2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の「直近公表の業績予想」は修正有(2025年11月14日公表)。中間実績自体は会社の中間予想の明示がないため「会社予想との明確な上振れ/下振れ判定は不可」。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:減収増益。経常収益は前年同期比△2.2%減(2兆8,797億円)、経常利益は同+10.2%増(1,838億円)、親会社株主に帰属する中間純利益は同+49.3%増(938億円)。
- 注目すべき変化:その他有価証券の評価益拡大により「その他包括利益」が大幅増(その他有価証券評価差額金 +536,041百万円)、中間包括利益は△746.7億円→613,478百万円へ大幅改善。
- 今後の見通し:通期業績予想は修正あり(2026年3月期通期:経常収益 5,740,000百万円(△6.9%)、経常利益 260,000百万円(+52.7%)、当期純利益 159,000百万円(+28.8%))。中間実績の通期進捗は経常利益で約70.7%、当期純利益で約59.1%と好調で、会社が示す修正後予想の達成可能性は高い水準の進捗。
- 投資家への示唆:資産評価の改善(有価証券評価差額の拡大)が業績・純資産を押し上げている点が最大の特徴。金利・市場変動リスクや自己株取得の影響(EPSについては通期予想に反映済みでない点)を注視する必要あり。
基本情報
- 企業名:株式会社かんぽ生命保険
- 主要事業分野:生命保険事業(保険料収入による保障・年金給付)およびそれに伴う資産運用(国債・有価証券等)
- 代表者名:取締役兼代表執行役社長 谷垣 邦夫
- 報告概要:提出日 2025年11月14日、対象会計期間 2025年4月1日~2025年9月30日(第2四半期・中間期)
- セグメント:資料に明示的なセグメント別業績開示なし(主要は「保険業(個人向け生命保険)」及び「資産運用」)。
- 発行済株式:期末発行済株式数(自己株式含む) 371,822,700株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期) 371,651,806株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:決算補足説明資料作成・機関投資家向け決算説明会あり(資料記載)。株主総会・IRイベントの記載:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の中間目標が明示されていないため「会社予想との達成率」は中間段階での通期予想進捗で算出)
- 売上高(経常収益):中間実績 2,879,798百万円、通期予想 5,740,000百万円に対する進捗率 50.2%(通期の半分程度)
- 営業利益(経常利益):中間実績 183,865百万円、通期予想 260,000百万円に対する進捗率 70.7%(上振れの余地小)
- 純利益(親会社株主に帰属する中間純利益):中間実績 93,862百万円、通期予想 159,000百万円に対する進捗率 59.1%
- サプライズの要因:新契約初年度に係る標準責任準備金負担の減少、運用環境の好転による順ざやの増加、及びその他有価証券評価差額金の大幅増加(評価益)が利益・包括利益を押し上げた。特別利益には価格変動準備金戻入(26,367百万円)が計上。
- 通期への影響:中間ベースでは経常利益・純利益ともに通期目標に対する進捗は良好。なお、同日付で自己株式取得を決議(取得上限20,000,000株、総額上限45,000百万円)しており、EPSや資本構成への影響は通期予想にまだ反映していない(注記あり)。
財務指標
- 損益(中間期:2025/4/1–2025/9/30、単位:百万円)
- 経常収益(売上高相当) 2,879,798(前中間比 △2.2% / 前年 2,943,451)
- 経常利益 183,865(前中間比 +10.2% / 前年 166,880)
- 親会社株主に帰属する中間純利益 93,862(前中間比 +49.3% / 前年 62,887)
- 1株当たり中間純利益(EPS) 252.56円(前中間 164.30円)
- 収益性指標
- 営業利益率(経常利益/経常収益)=183,865 / 2,879,798 = 約6.39%(前年 5.67%、増加)
- ROA(簡易)=中間純利益 / 総資産 = 93,862 / 58,988,356 = 約0.16%(目安 5%以上が良好→低い)
- ROE(簡易)=中間純利益 / 純資産 = 93,862 / 3,799,988 = 約2.47%(目安 8%以上が良好→低い)
- 参考目安コメント:保険会社は総資産が大きいためROA/ROEは数値が小さくなりやすいが、目安としては現状低め。
- 財政状態(貸借対照表ハイライト、単位:百万円)
- 総資産 58,988,356(前期末 59,555,692、△1.0%)
- 純資産 3,799,988(前期末 3,241,426、+17.2%)
- 自己資本比率 6.4%(前期末 5.4%)→資本比率は業界特性(保険会社は負債性向が高い)を踏まえ低めだが前期比で改善
- 資産構成の主な変化(対前期末)
- 有価証券 45,986,756(△1.2%)
- 金銭の信託 7,260,092(+12.4%)
- 貸付金 2,337,526(△7.6%)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:50.2%(通常ペース)
- 営業利益進捗率:70.7%(通常より上振れ)
