2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想(未修正)を維持。第3四半期累計業績は会社想定に対して利益面で上振れの様相(特に親会社株主に帰属する四半期純利益は累計751百万円で通期見通し700百万円を既に上回る)。市場予想との比較:–(提示資料に市場予想は記載なし)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 18,972百万円:前年同期比+18.9%、営業利益 731百万円:前年同期比で黒字転換)。
- 注目すべき変化:連結範囲の拡大(㈱小寺電子製作所、㈱ヤマガタ共同を新規連結)とそれに伴うのれん増加(小寺電子ののれん2,037百万円)。受注高は大幅増(20,911百万円:+40.9%)、受注残も増加(17,900百万円:+15.1%)。
- 今後の見通し:通期予想は修正なしだが、Q3累計で売上進捗70.3%、営業利益進捗約91.4%、純利益は既に通期想定を超過(107.3%)しており、会社が追加開示しない限り「通期見通し達成可能性は高まっている」と示唆される。ただし四半期集中・季節性・受注の引渡しタイミング等に留意。
- 投資家への示唆:M&Aによる事業拡張が即時の売上寄与(製造業向けの増収)および受注拡大に寄与。一方で有利子負債の増加・自己資本比率低下(36.6%→33.2%)やのれん発生を踏まえ、財務リスク(利払い負担・償却)にも注目が必要。
基本情報
- 企業名:サノヤスホールディングス株式会社
- 主要事業分野:製造業向け機械(乳化・攪拌装置等)、建設業向け設備(空調・給排水、機械式駐車装置、エレベーター等)、レジャー向け遊戯機械設備の製造・保守等
- 代表者名:代表取締役社長 北逵 伊佐雄
- 問合せ先:経理部長 福井 直也(TEL 06-4803-6171)
- 決算補足資料:作成あり、決算説明会:無
- 提出日:2026年1月29日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
セグメント
- 製造業向けセグメント:各種産業機械、乳化・攪拌装置、全自動ワイヤーハーネス加工機(小寺電子製作所の製品等)
- 建設業向けセグメント:空調・給排水・衛生設備の設計施工、機械式駐車装置、建設工事用エレベーター、動力制御盤等
- レジャーセグメント:遊園地遊戯機械設備の製造・メンテナンス、施設運営管理
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):33,967,682株(第3Q時点)
- 期中平均株式数(累計):33,356,200株
- 時価総額:–(資料に未記載)
- 自己株式数:439,085株(第3Q時点)
今後の予定
- 決算発表:本資料(第3四半期)を発表済
- 株主総会:–(期末決算後に別途)
- IRイベント:決算説明会は開催なし(補足資料は作成)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想は未修正:通期 売上27,000百万円 / 営業利益800百万円 / 親会社株主に帰属する当期純利益700百万円)
- 売上高(累計):18,972百万円 → 通期予想比進捗率 18,972 / 27,000 = 70.3%
- 営業利益(累計):731百万円 → 通期予想比進捗率 731 / 800 = 91.4%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(累計):751百万円 → 通期予想比進捗率 751 / 700 = 107.3%(累計で通期見通しを上回る)
- サプライズの要因:
- ㈱小寺電子製作所(2025年6月連結化)及び㈱ヤマガタ共同(2025年7月連結化)の寄与による売上増。
- 乳化・攪拌装置や空調・給排水・衛生設備、機械式駐車装置などの既存製品での大口引渡し・施工進捗。
- 受注高の大幅増(20,911百万円:+40.9%)が今後の売上を支える見込み。
- 通期への影響:会社は予想未修正だが、純利益は既に上振れ。営業利益も通期目標にほぼ接近。四半期末(Q4)での引渡し状況や追加コストの発生次第で通期上方修正の余地あり。ただし、M&A関連ののれん償却や利息負担増(有利子負債増加)への影響は注意。
貸借対照表(要点)
- 総資産:33,608(前期末27,675、+5,933百万円、+21.5%)
- 純資産:11,200(前期末10,171、+1,029百万円)
- 自己資本(参考):11,166百万円
- 自己資本比率:33.2%(前期末36.6% → 低下。目安:40%以上が安定)
- 現金及び預金:3,022(前期末2,016、+1,006)
損益計算書(第3四半期累計)
- 売上高:18,972百万円(前年同期 15,961、+18.9%、増収)
- 売上原価:13,858 → 売上総利益 5,114
- 販管費:4,383 → 営業利益 731百万円(前年同期 38百万円)
- 経常利益:780百万円(前年同期 118、+556.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:751百万円(前年同期169、+344.3%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):22.54円(前期5.10円)
収益性指標
- 営業利益率:731 / 18,972 = 3.85%(約3.9%)
- 単純ROE(当期純利益/自己資本(参考11,166)):751 / 11,166 = 約6.7%(目安8%以上で良好 → 今回は未達)
- 単純ROA(当期純利益/総資産33,608):751 / 33,608 = 約2.2%(目安5%以上で良好 → 未達)
