 157,744千円、ほぼ横ばい)
- 棚卸資産の減少が営業CF改善要因の一つ(中間で86,599千円の減少)。
セグメント別情報
- 単一セグメント(粘土瓦)につき、セグメント別売上等の詳細は省略。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 本資料に中期計画の進捗に関する詳細記載なし(–)
- KPI達成状況: –(記載なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向: 建築基準法改正の影響で建築確認申請の遅延が発生し、持家着工戸数が大幅減(前年同期比約15%以上減)で需要が低迷。物価・人手不足による建築コスト上昇で高価格帯需要は特に弱い。
- 競合比較: 同業他社比較データは記載なし(–)。粘土瓦市場の需要減の影響はセクター全体の課題である可能性。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後): 売上高6,700百万円(前回6,900百万円)、営業利益270百万円(据え置き)、経常利益380百万円(据え置き)、当期純利益430百万円(前回450百万円)
- 前提条件: 下半期の業績見通しは当初想定を基本的に据え置き(営業外費用・法人税の調整を除く)としているが、建築着工や原材料などの外部要因に左右される旨の注記あり。
- 予想の信頼性: 上半期に特殊利益が混在しており、営業利益は弱い。会社は下半期での挽回を前提としているため、外部環境の改善が無ければ達成は不確実。
- リスク要因:
- 建築着工の不振(建築確認の遅延等)
- 原材料費・エネルギー価格、人件費の上昇
- 為替変動(輸入コスト増の影響)
- 土地売却等の一時収入に依存した収益構成の変動
重要な注記
- 会計方針の変更: 無
- 中間財務諸表の作成に特有の会計処理: 無
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外である旨の注記あり。
- セグメントは単一のため開示省略。
(注記)
- 「–」は資料上の明示がない項目を示します。
- 数値は決算短信(非連結、百万円未満切捨て)を基に記載しました。投資判断に直結する助言は行っておりません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5386 |
| 企業名 | 鶴弥 |
| URL | http://www.try110.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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