- 純利益進捗率:59.1%(やや良好)
- キャッシュフロー:資料にキャッシュフロー計算書の開示なし(–)
- フリーCFや営業CF/純利益比率は資料不足のため算出不可(–)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数値は資料に限定的で、QoQ推移の明確な比率提示なし(–)
- 財務安全性:
- 自己資本比率 6.4%(前期末 5.4%、改善)→目安(40%以上で安定)とは異なるが保険会社特性を考慮のこと。
- 流動比率、負債比率の明確数値は資料に未記載(–)
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は資料に記載なし(–)
- セグメント別:資料に詳細セグメント別売上・利益は開示なし(–)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:26,378百万円(内訳:価格変動準備金戻入額 26,367百万円、固定資産処分益 10百万円)
- 特別損失:211百万円(固定資産等処分損 211百万円)
- 一時的要因の影響:価格変動準備金の戻入が特別利益として計上されているため、この部分を除いた基礎的業績も改善している(運用収益改善、責任準備金負担の減少が継続的要因)。
- 継続性の判断:価格変動準備金戻入は一時性の可能性があるが、運用環境の好転や責任準備金負担の動向は継続的要因となりうる。
配当
- 中間配当:62円(2026年3月期中間)→前中間 52円から増配
- 期末配当(予想):62円(変わらず)
- 年間配当予想:124円(直近公表の配当予想から修正なし)
- 配当性向(予想ベース):通期EPS(予想)427.95円に対する年間配当124円 → 配当性向 約29.0%(概算)
- 配当利回り:株価情報が資料にないため算出不可(–)
- 株主還元方針:中期経営計画期間の総還元性向目標は中期平均40~50%を目指し、2026年3月期には総還元性向55%程度を目途として自己株取得等を実施する方針。自己株式取得の決議(上限20,000,000株、上限45,000百万円、取得期間 2025/11/17–2026/3/31)がある。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に開示なし(–)
- 減価償却費:有形固定資産の期末残高のみ提示(139,089百万円)、減価償却費の金額は記載なし(–)
- R&D費用・テーマ:該当情報なし(–)
受注・在庫状況(該当業種では該当データなし)
- 受注状況・在庫状況:該当なし(保険会社のため該当データなし)
セグメント別情報
- セグメント別状況:開示なし(–)
- 地域別売上:開示なし(国内事業主体と推定)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:中期平均の総還元性向 40~50%目標、2026年3月期は総還元性向55%目途(株主還元重視)
- KPI達成状況:経常利益・純利益の通期進捗は良好で、評価益の拡大で純資産改善が進んでいる。中期計画の利益・還元方針に整合しているが、自己株取得の実行状況と市場変動に留意。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:本資料に同業他社比較データなし(–)
- 市場動向:運用環境の好転(資産運用収益の改善・順ざや拡大)が収益改善要因。金利動向・市場価格変動が保険会社の収益・評価益に直接影響する点は重要。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2026年3月期)連結予想は修正あり(公表日:2025年11月14日)
- 経常収益 5,740,000百万円(前期比△6.9%)
- 経常利益 260,000百万円(前期比+52.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 159,000百万円(前期比+28.8%)
- 1株当たり当期純利益 427.95円(注記:自己株式取得の影響は反映していない)
- 予想の信頼性:中間時点の進捗(経常利益進捗70.7%等)を踏まえると達成可能性は高いが、評価益・市場環境に左右されやすい点に注意。過去の修正傾向については資料に限定情報(今回修正あり)に留意。
- リスク要因:国内金利動向、債券・株式市場の価格変動、責任準備金算定基準の変化、保険契約の解約動向、自己株取得の実行状況。
重要な注記
- 会計方針の変更・修正再表示:当中間期における会計方針変更等なし。
- 重要な後発事象:取締役会決議により自己株式取得を決定(2025/11/14)—取得上限20,000,000株、総額上限45,000百万円、取得期間 2025/11/17–2026/3/31。通期予想のEPSにはこの影響を反映していない(注記あり)。
- その他:第2四半期決算短信は中間監査の対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7181 |
| 企業名 | かんぽ生命保険 |
| URL | http://www.jp-life.japanpost.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 保険業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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