2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(直近修正後)に対して中間期実績は概ね順調。通期業績予想は2025年8月7日に上方修正済(営業収益+0.2%、営業利益+2.5%、当期純利益+3.6%)。中間実績自体は会社予想との照合では「ほぼ計画通り~やや上振れ」の範囲。
- 業績の方向性:増収増益(営業収益19,117百万円:+2.3%/営業利益2,801百万円:+27.7%/親会社株主に帰属する中間純利益2,743百万円:+72.0%)。
- 注目すべき変化:中間純利益が前年同期比で大幅増(+72.0%)だが、主因は退職給付制度改定に伴う特別利益1,071百万円の計上(非継続性の可能性あり)。セグメントでは運輸業(鉄道等)が旅客増・運賃改定等で大きく改善(営業利益+81.8%)。
- 今後の見通し:通期業績は上方修正済で、現状の進捗(営業利益進捗率約66.8%、当期純利益進捗率約74.4%)は良好。ただし中間の純利益増は一時要因が寄与しているため、通期達成の信用性はセグメント別の収益持続性(特に不動産分譲の回復)に依存。
- 投資家への示唆:運輸事業の回復が業績の牽引要因。中間の利益率上昇は好材料だが、退職給付改定による特別利益は一過性のため「継続的な基礎収益力(運輸・流通・不動産の回復)」を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:山陽電気鉄道株式会社
- 主要事業分野:鉄道・バス等の運輸、百貨店等の流通、不動産(賃貸・分譲)、レジャー・サービス、各種工事等
- 代表者名:代表取締役社長 伊東 正博
- 連絡先(経理部長):田中 健 TEL 078-612-2032
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日(半期報告書提出予定日 2025年11月14日)
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料の有無:有(決算説明会は開催なし)
- セグメント:
- 運輸業:鉄道事業・バス事業(運賃改定や万博等で旅客増)
- 流通業:山陽百貨店等(販売イベント等で営業)
- 不動産業:賃貸・分譲(賃貸寄与だが分譲規模縮小で減収)
- レジャー・サービス業:飲食・スポーツ等(新規出店が寄与)
- その他の事業:各種工事等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:22,330,598株
- 期末自己株式数:110,537株
- 期中平均株式数(中間期):22,219,665株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- 決算説明会:無
- その他IRイベント:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期改定値、累計実績は中間実績)
- 売上高(営業収益):中間実績19,117百万円。通期予想40,026百万円に対する進捗率=約47.7%(19,117/40,026)。通期比での達成状況はおおむね順調。
- 営業利益:中間実績2,801百万円。通期予想4,194百万円に対する進捗率=約66.8%(2,801/4,194)。利益進捗は高め。
- 純利益(親会社株主に帰属する当期純利益):中間実績2,743百万円。通期予想3,686百万円に対する進捗率=約74.4%(2,743/3,686)。高い進捗率だが一時的要因が寄与。
- サプライズの要因:
- 運輸業:運賃改定、大阪・関西万博の影響、特急停車駅などで旅客数増 → 売上・営業利益の拡大(運輸業 営業収益10,679百万円:+8.0%、営業利益1,529百万円:+81.8%)。
- 特別利益:退職給付制度改定益1,071百万円計上により中間純利益が大幅増(非反復要因)。
- 流通・不動産:山陽百貨店は売上減少、不動産の分譲規模差で売上減少があり、セグメント間で差異あり。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を上方修正(前回発表→今回修正:営業収益+78百万円、営業利益+100百万円、当期純利益+128百万円)。運輸業中心の追い風を見込む一方で、中間に計上された特別利益は既に反映されているため、通期純利益の上振れ余地は限定的。
財務指標
- 損益の要点(中間:2025/4/1–2025/9/30)
- 営業収益:19,117百万円(前年同期18,680百万円、+2.3%、+436百万円)
- 営業利益:2,801百万円(前年同期2,192百万円、+27.7%、+608百万円)
- 経常利益:2,864百万円(前年同期2,255百万円、+27.0%、+609百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,743百万円(前年同期1,594百万円、+72.0%、+1,148百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):123.47円(前年同期71.78円)
- 収益性指標(中間ベース、概算)
- 営業利益率:2,801 / 19,117 = 約14.65%(業種により評価差あり。鉄道業は資本集約的だがこの水準は良好)
- ROE(概算):2,743 / 平均純資産(約58,810) = 約4.7%(目安:8%以上が良好 → 4.7%は低め)
- ROA(概算):2,743 / 平均総資産(約122,390) = 約2.2%(目安:5%以上が良好 → 低め)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:約47.7%(通常の上期50%前後を若干下回る)
- 営業利益進捗率:約66.8%(利益は上振れ寄り)
- 純利益進捗率:約74.4%(高いが一時要因含む)
- 過去同期間との比較:営業利益・純利益は大幅改善(前年同期比で増益)
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:122,090(前期末122,690、△599)
