2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は高く、売上高進捗74.3%、営業利益進捗73.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益進捗79.9%。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。決算発表自体は会社予想の修正を含む形で公表(修正有、2026年1月28日公表)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高602億9百万円、前年同期比+10.9%;営業利益70億59百万円、前年同期比+85.7%;親会社株主に帰属する四半期純利益42億32百万円、前年同期比+115.2%)。
  • 注目すべき変化:『電子・情報』『環境・エネルギー』セグメントが大幅伸長。特にハイエンドサーバー向け低誘電樹脂材料や電池用負極接着剤が牽引し、環境・エネルギーは前年の営業損失(▲2.13億円)から17.73億円の黒字転換。
  • 今後の見通し:通期(2026年3月期)予想は修正済(売上81,000百万円、営業利益9,600百万円、当期純利益5,300百万円、年間配当150円)。第3四半期時点の進捗率は通期達成に向けて概ね順調と判断できる水準(売上・利益ともに7割台)。
  • 投資家への示唆:高付加価値製品(電子・エネルギー関連)への需要回復が業績を押し上げた点が今回の主要因。通期予想は今回の好調を織り込んで修正されているため、以降は各セグメントの下期需要動向(特に海外のディスプレイや太陽電池関連の不確実性)と原材料・為替の動向が注視ポイント。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:第一工業製薬株式会社
    • 主要事業分野:化学製品(界面活性剤等)を基盤に、電子・情報材料、環境・エネルギー材料、生活関連(ライフ・ウェルネス)、コア・マテリアル等の製造・販売
    • 代表者名:代表取締役社長 山路 直貴
    • URL: https://www.dks-web.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月28日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
    • 決算補足説明資料作成:有、決算説明会開催:有
  • セグメント(現在の報告区分):
    • 電子・情報:低誘電樹脂材料、ディスプレイ材料等
    • 環境・エネルギー:電池材料、合成潤滑油、太陽電池用ペースト等
    • ライフ・ウェルネス:ショ糖脂肪酸エステル等石鹸・食品・化粧品用途
    • コア・マテリアル:土木・建築用途材料、難燃剤等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):10,684,321株(第3Q)
    • 期末自己株式数:73,203株(第3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):10,030,688株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表/株主総会/IRイベント等:–(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期ベース、単位:百万円)
    • 売上高:第3四半期累計 60,209 / 通期予想 81,000 → 達成率 74.3%
    • 営業利益:第3四半期累計 7,059 / 通期予想 9,600 → 達成率 73.5%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計 4,232 / 通期予想 5,300 → 達成率 79.9%
    • 市場コンセンサスとの比較:–(資料に記載なし)
  • サプライズの要因:
    • 電子・情報セグメントのハイエンドサーバー向け低誘電樹脂材料の大幅伸長
    • 環境・エネルギーで電池用負極水系複合接着剤が前期末に立ち上がり大幅伸長
    • 高付加価値品の比率上昇による収益性改善
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年1月28日に通期業績予想・配当予想を修正済み(数値は本短信に記載の通り)。第3四半期の進捗率は概ね高く、現時点では修正後予想の達成を見込める進捗水準。ただし下期の需給や為替・原料コストの動向が最終結果に影響。

財務指標(要点、単位:百万円)

  • 損益(第3四半期累計 2025/4/1-2025/12/31)
    • 売上高:60,209(前年同期比 +10.9%、+5,938)
    • 売上原価:42,457(―)
    • 売上総利益:17,752(前年同期比 +32.7%)
    • 販売費及び一般管理費:10,692(―)
    • 営業利益:7,059(前年同期比 +85.7%、+3,257)
    • 経常利益:6,925(前年同期比 +79.5%)
    • 四半期純利益(親会社株主帰属):4,232(前年同期比 +115.2%、+2,265)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):421.99円(前年同期 205.46円)
  • 収益性指標(第3Q累計ベース、簡易算出)
    • 営業利益率:7,059 / 60,209 = 11.72%(参考:業種平均は企業により差異)
    • 単純ROA(第3Q累計純利益/期末総資産)= 4,232 / 109,509 = 3.86%(注:第3Q累計利益を用いた簡易算出)
    • 単純ROE(親会社株主純利益/期末純資産)= 4,232 / 54,283 = 7.80%(注:同上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:74.3%
    • 営業利益進捗率:73.5%
    • 純利益進捗率:79.9%
    • 過去同期間との比較:前年同期に比べ増収増益で進捗良好
  • 貸借対照表(主要項目、第3Q末 2025/12/31)
    • 総資産:109,509(前期末 97,113 → +12,396)
    • 流動資産:66,115(前期末 57,247 → +8,868)
    • 現金及び預金:19,362(+2,611)
    • 受取手形及び売掛金:23,328(+3,486)
    • 棚卸資産(商品・製品、原材料等合計):17,615(増加)
    • 固定資産:43,393(前期末 39,865 → +3,528)
    • 投資有価証券増加等
    • 負債合計:55,225(前期末 52,608 → +2,617)
    • 流動負債:34,155(+7,623)※買掛金、短期借入、未払等の増加
    • 固定負債:21,070(▲5,005)※長期借入金・リース債務の減少
    • 純資産合計:54,283(前期末 44,504 → +9,779)
    • 自己資本比率:44.3%(前期末 39.9%)(安定水準)
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本資料に作成なし(注記あり)
    • 減価償却費(第3Q累計):2,353(前年同期 2,415)
    • 借入金動向:長期借入金が減少(17,114→12,705、▲4,409)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 44.3%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 流動比率:流動資産66,115 / 流動負債34,155 ≒ 193.6%(良好)
    • 負債構成:固定負債減少で短期比率が上昇
  • セグメント別(第3Q累計:売上高/営業利益、前年同期比は本文記載)
    • 電子・情報:売上 22,166(+18.1%)、営業利益 4,561(+28.2%)
    • 環境・エネルギー:売上 16,039(+20.3%)、営業利益 1,773(前年は▲213→黒字化)
    • ライフ・ウェルネス:売上 10,564(+1.1%)、営業利益 516(+71.6%)
    • コア・マテリアル:売上 11,438(▲2.4%)、営業利益 208(+32.4%)

