2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信 [IFRS](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。中間実績は会社予想に対して概ね想定内だが、営業利益・親会社帰属当期利益の進捗がやや良好(実績は通期予想比で営業利益進捗率約51.4%・親会社帰属利益進捗率約50.5%)。市場予想との比較データは提出資料に無し(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益 170,885 百万円、前年同期比 +36.9%;営業利益 35,992 百万円、前年同期比 +24.2%)。
- 注目すべき変化:買収による新規連結(イーウェル、ノアコンツェル、エラン等)の寄与で売上・無形資産・のれんが増加。サイトソリューションは売上増も、ホスピス等の立上げ期コスト等でセグメント利益が大幅減(△44.4%)。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上 360,000 百万円/営業利益 70,000 百万円/親会社帰属当期利益 45,000 百万円)。中間進捗は概ね順調だが、サイトソリューションの採算回復と買収統合の進捗が通期達成の鍵。
- 投資家への示唆:M&Aによる事業拡大が収益増に寄与している一方、事業の立上げ期損失(サイトソリューション)や買収負担に注意。財務は現時点で自己資本比率が高くネットキャッシュで余裕あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:エムスリー株式会社
- 主要事業分野:医療従事者向けプラットフォーム運営(m3.com)を中核とした製薬マーケティング支援、臨床開発支援(CRO/SMO/PRO)、医療従事者向け人材サービス、医療機関向け運営支援、患者支援、海外事業等
- 代表者名:代表取締役 谷村 格
- URL:https://corporate.m3.com/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間):2025年4月1日~2025年9月30日(連結、IFRS)
- 決算補足資料:作成有(当社HP 2025/11/12掲載予定)
- 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント(報告セグメント):
- メディカルプラットフォーム:m3.comを核としたマーケティング支援、MR系サービス、医療機関向けシステム等
- エビデンスソリューション:臨床開発支援(CRO/SMO/PRO等)
- キャリアソリューション:医師・薬剤師向け求人・転職支援
- サイトソリューション:医療機関運営支援、訪問看護、ホスピス等
- ペイシェントソリューション:入院患者等向け患者支援(新設セグメント、子会社化による連結)
- 海外:米国、欧州、アジア等での医療従事者向けサービス、調査、治験支援、人材サービス等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):2026年3月期中間期 679,114,500株(2025年3月期 679,077,900株)
- 期中平均株式数(中間期):678,474,600株
- 期末自己株式数:1,299,971株(前期 45,271株)
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 決算説明会:実施済/有(2025/11/12開催)
- 配当支払開始予定日:―
- その他IRイベント:決算補足説明資料あり(2025/11/12掲載予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想との比較による進捗率)
- 売上高:実績 170,885 百万円、通期予想 360,000 百万円、進捗率 47.5%(達成見込み:順調)
- 営業利益:実績 35,992 百万円、通期予想 70,000 百万円、進捗率 51.4%(やや良好)
- 親会社帰属当期利益:実績 22,711 百万円、通期予想 45,000 百万円、進捗率 50.5%(やや良好)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:M&A(イーウェルの連結、エラン子会社化、ノアコンツェル連結等)による売上寄与、海外地域(欧州等)の堅調化、利益率の高い案件寄与(エビデンス)。
- 下振れ・課題:サイトソリューションで複数施設の立上げ期損失および一部支援先医療機関の業績不振でセグメント利益が大幅減。
- 通期への影響:
- 直近公表の通期予想に修正は無し。中間進捗は概ね良好で通期見通し達成は「可能性あり」と評価できるが、サイトソリューションの採算回復状況と買収統合コストの動向が鍵。
財務指標(要点)
- 損益(当中間期=2025/4/1~2025/9/30)
- 売上収益:170,885 百万円(前年同期比 +36.9%、増加額 +46,066 百万円)
- 営業利益:35,992 百万円(前年同期比 +24.2%、増加額 +7,010 百万円)
- 税引前中間利益:36,681 百万円(前年同期比 +26.2%)
- 中間(当期)利益:25,320 百万円(前年同期比 +29.3%)
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:22,711 百万円(前年同期比 +31.3%)
- 1株当たり中間利益(基本):33.47 円(前年同期 25.47 円、+31.4%)
- 収益性指標
- 営業利益率:35,992 / 170,885 = 21.06%(業種で高水準。参考:サービス業・IT系では10%台が一般的なところ、良好)
- ROE:
- 半期ベース:22,711 / 387,297 = 5.87%
- 年率換算(単純2倍) ≒ 11.7%(目安:10%以上で優良)→ 現状は優良水準に相当(年率換算)
- ROA:
- 半期ベース:22,711 / 612,393 = 3.71%
- 年率換算 ≒ 7.42%(目安:5%以上で良好)→ 良好
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:47.5%(通期想定のほぼ50%ペースに近い)
- 営業利益進捗率:51.4%(利益進捗は良好)