- 純資産:60,048(前期末57,572、+2,476)
- 自己資本比率:49.2%(前期末46.9% → 49.2%:安定水準)
- 流動資産:17,593、流動負債:19,386 → 流動比率 ≒ 90.8%(100%未満:短期流動性に注意)
- 長期借入金:28,369(前期31,203、-2,834)
- 現金及び預金:7,004(前期8,856、-1,851)
- 投資有価証券:12,628(前期11,281、+1,346)
- 負債合計:62,041、純資産合計:60,048 → 負債/純資産比率 ≒ 103%程度
- キャッシュフロー:
- 営業CF:–(決算短信にCF計数の掲載なし)
- ただし、現金及び預金は中間で1,851百万円減少、長期借入金の期中返済等が見られるため、キャッシュは投資・返済で使用された可能性あり。
- 四半期推移(QoQ):–(四半期別数値の詳細は未記載)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は算出困難(四半期分母の取扱いにより変動)。営業利益率は改善。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:退職給付制度改定益 1,071百万円(当中間期、主因)
- その他特別利益(小額):補助金収入等
- 特別損失:固定資産除却損等 15百万円(当中間期)
- 一時的要因の影響:中間純利益増加の主因は退職給付改定益であり、継続性は低い(単年度要因と判断)。実質的な営業力はセグメント別の継続収益で評価すべき。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:中間15.00円、期末20.00円、年間合計35.00円
- 2026年3月期:中間25.00円(支払開始予定 2025/12/5)、期末予想25.00円、年間予想50.00円(直近予想からの修正有)
- 配当性向(概算、通期予想ベース):
- 通期当期純利益予想3,686百万円に対し、年間配当総額(概算)=50円×22,330,598株 ≒ 1,116.5百万円 → 配当性向 ≒ 30.3%(適度な還元)
- 特別配当:無し
- 自社株買い等:記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額(当中間期):明示値なし(建設仮勘定が960→1,638百万円と増加しており工事進行等の投資があることを示唆)
- 減価償却費:記載なし
- R&D費用:記載なし
- 主な投資内容:固定資産(建設仮勘定)の増加、投資有価証券の増加(資産運用拡大?)
受注・在庫状況
- 受注状況:–(該当情報なし)
- 在庫状況:
- 商品及び製品(棚卸資産):959 → 1,115百万円(+156百万円, +16.3%)※在庫増は流通部門の売上動向を反映
セグメント別情報
(当中間連結会計期間:2025/4/1–2025/9/30)
- 運輸業:
- 営業収益(外部顧客):10,679百万円(+8.0%)
- セグメント利益:1,529百万円(+81.8%)
- コメント:運賃改定、万博需要、直通特急停車等で顕著
- 流通業:
- 営業収益:4,478百万円(△2.1%)
- セグメント利益:113百万円(△37.7%)
- コメント:百貨店で一部商品分類の不振が影響
- 不動産業:
- 営業収益:2,130百万円(△14.1%)
- セグメント利益:998百万円(0.0%)
- コメント:賃貸は寄与するも、分譲事業の規模差で減収
- レジャー・サービス業:
- 営業収益:1,149百万円(+5.4%)
- セグメント利益:38百万円(△47.2%)
- コメント:新規出店で売上増も開業費用等で利益圧迫
- その他:
- 営業収益:679百万円(+5.4%)
- セグメント利益:80百万円(△3.8%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗:資料内に中期計画の詳細KPIは記載無し → 進捗判断は限定的(表面的には運輸の回復が計画の想定通り進展している可能性あり)
- KPI達成状況:–(記載無し)
競合状況や市場動向
- 市場動向:大阪・関西万博等のイベント需要が運輸収入を押し上げている。不動産分譲は期による変動が大きい。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは記載無し → 相対評価は別途同業比較が必要
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期・会社修正値):営業収益40,026百万円(+4.0%)、営業利益4,194百万円(+3.2%)、経常利益4,268百万円(+2.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,686百万円(+21.6%)、1株当たり当期純利益165.90円
- 直近公表予想から修正:有(主に運輸業の収入増を見込んで修正)
- 予想の信頼性:営業利益・純利益の上積みは運輸業の堅調さによるが、中間の純利益上振れ要因の多くは一時的であるため、今後の不動産分譲や流通の下振れリスクに留意が必要。
- リスク要因:
- 旅客需要の変動(イベント効果の反動)
- 不動産分譲の販売環境(需給・価格)
- 為替・燃料費・金利の変動(支払利息や燃料コスト)
- 規制・地元需要の変化
- 一時要因(退職給付の会計影響)が今後再発するか否か
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人によるレビュー対象外
- 決算補足説明資料はTDnetおよび当社HPに掲載(別途参照推奨)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9052 |
| 企業名 | 山陽電気鉄道 |
| URL | http://www.sanyo-railway.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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