2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の通期予想に対する修正はなし。中間累計の進捗は概ね想定どおりだが、為替差益の計上により経常利益・当期純利益が前年同期比で大きく改善(経常利益+45.7%、親会社株主に帰属する中間純利益+67.2%)。市場予想との比較は開示資料にないため記載不可(ほぼ会社計画どおり)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+1.4%、営業利益+0.5%、経常利益+45.7%、親会社株主に帰属する中間純利益+67.2%)。
  • 注目すべき変化:為替差損(前年同期:△677百万円)から為替差益(当中間期:+103百万円)へ転じたことが経常利益・純利益の大幅改善の主因。
  • 今後の見通し:通期予想(売上高18,000百万円、営業利益5,250百万円、当期純利益3,000百万円)に対する中間期進捗は売上43.6%・営業利益44.8%・純利益53.6%と順調。会社は通期予想を据え置き。
  • 投資家への示唆:為替の影響が業績の増減に与える影響が大きく、中間期では為替が利益にプラス寄与。通期見通しは修正なしだが、為替動向と国内外での回線需要動向(フィリピン中心のネットワーク拡充)を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社アイ・ピー・エス(4390)
    • 主要事業分野:国際・国内通信事業(海底ケーブル・回線卸売、キャリア向けサービス、法人向けインターネット等)、メディカル&ヘルスケア事業(フィリピンでのレーシック、健診センター等)
    • 代表者名:代表取締役 宮下 幸治
    • URL: https://ipsism.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月7日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025年11月11日実施予定)
  • セグメント:
    • 国際通信事業:C2C回線・PDSCN等を活用した海底・陸上ネットワークの回線提供およびネットワーク構築サービス、法人向けインターネット等
    • 国内通信事業:コールセンター向けソリューション(AmeyoJ等)と秒課金型回線販売等
    • メディカル&ヘルスケア事業:フィリピンでのレーシック提供、健診センター(SDPCC)等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):13,015,700株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):12,970,330株
    • 期末自己株式数:426株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月7日(既済)
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • 決算説明会:2025年11月11日(資料はTDnetおよび会社HPに掲載予定)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(通期予想に対する中間期進捗=達成率)
    • 売上高:7,854百万円/通期予想18,000百万円 → 達成率43.6%
    • 営業利益:2,351百万円/通期予想5,250百万円 → 達成率44.8%
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:1,607百万円/通期予想3,000百万円 → 達成率53.6%
  • サプライズの要因:
    • 主因:為替差益の計上(+103百万円)により経常利益・純利益が前年同期比で大きく改善。前年同期は為替差損677百万円を計上しており、変動の影響が顕著。
    • セグメント別では国際通信の売上増(+8.1%)が牽引、国内通信は売上減だがソリューションが堅調で利益改善。メディカルは損失幅縮小。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を修正せず、当期業績は「おおむね計画どおり」との表現。為替の変動(円安・円高)が通期予想達成の重要リスク要因。

財務指標(中間・百万円)

  • 損益の要点(当中間:2025/4/1–2025/9/30)
    • 売上高:7,854(前年同期7,744、+1.4%)
    • 営業利益:2,351(前年同期2,339、+0.5%)
    • 経常利益:2,314(前年同期1,588、+45.7%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:1,607(前年同期961、+67.2%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):123.95円(前年同期74.62円)
  • 収益性指標(通期予想ベース)
    • 営業利益率(中間):2,351/7,854 = 29.95%(高水準。業種平均との比較は業種により変動)
    • 会社通期予想ベースの営業利益率:5,250/18,000 = 29.17%
    • ROE(通期予想を用いた目安):3,000 / 自己資本14,729 = 約20.4%(優良水準、目安:10%以上で優良)
    • ROA(通期予想を用いた目安):3,000 / 総資産42,042 = 約7.1%(良好、目安:5%以上)
  • 進捗率分析(中間→通期)
    • 売上高進捗率:43.6%(通常ペース)
    • 営業利益進捗率:44.8%(通期計画に対し順調)
    • 純利益進捗率:53.6%(為替の影響等でやや上振れ)
    • 過去同期間(前年中間期)との比較:売上はほぼ横ばいだが、純利益は大幅増
  • キャッシュフロー(当中間)
    • 営業CF:+1,245百万円(前年同期+291百万円、改善)
    • 投資CF:△989百万円(前年同期△348百万円、設備投資増)
    • 財務CF:+253百万円(前年同期+123百万円)
    • フリーCF:+256百万円(営業CF−投資CF)
    • 現金及び現金同等物残高:4,314百万円(期首3,918→増加396百万円)
    • 営業CF/当期純利益比率(目安1.0以上が健全):営業CF 1,245 / 税引前中間純利益2,323 ≒ 0.54(中間期間のため参考値)
  • 財政状態(当中間)
    • 総資産:42,042百万円(前期末42,031、ほぼ横ばい)
    • 純資産:20,527百万円(前期末20,982→減少)
    • 自己資本(注記ベース):14,729百万円
    • 自己資本比率:35.0%(前期末36.3%、目安40%以上で安定)
    • 流動比率:流動資産23,562 / 流動負債17,304 = 約1.36(流動性は確保)
    • 有利子負債(短期借入金 + 長期借入金):4,550 + 3,873 = 8,423百万円
    • ネット有利子負債目安:8,423 − 現金4,314 = 約4,109百万円(対自己資本比 ≒ 27.9%)
  • 効率性
    • 減価償却費(中間):432百万円
    • 総資産回転率(中間、年換算せず参考):売上7,854 / 総資産42,042 = 0.187

