2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表予想に対して通期業績予想を上方修正(営業利益:前回17,000→19,000百万円、当期純利益:13,000→37,500百万円)。第2四半期実績自体も概ね好調(下方ではない)。
  • 業績の方向性:増収増益(第2四半期累計:売上高57,412百万円、前年同期比+8.2%;営業利益9,454百万円、同+28.7%)。
  • 注目すべき変化:電子材料事業の伸長(売上23,418百万円、同+19.3%、営業利益8,986百万円、同+40.2%)が全体の収益性を大きく押し上げた。一方、メディカルおよび断熱材事業は収益が圧迫。
  • 今後の見通し:通期売上は据え置き(120,000百万円)だが、固定資産譲渡に伴う特別利益計上を受け当期純利益を大幅に上方修正。営業利益も上方修正(+2,000百万円)。特別利益が計画達成の主要因のため、継続性に注意が必要。
  • 投資家への示唆:電子材料事業の高収益性と通期予想上振れ(主に一時利益)の存在が今回のポイント。業績の底上げは見られるが、純利益の大幅増は一時利益の寄与が大きく、営業キャッシュ創出力や事業ごとのトレンド(特にメディカル・断熱材)を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日東紡績株式会社(証券コード 3110)
    • 主要事業分野:電子材料、メディカル(体外診断用医薬品等)、複合材、資材・ケミカル、断熱材、その他(各種機能材料・製品)を手掛ける総合素材・機能材料メーカー
    • 代表者名:取締役代表執行役社長 多田 弘行
    • URL: https://www.nittobo.co.jp
  • 報告概要:
    • 決算短信提出日:2025年11月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日〜2025年9月30日(連結)
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月8日
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向けオンライン)
  • セグメント(報告セグメント名と概要):
    • 電子材料事業:半導体・パッケージ基板向けスペシャルガラス等(高付加価値品)
    • メディカル事業:体外診断用医薬品等
    • 複合材事業:複合材製品
    • 資材・ケミカル事業:各種原材料・化学品
    • 断熱材事業:住宅向け断熱材等
    • その他事業:その他機能製品・サービス
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):37,723,012株
    • 期末自己株式数:1,316,814株
    • 期中平均株式数(中間期):36,406,573株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
    • 決算説明会:開催済(告知あり)
    • IRイベント:各種(機関投資家向けオンライン説明会等)あり

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期、以下は中間実績との比較や通期進捗)
    • 第2四半期(累計)実績(2025/4–9)
    • 売上高:57,412百万円(前年同期53,051百万円、+8.2%)
    • 営業利益:9,454百万円(前年同期7,345百万円、+28.7%)
    • 経常利益:9,159百万円(前年同期7,720百万円、+18.6%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:6,878百万円(前年同期5,411百万円、+27.1%)
    • 通期会社予想(修正後):売上120,000百万円、営業利益19,000百万円、経常利益18,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益37,500百万円
    • 中間進捗(通期予想に対する達成率)
    • 売上高進捗率:57,412/120,000 = 47.8%
    • 営業利益進捗率:9,454/19,000 = 49.8%
    • 当期純利益進捗率(修正後基準):6,878/37,500 = 18.3%(ただし当期純利益は通期で大きな一時利益を見込むため進捗は低く見える)
  • サプライズの要因:
    • 電子材料事業の需要堅調(AIサーバー向け等)により高付加価値品が好調で営業増益を牽引。
    • 通期当期純利益の大幅上方修正は「固定資産の譲渡に伴う特別利益」の計上見込みが主因(非継続的要因)。営業利益の上方修正は事業収益改善の寄与もあり。
  • 通期への影響:
    • 売上は据え置きだが営業利益および純利益は上方修正。営業利益は本業の改善で上振れ余地あり。だが、当期純利益の大幅増は一時利益に依存しているため、継続的な収益改善か一時的効果かを区別して評価する必要あり。予想修正は発表済み。

財務指標(主要数値は単位:百万円)