(注:いずれも第3四半期累計ベースの単純計算。年率換算ではないため解釈に注意)
進捗率分析(通期予想比)
- 売上進捗率:70.3%(通常ペースかやや早め。Q4の受注引当てを確認する必要あり)
- 営業利益進捗率:91.4%(高進捗)
- 純利益進捗率:107.3%(既に通期見通し超過)
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただしBSより:
- 現金3,022百万円(前期末2,016百万円)
- 有利子負債(注記より)
- 短期借入金:2,850
- 1年内返済予定の長期借入金:2,105
- 長期借入金(非流動):5,911
- 合計有利子負債(短期+1年内返済+長期):10,866百万円
- ネット有利子負債概算:10,866 − 現金3,022 = 約7,844百万円
- 支払利息等の増加(営業外費用 支払利息:120百万円→前年85百万円)
四半期推移(QoQ)
- 資料は累計比較(前年同期)主体。QoQ(直前四半期比較)の詳細は資料に記載なし。
財務安全性・効率性
- 自己資本比率33.2%(前期36.6%→低下。目安40%以上で安定)
- 流動資産15,288 / 流動負債12,954 = 流動比率 約118%(1.18倍、短期流動性は確保)
- 有利子負債の増加と自己資本比率低下が懸念ポイント(利払い負担増のリスクあり)
セグメント別(主な数値:第3四半期累計)
- 製造業向け:売上 8,381(+38.8%)、営業利益 804(+108.3%)
- 建設業向け:売上 8,535(+16.9%)、営業利益 847(+54.7%)
- レジャー:売上 2,055(△21.7%)、営業利益 289(+1.6%)
- セグメント合計営業利益:1,941 → 全社調整 -1,210 → 連結営業利益 731
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益14、負ののれん発生益2(㈱ヤマガタ共同取得時)
- 特別損失:貸倒引当金繰入35
- のれん:小寺電子製作所の取得に伴うのれん2,037百万円(10年均等償却、当第3Q累計のれん償却額186百万円)
- 一時的要因の影響:のれん償却と取得関連費用(取得に伴う支出等)は継続的コスト。負ののれんは一時的利益(2百万円)。特別損益を除いても本業は増益基調。
配当
- 2025年3月期実績:年間7.50円(期末7.50円)。
- 2026年3月期:現時点で未定。直近公表からの修正なし(未発表)。
- 配当利回り・配当性向:–(株価・通期利益確定待ちのため算出不可)
設備投資・研究開発
- 減価償却費:当第3Q累計 減価償却費631百万円(前年581百万円)
- 設備投資金額:明細記載なし(固定資産増加は有形固定資産+684百万円、建設仮勘定増等含む)
- 会計方針変更:当第1四半期より有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法に変更(影響は軽微と記載)
受注・在庫状況
- 受注高(累計):20,911百万円(+40.9%)
- 受注残高:17,900百万円(+15.1%)
- セグメント別受注:レジャー受注高大幅増(1,014→5,749百万円)、建設向け受注高大幅増
- 在庫(棚卸資産):原材料・貯蔵品 1,582(前期1,150、増加)。仕掛品 2,232(前期1,277、増加)
セグメント別詳細(概略)
- 製造業向け:小寺電子連結化でワイヤーハーネス加工機等が寄与。受注は前年の大口完工反動で減(受注高▲22.6%)、だが売上と利益は増。
- 建設業向け:空調・給排水等の設計施工や電気盤・エレベーターなどで受注・売上増。利益率改善。
- レジャー:前年の大口引渡し反動で売上減だが、熊本グリーンランド向け等大口受注により受注高・受注残大幅増。利益率は改善。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画<'24-'26>に沿ったM&A推進の一環として、小寺電子・ヤマガタ共同の取得を実施。M&Aは「ニッチトップ企業のグループ化による成長」戦略と整合。
- 中期計画の最終年度(2026年度)に向け、今回の連結化は売上基盤強化に寄与。ただしのれん・借入増の影響は中長期での収益回収が前提。
競合状況や市場動向
- 事業領域は製造装置・産業機械、電気盤、建設設備、レジャー機械等の複合。資料内に同業比較はなし。
- 市場リスク(会社記載):部材調達遅延、原材料価格上昇、天候災害・感染症によるレジャー悪化、金利上昇、グローバル経済減速(関税等)。
今後の見通し
- 通期予想:未修正(売上27,000百万円、営業利益800百万円、当期純利益700百万円)。
- 会社の前提条件・リスク要因:為替・原材料費・金利・災害等を挙げ、必要が生じた場合は速やかに修正開示すると明記。
- 予想の信頼性:第3Q累計で純利益は通期見通し超過。過去の会社の予想達成傾向は資料に明記なし。M&Aの貢献度・受注の引渡しスケジュールにより変動。
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:新規連結 2社(㈱小寺電子製作所、㈱ヤマガタ共同)。
- 会計方針の変更:有形固定資産の減価償却方法を定率法→定額法に変更(第1四半期より適用、影響は軽微)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7022 |
| 企業名 | サノヤスホールディングス |
| URL | http://www.sanoyas.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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