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:固定資産処分損 119(第3Q累計、前年同期 42)
  • 特別利益:該当大きな項目の記載なし
  • 一時的要因の影響:特別損失は小幅(119)で、業績改善は主に本業の売上増・採算改善によるもの。自己株式の公募処分(2025/9/9払込)により資本剰余金が増加、自己株式は減少(資本構成に影響)。
  • 継続性の判断:生産立上げ(電池用接着剤等)は継続的な需要が見込まれるが、ディスプレイや太陽電池関連は市場変動の影響を受けやすい。

配当

  • 配当実績・予想(円)
    • 2025年3月期:中間 45.00、期末 55.00、年間 100.00
    • 2026年3月期(予想・修正後):中間 60.00、期末 90.00、年間 150.00(配当予想は1/28に修正有)
  • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 配当性向:通期予想での配当性向(5,300百万円の当期純利益に対し総配当額を比較する場合)= 年間配当総額(概算:10,030,688株×150円→額は概算のため記載回避)→具体値:–(明確化不可)
  • 株主還元方針:自己株式処分等による資本施策の実施実績あり(公募による処分で資本剰余金増)。特別配当の記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(固定資産関連の増加)
    • 建設仮勘定の増加:440 → 1,930(第3Q末、建設投資進捗)
    • 固定資産合計増加:39,865 → 43,393(第3Q末)
  • 減価償却費:第3Q累計 2,353(前年同期 2,415)
  • 研究開発費:具体額の記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:11,987 → 12,448(第3Q末、増加)
    • 原材料及び貯蔵品:3,894 → 5,148(第3Q末、増加)
    • 在庫回転日数等の記載なし(–)

セグメント別情報(要点再掲)

  • 電子・情報:ハイエンドサーバー向け低誘電樹脂材が収益ドライバー。国内外で差はあるが全体大幅増。
  • 環境・エネルギー:電池向け負極用水系複合接着剤の立上げが寄与。太陽電池用ペーストは海外で減速。
  • ライフ・ウェルネス:ショ糖脂肪酸エステル中心に堅調。
  • コア・マテリアル:一部分野で低調だが高付加価値品の比率改善で営業利益は増加。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の具体数値は本短信に記載なし(–)。ただし報告セグメントの見直し(6→4セグメント)を行い、分野別での戦略立案を強化している点は中期戦略と整合。

競合状況や市場動向

  • 競合比較・市場シェアの具体数値は記載なし(–)。
  • 市場動向としては、米中・欧州の不確実性、為替・原材料高がリスク要因。電子・エネルギー分野の需要回復が業績を支えている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後):売上高 81,000(+10.6%)、営業利益 9,600(+79.4%)、経常利益 9,500(+65.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 5,300(+105.0%)、1株当たり当期純利益 520.84円
    • 次期予想:–(本短信に記載なし)
    • 会社予想の前提:修正理由・前提は別途公表資料参照(1/28公表のお知らせを参照)
  • 予想の信頼性:第3四半期までの進捗率は高く、修正後の通期目標は現時点で整合的に見える。ただし下期の市場需給や原材料・為替リスクに依存。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格の上昇、主要顧客の需要動向(ディスプレイ、太陽電池等)、地政学リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 連結範囲の変更:なし
  • 四半期連結CF計算書は第3Q累計分の作成なし(注記あり)
  • 本資料に記載の業績見通しは会社の合理的判断に基づく見積であり、保証ではない旨の記載あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4461
企業名 第一工業製薬
URL http://www.dks-web.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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