- 親会社帰属利益進捗率:50.5%
- 過去同期間との比較:売上・利益とも前年同期を大きく上回る拡大ペース
- 貸借対照表の要点(2025/9/30)
- 資産合計:612,393 百万円(前期末比 +30,652 百万円)
- 親会社所有者に帰属する持分:387,297 百万円(持分比率 63.2%(安定水準、目安 40%以上))
- 流動資産:248,431 百万円(現金同等物 133,847 百万円)
- 非流動資産:363,962 百万円(のれん 121,980 百万円、無形資産 103,286 百万円)
- 負債合計:188,658 百万円(前期末比 +19,715 百万円)
- 借入金(流動+非流動):3,409 + 29,143 = 32,552 百万円(現金を大きく上回りネットキャッシュの状況)
- キャッシュフロー(注:明細は資料非掲載のため要点のみ)
- 現金及び現金同等物残高:133,847 百万円(前期末 134,933 百万円、ほぼ横ばい)
- 営業CF/投資CF/財務CF:数値非記載のため –(判断不可)
- フリーCF:–(営業CF・投資CF不詳のため計算不可)
- 四半期推移(QoQ):詳細な四半期別数値は決算短信中の中間累計のみ。直近四半期のQoQ推移は資料上 –(四半期別表記なし)。
- 効率性:
- 減価償却費(中間合計):8,430 百万円(参考)
- 財務安全性:
- 親会社所有者帰属持分比率:63.2%(安定水準)
- 流動比率:流動資産 248,431 / 流動負債 91,973 ≒ 270%(良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益/損失:当中間期の決算短信から明示的な特別損益の計上は記載無し(該当項目は無し)。
- 一時的要因:セグメントではホスピス等施設の立上げ期損失がサイトソリューションの利益悪化要因として一時的に影響。
- のれん・無形資産増加:新規連結子会社取得等により、のれん +10,345 百万円、無形資産 +8,402 百万円増加(買収関連の影響を継続監視)。
配当
- 中間配当:2026年3月期 中間期は 0.00 円(無配)
- 期末配当:期末および通期配当予想は未定(会社は今後の資金需要・キャッシュフローを勘案して決定)
- 前期(2025年3月期)実績:期末 21.00 円、年間合計 21.00 円
設備投資・研究開発
- 減価償却費(中間):8,430 百万円(セグメント合算)
- 設備投資額(CapEx):明示的記載無し(–)
- R&D費用:明示的記載無し(–)
- 備考:のれん・無形資産の増加は買収による連結範囲拡大を反映(M&A関連投資が主要)
受注・在庫状況
- 受注・在庫に関する記載:該当データ無し(–)
セグメント別情報(中間実績=百万円、前年同期比%)
- メディカルプラットフォーム:売上 51,977(+22.4%)、セグメント利益 17,870(+22.5%)
- エビデンスソリューション:売上 12,180(+2.0%)、利益 2,331(+23.2%)→ 収益性改善
- キャリアソリューション:売上 13,175(+13.4%)、利益 4,343(+6.0%)
- サイトソリューション:売上 26,291(+21.7%)、利益 1,694(△44.4%)→ 立上げ期コスト等で利益率悪化
- ペイシェントソリューション:売上 27,352(新設セグメント、2024/10の買収・連結による)、利益 1,054
- 海外:売上 41,063(+8.1%)、利益 8,925(+34.5%)→ 欧州等の堅調寄与、為替影響を上回る改善
- その他エマージング事業群:売上 1,064(△5.3%)、利益 578(+56.4%)
- コメント:メディカルプラットフォームと海外の寄与で増収を牽引。サイトソリューションの利益低下が全体の改善余地。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画関連の具体的数値・KPIに関する記載:資料上明示無し(–)
- M&Aによる事業拡大は中期成長シナリオの一環と推察されるが、統合効果と採算化の進捗が評価ポイント。
競合状況や市場動向
- 同業他社との比較データ:資料に記載無し(–)
- 市場動向:医療デジタル化、製薬マーケティング、臨床開発支援需要の回復等が追い風との会社説明。為替は営業に影響(海外での為替影響はあったが実績は上回る)。
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025/4/1~2026/3/31):売上 360,000 百万円(+26.4%)、営業利益 70,000 百万円(+11.2%)、税前利益 70,000 百万円(+8.1%)、当期利益 50,000 百万円(+12.8%)、親会社帰属当期利益 45,000 百万円(+11.2%)。直近公表の業績予想から修正は無し。
- 会社予想の前提:資料中に為替前提などの詳細は記載無し(–)。
- 予想の信頼性:中間進捗は概ね50%前後で推移しており、現時点では達成可能性は高いと考えられる。ただしサイトソリューションの採算回復とM&A関連費用、海外の為替変動は注意点。
- リスク要因(代表例):
- M&Aの統合リスク・買収後のシナジー未達
- サイトソリューション等の立上げ期コストの長期化
- 為替変動(海外収益への影響)
- 規制環境の変化や医療市場の需給循環
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(IFRSに基づく変更も無し)
- 第2四半期(中間期)決算短信は監査(レビュー)対象外
- 配当予想の修正:無し。ただし通期配当は未定(会社は今後の資金需要とCF状況を勘案して決定)
- その他:決算補足説明資料は2025/11/12に公開予定
(注記)
- 数値は決算短信の記載を基に記載(単位:百万円、%は前年同期比)。不明項目は "–" と表記。
- 財務指標(ROE/ROAなど)は中間実績を元にした単純計算値・年率換算値を併記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2413 |
| 企業名 | エムスリー |
| URL | http://corporate.m3.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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