  • 財政状態(中間期:2025/9/30)
    • 総資産:238,608(前期末223,105、+15,502)
    • 純資産:142,553(前期末135,829、+6,724)
    • 自己資本(参考):136,193
    • 自己資本比率:57.1%(前期末58.1% → 1.0ポイント減:安定水準、目安40%以上で安定)
  • 損益(第2四半期累計)
    • 売上高:57,412(前年同期53,051、+8.2%/+4,361)
    • 売上総利益:22,204(前年19,179)
    • 営業利益:9,454(前年7,345、+28.7%)
    • 営業利益率:9,454 / 57,412 = 16.5%(前年:13.9% → 改善)
    • 経常利益:9,159(前年7,720、+18.6%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:6,878(前年5,411、+27.1%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):188.94円(前年148.63円、+27.1%)
  • 収益性指標(中間実績を年率換算して示す場合の目安)
    • ROE(年率換算)≒ (6,878×2) / 136,193 = 約10.1%(年率換算:優良、目安10%以上で優良)
    • ROA(年率換算)≒ (6,878×2) / 238,608 = 約5.8%(目安5%以上で良好)
    • 営業利益率:16.5%(業種によるが高め)
  • 進捗率(中間→通期、修正後予想ベース)
    • 売上:47.8%(通常の半期進捗と概ね整合)
    • 営業利益:49.8%(やや良好)
    • 当期純利益:18.3%(低い。通期の一時利益寄与により通期比進捗は低め)
  • キャッシュフロー(第2四半期累計)
    • 営業CF:7,073(前年10,374、減少)
    • 投資CF:△7,264(前年△5,741、主に固定資産取得による支出:7,602)
    • 財務CF:799(前年△5,893。前年は社債償還等の影響)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):7,073 − 7,264 = △191(百万円、ほぼ均衡)
    • 営業CF/純利益比率:7,073 / 6,878 = 1.03(目安1.0以上で健全)
    • 現金及び現金同等物:29,342(前期末22,739、増加)
  • 財務安全性・効率性
    • 流動資産 120,116 / 流動負債 45,633 → 流動比率 ≒ 263%(良好)
    • 有利子負債(概算)=短期借入金12,503 + 1年内返済予定7,652 + 長期借入金26,121 + 社債10,000 = 約56,276(社債含む)→ 現預金29,342を差し引くと概算ネット有利子負債 ≒ 26,934(百万円)※概算
    • 自己資本比率57.1%(安定)
  • セグメント別(第2Q累計)
    • 電子材料:売上23,418(+19.3%)、営業利益8,986(+40.2%)→ セグメント営業利益率 ≒ 38.4%(非常に高収益)
    • メディカル:売上6,760(△3.2%)、営業利益1,086(△20.4%)
    • 複合材:売上6,856(+5.0%)、営業損失△137(前期△668より改善)
    • 資材・ケミカル:売上4,514(△0.8%)、営業利益224(△16.3%)
    • 断熱材:売上7,294(△3.3%)、営業損失△209(前年は営業利益352)
    • その他:売上8,567(+9.7%)、営業利益279(+30.7%)

特別損益・一時的要因

  • 第2四半期の特別利益:523百万円(投資有価証券売却益410、事業譲渡益107 等)
  • 第2四半期の特別損失:438百万円(固定資産処分損343、災害損失94 等)
  • 通期見通し修正の主因:当日公表の「固定資産の譲渡に伴う特別利益の計上」により当期純利益を大幅上方修正(非継続的要因)。
  • 継続性判断:当期純利益の大幅増は一時的な特別利益が主因のため、継続的利益水準の判断には注意が必要。

配当

  • 配当状況:
    • 中間配当(第2四半期末):27.50円(支払開始予定日:2025/12/8)
    • 期末配当(予想):86.50円(修正後予想)
    • 年間配当(予想):114.00円(前期実績106.00円)
    • 直近の配当予想修正:有(増配、主に業績修正を反映)
  • 配当性向(予想):配当性向 ≒ 114 / 1,030.04 = 約11.1%(予想EPSベース、低〜中程度)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 株主還元方針:定期配当継続。自社株買いに関する記載:–(資料に記載なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):固定資産取得による支出 7,602百万円(前年同期5,729百万円、増加)
  • 減価償却費:4,403百万円(前年同期3,845百万円、増加)
  • 主な投資内容:有形固定資産増加(機械装置の増加等)および建設仮勘定増加(資料記載の通り)

受注・在庫状況(該当記載がある場合)

  • 受注に関する明示的な記載:–(資料に詳細な受注高/受注残は記載なし)
  • 在庫(棚卸資産):31,662百万円(前期30,050、+5.3%)
    • 棚卸資産増加が営業CF悪化の一因(営業CFの内、棚卸資産の増減△3,173百万円)

セグメント別情報(主要ポイント)

  • 電子材料が売上・収益の主力で利益率非常に高く、グループ業績を牽引。AIサーバー向け需要継続が背景。
  • メディカルは売上堅調もコスト・競争環境(中国の国産品優遇等)で収益性悪化。
  • 複合材は前期の定期修繕コストの反動等で改善。
  • 断熱材は住宅向け販売低調と修繕コストで赤字化。
  • セグメント戦略の整合性:中期経営計画「Big VISION 2030」に基づき高付加価値分野への注力(電子材料等)を継続。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2024–2027)への言及あり(Big VISION 2030)。当中間期は電子材料中心に高付加価値品の販売強化が進捗している旨の記載。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:世界経済の不透明感(米国の関税政策、中国経済の減速等)に触れつつ、AIサーバー向け需要の継続で電子材料に強い追い風。
  • 競合比較:同業他社との定量比較は資料に記載なし(–)。

今後の見通し(会社予想・前提等)

  • 通期業績予想(修正後):売上高120,000百万円(±0)、営業利益19,000百万円(前回17,000→修正)、経常利益18,500百万円(前回17,000→修正)、親会社株主に帰属する当期純利益37,500百万円(前回13,000→大幅修正)
  • 予想修正の理由:当中間期実績や足元の業績動向に加え、固定資産譲渡に伴う特別利益計上見込み。
  • 予想の信頼性:営業利益の上振れは事業改善を反映している一方、当期純利益の大幅増は一時利益が主因であり、継続性に注意。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、主要顧客の需要変動、各事業(特にメディカル分野での中国市場動向)、固定資産譲渡の実行タイミング・金額など。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し(当中間期における会計方針の変更等は無し)
  • 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外(注記あり)。
  • 通期予想に関する注記:将来見通しは一定の前提に基づく旨の開示(達成を約束するものではない)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3110
企業名 日東紡績
URL http://www.nittobo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – ガラス・土石製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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