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:新株予約権戻入益 8百万円(計上)
  • 特別損失:該当事項ほぼなし(固定資産売却損 0百万円)
  • 一時的要因の影響:為替差益103百万円が営業外収益に寄与。前年同期の為替差損677百万円と比較すると業績増減に大きく影響。
  • 継続性の判断:為替影響は外部要因で継続性は不確実。為替動向による増減を考慮する必要あり。

配当

  • 中間配当:20.00円(支払予定日:2025年12月1日)
  • 期末配当(予想):20.00円(通期合計40.00円、前期合計40.00円と同額)
  • 配当性向(会社予想ベース、通期):配当合計40.00円 / EPS予想231.42円 ≒ 17.3%(保守的)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:現状は年間40円を継続。自社株買い等の記載はなし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出の内訳)
    • 有形固定資産取得による支出:755百万円(当中間)
    • 無形固定資産取得による支出:224百万円(当中間)
    • 投資活動合計:989百万円(当中間)
  • 減価償却費:432百万円(当中間)
  • 研究開発費:–(個別開示なし)

受注・在庫状況

  • 受注高・受注残高:–(開示なし)
  • 在庫(棚卸資産):142百万円(当中間)、前期137百万円(小幅増)
  • 在庫回転日数等:–(開示なし)

セグメント別情報

  • 国際通信事業(当中間)
    • 売上高:5,861百万円(前年同期5,423、+8.1%)
    • セグメント利益:2,148百万円(前年同期2,183、△1.6%)
    • コメント:C2C回線の大口契約やPDSCNを中心とした国内基幹網の組合せで回線・サービス提供が堅調。InfiniVANの法人向けサービスは課金顧客増(154件増で1,900件)が寄与。ただしセグメント利益は微減。
  • 国内通信事業(当中間)
    • 売上高:1,221百万円(前年同期1,584、△22.9%)
    • セグメント利益:230百万円(前年同期207、+11.3%)
    • コメント:コールセンター向けソリューションが堅調で収益性改善。電話網IP化等を踏まえ接続料は保守的に見直し。
  • メディカル&ヘルスケア事業(当中間)
    • 売上高:771百万円(前年同期737、+4.6%)
    • セグメント損失:△27百万円(前年同期△53百万円、損失幅縮小)
    • コメント:レーシックは競争が激しいが手術件数の安定化施策実施。健診センターの利用促進で改善傾向。
  • 地域別売上:国内/海外の明確比率は開示表記なしだが、国際通信がグループ売上の約75%程度を占める(5,861/7,854)。

中長期計画との整合性

  • 中期方針・投資:
    • フィリピンとシンガポール・香港を結ぶ海底ケーブル(C2C回線)やPDSCN等を活用し、キャリアズキャリアとしてポジション確立。フィリピン国内基幹網の拡充を継続。
    • 中期経営計画の進捗について会社は「おおむね計画どおり」と説明。
  • KPI達成状況:具体的KPI数値の開示は限定的(課金顧客数等は一部記載)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • フィリピン市場は高成長(2025年4-6月期実質GDP+5.5%)でデジタル化・通信需要が拡大。データセンター・AI等の投資拡大が追い風。
    • 国内はコールセンターなど特定需要が堅調。
  • 競合状況:詳細比較は開示なし。レーシック等の医療分野では競争激化。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし):
    • 売上高:18,000百万円(前年同期比+17.9%)
    • 営業利益:5,250百万円(+18.9%)
    • 経常利益:4,900百万円(+20.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,000百万円(+17.9%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS予想):231.42円
    • 会社の前提条件等(明記箇所参照):為替・外部環境変動の注記あり。詳細な前提レート等は資料P.4参照。
  • 予想の信頼性:会社は現時点で修正なし。過去の予想達成傾向は資料中に明確な統計なし(過去の傾向確認は別途必要)。
  • リスク要因:
    • 為替変動(今回のように業績に大きく影響)
    • 国際政治・地政学リスク(中東・ウクライナ情勢等)
    • 通信市場の競争、PSTNマイグレーション等による収益構造変化
    • メディカル分野での競争激化

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:あり(注記参照、税金費用の中間見積適用等)
  • その他:第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外。決算補足説明資料あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4390
企業名 IPS
URL https://ipsism.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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